こたえなんていらないさ

主に刀ミュ(ミュージカル「刀剣乱舞」)を愛しながら、舞台まわりをぐるぐるしている人

拝啓、シブヤノオト様&ミュージカル『刀剣乱舞』様。「記録」が残ることへの感謝を伝えたいエントリー

こんばんは、あなぐまです。ブログに書きたい内容が脳内で渋滞を起こしていて大変です。なんで1日って24時間しかないんだろうなぁ!?
そんな中「この感謝の気持ちをどうしたらいいのかわからない!」となる出来事があったので、見てのとおり、もうよく何がなんだかわからないタイトルで突然ブログを書いています…!(のっけから何)

ええとね、何があったかというと、これです。これなんです。


昨日のお昼に刀ミュ公式のつぶやきでこのお知らせを知り、冗談じゃなく物理的にかたまってしまった。身動きどころか呼吸も止まるわ。嬉しすぎて。いや、本気でびっくりしすぎて。


あの、シブヤノオトPresentsの神回を。ミュージカル「刀剣乱舞」阿津賀志山異聞~2018巴里~のパリ現地公演の舞台裏をとことん丁寧に、つぶさに追ったあの素晴らしい番組を、なんと、このたび、
ほんとうに円盤にしてくださった!!!!!!涙


昨年10月の放送直後、感謝で荒ぶったままの勢いを叩きつけるように、こんなエントリーを書きました。
anagmaram.hatenablog.com


阿津賀志巴里は、本当になんと表現したら良いのかわからない気持ちになる、特別な公演です(もうその理由の詳細はいい加減いいだろうということで省きますが)。色んな気持ちを抱きしめて、全力で駆け抜けたあの8月を、絶対に忘れないだろうと思う。
その夏の思い出の端緒となったパリ公演。私たち観客の目には決して見えてこなかった、その本当の<舞台裏>。それをとてつもなく丹念な仕事ぶりで、かつ予想だにしないアクシデントがあったにもかかわらず、ありがたいほどにただ冷静に記録してくださった番組構成には、本当に感謝しかありませんでした。

↑の放送後のブログで私こんなことを書いていたんですけど、

シブヤノオトさん、素晴らしい番組を本当にありがとうございました。見そびれた人のために是非いつか再放送をお願いします!!!!というかもういっそのことライブストリーミング配信の中身も未公開シーンも全部セットにして円盤にして!売って!!!NHKだと売れないか!?どうですか!?だめですかね!!!?笑

「シブヤノオトPresents ミュージカル『刀剣乱舞』 -2.5次元から世界へ-」を見た感想(刀ミュへの愛が止まらない) - こたえなんていらないさ

いや待ってくれ、これほぼほぼ叶っとる

いや~~~~びっくりした…。驚いた。まさか本当に円盤にしてくださることがあるとは!?涙
なったら嬉しいな~でもNHKの番組だから難しいかな、いやいやでも刀ミュのおたくが円盤出せば絶対に買うことも運営はじゅうじゅうご存知でいらっしゃるだろうからこれは望みがあるのでは…!?とは、思ってはいましたけれども!!!
しかも「未放送シーンを加えた特別編集版」だと…!?
なんなのその福利厚生!?どういうことなの!?そんなに甘やかしてもらっていいんですか!!?(混乱)

しかも!特典ディスクの収録内容のラインナップが、これまた尋常じゃないことになっているんですよ…。
以下は公式サイトからの引用なんですけども、

特典映像は「MUSIC JAPAN」「シブヤノオト」のステージ映像ほか、
「SONGS OF TOKYO」より未放送シーンを加えた全5曲のスペシャルメドレーオリジナル完全版を収録。
さらに「第69回NHK紅白歌合戦」より山内惠介とのコラボスペシャルと、
刀ミュ史上初19振りの刀剣男士が集結した『刀剣乱舞』を加えた、
NHK出演番組をコンプリートしたスペシャル版。

musical-toukenranbu.jp

まてまてまて。
紅白歌合戦って、円盤になるの!!!??!
まじで!?そんなことある!!?公式が紅白の出場の様子を収めた円盤を販売してくださることなんてあるの!??!(興奮のあまり一回立ち上がってまた座る様子)


