こたえなんていらないさ

舞台オタクの観劇感想その他もろもろブログです。

まるステ大好き!ありったけの感謝を込めて、キャスト全員への愛を叫ぶ

もう数日経つというのに、「まるステ、終わっちゃったんだな~……」という気持ちが止まらなくて。。
本当に本当に楽しかった最高舞台、まるステ。大好きすぎるのでまだしつこく文章を書こうと思います。
それ以外にもう、この気持ちの行き場が見つからないんだ……!


というわけで、まるステもう本気で大好きだからキャスト全員に一言書くやつやります!こんなの久しぶり!!!
だってもう、まるステの役者陣、全員シンプルに「芝居がうまい」
映像で楽のアーカイブ配信を見ていて改めて思ったんですけど、あの場にいる全員、お芝居うますぎ問題。

声や喋り方をアニメに寄せて表現する努力がすごいのはもちろんなんですが、本質はそこじゃなくて、
根本的なお芝居がものすごくしっかりしている、実力派揃いにも程がある!っていう天才キャスティングだったなぁと思います。
ただただ純粋に、その場で感じたことを掛け合いやちょっとしたコミュニケーションに乗せていく様子が、どのシーンを見ていても楽しくて。。
教室でのマイクの入らないやり取りはみんな本当に毎公演違うことをしていたし、そこからキャラクター同士の関係性が見えてくるところとかもあって、まじで舞台上のどこを見ていても楽しすぎました。。愛しかないんだよ~~~この舞台!!!


以下、パンフレット掲載順に、2年B組/中落ちマグロ水産高校/大人チームお三方に、一言ずつ書きます!!!
全員書いたら余裕で1万字超えました!超長いから覚悟して読んでね!笑




佐奈宏紀さん/花輪和彦

大天才ーー!!!座長にほんと拍手喝采!スタオベ!!!
さなちゃんの花輪クン、本当に最高しかなかった!!!
まじで大好き。見ていて目がハートになった。クレバーでスマートガイでハンサムでRich☆すぎました。てんさい。
しらす高校の制服ってブレザーでしたっけ?になる優雅すぎる着こなしで、学ランをビシッと整えたり、
髪の毛をふわりと撫でたり……仕草のひとつひとつがものっすごく絵になりまくってました。くどいくらいのウィンクとか投げキッスが全部しっくりくるの本当にすごい。あんなん恋する。しました。まじ恋泥棒!

教室での金井先生大暴れのシーンでは座席位置的に主な被害者になってましたがw、
あそこだけ花輪クンの中からさなちゃんが思いっきり見え隠れしてるのも大好きでした。めちゃくちゃ唾飛んでくる回が何回かあって「うっわ!w」叫んでたりするのほんと気の毒でありつつ爆笑だった……楽がまさにそれだったよね!?笑

セリフ量はおそらく一番多かった?と思われます。
それが常に聞き取りやすくて噛むこともないし、それでいてずっとあの「花輪クン」スタイルの喋り方を貫いていて。さなちゃん、ほんと天晴れだったよ!!!
たしかにキザでかっこつけではあるけれど、それにちゃんと根拠があるというか、育ちの良さからくる人柄の真っ直ぐさがものすごく魅力的に滲み出ている花輪クンでした。あんなん絶対さなちゃんにしかできん!!!
かと思えば、歌謡ショーの「ン゛ロ゛ォォラ゛アァァ゛ッ」のくせ強すぎる歌唱で笑わせてもくれて(歌うめーのよ笑)、かっこいいのにお茶目でキュートで……まるステの花輪和彦に死角なし!って感じでした。ほんとスタオベです。ありがとうさなちゃん!!!
そして25日の公演では、山根くんアクスタ芸でたくさんたくさん愛を込めてくれて、本当にありがとうございました。。感謝しかない!涙

佐川大樹さん/丸尾末男

これまたキューーーート!!!な丸尾くんだったなぁぁ!!!
教室の一番まえの席にちょこんと腰掛けているシルエットがまず可愛らしかったんですが、
みんなが杉山くんを口々に褒めそやしているときの「くぅぅ……ズバリ、ジェラシーでしょう!」て感じの表情だったり、
大野くんがバリバリのヤンキーになって現れたときの、エリートたるものここで引くわけには!みたいな自信に溢れた忠告だったり、
いろんな表情のバリエーションがあって、ただ真面目なだけではない丸尾くんの色んな面が見られて本当に可愛かったです。
ハングリーのために部室を勝ち取ってくれた影の功労者としてみんなに胴上げされる「ズバリ、嬉しいでしょう!」のところ、ああいう形で丸尾くんにスポットライトがあたる脚本、心憎いな~!と。本当にみんなに見せ場を作ってくれていたよね。

