
今回のお題は「気狂いのアドベントカレンダー・編集後記」です。
最終回をなんとか迎えることができました。感無量。
そもそも、なんでこんなとち狂った企画をやろうと思ったのかの背景、実際やってみてどうだったか、取り上げられなかったお題についてなど、編集後記としてまとめます!
これはニーズもなんもあったもんじゃなくて完全に自己満なんですけど、よかったら読んでやってください。。
目次
動機編
なんでやろうと思ったのか①:文章を書きたかった
まずはシンプルにこれ。
文章を書く頻度がガタ落ちしていることにものすごい危機感がありました。
実際のところ、2024年にアドベントカレンダー以前に書いた記事本数はたったの8本。いくらなんでも少なすぎる。
文章を書く上での最大の秘訣って、とにかく「書き続けること」しかないの。書き続けないと、書けなくなる。それ専用の自分の中にあるモードが引っ張り出せなくなるし、語彙は錆びつくし、本当に継続していないと文章は書けない、というのは事実だと思う。
「無理矢理にでも文章を書かざるを得ない環境に自分を追い込んだらどうなるだろうか?結果として25本のまとまった記事が生まれたら万々歳では?」と考えたのがひとつめの理由。
なんでやろうと思ったのか②:10月が忙しすぎた反動
なにをいっているのかわからないと思うんですが、暇だと右往左往してしまいがちでして……
10月は推しの現場ラッシュがものすごいことになっていて(私はやってないけど、仮に全通したらりょうがくんの10月現場27個あった)、
その反動で11月の過ごし方がわからくなり、何かやりたいな……?になった。
まずこの思考回路が回遊魚すぎてこええよ。現場ないなら、休めよ。笑
なんでやろうと思ったのか③:桜井政博さんがかっこよすぎた
これを知人に話したら複数人に爆笑されたんですが、わりと本気で理由の半分くらいは桜井政博さんがかっこよかったため、となります。
何の話かわからない方も多いはずなので以下を読んでいただくと良いかも。
news.denfaminicogamer.jp
私自身はほとんどゲームをやらないため、この「最終回」が話題になったことでチャンネルの存在を認識したくちだったのですが、「あとから追加になったコンテンツを除き全ての動画が2年半前に収録されていた」「最終回まで全ての回の内容が予め決まっていた」という点に本当に衝撃を受けました。
人間にこんなことができるのか……?という気持ちになったし、動機が完全に公にとっての利益ですごすぎるし、なんかもう全てにおいてやってらっしゃることのスケールが規格外すぎるのですが、あまりにかっこよかったので、ものすごく刺激を受けました。
予め構成を考え、台本も全て書き、自分で見積もった期間どおりに動画を撮影し終えていたという初手から本当に恐ろしい。
仮に、こういう感じの似た動きを、終わりのタイミングが先に決まっているプロジェクト的なものでやってみたらどうなるか、試してみたくなったんですよね……本当に、なんでそんなことを思いついてしまったのか……。
執筆編
どうやったのか①:事前準備
そうだ!アドベントカレンダーを、やろう!と思いついたのは11月9日でした。
自分が書きたいことを25個書いてもいいけど絶対にネタ切れになるし、そもそもどういう内容だったら読みたいと思ってもらえるかがわからなかったので、お題はアンケートで募ることに決定。
以前刀ミュ二部曲の人気ランキングをアンケートをとって記事にした時の動き方を参考に、Googleフォームでアンケートを作ってお題を投稿していただきました。
実施してみたところ、多すぎず少なすぎず、本当にいい感じの数が集まりまして!お題を入れてくださった皆様、このたびは改めて本当にありがとうございました!
以降の進め方はこんな感じでやりました(出来はおいておいて、もちろん桜井政博さんを意識している)。
- 執筆作業管理用のスプレッドシートを作成
- フォームで入ってきたお題は自動でスプレッドシートに書き込まれるので、そのシート内の別タブで管理もやった
- 執筆状況・ブログ上の予約投稿ステータスを管理したりなど
- 集まったお題から仮で25個テーマを決定(実際、ここから数件差し替えになりました)
- 作業がしやすいよう、管理上の仮番号を振っておいた
- 原稿下書き用のGoogleドキュメントを仮テーマ毎に25件用意し、管理用のスプレッドシートタブにもリンクとして追記
- 下書きを始めるときはこのスプレッドシートだけ見ればよいようにした
- 記事を書く際のガイドラインを作成
- 記事冒頭の始め方・末尾の〆方など
- この時点で1記事あたりの目標文字量は2,000文字と設定していた(が、一切守られなかった)
- ブログ管理画面での予約投稿作業用のチェックリストを作成
- 公開時刻を間違ってないかとか、X連携投稿できているかとか、そのあたりをチェックしやすいように
- 感想を入れていただけるように新しくGoogleフォームで「おたよりフォーム」を作成
こちらは管理用のスプレッドシートの冒頭部分。

……ねえ、ほんとさ、仕事なの?????
