こたえなんていらないさ

舞台オタクの観劇感想その他もろもろブログです。

単騎をみて、刀ミュの加州清光のあり方について思いを馳せてみた(わりと中の人の話)

タイトルどうつけたらいいのかわからなくて、結果、めっちゃ雑~!笑
いや~~~あの。単騎出陣2018にね、行ってきたんですよ(※知っとるわ)
昨日の夜、初回の感想はとりあえず叩きつけてきたんですけど…!
今日(9/17)にマチソワして私の単騎2018はトータル3回であっさり終わりを告げてしまったんですが、なんていうか改めて「加州清光はすごい」という気持ちがこみ上げたのでちょっとだけ文章を書こうと思う。。
なんていうのでしょう、じっくり90分間清光だけを見てきた結果、なんだかいろんなことを思い知らされて帰ってきた、って感じで、ちょっと軽く放心ぎみです。
今回はレポとかではなく、とくに行き場のない独り言です!
そして清光の話というより、たぶんだんだんと流司くんの話になります。


とても唐突な話をしますが、そしてこれはきっと舞台上の清光をガチの視線で追いかけたことのある人になら伝わるかなって思うんですけど、
あの…清光とは、まじでめちゃくちゃ目が合いませんか…?笑
いや勿論、勘違い乙!な部分もあるけど、にしたって、それだけじゃ片付かない現象だなってずっと前から思ってて…!
なんていうのかな、「ぎええ~~清光ほんと世界一可愛いやばいむり死ぬ~~;;!!!」っていうテンションで、必死になってこちらが清光を見つめていると、それに対してステージの向こうから何らかのリアクションを返してくれている…ように錯覚させられることが多々あるんですよ。
意識的に真正面から突き刺してくるような視線が来ることもあれば、後ろに振り向く直前に一瞬強く視線を残されたり、あれさっき目があった?いや~気のせいだろ!って思った直後に再び目があって、ニヤッて微笑まれたりとか。こういうかんじで、2年間で出くわしたいろんなパターンがあるんですけど…きっとこういう経験がある人は他にもたくさんいると思っている。
いや、ほんとそんなにお客さんの顔って見るもんなの?!ってくらい、強烈に見てくるんですよね。
そしてその視線の配り方がほんとーにあちこち、まんべんないんです。座席位置がサイドだろうがセンターだろうが、目に見える範囲であれば、それはすべて清光の射程範囲内!
なので「あ、今あのへんのお客さんが視線でころされたな」とかも、正直見ててもすぐわかりますよね!?
あそこまで明確に客席に視線ぶっ刺していく子、刀ミュの他のキャラクターでもなっかなかいないと思うんですよ。多分、見てる感じだと次点は今剣なんじゃないかな…!?(個人の感想だけど)
多分、清光、というかまぁ流司くんはそれをかなり意識的にやっているんだと思うけど、あれだけ押しも押されもせぬ存在感で真ん中に立っていながらも、そういうところ絶対に手を抜かないんだなって、そのことにまず圧倒されちゃうんですよね。
誰からも間違いなく愛されている、刀ミュのシンボル足り得る存在に間違いなくすでになっているのに、そこで満足することはないというか。常にできることを全部、出し惜しみせずに客席に対してぶつけることで、俺についてこいよ!ってしている感じが、とてもする。
言葉遣いに語弊があるかもだけど、刀ミュの加州清光はとにかく「お客さんを勘違いさせて幸せにする」能力に、めちゃくちゃ長けていると思うんです。
こちらの愛(※重い)が、向こうに届いたかもしれない!?って、思わせてくれる力がものすごくあるなって。それがひとつ清光に特徴的なところだなぁって、個人的には感じるのです!


で、その理由をずっと考えてたんだけど、なんていうか佐藤清光は「自分を見に来てくれた人のことを、絶対に満足させて帰そうとしている」のかなぁっていうふうに思ったんですよね。
俺を見てくれる主のことを、俺もちゃんと見てるからね。的なかんじの、まさに「見つめてくれるなら」なスタンスなのかなぁと。
さらに、もしかしたら「今はそんなに俺に対して本気じゃない人のことも、今日で絶対にファンにして帰してやる」もある、のかもしれないと…ちょっと、いや正直なところだいぶ、思う。笑
絶対に機会さえあれば他に推しがいる人を釣って落とすにちがいない。と思ってみている。
うん、やっぱ刀ミュの加州清光って、すごいんだよね…。
本当に世界一可愛くて、まぶしくて。そのひたむきさ、見ていて胸がくるしくなる。


このミュージカル刀剣乱舞の「加州清光」というキャラクターを成立させるにあたっては、流司くん自身が持ってるものが本当に全て、プラスに作用しているように思うんですよね。
お芝居のうまさはもちろん、身体能力と歌の能力値の高さ・伸びしろに始まり、先述の、視線を突き刺してくるあたりの、ずるさすら感じるほどにこちらを引きつける力。とにかく「魅せる」力がものすごくある。
流司くんが加州清光を演じるって発表された2015年の時点で、彼自身はすでにかなり人気があったけれど、その後清光という存在を通して、こちらの予想を遥かにこえる形で、役と一緒に流司くん自身が成長していってるんじゃないかな、っていうふうに勝手に感じてます。
勿論その期間に、他にも演じている役はあるわけですけれど。そしてわたしはその全てを追っているわけではもちろんないから適当なこと言うなや~ではあるんですが、ここまでムーブメントになるような、界隈で不動の地位を築いた演目の真ん中に居続けることって、全員に等しく務まることでは決してないと思うんですね。
なのでそういう意味でも、加州清光という役が彼にもたらしたものは、きっとすごく大きいのだろうと思っています。