個人的には独特過ぎるダンスが本当にツボりましたw
友達のツイートを見て私も見るようになったのだけど、なんというかあくまでも「丸尾末男」としてのダンスというか、永遠にぎこちない動きしてて……!
楽の配信映像の「ハイティーン・ブギ」では、「一瞬マジにお前を抱いた(Ah…)」のあのセクシーなキメ、まさかの丸尾くんがピンで抜かれるという奇跡が起きており!笑
あのメンツの中でたぶん一番マジにお前を抱かなそうなキャラよ!!?ってなったんだけど、映像として面白すぎて爆笑しちゃった……すんげぇ目をキラキラさせてて、何とも言えないどきまぎした表情浮かべてて、ほんっっとうに!表現が!細かい!!可愛い!!!
改めてここでも「まるステのキャストまじでみんな天才!」って叫びそうになりました。
25日楽の「Get ready」で、山根くんがいるはずの場所に向けてくれていた笑顔が本当に優しくてあたたかだったこと、絶対わすれません。。心に沁みるようでした。ありがとう。。

松島勇之介さん/浜崎のりたか(はまじ)

はまじーーーー!!!!!!
まつしまくん、あまりにも「はまじ」だった。元気いっぱいで嫌味がなくて、ちょっとおバカでお調子者で……
めちゃくちゃハマってるキャスティングだよね!?って思いました、ファンの人からしても見ていて嬉しすぎるやつだったのでは?と勝手に思うほど。
ハングリーに対して熱い想いをたぎらせるあまりちょっぴりメンバーを置いてきぼりにする勢いの強さだったり、
なんかこう……「はまじだな!?」って思わせる説得力。あれ、まつしまくんってはまじだった???ってなった(混乱)。
もうね、存在がはまじ。まつしまくん本人も、もんのすごく楽しそうでしたよね!
永沢君のハガキに対しては毎回「つまんねぇ!ボツ!」って頑張って言ってたけど、さとちゃんの暴れがやばすぎて、実際のところ後半はほぼ毎回机に突っ伏して笑ってたよねw
あと「俺は宿題はできないけど、道は見えてます!」の笑顔があまりにも堂々として曇りがないので、毎度心の中で「いや宿題はやれよ!w」って思わず突っ込んでました。笑

まつしまくん自身はボケより断然ツッコミの人材なわけですが、ハングリーの決意表明のシーンは、矢田ちゃんと優作くんの強烈タッグによる笑いの波状攻撃に全く太刀打ちできてなく、吹き出してセリフが言えないこと多数だったのも大好きでしたw 翻弄される後輩で可愛かったわ……
日替わりとか割となんでも乗り切れる(主に勢いで)のイメージが強かったので、あんなんなるのは珍しいなと思った!あそこまでやられっぱなしになるのは、ほんと先輩たちがひどいよね!笑
25日楽の「Get ready」でいちばん最後「Get ready, Get ready, yeah~~~!!!」のタイミングで学ラン内ポケットから山根くんアクスタ取り出してくれてありがとう。。泣きました。。はまじ、本当にいいやつ。。

あと公演中にやり続けてた武田鉄矢さん*1のモノマネ、あれってつい先日のご自身のバースデーイベントで掴んだ芸でしたよね?w
たしか当日「思ったよりうまくできた!」的な、今後使っていこ~!的なことを言ってたきがして。実際クオリティ高かったよ!!笑
いきなりけん玉はじめて一回も成功できなかった(※かたや一発で成功する花輪クン)も面白すぎたしな。。
はまじとしての賑やかさ、舞台上に最高の華を添えてくれてました!!!

矢田悠祐さん/藤木茂

矢田ちゃんがこんなにおもしろいなんて私、知らなかったよ……!!!
普段私がみている作品で不思議な程になかなかご縁がなくて、下手するとテニミュぶりの可能性がありましてね!!?(マジで?って思ったけどたぶんそうなのよ)
もうさ~~~~~、、藤木君、本当に面白い!!!