ここまでを準備としてガッと2日くらいで整えました。
やっぱり仕事って準備が8割なので……仕事って言っちゃった、仕事じゃねんだよ、とにかく、準備をして作業が見積もれる状態であればいけるかな、と思ったんですよね。
この時点で11月はまだ半月以上残っていたので、目標として「11月の間に下書きを16件終わらせる」ことを掲げました。
12月に入った時点で残りが9件なら余裕だろう!と思い。
どうやったのか②:執筆作業
執筆していくにあたり、11月の間にはまず下書きを完了している記事本数が量産されていることが重要だと考えました。
記事のテーマによっても書きやすさにかなり大きな差があります。
なのでまず、設定した仮のお題について「執筆難易度」で1~3のランク付けを行いました。
執筆難易度1のものをだーっと片付けてしまい、まずは量をこなして自分を安心させる作戦。開始序盤はとにかく「書きやすいもの」から手を付けて、どんどん書いていくことに集中しました。
具体的にどういうものが簡単か?というと、普段考えてたりやっていたりすることを書き起こせばいいだけのもの……というイメージ。
実は一番たいへんなのは感想記事なんです。そもそも時間が経っているから観劇当時の記憶を思い出すところから必要ですし、役者さんの名前だったり事実確認を要する場面が多い。たとえ時間が経っていない観劇直後であっても、感想記事には1本あたり5時間以上はかかることもざらなので、明らかに一番たいへん。
いわゆるコラムっぽい内容だと思考速度とほぼイコールでだーっと書けるので、多い日は平日に下書き2.5本分を仕上げたりとかやってました。
あとは長年ブログを書いてきたから自分のクセとしてわかる部分なんですが、校正というか最後の細かな仕上げにものすごく時間をかけてしまうところがあり……。
Boldにするのはどこがいいかとか、気になり始めるとまじで終えられない。
この「ブログで実際に予約投稿を終える」ところまでを1つの作業粒度として捉えるとまじで永遠に終わらないため、今回は下書きとして8割程度の完成度の原稿を仕上げることと、それをブログ画面上で完成させることは明確に別な作業として定義しました。
なので最初のころはひたすらGoogleドキュメントに文章を書く作業に集中しました。
もともと11月の土日がバリバリに暇だったことも先述の動機②のとおりこの企画を思いついた背景にはあるのですが、とはいえ土日だけで終えられる量ではないことは明確だったので、11月は平日も週に3日以上のペースで仕事のあとに執筆していました。
在宅勤務の日の場合、19時すぎまで勤務、夕飯などの諸々で21時ころまで時間をつかい、そこからの21時~23時を執筆タイムに。
23時以降はお風呂と筋トレとナイトルーティンで、だいたい寝るのが1時すぎくらい。
ここまでシビアに平日の可処分時間を管理したことはなかったので、残業しなかった場合の真の自由時間って2H/dayくらいなんだなぁというのが明らかになってちょっと複雑な気持ちだった。笑
土日で多い日は6時~8時間くらいは書くことに時間をつかっていたと思う。仕事なの?????
