こたえなんていらないさ

ミュージカル『刀剣乱舞』を実家とする舞台オタクのブログです。推しとご贔屓がいます。

「はいからさんが通る」宝塚初心者による2回目観劇の感想(11月3日ソワレ)

先月に続き、はいからさん、11月3日ソワレにて2回目の観劇に行ってまいりました…!
インターネットで再び出会った皆さん、こんにちは。先月この記事を書いたものです。
anagmaram.hatenablog.com
1回目の観劇があまりにも楽しくて楽しくて…実はもう3週間くらい前になるんですね、早い。何よりも公演が無事に続いていて、本当に嬉しい限りです。

観劇後には無事に(?)様子がおかしくなり、こんなエントリーもあげていましたが、
anagmaram.hatenablog.com
現在のステータスとしてはこの記事にあるとおり、「宝塚に関する積極的な検索を己に禁じている(※沼落ちへの速度を緩やかにするための抵抗)」という状況なので、知識量は10月の観劇時からほぼ変わっていません!笑
そんな初心者の「沼落ち実録レポ」として以下お楽しみいただければ幸いです。積極的に自分を面白がっていくスタイル!



2回目の観劇も、始まってすぐのオープニングで「やっぱりこんなの!!!楽しすぎるに決まってるじゃん!!!」になりました。あまりにも楽しい。も~~っ最高!!!
登場人物が次々に華やかに登場しては、アップテンポなテーマを生き生きと歌い上げ、客席からは手拍子が。
こんなの、今が令和なことを忘れて、わたしの中では時は大正ロマネスクです。
広いステージをいっぱいに使っているので、本当にどこを見たらいいのかわからなくなる…。

前回は上手、今回は下手でちょうどきれいにバラけた視界になったので嬉しかったです!
やはり銀橋があることで、ぐっとこちらとの距離が近いものになる感覚があります。他ジャンルのおたくとしては、「銀橋、羨ましい」というシンプルな感想が思わず湧いてくるほど。

わたしの中で、はいからさん=少尉の話をしなくては(必死)みたいな感じなので、いきなりそのあたりの萌え転がりからお届けしますね。

◆この少尉がやばい2020。「もう…来ちゃいました。」

いきなり意味不明な見出しをつけてすみません。興奮するんじゃないよ全く。
はー。。。もう。まじでこの少尉がやばい2020です。無理すぎ。。。無理ッ!!!かっこよすぎてしぬ…。
いちばん「ウオォ(※言語化不能状態)」になってしまうのが、このセリフです。。
少尉の急な小倉への転属を知らされ、自らの責任を感じてその場を駆け去った紅緒。
彼女に追いついた少尉が、紅緒の「来ないで!」というとっさの拒絶に対して返す、「もう…来ちゃいました。」の一言。ウアァァ。。。。
いやあの、マジでどこからそんなお声を…?ちょっとまって…。
そんなの、あまりにも愛に溢れすぎていて、愛が表面張力どころかもう、コップのふちからざばざばに溢れかえってますよ少尉…。
ほんの少しだけ困ったような、でも明確に「自分は貴方の隣に座りたいんだ」と告げる意思のこもった声。
それはどこまでも柔らかく、慈愛といった印象を受けるもので。。
たったひとつの、このごくごく短いセリフだけで、いったいどれだけの人が身悶えしているのでしょうか。。心底恐ろしいよぉ…!涙
銀橋の真ん中あたりなのかな?に座ってかわされるやり取りなんですが、オペラで見てたら、少尉ったら脚を銀橋につながる階段にかけてらっしゃるとお見受けしました。いやそんなの、目の前で見てた人、しぬじゃん…ってなった。下手サイドから見てもしんだ。まじで無理。かっこよすぎて意味がわからん。


ていうかさ、いや少尉、紅緒さんのこと好きすぎじゃない!?ってなる。まじでほんと、大好きだよね!!?
もうひとつたまらん…となるのが、伯爵家から追い出されよう作戦で、もんぺ姿で伊集院家に乗り込んできた紅緒を迎えるシーンです。
伊集院家と花村家、それぞれの祖父母による悲恋から繋がる婚約話の詳細を聞いた紅緒が、「ちょっとまって!じゃああなた、お祖母様のためにラブ抜きの結婚をするつもりなの!?」と咎めるように叫ぶところ。
それを受けた少尉の、「…ラブ抜き。」の一言がまた。。ウオォ…(しんでいる)

