こたえなんていらないさ

舞台オタクの観劇感想その他もろもろブログです。

観劇でPDCA回した経験


今回のお題は「観劇でPDCA回した経験」です。
これアンケートでお題として入ってきたとき爆笑しました。PDCAって単語が観劇にくっついてくること、あるんだ。笑
リクエストの背景として「こういうことがあって反省したので次は◎◎しよう!と思って挑んで成功した的なエピソード」ということだったので、ちょっと考えてみました。


目次

エピソード1.ベストな視力の出し方を求めて試行錯誤

これは今年まさにやってましたー。
昔から重度のド近眼で高校生の頃からずっとコンタクト生活なんですが、もともとかなり高めにコンタクトの度を設定していました。
というか、1.0見えてればOKなのに測ると「1.5見えてますね……」と言われるようになり、下げますか?って聞かれてたんですけど、特に困ることもないしむしろ舞台観劇では遠くを見るから好都合!という判断で、ずっと同じ度数で数年間過ごしていました。

でも去年の後半あたりから、急に「なんか見えづらいな?」って思う瞬間が増えて。
片目ずつで見るとくっきり見えるけど、両目にするとなんか途端にピントが合いづらくなる感覚。見えてるけど見えない、みたいな気持ち悪さ。
これはてっきり視力が落ちたのかなぁと思ったんですけど、そうじゃなく、実は過矯正だったらしく……。

あーだこーだコンタクト屋さんとやりとりさせてもらったところ、*1

  • もともと日常生活を送るには矯正視力が出過ぎてるくらいの見え方だった。
  • 過去はそれでも問題なかったようだが、時間が経ってピント調整機能にもおそらく変化が出ている(=ダイレクトに加齢影響で、涙)。
  • 結果的に今の出すぎている度だと、手元を見ることが多い普段の生活には負担がかかりすぎ、結果見えづらくなっている

という状況ではないか?という話に。

たしかにデスクワーク8時間生活なので、見えすぎで疲れるのはそりゃそう、ではあります。
しかし!ここで度を下げてしまうと、観劇側に支障が出ることに……
という事情を伝えると「普段用の2weekは度数を下げて、遠くを見たい時用には高い度数のものをワンデーでもっておくのはどうですか?」と提案されて「それにします!」と飛びつきました。


しかし、ここでももうひとつ問題が!
実は過去にも、ワンデーレンズは数種類使ったことがありました。
それも「遠征時の荷物を減らしたい」という背景だったんですが、肝心の使い心地が全くしっくり来なかったんですね。
遠征先での観劇に使ってみたところ、当時試していたワンデーだとまじでうまくピントが合わせられなくて。
視界がぼやけて瞬きを繰り返すことになり、結果悲しくなるくらい集中できなかった……という苦い経験があり、ワンデーの使用はそれ以来敬遠していました。
同じ度数設定でも、ワンデーと2weekだとレンズのつくりが違うためフィット感なども変わり、そもそも度の出やすさにも個人差があるんですって。。

で、もう一回相談。
ワンデーでそういえば、と思い出したのですが、過去なんとなく気分転換にサークルレンズを買ってみたことがありました。*2
そのレンズはワンデーでも違和感がなく視界がクリアだったような……?と思い出し、
「サークルレンズじゃなくていいんで、同じメーカーのワンデーならいける気がするんですけどどうですかね!?」とお店の人にお伝え。
「確かにメーカーが同じであればカーブも似てますし、ありかもですね!」と言われ、早速そのレンズを試すことに。

結果、読み通りこの施策がバッチリはまりました!
ドキドキしながら観劇で試したところ、ピントが合わない辛さもなく、高めの度数でギュンギュンによく見えるー!!!
以来、日常用の度をおさえた2weekのコンタクトと、現場用の度数バカ高ワンデーを使い分けています。めちゃくちゃ快適!
だってほんと、観劇って一番目がよく見えてほしい瞬間だもん。少しでもクリアな視界で臨みたいので解決できて本当によかった。

唯一の難点は、仕事おわりにソワレに行くときのコンタクトどうする?問題なんですが、
今のところは昼間に頭痛になるリスクを負って観劇用ワンデーを朝から入れる、をやっています。無茶をすな。
無理~と思うほどの頭痛になったことは幸い、現時点ではまだないので、多分大丈夫!笑

エピソード2.観劇とはちょっと違うけど。うちわ職人の朝は早い

これはたしか過去友達の誰かに言われたフレーズ:「うちわ職人の朝は早い」

観劇だっつうのに、なぜかうちわを持参する演目……に、年2くらいで当たる私。何故?笑
その場合、初日から納得のいくうちわが作れていれば一番よいのですが、
持っていったところ結果的に

  • 「やっぱこっちの名前じゃなかったな!?」(※姓名があるような役の場合)
  • 「配色やっぱりあっちにすればよかったな!?」
  • 「これもっと文字大きくしたほうが絶対いいよね!?」