最初、情報量が多すぎて、お知らせページを見てもその内容がなかなか入ってこずでした。
だってNHK出演番組をコンプリートしたスペシャル版」なんですよ。コンプリート。つまり全部。全部だってよ!!??(わかったよ)
なんと、収録されている一番最初の放送は、2016年2月22日。刀ミュの刀剣男士として、今はなき「MUSIC JAPAN」への、歌番組初出演を果たしたときの映像です…。2016年2月といえば、前年11月にトライアル公演を終え、team三条with加州清光としてCDデビューを果たした直後の時期。阿津賀志山の本公演にむけての準備真っ最中の、まだまだ初々しかった彼ら。「歌番組に出るとか本気!?」って、ちょっと内心ハラハラしながら見守ったことを思い出します。もう3年経ってるんですね…もはや懐かしすぎて、クラクラしてしまう。。

その他の激アツポイントとしては、

  • SONGS OF TOKYOの「ノーカット完全版」が収録される
  • 紅白歌合戦出場会見時の映像も収録される

あたりですね…!

SONGS OF TOKYOは、披露された曲数は5曲とかなり多かったものの、全貌を見ることがこれまで叶っていませんでした。WEBでの配信版では5曲すべてが放送されたかわりにどれもがダイジェストだったし、地上波放送版では2曲”のみ”のフル歌唱映像でした。なので見たいけど見られないシーンがあまりにも多く…とにかく「頼むから!お金払うから!!!ノーカットで見せてくれ!!!」って、本気で願っていたんです。。

↓フルバージョンを切望する様子の例


もちろんNHKホールでの観覧もしっかり応募はしてたんですけど、まぁそうそう当たらないじゃないですか!現地に行ってた人の話を聞くに「えぇ!?そんなことやってたの!?」ってなって、フルで見られないことが本当に惜しくて惜しくて仕方なかったんですよ…。それを…ついに目にすることができるなんて…!涙
そして紅白の記者会見映像。出場を知らされてまだたった数時間後の、心底緊張もしているだろうけど、あの眩しいほどにキラキラした、自信に溢れたみんなのお顔を…改めて拝むことができるのかと思うと…私は…私は…!!!涙


思えば、刀ミュの歩みの本当に初期の初期の頃から、NHKは刀ミュを不思議なほどに贔屓にしてくれてました。
さっきも書いたけど、歌番組初出演が2016年2月というのを考えると、まだ刀ミュが1つのコンテンツとして産声をあげたばっかりで、実績もまだまだここから、というタイミング。その時にそもそもNHKはよくぞ番組に呼んでくれたなと思うし、刀ミュはそこから先に繋げていってくれたな、と思う…。
私たちファンが冗談半分で「こんなに番組呼んでもらえるんだったら、刀ミュいつか紅白にも出れちゃうかもね!」って言っていた、あの始まりの頃の姿から、実際にその夢を果たして晴れ舞台に立った瞬間までを、ひとつの円盤におさめて頂けるだなんて。。。こんなにエモいことがあろうか…!?


そして、なにがそんなに嬉しいかって、そのこれまでの歩みを「記録としてしっかり残す」という判断を、刀ミュ公式がしてくれたことです。
放送された実績は当然なくならないけれど、TV番組は公式でアーカイブ配信でもしてもらえない限り、その時にTVの前にいられた人、録画をしてた人しか、なかなか見られないものだから。
DVD、ブルーレイという明確に残る形で、見たいと願う私たちにその歴史を届けてくれることが、本当に心底ありがたいなと思うんです。
しかも公式自らが手がけたものではなく、外の視点から捉えられた映像っていうのもまた、すごく貴重なことだと思うんですよね…!第三者の側から見たミュージカル刀剣乱舞の歩みなわけですよ…!
「こうやって刀ミュは大きくなってきたんだな」っていうことをダイレクトに感じられるような、成長の歩みを克明に刻んだ一本になりそうで…嬉しい!本当に嬉しいよ~!涙


…という具合で、この大きすぎる感謝の気持ちがどうしようもない!となったため、とりあえずブログに書いてみました。
なんていうかこう…インターネットという大海原に、この感謝を投げ込んでおきたい欲求に突き動かされたんですよね…。だって、この感謝の有り様だって、記録しておかないと反響としては残らないわけじゃないですか!「ありがとう」と思ったその明確なリアクションを、何らかの形で残しておきたい!と思いました!なので書きました!
(※いや、それなら黙ってNHKにお礼のメールのひとつも入れろよとも思いつつ。ちゃんと届けるなら本来そのほうがいいよね。笑)


シブヤノオト様、刀ミュ公式様、この度は本当に本当に、円盤化すすめてくださってありがとうございました!しっかり通販予約済みです!ハ~、ちょう楽しみにしてます!!!(エアリプみたいになってきた)


やっぱり刀ミュが好きでよかった!!!!!!

