こたえなんていらないさ

舞台オタクの観劇感想その他もろもろブログです。

2026年上半期に見たものまとめ


もう7月も終わるので大遅刻中なんですが上半期まとめます。
これまでのまとめ記事は月を跨いで観劇したもののコメントは最初の月にのみ記載、としてたんですが、今回そもそも年を跨いでいたり遠征しまくっていたりするため、そのあたりは自由に書きました。
書いてみて思ったけど本当にありえない暴れの半年。真顔になった、思わず今後の身の振り方(?)を考えた。

目次

1月

1月は2025年から引き続き観劇したものメイン!そしてやたらと移動しまくった1ヶ月。

舞台「忠臣蔵」

1月3日、名古屋公演へ。2年連続遠征で推しにあけおめしに行った(去年はおなじく1月3日のウィンブレ大阪遠征)。この時点では久々の御園座。1ヶ月以内に再訪したんですが。笑

明治座に比べると御園座は音響がとても現代的に思われて、作品全体がやたらとスタイリッシュに感じられたのが新鮮でした。
明治座での印象はほんとに「The!時代劇」だったんですよね。
あとは思った以上に舞台が近く感じられて。明治座・御園座でハコの作りは似ているはずなのに不思議~。
忠臣蔵の感想そういえば記事としてはちゃんと書けずじまいなんだけど、とても素晴らしい作品なんですよぉ……!
新年1発目ということで、劇中のナレーションを担当されている松平健さんのあけましておめでとうございますメッセージがカテコで特別に流されたりして、なんだか大変におめでたい観劇初めでした。

Songwriter's SHOWCASE


2024年12月に引き続き参加!
4ヶ国から参加したクリエイターによる12作のミュージカルより1曲が披露される、という仕組みは前回と変わらず。
キャストさんが全員、歌唱を担当しない間も舞台上の上手下手に座ったままなのが楽屋っぽいというか稽古場や舞台裏のようでもある印象。
ここでしか観られないその独特の雰囲気が「何かが作られていく過程」に立ち会っているなと感じさせてくれて、とても好きです。
歌詞やあらすじをふくめて資料を配布してもらえるのでこちらの解像度も上げやすいし、
クリエイターによって全く異なる性質の作品が飛び出すのでとにかくワクワクさせられます。
と同時に、日本語に加えて(同時通訳つきで)韓国語・英語を音声として聞き続けるため、脳みそがフル回転で心地よい疲労感もあり!
井上芳雄さんの司会芸もたっぷりと堪能でき、チケット代に対しての満足度があまりにも高すぎる催しなのでした。
この取り組みから世に出るミュージカルをいつか観劇できるとよいな。

ミュージカル「十二国記」


愛する博多座にて観劇!
Wキャストのスケジュールを完全に勘違いしており、実は東京でひか俊を見納めていたことに気づき衝撃でした。笑
博多座でれいちゃんの舞台姿を観る、をついに叶えられて嬉しかったな~!私がファンになった2020年以降、れいちゃんトップの間は花組の博多座公演はなかったので。
水禺刀もすぐ間近で展示がじっくりと見られて満足。

博多座・柚香光・十二国記……好きな要素が重なりまくっていて幸せしかない2日間でした。
なんといっても博多座の音響の素晴らしさ!しみじみと楽しい遠征(帰省?)だったな~!!

ミュージカル「エリザベート」

そして2週間後、再びの博多座へ。帰りすぎである。地元だからってさァッ!な頻度。
セーラー服から星のドレスにお着替えしてご満悦なうちのリド。ドヤい。
福岡についてその足でソワレに行くスケジュールの日だったんですが、機材到着遅れでフライトが思いっきり遅延して本当に冷や汗かいた(間に合いました)。

11月のオーブ以来の観劇だったんですが、わたしの今シーズンエリザはようやく!ここで!実現!みたいな気持ちになった。
オーブで設定されてた価格には手が出なくて、、というより、2階最後列に追いやられる可能性のあるS席が嫌でA席しか買えなかったの。w

その一方、博多座のA席(S席相当)範囲ならば「もうどこで観てもサイコ~確約だよね!」と思ってチケットとったんですが、
2階3列目サブセン、1階中列ほぼドセンという恵まれた2箇所で観られて、ほんとに悔いなくエリザを〆られました。オーブ3階からはるか下を見下ろしていた感覚からすると「すぐそこやん!」ってなる。嬉しかったぁ。。
連れて行った母も大変喜んでいてよかった。
観劇回のキャスボ2つ貼っておきます!