当たり前ですが、文章を書くことが好きじゃないと絶対にこんなバカみたいなことはできません……笑
どうやったのか③:ブログでの設定
11月30日の段階で、執筆済みの下書きは14件。予定から若干のビハインドはありましたが、2週間公開が確実にできる状態にできたのでかなりホッとしました。
11月30日・12月1日が土日だったので、この2日は主にブログでの設定作業に時間を使いました。
いわゆるアイキャッチの画像も作りたかったので、ここでCanvaをフル活用。
無料で使えるテンプレをベースに若干自分の好みに改変したりしながら、記事テーマにあわせてアイキャッチ画像を作る作業、かなり楽しかったです。慣れてきた後半はテンプレを使わず自分で一から作ったりも。
そしてこの公開準備をする段階で、記事の順番を決めていく必要が出てきます。なぜなら文末で翌日の記事お題を予告したかったため。
ただ、最初から25件すべての順番を決めきることは難しいなぁと思っていたので、この段階では書き上がった14個に絞って、どう並べると面白くなりそうか考えて公開順を決めました。
決めたあとに「このお題どう考えても日曜に読みたくないな!?」みたいな気づきがあって変更したりもしました。
記事公開後の心の動き
開始後①:早速心が折れる
そして迎えた12月1日、無事に1記事目が世に出てまずは一安心。
以降はすでに予約投稿済みの記事が順番どおりに公開されていくのを見守りつつ、残りの記事を執筆していく……というフェーズにはいったんですが、3日目あたりで心が折れた。
なぜなら、思った以上に全く!読まれなかったからです。
これは私の想定が甘いというか、むしろ「どう読まれるか」を想定しないで始めてしまっていたためなんですが。
普段は正直なところ、書くことが目的なので、その後読まれたかどうかがさほど気にならないことが多いのです。なんですが、今回はあまりにも事情が違った。
それなりに、いや、かなりハードな執筆作業を数週間続けていたタイミングで、目に見える数字としては全然読まれない、ということが明らかになったのは流石にしんどかったんですよねぇ。
自分が普段なんのために、なにを目的として書いているのかわからなくなってしまった感じで。
やりたくて始めたことなのに、なんでこんな大変なことを始めてしまったんだっけ?と最初の一週間はかなり落ち込みました。
その時に救いになったのが「おたよりフォーム」の存在でした。
今回お題という形で記事のアイディア出しに協力してもらった背景があるので、自分の入れたお題が書かれた結果感想を言いたくなる人も居てくれるかもしれないと思い、完全に思いつきで準備したのですが。
目に見える数字、いわゆるPVやいいねの数としては微々たるものかもしれなくても、読んでくれている人が確実に存在していて、その感想をわざわざ寄せていただけるという事実に、本当に沢山救われました!
何を目的とするかにもよると思うんですが、私の場合は「文章を書くが最大の目的だったが、それだけでは物理的なしんどさを乗り越えられなかった」という感じだったので、本当におたよりフォームを作っておいてよかったです。
送っていただいた感想はすべて大切に読ませていただいています!本当にありがとうございました。
ちょろっとツイートもしたんですが、おたよりへの表立ったお返事はしないスタイルにしているのは、返事があることが妙な感じでインセンティブみたいになることを避けたいというのがあり……
私なんぞの返事に別にそんな価値もなかろうと思う一方、いわゆるお題マロタイプの交流形式が得意ではなくて、シンプルに「感想おたよりを書き手として受け取らせていただく」というスタイルにしています。
開始後②:悟りの境地に至り、もはやルーティンとして書き続ける
最初の1週間目にゴリッと一回心が折れたあとは開き直りました。
もはや悟りの境地という感じで、読まれるかどうかはもうとりあえず置いておいて、始めてしまったことはちゃんと終わらせよう、みたいな凪のテンションで文章を書き続けました。まじでさ、あまりにもお前が始めた物語すぎる。笑
文章を書くことそのものがものすごく苦痛になる、ということはあまりなかったんですけど、決まっている締切に対して作業が明確に終わっていない・時間には限りがある、という現実にものすごくヒリヒリしました。
なんですが、途中から「平日に2時間あれば3000字の記事が余裕で書ける」ということがわかってしまい、土日も作業をさほどせず普通に遊んでしまうように……
結果、この記事は12月24日に書く羽目になっています。ほんとうは1週間前にはすべてを終わらせているつもりだったのに!笑
総括
取り上げられなかったお題について
今回のお題募集のフォームは3件まで入れられる設定にしていたので、本当は入れていただいたもの最低でも1本は記事にしたかったのですが、そうもいかず……というケースがいくつか生まれてしまいました。。リクエストに応えられなかった皆様申し訳ありません!
以下も全てではないのですが、書けなかったものに対するひとことコメントです。
- 私が考える帝劇の席種わけ
これはやってみたかったんですが、私の帝劇での観劇回数、この10年の合計でもやっと30回程度なので、前方端の見切れとかには詳しくないな……と思い、データの不足から土壇場で諦めてしまったテーマです。。
だけど少なくとも、2階最前列は最高ランクの席種には含めないことは確かです。笑
- 好きな衣装
私、衣装を覚えるのがものっすごく!苦手なんです実は。。もはや衣装よりメイクのほうが覚えられる(???)。
舞台を観ていて衣装って私の中で意識が向きにくい要素みたいで、その分面白い記事にできる自信がなく見送りました。
というかね、興味がある衣装の全てがドレスになっちまうのです……多分それは期待されていたものではなさそう。笑
明確に好きなのは、有村淳先生のお衣装!