敬具 (←いちおう)

ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」ロミジュリ 2/24公演の(ごく一点に偏った)感想

「愛か、死か―」究極の恋の物語、再び。
romeo-juliette.com

ドキドキしながら、本当に本当に楽しみにして、去年から待ちわびていたロミジュリ。2月23日から、遂に公演が始まりました…!は、始まってしまった…
私は2月24日の、Wキャスト的には2回目の初日*1を観劇して来たのですが、
…この前振りを書いてみたものの、その次に続けるべき言葉が、うまく思い浮かばないです。。端的に言うと、感極まりすぎた。

えーとこのブログをもしかしたら色んな方が読むかもしれないので、簡単に前提を述べておきますと、

  • 2013年にテニミュをきっかけに舞台にはまりました
  • 今はマーキューシオ役の黒羽麻璃央くんのファンをしています
  • ロミジュリは2013年版を見たことがあります

…という人間が書いております。感想は作品全体よりも、どうしてもまりおくんに関してに、潔く偏ります!



私が過去に見たロミジュリは先述のとおり2013年版(※2011年の再演版)なんですが、その後に演出が刷新された2017年版は見ていなかったので、新演出のロミジュリは初観劇でした。
というか、そもそも2013ってハチャメチャに昔という事実…笑 たしか秋に公演やってた気がするから、5年半くらい前になるのかな(おそろしい)。
なので相当に久しぶりのロミジュリ観劇だったんですけれど、新演出版、すごく好きだなと思いました!
前提として比較対象が5年半前の記憶なのであれなんですが笑、物語から伝わる印象が、よりシャープになった感じがするというか。見る私の理解が変わっただけなのかもしれないけど、登場人物それぞれの行動の背景にある感情が、以前見たときよりもクリアに伝わってくるような印象を受けました。
作品としてはもう、クオリティが保証されていることがわかりきっているので、安心して楽しみに見に行くだけ!という感じだったんですが、その期待を全く裏切らない、素晴らしい世界に出会うことができました…!


2月24日公演のキャストは、大野くんロミオ・木下晴香ちゃんジュリエット・廣瀬くんティボルト・まりおくんマーキューシオ・たつなりくんベンヴォーリオ、でした。

大野くんのロミオ、すっごく「うわぁ、ロミオだ~!」って感じで…なんていうのか、このロミジュリの中で描かれるロミオには特に、夢見がちなところがあっておっとりしている、世間ずれしてないおぼっちゃま的な特徴…があるかなって思っているんですけど、そのイメージがめちゃくちゃハマっていて。ものすごく純朴そうというか、素直そうというか。
あの荒廃したヴェローナの街で出会うのだとすれば、ジュリエットが出会ってすぐに惹かれてしまうのも納得するな!という感じの、まさに正統派王子様。
だけど二幕で絶望の淵に立ってからは、全く違う表情を見せて、歌声もガラリと変わって、自然と目や耳が惹きつけられるロミオでした。
そして晴香ちゃんのジュリエットは、とてもとても美しくて。
なんというか、すごく凛とした、心の強さを感じるジュリエットでした。
恋に憧れるだけではなくて、自分の意思で人生を切り開いていきたい、という強い眼差しを持っているジュリエット。
ジュリエットの音域ものすごく高くてびっくりさせられるんですが、それをしっかり歌いこなしていて、まだはたちなの!?マジで!?と仰天していました。きゅ、99年生まれ…(震)
この二人が並ぶと、本当にめちゃくちゃお似合いだった…!

