こたえなんていらないさ

ミュージカル『刀剣乱舞』を実家とする舞台オタクのブログです。推しとご贔屓がいます。

2020年に失われた2作品が帰ってくる。ミュージカル「るろうに剣心 京都編」&「エリザベート」上演決定に寄せて

今週はなんだか突然、信じられないほどにハッピーなとんでもない週になりました。


2020年に上演予定だったミュージカルのビッグタイトルが2本、
今年帰ってくることが相次いで発表されました。
1本目はるろうに剣心 京都編」、5月~6月にIHIステージアラウンド東京で。
2本目はエリザベート、10月~来年1月にかけて、帝劇・御園座・梅芸メインホール・博多座をめぐるツアーとして。

どちらも、応援している黒羽麻璃央くんが出演予定だった作品。
2作品ともに2020年に1公演も上演叶わずに全公演が中止となり、そこからもうまもなく、2年の月日が流れようとしています。


2作品の上演決定を受けて、もうただただ、嬉しいです。
今それ以外の言葉が思いつかない。叫び出したい&走り出したいほどに嬉しい!!!
本当に、おめでとうございます!!!
あまりにも嬉しくて、脳内で紙吹雪や餅を撒きながら横断幕をかかげて踊っているような状態なのですが(どんなだよ)、
もう何をやっててもどうにも落ち着かないので荒ぶる気持ちそのままに、こうしてブログを書いております。


まずはるろ剣京都編から!
www.ruroken-musical.com

2020年の夏に全公演中止の発表がされたとき、「当初予定していた演出の実現が、コロナ禍の状況下では難しい」といった旨が、演出の小池先生からは中止の理由のひとつとして告げられていました。
見せ方において美意識のすさまじく高い小池先生にとっては、納得のいかないものはお客さんに提示できないだろうな……と思ったことを覚えています。
小池演出 in ステアラなんて、どう考えても見応えしかないに決まっていて。純粋にミュージカルを好きな人間としてその世界を見てみたかった!と悔しすぎたのですが、今年改めて見られることに。やったぜ!!!

この2年、日本ではブロードウェイ等と異なり舞台上演を完全に止める判断はなされなかった分、コロナ禍における上演ノウハウが本当に膨大な量として積み重なってきていると感じます。
とてつもない苦労と工夫を重ねて、日々幕を上げ続けてくださる作り手の皆様……。
2020年に諦めた演出効果としてどのようなものがあったのかはわからないですが、小池先生は今ならきっと見せたい世界が作れると感じてらっしゃるのかなと思うので、
ステアラでぐるぐる回るるろ剣ワールドが、とにかく楽しみです!!!


まりおくんは本作で、究極の悪役・志々雄真実を演じます。
るろ剣はまりおくん自身が好きな”No.1マンガ”として何度もタイトルを挙げている作品であり、志々雄を演じられることを本当に喜んでいるのが伝わってきていたので、
絶対に上演されてほしい!と願っていた作品でした。

志々雄は全身が包帯に巻かれ、顔はほぼ目と口しか見えない役どころで、言ってしまえば見目麗しい姿を完全に封印することになるわけです。
その分、ひたすらに役者としての本質的な力で存分に暴れまわってくれるのだろうなと思うと、もう、楽しみで楽しみで。。
「推しの悪役見たくないオタクなんているか!?いないだろ!!!」と、お決まりのでかい主語を振りかざしてしまいたくなるほどです。
絶対絶対、楽しいに決まってるもんなぁぁ!!!嬉しいな~~~!!!って転がりまわりたくなる。。嬉しい!!!