- 妄想キャスティング系
これは複数いただいていておもしろいだろうなぁとは思ったんですけど、昨今の界隈の様子を見ていると、キャスティング系の話題はあなぐまの中の炎上回避センサーがNGを出したため見送りました。チキンで申し訳ございません!
- 印象に残った舞台人、今後注目したい俳優
今年の私がいろんな舞台を観ることよりも明確に見たい役者の作品を優先としたため、データが少なすぎて書けなかったです。。
- チケ代の値上げについてデータを元に
これはね~去年読まれすぎて凝りた(本当に死ぬほどバズった)ので、ちょっともうテーマとしては取り上げないかも……と思っています。世間的にも擦られ過ぎなネタ感ある。
映像含めて見ていない(見る予定がない)ので、書けないのでした。。
- ミュージカル刀剣乱舞 祝玖寿音曲祭の感想記事
自分の中で”人に読ませる文章”として許せるラインのものが書けなかったため、諦めました。。
- 見てみたい俳優の組み合わせ
これも単なる推しと推し以外が私の脳内から出てこず、面白い記事にできなそうだったので見送りに。
妄想キャスティングにも繋がるんですけど、明確に見たい組み合わせは「モーツアルト!」のヴォルフガングを黒羽麻璃央くん、コンスタンツェを華優希さんです。よろしくお願い申し上げます。
- やらかし、ハプニングエピソード
意外になくて記事にはならなかったです。って言ってたらこの週末に進撃ミュとじゅじゅステのダブルブッキングをやらかして死にかけた。笑
- もしも◯いかわを◯ルケ・宝◯・東◯がミュージカルにしたらそれぞれどんな特徴があるか
これはマブダチに言われたお題だったんですが「ネル◯がちい◯わの上演権を既に買ってないとも限らないな……」と思いまして、やめました。本当に、どういうお題やねん。笑
やってみての感想
本当に、死ぬほど大変だった!ので、同じやり方では流石に二度とやらないと思います!笑
そもそも世にいうブログの「アドベントカレンダー」って、リレー形式だからね?ひとりでやるもんちゃうからね??
でも完走できたことはすごく自信になったし、やってよかったなぁと思っています。
文章を書くのはやっぱり楽しかった。
1記事あたりの文字数、2,000字くらいにしたかったんですけどGoogleドキュメント上での下書き時点でアベレージ3,800字とかで完全におかしい。総文字数は下書きdocs時点で98,828字らしく、書きすぎやろ。
同時に、SNSを介して文章を読まれる時代の終焉も感じています。
Xの仕様変更で、リンク付きツイートの冷遇がすさまじいレベルに到達している。
おすすめ欄に乗りにくくなっていて、フォロワー以外への伝播がほぼない状態になっている感覚です。
実際半年くらい前の50いいねくらいついているブログ記事のツイートが1万インプレッションあるのに対し、今回30いいねくらいついてやっと2000いくかいかないか、です。
少しでも状況を改善したく、Xのメインアカウントを今月だけプレミアム課金にしてこれ。この課金にはあまり意味がなかったような気がしてます。。
よほど元の拡散力がある(フォロワー数が多い)人でない限り、今のXでURLから記事を見てもらうのは至難の業なんじゃないかなぁと感じます……。
そう、あとブログを公開し続けていたらXのフォロワー数は減り、ブログの読者数は増えた。笑
何を求めているかが明確に違うことがわかりますよね。。
私は長文テキスト文化が大好きなので、自分の好きなこのフォーマットでどれくらい戦えるのか試してみたかったところがあります。
実際、その結果は数字で言うと明確に負け戦だったというか、本当にどれだけ中身のあるものを書いても読まれることはないんだなぁという諦観を抱く瞬間も多々ありました。
と同時に、自分が書いた文章を誰かに好きだと言ってもらえることの途方もないありがたさ、書いた内容が誰かに受け取ってもらえることの素晴らしさも沢山感じることができました。
自分のオタクのやり方そのものも、おそらくは今の界隈のスタンダードからはどんどん離れていっているのだけど、そうだとしても私はまだオープンインターネットを諦めたくないし、しつこくテキストを書き続けていたいです。
以上、あなぐまアドベントカレンダー2024の25記事目「気狂いのアドベントカレンダー・編集後記」でした!
今回の「アドベントカレンダー」記事は以下から全て読むことができます。
anagmaram.hatenablog.com
25日間お付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました!読んでいただけて嬉しかったです!
よろしければ是非、あたおかの行動を師走にやり切ったオタクに労いの感想を頂戴できますと幸甚です!ひとことでもめっちゃ喜びます!!ハッピーメリークリスマス🎄!!!