なんといってもハングリーの決意のシーンですよ。あのベテランによる好き放題の暴れ!!もう「いいぞもっとやれ」と思いながら見てた。笑
初日時点では「キーボードで返事をする」だけだったけど、2公演目から、小杉くんの決意の裏で突如オリジナルメロディを奏で出して無事にはまじを爆笑させたんですが、
そこからは日替わりでありとあらゆる暴れをしていらっしゃいました。笑

一番の事件はメトロノーム爆弾」だと思うんだけど……あれ、ぜったいわざとだよね!!?


シーンが始まってすぐくらいから「カチカチカチカチ……」ってメトロノーム音が鳴り響いてて、
花輪クンが「待って、時限爆弾が仕掛けられてないかい?」って言い出した時点で爆笑だったんだけど、
藤木君「僕のピアノから聞こえる~~!!!」って叫ぶもんだから……「そりゃそうだろ!!!」ってホントお腹痛くなったし、笑いすぎて涙出ました。。

返事をスーパーマリオのスター獲得→1upの効果音から無敵スター状態のBGMに変えた回が私が見た中で2回あったんだけど、もう伝説すぎる。(そのうちの初回は小杉くんのセリフに重ねたのが謎に「Summer(菊次郎の夏)」だったので、ねぇ本当に勘弁して?になりました。客席を笑い殺す気??)


さらに24日マチネは戦場のメリークリスマス仕掛けてきたからね。やりよったよね…。笑
返事の時点でイントロ数音を奏でてたので「これ絶対戦場のメリークリスマスじゃん!?」って思ってたら、満を持して小杉くんのセリフにかぶせてあの有名すぎるメロディを弾き出したの、本当に反則でした。。クリスマスだけに。。

キーボードでの暴ればっかり書いちゃったけど、普段の矢田ちゃんの声からは想像できないほどの「藤木君」の声を出してて、まじですげぇな!?でした。
ちょっとおどおどした感じの喋り方というか、ちょっと猫背な体の揺らし方の表現がまぁ見事で!
「……なんで移動したのぉぉ~~!?」とかほんと面白かったな……
そんでもって歌うと爆・イケボに豹変するの、中の人を知らないで見た人からすると相当に混乱するやつだったと思いますw
永沢君とのコンビ感も完璧すぎました!さいこう!!!

佐藤永典さん/永沢君男

「よっ!芸達者!!!」ってリスペクト100%の声かけしたくなるような天才がここにも。。さとちゃん~!!!
さとちゃんは今回原嶋くんと並んで、小林顕作演目3作目(帝一/パタリロ!/まるステ)だったのですが、彼は本当にすごいよ。。
声の出し方や目線の動かし方だけで、どことなく嫌味な雰囲気がにじむ、なんともいえない「永沢君」感が素晴らしかった!!!
ハガキ職人に憧れるパートでは、あの大堀さんを笑わせるほどの狂気じみた動きを次々繰り出してて、
日を追うごとに教室の後ろで見守ってるキャストが耐えられなくなって笑ってるの含めて最高すぎました。笑
先生に対して「ください、ください~」って腕でカモン!の動きしながら言うところ、千穐楽では何をどうしたんか「ください」が手の動きも相まって「寝なさい~」の概念の赤子をあやす動きになってるの、わけわからんしヤバすぎてマジで笑いすぎて涙でた。怖ッ!!!笑

さとちゃんの永沢君は、どのシーンでも徹頭徹尾、永沢君だったのがすごいな~って思います。
声の出し方も立ち居振る舞いも、永沢君がそこにいる感が強くて。安定感が抜群だったな。
それでいてすごい優しくもあるんですよ!教室に駆け込んで息を切らしている山根くんの背中さすってくれたり。。
ラストの「おしゃれなカフェでしょ!」のユニゾンを受けて、「あーはい、その通りだよ」の、やれやれ!って返し方もパーフェクトすぎたし……

かと思えば、2部の歌謡ショーではほんとどうかと思うほど笑わせてもくれてw
プレイバックPart2は毎公演笑い続けました。なんであんな面白いん!!?(永沢君のあおり運転については公演期間中にブログを書き残しておいてよかったです!笑)
更にそのあとのMCタイム、まじでやりたい放題だったよね!?
永沢君として「お前らー!あとで全員、抱いてやるぜー!」が成立するの、あんなのさとちゃんだけだよw
夢島玲ちゃん(帝一の國)のときもほんと意味不明なくらいに面白かったんですけど、彼はやっぱりさすがでした!!