まーた、ここもすごい顔なさいますよね。「ははーん、愛がないと思ってらっしゃる?面白いお嬢さんですね…(※こちらには愛しかありませんが?)」みたいな。ギャーッ…
なんかもう「?????」みたいな顔になる。見ててどうしたらいいかわからなくなりすぎる。いや別にどうもしなくていいから、見てるだけでいいから。落ち着いてわたし。
あのベスト姿の少尉めちゃくちゃダメですね…なんかこう、紅緒を自分のテリトリーに迎え入れたことによる”余裕”が、やばいんすよね…。
ソファーでそしらぬふりで紅緒を追い詰めたかと思えば、最後は不意打ちでおでこに軽く口づけをして去っていく。ッカーーーー!!!!!!!
そんなのさぁ!紅緒のことほんとに超好きじゃん!大好きじゃん!余裕あるふりしてて実は余裕ないパターンかもしんないじゃん!!!
…って見てる側はめっちゃ興奮するのですが、一方の紅緒本人にはばっさり「エゴイスト!!!」って切り捨てられちゃう少尉。不憫でございます…!笑


なんというかですね、いうなれば、直球どストレートのロマンチック剛速球だと思うんです。少尉という存在。
よそのジャンルのおたく、そんなのこれまで受けたことがないので(まじで耐性がない)、バッターボックスでぽかんとして、ひたすら球を見送ることしかできません…

いやーーすごい。なにがすごいのかうまくいえないんですけど、宝塚ってすごい、になる。

どこか可憐さのあるような、夢そのものを突き詰めたような世界観は、たぶん宝塚じゃないと作り出せないものなんじゃないかしらと。。
「現実離れしたものが、その場にリアルに息づいている」という観劇体験は、わたしにとってはなにも珍しいものではなく、むしろ2.5次元でとても慣れ親しんだものではあるんですが、なんかやっぱ、、それを表現する上での力学というか、力の偏り方は、両者でかなり異なっている印象なんですよねぇ。。
その似ている部分や差異を、言語化できたらすごく面白そうだなとは思うんですが、なにせまだ全然インプットが足りないので、今出せる単語は「宝塚ってすごい」だけになってしまいます。笑


その他にも好きな少尉はたくさんいるんですが、

  • シベリアで隊員に紅緒の写真を見せたあとの「実物は可愛いんだ!」少尉(なんだよう!プンスカ!みたいな感じで言い募ってて、ここ、めっっちゃ可愛い)
  • 「必ず…帰るから…!」に至る下手→銀橋中央に移動してくる手負い少尉(倒れてるところのお顔、美の圧によりオペラ越しに目がつぶれた)
  • 高屋敷にサーベルを突きつけるまあまあ長い時間、微動だにしないつま先立ち少尉体幹!!????なる。背筋美しすぎない!!??)
  • 反政府主義者の集まりに乗り込んだところで、シュピッ!!!!!と軍帽を鋭く放り投げ少尉(たぶん今別に軍帽投げる必然性ないんだけど「かっこいいから投げる!」なのでつまり、かっこいい!!!)
    • 追記:ここで少尉が軍帽を投げているのは「印念中佐に向けられた銃口を遮るため」と教えていただきました!必然性あった失礼しましたー!笑
  • 火に包まれた教会で紅緒を抱き起こし、気付けに水を飲ませようと水筒から水をあおり「スカーーーーーーーン!!!!!」と勢いよく水筒を投げ捨て少尉(水筒がベコベコになりそうでしんぱい)

などなど…。
まぁあれです、全部好き!っていうやつです…エーーーーン!!!少尉、意味わからんくらいかっこいい!!!!!!

◆その他の登場人物について

お察しのとおり「少尉…!」botのため、すみません…キャパが少尉で逼迫しており全然ご期待に添えず、そしてどうしても浅いんですが、でも1回目に比べてより広く全体を楽しめた気がします!