26/1/24 ソワレ
26/1/26 ソワレ

今シーズンのエリザ感想は下記にまとめたとおりです!
anagmaram.hatenablog.com

舞台「忠臣蔵」(大楽)

1月の締めくくりは忠臣蔵の前楽・大楽、1月31日の長岡へマチソワ遠征!

初めての上越新幹線、いったいこんな雪の中をどうやって!?と思う環境を難なく進む姿に呆気にとられた。雪国を走らせる本気、すげえ。
トンネル抜けて途中の越後湯沢駅についたとき、見たことない真っ白な雪国の光景には本気でぽかーんとしてしまった。
友達にフルアテンドしてもらい、とても快適に一日過ごせて大感謝……!
事前にアドバイスをもらって用意しておいたスノーブーツ、ほんとに買っておいてよかった。
長岡は階がわかれていないワンスロープの大きな劇場だったのですが、討ち入りに向かうシーンの客席降りがとても印象的で。
劇場中を埋め尽くす拍手で赤穂浪士たちを送り出せたことに、とても胸が熱くなりました。とてもよい観劇体験だった。

2月

ミュージカル「十二国記」(大楽)

その翌日である2月1日は、こんどは十二国記の大楽のために再びの御園座へとむかったわけです……!地方遠征の大楽はしご、ほんとにこれどんなスケジュール?笑
最初は31日のうちにいったんこっちに帰るつもりだったのですが、長岡発の最終の上越新幹線だと東京駅から自宅最寄りの最終がギリ間に合わなくて危険かも、とわかり。
代替案として「長岡~東京~名古屋移動で御園座12時マチネ……よし可能!」という結論に達し、約630キロの移動に挑戦したのでした。

東京へ向かう友人と一緒に7時台に長岡を出発。

そこから私はさらに東京駅で東海道新幹線へ乗り換え。IC乗車での東北新幹線から東海道新幹線への乗り継ぎ方法も事前に教えてもらっていたので(通れる改札が決まっているんだ!)、間が20分ないくらいでしたがスムーズに乗り換えできました!
りょうがくんがインスタのストーリーで「家につくまでが忠臣蔵!」と言っているのを横目に、自宅付近を超高速で通り過ぎ、なぜかはるばる愛知に向かっている私。笑

そこそこヘロヘロになりながらも無事にたどり着いて観劇した大楽、本当に本当に、素晴らしかったです。

まさに集大成というべき、あのときの「青白い闇」の記憶を、永久に保存しておきたい……!
カテコの景主従のやりとりが本当にたまらなくて頭がおかしくなりそうでした。円盤に入ることが確定しており、幸!
2日間での移動距離がありえなくて流石に疲れ果てましたが、とても幸せな遠征はしごだった。
御園座ロビーで友達とフォロワーになぜか長岡みやげを渡したりしていて、ほんとにめちゃくちゃオタクだった。笑

エリザベート TAKARAZUKA 30th スペシャル・ガラ・コンサート

2月14日ソワレ、2014花組スペシャルVerを観劇!直前までチケットもってなかったけど、一般発売の注釈付き開放を奪取することに成功し無事に観劇が叶いました。だいたい先着でなんとかする人間。

れいトート×まどかシシィ……極上のひとときでございました。
女子高生役のすぐ2週間後に男役歌唱って一体どうなんだぁ!?と思ってたけど、
十二国記の経験が存分に生きていることがわかるれいちゃんトートの伸びやかな歌声、とても素敵だった。

明らかに「人ならざるもの」であるれいトートが、それでも恋に出会ってしまうゆらぎの表現が相変わらずお見事ッ……!の気持ちに。
そして改めて「私は絶対にまどかシシィを東宝でみたいぞ?」と思いました。絶対に絶対にやってほしい。
宝塚版を観ると、ラストではトートとシシィが明確に両思いなことに、いちいち新鮮な気持ちになってしまう東宝版が親のオタクです。
カテコのご挨拶のれいちゃんがものすごい美でおもしれー女っぷりを繰り出すのでわらいじぬかと思った。れいちゃんは本当に、おもろい。

3月

THEE RUBY CATZ Live Tour "Ladies & Gentlemen, How do?"