原嶋元久さん/富田太郎(ブー太郎)

はらしまくんのブー太郎はとにっっかく明るくて、cuuuuute!!!でしたね!!!
学ランの中に着ている黄色いシャツがぴったりだなと思う感じの、どこまでも日なたの存在でした。まっすぐに親分コンビを尊敬していて、二人のことが大好きで……
大野くんがグレて教室に登場してからのシーンは、ずっと苦しげな表情をしていて、二人のやり取りを見ている顔がとても辛そうでした。。
だからこそ、大野くんが自分を取り戻したあとは本当に顔じゅうで笑っていて、「お供しますだブー!!!」のガッツポーズが、どこまでも晴れやかで。
あんなの、見てて「よかったなーブー!」って言ってあげたくなる。。

大野くんに合わせて「バリバリに新調した」短ランでの登場シーンは、はまじと小杉くんにからかわれて教卓の周りをぐるぐるしてましたが、
最初に「カッチーンブー!!!」って言うのがすんげぇ可愛くて好きでした。
小杉くんの腹筋にパンチしていってぇ~!!ってなったり、はまじが黒板を引っ掻くフリをするのを見て「やめろブー!」って慌てたり、ワタワタのバリエーションが毎回違くて。
ヤンキーのフリをやめた大野くんが教室に入ってきたあとの「え?親分、なんすかその格好……」のところは、毎度不憫かわいくて笑ってました。
流れが決まったシーンできっちり笑いをとっていけるのがベテラン(な方に入るよね)の力だなぁって思ったり!

わりと立ち位置が山根くんと隣なことも多くて、杉山くんを励ますように言う「親分、何サボってるんですか!」の前で、毎回山根くんの方を見てニコッとしてくれるのが好きでした。千穐楽でもちゃんと、山根くんがいるはずの場所に視線を送って笑顔を作ってくれていた……
親分たちの夢を聞いて心から嬉しそうにキラキラの笑顔を浮かべるブー太郎、見ていてこちらも幸せになりました。

川﨑優作さん/小杉太

筋トレマニアとして目覚めた小杉くん!!!ほんとうに「気のいいヤツ」だったな~!!!
楽のキャスト紹介で顕作さんが「セリフが少ない分、セリフがたくさんある感じに見えるように、というオーダーに見事に応えてくれました」って言ってて、たしかに!?ってなったんだけど、そう感じさせない存在感の出し方が素晴らしかったなぁと思いました。

小杉くんも、なんといってもやっぱりハングリーの決意。あそこで途中からいろんな料理を作るようになったよね。これ、まるステ見てない人にとっては心底意味不明な文字列すぎる。笑
最初は「腹を括った」をシンプルに「腹が減った」「ハラミを食った」みたいな言い間違えるパターンにしてたんだけど、
わあぁぁぁぁ!!!ってドラムセットで暴れたあとにドンツクドンツク言いながら徐々にいろんな料理を仕上げるように変化してました。
エビチリてんしんはーん!とか、チンジャオロースー!もあったような気がします……?笑

24日の「酢豚にパインをドーーーン……俺は今、意見がわかれることをやった。」には本気で爆笑しました。ようそんなん思いつくよね!?
前楽は「豚キムつくって水でジャーーーッ!!!」で、あれ料理、どうなったん?て思ってたら「……俺は今、豚キムチを台無しにした。」だったので「ですよね!?ww」になってしまったし。本当にうめえ。笑

グレた大野君にビビるハングリーのふたりが、小杉君の筋肉を頼って盾にしようと隠れていたり、夜道を走って警察から逃げきったところでは足が攣ったはまじを助けてあげたり、
食べることが大好き、でもそれだけじゃなく仲間を守ってあげられる器の大きさが素敵な小杉くんでした!

歌謡ショーでは永沢君の大暴れを受け取って回収し、さらに笑いを乗っける「さよなら」前のMCパートもお見事でした!
「一皮剥けたな?……玉ねぎだけに~!!!」については「それ、自信あるんだろ?」って最終的にはまじにバラされてるのも良すぎたよ。笑
教室で山根くんとたくさん仲良くしてくれてありがとう!!!筋トレやらせてる回とかあっちむいてホイしてる回とかあって、見てて本当に楽しかったです!!!