みたいな気づきが得られることが、ままあります。

その場合どうするかというと。帰宅・即・作り直す。
ソワレで得られた気づきや確信があった場合、夜帰宅してから作り直して夜中にコンビニでプリントして新たなうちわ完成させて、翌日のマチネに臨む、とかをめちゃくちゃにしょっちゅうやっている。ので、仲の良い友人は「またこいつしゃかりきにうちわ作ってんな」と思っていると思う。笑
だって、納得のいっているものをやはり持ちたい!!!できることは全部やりたい!後悔したくない!(という気持ちが、何にしても強すぎるのだと思う、私。)
リテイクの結果満足の得られる戦績が得られるとやはり嬉しいし。


ちなみに、ここ数年うちわは全部ibisPaintで作るようになりました。iPadで作業してセブンのコンビニプリントで打ち出してペタリ。
ibispaint.com
今は他にもいろんなアプリでもうテンプレのようなものがあって、それで作っている人も多いのかな?と思うんですが、
私は人と被りたくない・なるべくオリジナリティを出したいというのもあり全部自分で一から作ります。
だって文字の配置とかそもそもフォントとか、こだわりたいじゃんー!?
うちわ画像、SNSにはアップしないんですけど自分のカメラロールにお気に入りたくさんあるのであとから眺めるとなかなか楽しいです。

エピソード3.TDCの椅子との戦い(完全勝利)

皆さん椅子が苦手な劇場ってないですか?ここに通うと必ず腰やおしりが痛くなる、的な。
私はダントツでTDC(東京ドームシティホール)の椅子が苦手です。
通っていると、公演期間が後半になるにつれ、どんどん腰回りやお尻が痛くてしんどくなっていく。ここでマチソワ無理だ~!と思ったこと過去に何度もあり……。
結果的に腰に巻くサポーターが手放せない、みたいな時期もありました。


という私が、今年の10月、ヒプステGCでTDCに通い詰めることに。
上演時間がかなり短め(休憩なしのジャスト2時間)なので、まぁ大丈夫かなと思いつつ、公演スケジュール上どうしたって怒涛のマチソワ観劇の日々になることが確定していたので、流石に不安になりました。

で、何をしたかというと。
TDCの椅子に負けない体を手に入れたい!と思い、唐突にストレッチ&筋トレを始めた。


先述のとおり仕事は長時間のデスクワーク、しかも週に数回の在宅勤務。つまるところ、慢性的な運動不足の人間です。
明らかに腰まわりの筋肉も腹筋も足りてないことがわかりきっていたため、「物理的にこちらの体を鍛えておけばなんとかなるんじゃね!?」と思いついたわけです。
劇場の椅子は変えられないので、己の体を変えてみるというアプローチ。笑

そう思いついたタイミング、たしかヒプステGC初日の2週間くらい前かな?から、間に合うかはわかんないな~と思いつつ、毎晩ストレッチおよび簡単な腹筋のトレーニングを開始しました。
もともと重度の肩こりがあるのでそっちも一緒に解消したいなと思い、首肩をほぐすストレッチ→反り腰解消ストレッチ→最後にお腹周りをいい感じに鍛られそうな腹筋をやることに。
Youtubeであれこれ検索してとりあえずプレイリストに保存、よさげなやつにトライ→個人的に好みだったり効果を感じられたものを選抜して残す、みたいなやり方。


結果的に、自分でも驚いてるんですけど、このストレッチ&筋トレが、記事を書いている現在に至るまで完全に習慣化しています。
寝る前の30分~45分のストレッチタイムを、毎日とはいかなくても2ヶ月以上9割がたの実施率で続けられているので、これは習慣化したと言ってよいと思う。
10月はヒプステGCだけじゃなくその後の刀ミュ音曲祭だったりとトータルでかなりな現場数を短期間にこなすことになったんですが、終わった後もびっくりするくらい超・健康。
よって、TDCの椅子には、完全に打ち勝つことができました。

正直過酷だった10月の現場期間を走り終えた後も「疲労が抜けない」みたいなことも特になく……過去に照らしても、そんな経験はなかったので本当にびっくり。
とはいえ、やはりヒプステの公演時間が「2時間だったから」というのも絶対にあるけども!
それこそ刀ミュみたいな長尺演目にも同じ戦法が通用するかは不明ですが、やらないよりは絶対やったほうが良いやつだなと実感したので、座っているのがきつい人にはストレッチ&筋トレ、まじでおすすめできます。
そりゃ運動しないよりは、したほうがいいよねー!笑


以上、あなぐまアドベントカレンダー2024の9記事目「観劇でPDCA回した経験」についてでした。
明日更新予定のお題は「観劇前のルーティン」です。お楽しみに!

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*1:コンタクトってやっぱりちゃんと合わせて見てもらった方がいいよな~とこのエピソードで改めて思ったのでした。大学生の頃からずーっとメニコンのメルスプランで通っているので半年に1回は眼科受診つきでコンタクト作ってる。傷など大きなトラブルに見舞われたことはないです。

*2:サークルレンズ、シンプルに似合わなかった……つけた自分の顔への違和感がすごかったのでリピートしなかったのでした。つまりワンデーアキュビューディファインではなく、ただのワンデーアキュビューモイストを買ってみたのである。笑