りょうがくん率いるオリジナルバンド、ザ・ルビーキャッツ(TRCZ)の記念すべき初ライブツアー。
福岡・仙台・大阪・東京で参加したんだけどほんっと~~~に楽しかった!
詳しくは感想記事を書いたのでそちらにて。
anagmaram.hatenablog.com
それにしても、ちょっと移動しすぎな上半期である。
この時点で(福岡もふくめて)2026年の遠征が8回になっており、、まだ3月だよ?笑

ジン・ロック・ライム

まりおくんの舞台久しぶりで嬉しい~!とわくわくして取ったチケット。
しばらくぶりにド正面からの「現代劇のストプレ・台詞劇」を観た気がする。

なんというか……人は誰しも、他人の人生を生きることはできない。自分の人生は自分でなんとかするしかない。
どれだけ相手を大切に思い、このようにあってほしいと強く心からの願いを抱いたとしても、その人生のありようや行く末は本人にしか決められない。
という事実を、とても痛切に感じた。
観ていて募るやるせなさ、人が生きていることのどうしようもなさ。
それと同時に、人は生きているただそれだけで素晴らしいのだ、という事実もまた真理として込み上げてくる。
ものすごくカロリーを使う観劇で、マチネを観終わったあと夜にご飯の約束があるにもかかわらず思わずラーメンを食べてしまったほど。

本当は2公演目も観劇を予定していたのだけど、ちょうどTRCZのツアーに通っていた私は「ロックバンドって、サイコー!」のメンタルだったため、
同じタイミングでロックスター主役のドロドロの話をどうしてもおかわりしきれず……2回目は髙木くんファンのお嬢さんにお譲りした、という後日譚があったりします。。それくらいヘビーだったよ!

4月

ゲキシネ「紅鬼物語」


3月は多忙につき、上映期間の終わり間際、4月に入ってからなんとか滑り込み。昨年ぶりに紅子たちにスクリーンで再会!
ゲキシネって本当によくできてる!単なるライビュの再放送っていう感じではなく、画角やエフェクトが作り込まれていて独特の楽しさがある。
大画面で浴びるれいちゃん紅子の美しさといったらなかったよ。
そして物語の内容には新鮮に号泣してしまったし周りの席もみんなめちゃくちゃ泣いてて「だよねぇ」の気持ちに。
れいちゃんのカテコの笑顔を見ていたら「この人に出会えた人生でよかったな」という幸せなモブの気持ちで更に泣けて仕方なかった……
改めてとても好きな作品だなとしみじみしました。退団後の舞台1作目がこれって本当にすごすぎる。

ミュージカル「メリー・ポピンズ」

観たいなぁどうしようかなぁ、予算がないなぁと思っていたんですがホリプロ公式のオトクなチケット広告がインスタに流れてきたのでそこでかなりお安くA席を買いました。
ほぼドセンを選べたんだよねぇ。。先行で買ってる人に申し訳ない気がしつつ、せっかくならとありがたく買わせてもらいました。

ジュリー・アンドリュース主演のディズニー映画と原作本は母の影響で子供の頃から親しみがあったので、「知っている世界」にミュージカルの形で出会う幸せを噛み締めた。
あのおうちのセット本当にかわいい!ドールハウスのような、仕掛け絵本のような……
スパカリ以外にも知ってる曲が出てきてなんだか懐かしさで胸が締め付けられるような感覚になった。

観るならこの組み合わせがいいなぁとこだわって選んだキャストが個人的にバッチリでとても満足感があった。
キャスボこちらです。

知念さんのウィニフレッドがとてもチャーミング。元女優の奥様役はもしかしたら夢見がちで現実が見えていない女性…のような造形が意図されているのかもしれないんだけど、知念さんのウィニーはなんだかそうじゃなくて「彼女なりに地に足のついた」という確かな生き方に見えた。やり方がわからないで戸惑っているだけで、何も諦めてないし悲観してもない。真っ直ぐに愛にあふれる母親で大好きになってしまった。
小西さんのジョージは前半の厳格さと後半のコミカルさのギャップがさすがでたくさん笑った。小西さん、かっこいいのになんでいつもあんな面白いんだろう。笑
小野田さんのバートはとにかく全ての動きに意味がある感じ。あの世界観に生きているのがとても似合う。
はじめましての玲奈メリー、凛としていながらも笑顔は柔らかくあたたかで、そりゃみんなだいすきになっちゃうよね!というメリー・ポピンズ。
子役のお二人が本当に達者で、あんなに子役ちゃんが出ずっぱりなミュージカルは私は初めて観たんですけど、すごいねぇ…!?