石川凌雅さん/山根つよし

……山根くんはさ~~~!!!涙
散々別記事に数千字かけてLOVEを叫んだので、もうそのリンク貼りますね!?笑(オイ)
anagmaram.hatenablog.com

あのね!本当に大好き!!!山根くん!!!世界一かわいい!!!!!!
ロスがロスすぎてやばいんです。予期せぬ形で見納めてしまったこともあり、ちょっとどうしていいかわからんレベルのロスになってます。
本当に、今すぐ山根くんに会いたい。。。

自分の意見をちゃんと表明できる意志の強さ、臆せずに本音を口にできる心の頑丈さ、
クラスメイトの一挙手一投足を見てびっくりしたりニコニコしたり、細かく移り変わる豊かな表情、
ひとたび踊りだすと手のつけられない爆裂ダンサーっぷり。もう全部全部、大好きです。
「そりゃあそうさ、大野杉山コンビの杉山だもん!」でちょっぴり唇をとんがらせているお顔や、
「随分イメージチェンジしたね?」で言葉を選びながらも思わず笑っちゃう素直さや。
あんなに見たかった姿だけが舞台上に溢れ続けている時間、本当に夢だったんかな?って思います。夢でした……!!!
以上、山根くんに関しては話を終えることができないため、詳しくはリンク先の8000字記事のほうにてお願いします……!笑

橋本祥平さん/大野けんいち

大野君!!!……いくらなんでも、かっこよすぎんか!!?
しょうへいくんも、とにかくしっかりとした役者のキャリアに裏打ちされた「流石!」の一言なお芝居だったわけですが、もう本当、大野君でしかない!!すげえよ……
細かい表情のお芝居が素晴らしすぎてですね。。
杉山くんに最初に「お前らしくねえぞ」って言われたあとのハッとした目つきとか、
おじいちゃんに「いや……ごめん、なさい」って呟くときの逡巡からの本音とか。本当に、芝居がうますぎる。

しょうへいくんが大野君を演じたことで、物語がグッと締まる説得力が生まれていたなって思うんですよね!!!
すき焼きを拾い集めるくだりはちょっと笑いも混じってくるシーンなんですけど、
あの自分でも自分をどうしようもない苛だち、だけどそこに降ってくるおじいちゃんの言葉の優しさに本質が覗き出す、その心の在り方の複雑さの表現が素晴らしかった。

杉山君との星空の下でのやり取りはもうね。。あんなん、涙なしには見られんのだ。。
「まだ間に合うかなぁ。自分の夢に」ってセリフは、最終的に涙をどこか堪えるようにこぼしていて……
あんなにずっと「うるせぇ、俺に構うな!」って言い続けていたのに、素直になれた瞬間に「待ってろよ、俺たちの夢!」って、大野君のほうから”俺たち”っていう複数形での表現を選ぶのが本当にたまらなくて、毎回だーだーに泣いてました。
大野君が心からの笑顔を取り戻したんだなってわかって本当に嬉しかったし、その後の”無敵のふたり”っぷりにはもう……もうね!!!涙
大野君と杉山君が好きじゃない小学生女児とか、おらんのよ。。
本当に、見ていて子供の頃の気持ちをたくさん思い出してしまう、そんな素敵なコンビだったね。。

あとはもう、アクションのかっこよさが異常だね!!?
中落ちマグロ水産高校を冒頭でこてんぱんに叩きのめすところも、後半で呼び出されての勝負シーンも、まぁなんと豊富にアクションがあることか!?
大野君のハイキック美しすぎん!!?あんなん漏れなく恋するやろ!?とくに上手側の席にいたら、漏れなく恋ですよね!?
運動神経良すぎません~!?ってなった。いや~~、しみじみとかっこよかった……。

千穐楽の歌謡ショーでは、もうすべてが吹っ切れて「ブー太郎!!!」って笑顔で叫びまくってブー太郎をけしかけてるのも、なんかすごい良かった……。ニッコニコで楽しそうだったし、こっちも楽しかったよ~大野君~!!!涙