まず、環がとても好き!誰よりも袴の似合っていた華族のお嬢様が、二幕になるとボブカットに真っ赤なローウエストのワンピースで出てくる小気味よさ。大正時代、すてき…ってなる(※思考が単純)。
あと歌の迫力がちょお~かっこいいです。突き抜ける高音の迫力にはとにかくびっくり!
一幕冒頭での「殿方に選ばれるのではなく、わたしたちが選ぶのです」のセリフを地で行く形で、鬼島軍曹を追って満州支社に転勤願いを出すわ!と言い残し、じゃあね!と爽やかに去っていく様子がかっこよくて。
紅緒とは違った形の、よりさばけて自立心の強い自由闊達なモガを体現していて、あ~好きだな~って思いました。

そしてそんな環に選ばれる鬼島軍曹。…いや、かっこいいよねッ!!!
札付きのはみ出し者として小倉からシベリアまで来ることになった彼。自分をかばって行方知れずになった少尉のことを気にかけ続けて、東京にまでやって来る義理堅くて熱い心、環が惹かれたのはそのあたりかなぁと思ったりしながら見ていました。
というか、ビジュアルがお強い。隻眼で頬には刀傷。うーん…そんなの、どうしたって鉄板のかっこよさだ!!
何より、なんとも言えず「色気」を感じます。前髪で隠れがちの眼差しが、ちらりと周囲を見やる様子がかっこいい。


そして冬星さん。えーん…冬星さん、まじでめっちゃいい人…
紅緒と出会った直後は「俺は徹底した男尊女卑だ!」なんていうけれど、紅緒の抱えている事情や、それを踏まえてもへこたれずひたむきな彼女の様子に、正面から惹かれていくところ、冬星さんもまたまっすぐな人なんだなぁ…と感じさせられて愛しさを覚えます。
冬星さんが紅緒を好きになった時点で、それは「自分ではない誰かのことを大切に思っている女性」への恋心なんですよね。。
だからきっと、わかりやすい形でそれが報われるとはきっと本人も最初から思っていないんじゃないかな、って気がするのです。
求婚も、彼女に恋した自分の気持ちのためにというよりは、つらい立場に置かれた紅緒をどうにか救ってやりたくて、幸せにしてやりたくて…だったのかなぁと。
極めつけが、花婿衣装なのに、ひとり青空の下、失恋の歌を歌う冬星さん。見ていてほんとうに「うわーーん!!!涙」という気持ちになる。
その表情は決して寂しそうなものではなくて、どこかじんわりと充実を覚えているような、ごく優しいもので。
出自や家庭内の確執に囚われていた自分を、紅緒はある種解き放ってくれた存在でもあり、そうして新しい未来へ導いてくれたことを噛みしめるようなMy Dearの歌詞、本当に切ない。。
いやまじでめちゃくちゃ切ねえ!!!冬星さんも幸せになってね!!!!!!!涙

◆その他全体的な感想シリーズ

うまくまとめられないので全体的な話!(と書いて無理やり収めようとしている)
前回と全く同じことを言ってる気がしますが笑、観劇体験としての充実が、すごいです。楽しい。。。楽しいしか出てこない…。
視界の華やかさ、ゴージャスさには度肝を抜かれます。まだ慣れない。「めっちゃ盆回る!衣装豪華!人数多い!」って思いながら見てます。笑
今は感染症対策でオケは録音だけれど、普段だとこれが生演奏なんですよね…?そんな贅沢ってある?割と真面目に意味がわからないよ…!?


はいからさんを見ていて印象に残っている好きなポイントが、音楽による心情のつなぎ方が、とても自然で、見ていて気持ちがひとりでに物語に沿っていくところです。
特に一幕の後半に、少尉と紅緒のふたりでデュエットされる「風の誓い」。あの曲の美しさ、ハチャメチャに泣いてしまう。。
物語のラストに再び流れてきたとき、マスクの中がびたびたになるくらいに泣いてしまいました…。
お話の展開的に、ハッピーエンドを迎えるまでの間、けっこうな傷の負い方をした人が散見されるので、わかりやすくスッキリしたラスト、という感じにはならない可能性もあるところ、
あの清涼感をまといながらも切ないメロディーが、凝った過去も一緒くたに押し流していくような印象を受けます。
失ったもの、もう取り戻せないものも多いけれど、あなたがいるから歩いていける。大切なものは今目の前にある、だからきっと大丈夫。
そう互いに確かめ合うようなラストのデュエット「風の誓い」リプライズ。
地震で焼け野原になり、何もなくなった東京の地には、冗談社の人々のように、青空のもとで再起を誓った人たちが、きっと二人の他にもたくさんいるはず。
二人だけに閉じた幸せのラストなのではなくて、二人を取り巻く世界全体への希望を感じさせるようなあの美しい幕切れが、本当に素敵でした。