主演含めてここまで盛大に踊り散らかしてくれるミュージカルってなかなかないよね?
東宝芸能だし、まどちいつかメリーもやってくれん!?と思っている(星風まどかさんにいろんなものを背負わせるオタク)。

5月

ミュージカル『刀剣乱舞』加州清光単騎出陣 - 極 -

もうね~本当に、刀ミュの加州清光はその存在そのものが、愛です。
詳しい感想は下記に。
anagmaram.hatenablog.com
GWが重なっていたこともありそこそこ本気を出して全部で5回観たんですけど、本当に悔いがないというか、
自分の中でよい区切りをつけることもできて、とにかくりゅうじくんの清光に感謝しかなかった。幸せでした。

舞台「ハムレット」


はい、2026年、今年のサビでございます。存分にサビ、歌わせていただきました。
推しと贔屓の共演とかいう未だに何が起きたのかよくわからない奇跡に見舞われ、本当に熱に浮かされたようなテンションで通ったな……
日生劇場だったのも最高すぎまして。日生劇場の上演演目に該当したい!という長年の願い、十二国記からのハムレットで連続して叶ってしまい……ウルトラハッピーなのである。
ハムレットも感想は下記にまとめています&6月パートでもうちょっと書きます。
anagmaram.hatenablog.com

及川光博ワンマンショーツアー2026「TAKE IT ROSY!」


ハムレットの東京楽からハシゴして、ミッチーさん30周年記念のワンマン、東京ガーデンシアター公演へ。(ベイベーであるところの姉のアテンドによる。)
あの規模を埋めるというのはなかなかにすごいことだよなぁ……?と思っていたんですが、いざ当日を迎えてみたら、注釈付きまでぎっしり埋まってて壮観すぎた!
30周年記念の公演なのに行きたい人が入りきらない、ということが起きないようにと、ミッチーさんが押さえた大きめのキャパが結果的にソールドするの、まじでカッコいいなと思いました。

あれだけ大きな空間であっても、自分の信じる美学のもとにいつもどおりのミッチーのショーを届けてくれる姿もまたカッコいい。
私は美学を貫いてる人のことが大好きだな!と常日頃思うのですが、その点ミッチーさんってこれ以上なく本物のスター。
世間一般から見たときに、例えば商業的にパーフェクトな選択じゃないことや不器用に見えることがあったりしても、自分がこうと決めた姿を曲げずに追求していく姿って本当に素敵だなと思うんだ。

自身の生き様を嘘偽りなく音楽にのせて全力でぶつけてくれる、ステージ上と客席とで「生きている今このとき」を共有しあえるミッチーさんのワンマンショーは、いつ足を運んでも最高に楽しいです。
ライブで体を音楽に委ねて自由に踊る楽しさを、私はミッチーさんから教わった。
今年もほんとにたくさん踊って笑顔になった。また来年も遊びに行けたらいいな。

ミュージカル「レッドブック」


東京楽に滑り込みでお邪魔。ゆたちゃん(小関裕太くん)の年1の舞台姿とあらば観に行かないわけにはゆかない!
ヒロイン・アンナを演じるゆうみちゃん(咲妃みゆさん)がとにっかくお見事、その舞台姿に拍手喝采。
あんなふうに自然に笑いを誘えるコメディエンヌってそうそういないよ。なんであんなに面白いと可愛いをどちらも100%で両立させることが叶うんだい?!
歌もま~~~素晴らしい。こんなに歌うまかったっけ!?と度肝を抜かれるほどにお上手でした……カッコイイ!!
ゆたちゃんはやっぱり恋心の表現が匠の技というかなんというか……「自分でもどうしてかわからないけど君に惹かれてしまうんだ」というあのブラウンの困惑からの恋の成就には、びっくりするくらいに泣かされてしまった。けっこうめちゃくちゃなこといってんのに。笑
両思いになったあとのふたりのラブラブバカップルっぷりも最高だった。かっこいい+かわいい=面白い、になるのすごいよ。笑