GAKUさん/杉山さとし

真っ直ぐで熱くて頼りがいがあって、最高かっこいい杉山くん!!!本当に熱い男だった、いいヤツすぎた!かっこいいよ~~!!!
今回まるステ見ていて一番お芝居の進化を感じたのは、間違いなく杉山君だったなって思っています。
セリフ量は多分花輪クンの次に多いし、わりと長台詞も多くて。
1~2公演目にあったほのかな硬さが、最初の週末に差し掛かったあたりからほんとうにぐんぐんと自然になっていて、
そこからはGAKUくんが杉山君として何かを掴んだんだな!?って思ってしまうようなお芝居の深まりが本当に素晴らしかったです。
段取りがあるからとかじゃなく、今ここで気持ちが動くからこういうお芝居になる、っていうナチュラルさと説得力が生まれまくっていたなって。

最初のブー太郎との「大野、元気にしてっかな?」の一言も、最初の方はすごく朗らかに大声で「大野、元気にしてっかな!」だったのが、
後半では「なぁ……大野、元気にしてっかなぁ?」って、ちょっと寂しそうというか、遠くにいる親友がどうしてるか気にかける声色に変わってて。
大野君とガチンコでやり取りをする「流れ星!」からの一連のシーンは、
どんなに拒絶されても俺は絶対に諦めない、だって俺たちの絆はそんなもんじゃないから、ってまっすぐに信じて気持ちを正面からぶつけ続けるその気概に、見ていてものすごく感情を揺さぶられました。
一番好きだったのは「それが全部無駄だったって、……いっそのこと、その口ではっきり言ってくんねぇかよ。」でした。
そこを叫ぶんじゃなくて、静かに噛みしめるように発する緩急。
最後の希望を託すかのように、親友の目を見て逃げずに自分の信念を伝え続ける、その勇気。
それを聞いた大野君の心がちゃんとこじ開けられるのも納得、となるような、本当に真摯で心のこもったセリフ回しだったなあって思います。良かった……
とくに千穐楽は、二人にとっての集大成だな!と思わせられる掛け合いで。。めちゃくちゃに称賛の気持ちを送りたくなる!本当に良かった!!!
Get readyの「君は間違ってない」には、杉山君から大野君に込められたメッセージを感じたりもしてしまうのでした。

千穐楽の「恋人がサンタクロース」は、本当に何回も何回も山根くんがいるとおぼしき下手袖の中を笑顔で覗き込んでくれてて(配信映像でも確認できました)、
まじで優しかった……杉山君、ありがとうねぇぇ~~~!!!涙

石田隼さん/青木翔

青木様!!!!!!!笑
隼くんが面白い俳優さんだっていうのは別作品でたくさん姿を見ている友達から聞いてはいたんだけど、いやほんっとうに天才だな!?って思う面白さでした……
何がすごいって、あんだけ面白いことをやっておきながら絶対に自分では笑わないところね!?すごくねぇ!?
和太鼓の効果音にあわせて階段を降りてくるだけであんなに面白いって、ほんとうに何なの???
千穐楽では、ついに花輪クンから一秒たりとも目を逸らさずに百万円の束をダララララララ!!!ってめくったのには笑ってしまいました。(角度的に見えなかったけど絶対さなちゃん笑ってたと思うw)
「ちゃんと、話し合ったほうがいいかなって、伺ったって感じなんで……」の表情の作り方とかほんとにズルすぎるよw
あそこ毎公演笑い起きてるのもすごかったな~。

大野君のおうちにお邪魔するところの一言も毎回細かく変えてて、一番笑ったのは「あ、段差気をつけてくださいね!」「わしの家じゃよ!」のやり取りだったかもw
あそこで「あっ、見事な山が見えますね~!あれなんですか?」「富士山。」「ああ、富士山~!立派ですね~!」とか、わざとらしすぎて最高だったな!富士山がわからん清水の高校生、おらんだろ!笑
「ポリ公には気ィつけな」とかはめちゃ凄みのあるかっこいい声をだすのに、ベテランに翻弄される「紫Tシャツぐんだ~~ん!!!」のところは一転して甲高い声になってて、その緩急もうますぎました。
紫Tシャツ軍団の人数が減ったことへのコメントも「あ、老衰。」「寿命。」「星になった。」っていろんなバリエーションがあったよね!笑
総長として尊敬され愛されてる理由がわかっちゃうな~って思う、なんとも魅力たっぷりの昭和のヤンキーをありがとう!