しかしその一方で。ネルケの松田さんが出演した「情熱大陸」のDVDに収録されている焼肉座談会のときに「ツイッターの自分のフォロワー、3分の2は俺じゃなくてキャラクターのことを好きな子なんじゃないかなって思う」みたいなことを、一瞬間をとった後に言ってた姿がものすごく心に刺さってるので…若干言いよどむその様子から、あ、これ間違いなく本音なんだなって思わずにはいられなかったので、こうして清光を褒め倒すあいだに、ちょっと気持ちに影がさしたりもします。。
でもそうは言っても、私はファンと呼ぶにはもう、超~中途半端な存在なので、むしろそういうこと言うのもはばかられるというか…!だけど清光のことだけじゃなくて流司くんのこともすごく好きだなと思っているし、心の底から応援しているし大成してほしいし、君が連れて行ってくれる2.5次元の新しい地平を一緒に見てみたい!!!…って感じの気持ちなんですよね。
ほんと、自分の中のこのややこしい感覚は、いつまでたってもうまく言葉で表現することができません。笑
いや~~帝一で久我くんを見ていた時には、まさか自分がこういう風に彼のことを見るようになるとは、まじで思っていなかったよ。
全体的に、わたしの流司くんに対するスタンス「謎だな」って思ってる人ももしかしたらいらっしゃるかもしれないんですが、ええ、何を隠そうわたし自身もこの2年間、このとおりずっと謎なんですよ!!!(開き直るな)
なんかこの話は深く突っ込むとややこしーので、このへんでやめておきますが!
そして清光って、説明するまでもなく「愛されたい」と願うキャラクターであるわけですが、なんだかそのあり方がどうしても、流司くん自身にオーバラップするところもあるのかなって思ったりもするんですよ。ファンの人からは怒られるかもしれないけど。
さっきの、焼肉座談会のはなしじゃないんだけど。流司くん自身が抱えている気持ちやあり方が、清光に重なる部分があるように、どうしても思えるところがある。
そこも含めて、彼が演じることによって清光の魅力が生まれているのかな、っていう風に感じられてしまうんですよね。


…ってまぁ、本人の姿をキャラクターに直に重ねるようなことをいろいろ言ってるんですけど!!!
その割に私、舞台上の清光は、まじで「清光」としてしか見えてないです!!!!これは本当に、いい意味でね!!!
誰かによって演じられた存在が舞台上にいるというより、そこには「加州清光」がいる、という風にしか見ることができないんです。繰り返すけど、ほんといい意味で、です。それだけキャラクターがリアルな存在として息づいていることの証左かと思うので!!!
中の人を透かし見ることがないっていうか…いや、だってあれ、清光でしょ?????ってなる。
…なんだけど、清光の素晴らしさについて突き詰めて考えていく作業の中で、その魅力を成立させてるのって流司くんなんだよな…って当たり前のことを実感して、いま改めて感動している、というような状況になります。
う~~んこの説明で言いたいこと、伝わりますかね!??笑
最終的には、流司くんがこうして清光を演じてくれている巡り合わせに対して、感謝の気持ちしかなくなる…と言いますか。
うん、全然まとまらなくてそういう話になってないけど、刀ミュの加州清光という存在が、本当に奇跡だと思っているんだよ、という話をしたかったです!
だって激しく今更だけどさ、2年目だけどさ、ふつうにかんがえて単騎出陣できるっておかしくない???
90分一人で歌って踊って、観客を魅了してみせるんですよ。
誰もやったことのないことをやりたい、って去年言ってたけど、本当にそのとおりになったよね…。そしてそれを2年連続でやっちゃうんだもんね。。まじですごい…
他にこんなことができる人、間違いなくこの界隈には存在していないよね。同じ刀ミュカンパニーを見渡しても、ちょっと想像はできない。
だって赤坂ACTシアターを埋めるのみならず、毎公演キャンセル待ちまで出すんですよ。あの大きな劇場で!
2年前は、おなじ劇場で、6人での9公演だったのにね…!!!ほんと、そういう点でも時間が流れたんだなぁ…。と思う。


単騎を見てきたこの2日間、ほんっとに楽しかったんです。舞台をみつめている間中、心底しあわせでした。
こんなに心が浮き立つような時間を届けてくれてありがとう、っていう感謝の気持ちでいっぱいになった。
思えば2年前の赤坂ACTシアターで、それこそ勘違いかな?って思う勢いで、清光からの視線がまっすぐにぶっ刺さった経験がなければ、いまのわたしはいないのです。
「今はそんなに本気じゃない人が、落ちた」瞬間を、2年前の夏、プレライで身をもって実際に体験しました。
そこから一気に転がり落ちて今に至ってるわけですが…ほんと、何も考えずに刀ミュに飛び込んでよかった。そうじゃなかったら、こんなにキラキラした気持ちにたくさん出会うことはできなかった!清光をきっかけにして刀ミュ自体を好きになることができてよかったなって、心から思っています。


なんであつかし巴里のあとじゃなくて単騎のあとにこの文章なのだ?というのにはまぁ理由が…あるんですけど…うふふ
阿津賀志山…どうしたらいいんだろう!いつになったら向き合えるの私?笑

とりあえず単騎2018を経て、清光はやっぱりすごいな…ってことをじっくり考えたくなったので、謎の文章にまとめてみました。いや、まとまってはないね。笑
ここから地方公演が始まっていきますが、最後まで怪我や体調不良などなく、無事に終えることができますように!
北海道の大千秋楽、配信で見るのを楽しみにしてるよ~!
あー、この世界に深紅の薔薇がいてくれてよかった!ありがとう流司くん、ありがとう加州清光