個人的に韓国ミュージカルとの出会い3本目だったわけですが、やはり脚本、話の運びについては「なるほど~~~う~~ん!」の、体感。
これはもう好き嫌いというか相性の世界の話なのだと思っている。
このあたりはまた7月に観たアガサの感想を書くときにでも。

6月

UNDER THE MUSHROOM SHADE


りりかちゃんの歌声を聞きたくて買ったチケット。
本当に驚くほど静謐な空間で、身じろぎすらためらわれるほどの緊張感だった。
ピーターラビットの生みの親であるビアトリクス・ポターを主人公とした、たった3人で紡がれる秘密の小箱のようなミュージカル。
音楽も美術も繊細でとても美しく、3人とも実力が確かすぎる皆さんなため、耳で聞いている満足度はとても高い。
一方で、ストーリーに関してはどうしても乗り切れなかった……のが自分でもかなり意外だった。かも。
自分が観劇に何を求めているのかが、わかるようでイマイチよくわからなくなった一本でもあるのだが、やはりどこまでも結局は「話」になってしまうのか!?そうなのか?!と観終わったあと正直かなり悩んだ。
我ながらちょっと脚本厨すぎる気がする……のだけど、多分脚本への力点の置き方が世の中の観劇クラスタの平均値とは私はかなりズレているし、スイートスポットが狭すぎるんだと思う。感想の温度差を感じることが多いのはこのためだと思うんだよね。

舞台「ハムレット」

6月は大阪と愛知の地方公演に行きました!
噂に聞いていたとおりSkyシアターMBSはめちゃくちゃ便利なところにあるうえに大変に観やすくて、大阪の人うらやまし~!と思った。
それに比べて新しくできる東京の劇場、軒並み微妙なのはほんとーになぜなの!?笑

愛知公演はちょっと予想外のところにある劇場で、最寄り駅からはタクシー移動かな?と思ったけど全然来なくて無理で、
15分田んぼ&線路沿いをてくてく歩く……というなかなか味わい深い遠征に。雨の降った夜道はカエルの大合唱に包まれました。笑
シンメになるようにこだわって初日前につくった硬質ケースを並べられるのももう最後だぁ……としんみりオタクの気持ちで帰る前に撮った1枚。

今回のハムレットは、大楽の最後の瞬間まで、その時に積み重ねられる最良の表現を常に追求し続ける視座の高い座組で、そのことに圧倒され続けていました。
集う全員がそれぞれにプロフェッショナルで、本当に満足度の高い観劇体験を届けていただきました。


感想記事にはノイズになるなと思って全く書かなかったことをこの機会に。

ハムレット、私個人としては本当の本当に、オタク人生における大事件でして。りょうがくんとれいちゃんの共演、意味わからんすぎる嬉しさで、ひたすらに「この世に感謝!」みたいなテンションで過ごし続ける2ヶ月でした。できることならもういっかい最初からやり直したい。本当に幸せだった。。

初日前は何度事実に向き合っても「いや、そうはならんやろ!?」って現実とは思えずにずっと信じられなかったし、
いざ蓋を開けてみたらカテコの立ち位置がお隣で本気で宇宙猫になってしまった。そんな都合のいいこと、あります??
なんというか、なかなか重ならなそうに思えたお二人だったので……いやね、紅鬼と十二国記の時点でおなじみの俳優さんとたくさん共演済みなれいちゃんなわけだけど、そのラインナップにりょうがくん入るのォ!?っていうのが、本当にびっくりだったんですよね。
そして板の上に同時に大好きな人たちが揃ってしまうと、普段それぞれから受信している好きの周波数が違うため、オタクは3公演くらいけっこう混乱して観ました。得難い経験だった。