…のあとにほんっとうに間髪入れずにフィナーレ始まるので、びっくりします!笑(なにがすごいって着替えのスピードがすごそう…)
きのうはぜひこちらも!とおすすめされた黒燕尾バージョンを見たんですが、印象が全然違って!!!
軍服バージョンは、よりお芝居パートの空気を色濃く残しているような印象がありました。やはりそれは衣装のイメージのせいかな!
一方で黒燕尾バージョンは、「あ~~~これって世間でイメージされるザ・タカラヅカだ!」って思わせられるような、正統派の印象でした。
オールバックで隙なく決めたヘアスタイルで、ずらっとスタイルのいい男役の皆さんが並ぶ様子…全体的にスタイルがよすぎて、何を見てるのかなんだかよくわからない気持ちになりました。。
あとフィナーレのバージョンが違うと音楽も違うんですね!びっくり!!!
タンゴっぽいアレンジ(でいいのかな)されているけど、えーっとこれは有名なロシア民謡では…?と思ったんですが、そのものズバリで「黒い瞳」だった!曲名思い出せなかった!(ル・サンクに書いてあったまじ便利!!!)
つまり大正バージョンも浪漫バージョンも、どっちもロシアの音楽ですが、少尉および紅緒的には因縁の地やけどそれはいいんか?と思ったりもしましたが…まぁかっこいいからいいか!笑


そしてさ~~~。デュエットダンス…。
本編ですでに、少尉の”恋心の権化”みたいな様子をさんざっぱら見ているのですけど、なんかまたそれとは違う方向性で、や、やばい…。
物語の延長線上で、二人のその後の結婚式をイメージしているそうですよ~というのは既に教えて頂いているんですけれど、だとしてもさぁ!!??
柚香光さんが、ものすごぉぉぉく、愛しいものを見る眼差しで華優希さんを見つめていらっしゃるので…これこそどうしたらいいかわからなくなりました。う、受け止めきれねぇ!!!
「人類、そんな愛しいものを見る目つきできます???」になった。ハッピーオーラやばい。なんぴとたりともあそこには割って入れねぇ!って感じですごい。無敵だった。
美しすぎて幸せそうすぎて、眩しさにやっぱり昨日も目が焼けました…視神経に大ダメージが…!
なんかやっぱりこのプロトコルを処理する術を持ち合わせていないので、結論が「どうしたらいいかわからない」になってます。わからない!!!笑
トップコンビを尊ぶとはこういう気持ちなの…?になります。自分の内側に照らしても過去に類似の感情を抱いたことがない…どうしたらいいんだ!!!笑





あーーー今回も好き勝手たくさん書いた。たのしかった。笑
宝塚を軸に日比谷という街を見ると、まじでなんだか知らない街に見えました。シャンテの真横が宝塚劇場って、正直、昨日初めて気づいた(実話)。
まずやたら紫の袋持ってる人たくさんいるな!?になって面白かった。あれが噂に聞くキャトルレーヴの袋…!
昨日は「宝塚グラフ」「歌劇」「ル・サンク」の3冊と、舞台写真と、はいからさんの出たばかりのブルーレイを買い、そんな自分もしっかり紫の袋を手に帰りました。笑


宝塚は大海原であり軽井沢であり別荘地なので(※過去記事参照)、いまだに検索は解禁していません!が、とりあえず昨夜はグラフ最新号の柚香光さんで、無事息の根が止まりました。
その後「歌劇」をよんだら、柚香さんによるテンションを表す擬態語に「わっしょい」がたくさんでてきて、わっしょい…?となるなどしています。わっしょい…。エッ?か、可愛…!?(動揺&混乱)
そしてブログではこんな風に気軽にフルネームでお呼びしているけど、「ツイッターではお名前を出せない」みたいな状態になってます。うむ、なかなかに重症です。
そもそもフルネーム以外に呼び方が…「れいちゃんって呼べばいいんだよ!」って言われたけど、そんなの無理無理無理!!!!何が無理なのかよくわかんないけど、とりあえず無理!!!!!!


以上、2回目の現地観劇を終えた初心者による、リアルタイム沼落ちレポでした!