そしてこのハッピーすぎるお知らせに大いに沸いてから、なんとたったの2日後に、今度は大ボスが帰ってきました。
www.tohostage.com

いや~~~。。ついに、エリザだよ~~~~。。。
嬉しさのあまりに茫然自失、みたいな状態です。
ちょっとどうしたらいいのか本当にわからない。。


もともと、2019年の秋に、エリザベート2020のキャストが解禁されたとき、私はそれはそれは喜びに狂い倒しまして、
anagmaram.hatenablog.com

でもそのすべては、2020年の4月、本来の初日まであと数日というタイミングで、一度完全に失われました。
anagmaram.hatenablog.com

それ以来、私の中では「2020/4/11」という日付が永遠に忘れられないものになってしまった。
まりおくんが史上最年少ルキーニとして、帝国劇場デビューを果たすはずだった日。
そして2020年は、本来ならば東宝エリザベートの20周年の節目でもありました。


言わずもがな、「エリザベート」はあまりにもビッグタイトル。
出演者には一流ミュージカルスターばかりが名を連ねており、再演を組もうにも、スケジュールやら何やらのやりくりが難しいことは想像に難くない。
1~2年じゃ戻ってくることはできないだろうなと、その時からもう気長に待つしか無い覚悟はしていました。
同じく2020年に全公演中止になったミス・サイゴンは、昨年の段階で早々と2022年の上演が発表になっていて、次はきっとエリザだ……!と念じていたんですが、
実際今回再演が叶うタイミングは、本来の上演時期からは”約2年半後”となります。
本当にここまで、長かったなぁ。。


2年前の春。衣装付きでの通し稽古まで終わっていて、劇場入りもしていて、あとはもうお客さんに見てもらうだけ……という状態で、すべての停止を余儀なくされたエリザ。
私達がそれを目にすることはついに叶わなかったけれど、
でもたしかに演目として積み上げてきた時間がそこにあった、稽古を経て作り上げられたものがあった。
そのことを大事にしたくて、ただただ「なかったことにはしたくない」と、ひたすらにそればかり思い続けていたことを覚えています。
だからあの春、演目を思うブログの結びの言葉には、See you again, someday! という言葉を選んでいた。


観客って、基本やっぱりなんにもできなくて。
大好きなその世界が予定どおりに訪れてくれる日を、ただ信じてじっと待つことしかできません。
実際この2年を振り返ってみても、改めて「なんにもできないよな」ってしみじみ感じます。猛威を振るうウイルスの前に、観客はどこまでも無力です。
素晴らしいエンタメを提供してくれる人たちの輝きを、愛をもって一心に受け取る、それだけ。

だけど、とにかく忘れずに待っている、それだけはちゃんとできたんだなぁと、そんなことを思いました。
待つ間になにがしかの理由で、離れてしまうことだってあるわけです。
諦めずに待っていて、本当に良かったなぁ。


ルキーニと志々雄。本来ならば2020年のまりおくんが演じていたはずの、大きな大きな2つの役。


ルキーニも志々雄真実も、絶対に見られる!なくなったりはしない!って信じて願い続けてはいましたが、
こうして実現してみると、もう訳わからなくなるくらいに、ただただ嬉しいです。
シンプルに「嬉しい!」それだけになってしまう。
実際のところもうそれ以上言うこともないくらいなので、なんだかその嬉しさをどこまでも引き伸ばしただけ……みたいな文章を書いてしまった!笑


本当に今年は、まりおくんにとって「リベンジ」の1年なのだな!って思います。
お仕事情報の解禁があまりにもなく、昨年秋頃からずっとソワソワし続けてはいましたが、これが隠されていたんじゃあしょうがないよね~!って気持ち。


去年ようやくロミジュリで本格的なミュージカル出演が叶い、そこで救われた気持ちも大きかったですが、
2020年に積めたはずの経験がまるごと吹き飛んでしまっている事実には、どうしても悔しさを感じる場面もありました。
ファンですらそうなのだから、ご本人の気持ちはいかばかりか、と思うわけです。
それをようやく。
すべてをぶつけて、まりおくんが板の上で思いっきり晴らせる機会がやってくるのだなぁ。
本当に本当に、良かった!!!涙


2020年にたくさん感じたあの言葉にできない様々な思いは、
今年劇場でしっかりと客席に座って、楽しさの中にきらきらと散らして昇華させようと思います。

2作品の上演決定を、心からお祝いしたいです。おめでとうございます!
あ~~~もう、本当に嬉しい!!!!!今はとにかく、それだけ!!!!!