ビジュアルはそれぞれもちろん大好きなんだけど、やっぱりお芝居が大好きな人達なので、その二人のお芝居のやり取りが観られるっていうのがまた最高に幸せでした。
オフィーリアの死を告げるガートルードのところは、れいちゃんガートルードの語るオフィーリアの最期の悲しくも美しい詩のような響きに魅せられ、
その語りを聞いて涙ぐむりょうがくんレアティーズの表情に胸を締め付けられ……
極めつけにはお芝居のクライマックス、舞台上の上手では贔屓が、下手では推しが、まったくの同時に苦しみながら倒れ伏すので、本当に「どうしたらいいの?」でした。まじでそんなことある???
友達に「同時に倒れるあのときのはどうしてるの?」って聞かれて、「諦めてる」って答えた。2階席で見てたときはほんとにあきらめてオペラグラスを膝においた。笑
といいつつ、あのクライマックスは試合の剣さばきがあまりにもかっこよくて早々にレアティーズに視界を全振りするようになったので、毒に苦しむガートルードのお芝居、実はほとんど観られていないです。あのねぇ、同時は、無理よ!!!笑


このお二人は実はけっこう年齢が近くて、稽古~本番まで思った以上に接点が多かったみたいで……
レアティーズ・オフィーリアきょうだいのリフトの先生役をばっちりとれいちゃんがつとめていたことが大阪でのアフタートークで明かされたり(あみちゃんお話ししてくれて本当にありがとうございました)、
りょうがくんからの呼び方が「れいさん」であることがわかったり……今思い返しても本当に、なんだったん?ってなる。夢かな?夢だったのかも。

我々ファンにとっては周知の事実である「柚香光さんは面白い人である」という点に正面からツボりまくっているりょうがくんが垣間見れたのも最高でした。
うんうん、気持ちわかるよ~みたいな。れいちゃんってほんとおもしろいよね~そうだよね~!みたいな。笑
FC配信でりょうがくんの口かられいちゃんの最新おもしろエピが語られるのは本当にどういう状況だったんですか?聞かせてくれてありがとうございました。。。


公演期間後半のカテコ、大阪以降かしら、自分のお辞儀のあとに立ち位置についたれいちゃんがりょうがくんを振り返ってニコって笑いかけてくれる場面が多々あったのですが、
あくまでも私個人の捉え方としてですが、それはれいちゃんが「りょうがくんの気持ちをほぐそうとしてくれている」ように、見えていた。*1
なぜならカテコのりょうがくん、死にたての精神を引き摺ったものすごく険しいお顔をしていることが多かったので。
大楽でもれいちゃんからはそのニコッの微笑みかけがあり、それに対して笑みの混じった表情で頷き返すりょうがくんがいて。
そのやり取りを見たらもう流石に泣けてしまって無理でした。あーー。。。ってなった……。真意はもちろんご本人たちにしかわからないことですが、でもなんていうのか、一緒に作品を作り戦ってきた人同士としての交流を見させてもらえるのって、どうしたって胸熱にならざるを得ないじゃないですか。
こんなことってあるんだな~!?と思い続けた2ヶ月、オタク人生における惑星直列が起きてしまった。この幸を抱えてこの先もたくましく生きてゆきます。


とまあ、誰かを追っているオタクにとってこれ以上ない条件が揃っているうえに、舞台としてもものすごく面白かったときたら……そりゃあ、通ってしまうよねー。
想定よりもけっこう増えた回数で東京・大阪・愛知を駆け抜けました。
まじでもう2026年に悔いない!って思うレベルだった。楽しかったし幸せでした。長いことオタクやってるとこういうハッピーな奇跡も、起きるね!



本数はそんなに多くなく初見のものだけでいうと……いや嘘じゃん、10演目ありました、十分多いやんけ。。
言わずもがなで年末以降~2月頭までの暴れと5-6月のハムレット狂いがひどいため、総回数がそこそこすでにやばげ、
2026年のサビは歌ったつもりでそれはもう揺るがないんですが……でもなんか年末に「髑髏城の七人」来ちゃったよ。笑
www.vi-shinkansen.co.jp
いい塩梅ってどのあたりなんだろう。答えを探すあてのない旅は続く。とかいって誤魔化してないで多ステを真面目に見直せ!!
下半期も元気に劇場に通いたいです。

*1:その気遣いは……組子に対するそれのような……?って思っちゃったけどリフト習ってるしそういうことでいいか!?になった(ならないよ)