後藤大さん/黒岩準

ここにもめちゃくちゃおもしろい俳優さんおった……てなりました、なんなの!?まるステ、人材が豊富すぎるよ!
後藤くんはお友達の推しなので、面白い俳優さんらしいことは知ってはいたんだけど……ここまでとは!!!
わたしがちゃんと見たことあるのって、テニミュの仁王とパタリロのマライヒだけなんですが、いやーーーー、黒岩くん、かっこいいのに面白かったw
あんなにビジュアルモンスターなのに!?っていうギャップがまたすごくて。
お顔の小ささ、どないなってます!?って思うよね!?
またその小顔っぷりに似合いすぎる長めのウルフカット+長ランのコーディネートで、本当に抜群すぎるスタイルの良さが引き立っていらっしゃった~~~!

その美しさなのに、舞台上にいる時間のざっくり半分くらい白目剥いてませんでした???笑
あんなに美しく白目を剥ける俳優さん、私他に見たいことないや……てなりました。名人芸か???
あと超ハイクオリティの犬の唸り声ね。笑 青木様に「落ち着け!」って言われた後に「ガウウッ……」って急に唸るから、初めて聞いたとき爆笑してしまった。トータルで存在が狂犬だった。笑
かと思えばダンスはキレッキレなんですねぇ!!?Get readyのサビでセンターはってらして、「いや振り幅!?ギャップ?」になり本当に驚かされました。
すごい目をぎゅーって瞑った笑顔で走る振付踊ってるところはめちゃくちゃキュートだった!
かっこよくて面白くて鬼のようにスタイルが良くて、トータルとしてなんて情報量の多い面白い俳優さんなのかと……長年の友人が推してる存在なのも、もはや納得しかなかったよ!!!笑
楽のカテコ、隼くんと並んでわりとちょっと涙滲んでた?ように見えたのも、なんだかちょっぴり意外でした。イキってるけど不憫で憎めない悪役、最高だった!

福島海太さん/白田嵐

海太くんもわたし多分お芝居としてはテニミュぶりに見たきがする(四天宝寺の小春ちゃん)!
彼もまたとにかく芸達者の極みでした。中落ちマグロ水産高校、集まったキャストが強すぎて最高のチーム感出まくってましたね……!
この間アクターズリーグinバスケでチアリーダーとしてたかのくん率いるダンスチームにいて、ダンスうまいよな~!?って思って見てたんだけど、ちょっとしたセリフの間に重ねる体の使い方がすごくうまくて、あ~ダンスが得意な俳優さんならではのテンポ感だったなって!
花輪クンにはめられて警察署に行っちゃうところの「なんか、雰囲気のある方々だね☆あなたがたは?」のセリフの言い方とか、絶妙~~~!ってなりました。
「柔道三段!剣道四段!」で大野君に即・ぶちのめされる気の毒さとか、笑いを担う存在としての仕事が完璧だったなって思います。
第二の子分として黒岩君に命令されて出撃するたびにしっかりボコられて帰ってくる王道のやられ役っぷり、最高でした!

もうね、中落ちマグロ水産高校、まとめて愛しかないよ!みんな最高!!!可愛くて面白くて憎めない敵役を本当にありがとう!!!

大高洋夫さん/西城秀治(ヒデじい)

本当に「愛」に溢れまくっているヒデじいでした……!涙
花輪クンのことを、お仕えしお支えする存在としてだけではなく、
守り育てるべき青少年として見つめている、その眼差しが本当にどこまでもあたたかで。
ふたりの間にある確固とした信頼関係、とてもとても大好きでした。
書割のロールスロイスには笑いながらも、車内でのあのやり取りにはどうしたって涙させられてました。
あとから振り返れば、日常の中の本当に些細な会話だったのだろうけど、花輪クンにとってはきっと後からとても大きな意味を持つ時間だったんだなって、そんなことが伝わってくるシーンで。
何気ない日常の光景だからこそ、振り返るとそのかけがえのなさが光るような。。
花輪クンにヒデじいがいてくれてよかったなぁって、見ていてたくさん思いました。
ジェントルマンとして、人生の先輩として、出過ぎることはしないけれど、それでいてそっと全てを包み込んでくれているような愛の在り方が最高のヒデじいでした……!

大堀こういちさん/金井先生

大好き!大堀さん!!!また舞台で拝見できて、もうほんと~~~~~に嬉しかった!!!
私は大堀さんが仕掛ける笑いへの耐性がゼロどころかマイナスなので(自分でもどうかと思う)、あの地獄のようにしつこい笑いに耐えられないキャストを見ているところまでがセットで、本当に幸せになりました。笑
大堀さん、なんで出てくるだけであんなに面白いんだろうか……?
人生経験を積んだ紫Tシャツ軍団として出てくる「指圧の心は母心(※って何??昭和の元ネタあります?笑)」のシーン、
体の使い方がもう完全に帝一でいうところの毘沙門天なので、センターに座ると笑いすぎてどうにかなりそうでした。無理。
それでいて、みんなに恐れられつつも愛されてる先生としての威厳はちゃんと出してくるし、もう、その振り幅が、マジでにくいんだよな~!?ってなった。
帝一が大好きな友達と共にふたたび顕作さん演目で大堀さんが見られただけで、私にとってはもう本当に幸せな冬でしたよ!!!

酒井敏也さん/大野くんのおじいちゃん

もうとにかく、チャーミング!の一言につきる酒井さんのおじいちゃん。
思い悩むそのエネルギーをグレた見た目で表出させるしかない孫のことを、叱るでもなく責めるでもなく、ただ優しく受け入れて、程よく放っておいてくれるあの優しさ。

おじいちゃんが大野くんを叱るのは、ヤンキーの格好をしてつっぱっていることにではなく、家に来てくれた友達(じゃないけど)を怒鳴って追い返すことに対してのみ。
本来は、仲間思いで心根の優しいはずの愛する孫・けんいちが、なにかに苦しんでいるその様子にただ心を痛めているおじいちゃんは、
「お前は何も悪くない」の全肯定の一言を大野くんに投げかけます。
初日見たとき、この一言だけでもう、涙が出ました。
まるっきりの子供ではないけれど、それでもやっぱりまだ「守られる」存在である高校2年生に対して、明確な大人として伝える言葉が、お前は何も悪くない、なのが。。
大人として理想というか、あるべき愛の傾けかただよなって感じて……。
あのおじいちゃんの優しい「ごめんな。」に対してなら、大野くんも思わず素直に「いや、ごめん……なさい。」になってしまうのも、わかる。。


お三方ともに、舞台上にいてくださるだけでなんともいえない安心感や包容力がにじみ出ていて、なんて的確なベテランの配置なのか!?と思うとともに、
それでいて紫Tシャツ軍団としてはあれだけ淡々と笑いに振り切ってくださるの、本当に最終的に「愛」しかない!でした。ありがとうございました。。

境秀人さん/高橋陸人さん/斎藤一誠さん/松本建吾さん(紫Tシャツ軍団その他)

アンサンブルキャストとして、舞台上を色々な形で彩ってくださった4名の皆様!
楽カテコの顕作さんからの紹介で、斎藤さん松本さんは「今回が初舞台です!」って紹介されているのにもグッと来てしまった。。
お芝居パートだけじゃなく、歌謡ショーでも一緒に沢山歌って踊ってくださってて、
本当に舞台上にいる全員でまるステを作り上げているんだな~って実感する日々でした!
としやさんの乗ったソリを押してる境さんの溌剌とした笑顔とか、目がにこーってなくなる感じの陸人くんの可愛さとか、ショーにも色々思い出があるよ……
あそこに集う全員に感謝しかありません!!!



久々に、常軌を逸した長文を書きました。明らかに気が狂っているので字数カウントは見なかったことにしてます。「~くん」と「~君」表記の揺れを直す余裕もない!笑

銀劇に集ってるオタクたちも、まじでみんないい感じに楽しそうに狂っていて、本当に最高の舞台でした。
こんな夢みたいな演目、あるんだな~って。久しぶりにこの感覚を味わえて、一年のラストにありえんくらいの元気をもらえました。

全16公演、正直ガチで全通したかったですが労働もあるのでそうもいかず、年の瀬☆限界社会人ムーブでできる限りの12公演入ったんですけど、悔いはありません!
願わくは、またみんなに会えないかな……と!続編希望です!!!

最高の冬を、ハッピーでしかない夢みたいな時間を、本当にありがとうございました。
まるステは最高!
大好き!!!あいしてる!!!

前楽の座長が天才だった写真を添えて〆。

ド年末にきちがいの長文読んでくださってありがとうございました!
(最初に書いた1記事目も貼っておきます~)
anagmaram.hatenablog.com

*1:まつしまくん福岡出身だからこそのセレクトかなってつい思ってしまうところがある笑