廣瀬くんのティボルト、まず真っ先にスタイルに仰天する。脚が長すぎる!!??
内側に抱いている「悲しさ」が、怒りの後ろに透けて見える。ジュリエットのことを本当に大切に想っていたんだな、ということが伝わってくる。その燃えるような悲しみの在り方がとても美しいティボルトだなぁ、と感じました。

たつなりくんのベンヴォーリオは、にじみ出る心根の優しさが、より彼を取り巻く悲劇を際立たせているようで、見ていて胸が痛くなりました。
マーキューシオと一緒に悪ふざけはするけれど、羽目を外しすぎることはない彼は、結果的には大切な仲間を一気にふたりとも失ってしまう。
若者たちの中で、たった一人だけ生き残ってしまうという、ある意味とても酷な立場。彼が佇む傍だけには、「死」の影はやってこない…。最後にロミオとジュリエットの亡骸を前に泣き崩れるところ、めちゃくちゃにもらい泣きをしてしまった。


作品は、物語を貫く「死」の姿から始まります。
世界を荒廃に追いやったと思しき核戦争を想起させる映像を背景に、なめらかに、蠢くように舞い踊る「死」。
目深に被った帽子に隠されて、彼の表情を伺い知ることはできない。
心をざわつかせるようなそのシルエットの向こう、薄い幕の奥に透けて見える、ヴェローナの街。
そして徐々に幕が左右に引かれ、そこに突如響き渡る、
「くたばれ、キャピュレット!」
という怒鳴り声。


…ワーーーーーーー!!????!(発狂)
すみません落ち着いて書こうと思ったんですけど全然だめでした!!!!舞台に響く第一声がまさか推しの声だと思ってなかったんで本当に本当にびっくりしました!!!!そんなの無理!!やばすぎる!!!涙
そこからはもはや客席で「ウワァ!!!??出だしからめちゃくちゃ舞台上にいる!!?どうしよう!!??」って感じになってしまいまして…あ~もう突然IQが急降下した文章になっている。だめだ。落ち着いて立て直そうと思ったんですがもうここらで匙を投げて、以降は冷静さのかけらもない文章を書きますねごめんなさい!!!(突然アクセルを全開にした様子)

◆マーキューシオについて

まりおくんのマーキューシオ、めちゃくちゃ好きでした!!!そら推しやから好きに決まっとるやろな!って思うんですけど、ファンの欲目なんだろうとも思うんですけど、なんかもう、そうだとしても、好きすぎた!!!最高だった!!!!!!涙

やや語弊のある言い方だけど、まりおくん、ちゃらついたところがある役は心底似合うと思っているので、マーキューシオの方向性は絶対はまる!と確信していたんですが、もはや予想以上でした…
思った以上に危うさが全面に出ていた。目をぎょろつかせながら、手の中で飛び出しナイフをおもちゃにしてかちゃかちゃと鳴らしては、舌を繰り返しべぇ~と突き出して。
どこか行き過ぎたものを抱えていて、ひとたび火がついたら、そのままぱぁっと勢いよく燃えて消えてしまうんじゃないか、っていう感じの、火花みたいなマーキューシオでした。そしてそのとおりに、あっけなく命を落としてしまうことになるんだけど…
だけどその奥底には、寂しさと優しさが静かに横たわっていることを感じた。


まりおくんはマーキューシオについて、パンフレットで「どんな人間なのかを考えたら、寂しい人間なんだって答えが出てきて」というようなことを述べているんだけど、見ていてそれがすごく伝わってくる気がしたんですよね。
どこに向かっていったらいいのかがわからないまま、ただイライラと自分を持て余しているような。その姿を見て、鋭くてさみしい刃みたいだな、って思いました。

私は2013年にロミジュリを見たときには、なんでいきなりマーキューシオが死んでしまうほどにキレて暴れるのか、その背景がいまいち理解しきれないというか、一連の展開の必然性が自分の中ではぼんやりとしてしまってたんですよね。だけど今回はマーキューシオの心情の流れが、見ていてすとんと胸に落ちてきた気がしました。
マーキューシオが、ロミオとジュリエットの結婚を知った時に怒ったのは、やっぱりそれを「友情への裏切り」だと感じざるを得なかったからなんだろうな、と素直に思えて。

マーキューシオは、モンタギュー家のロミオやベンヴォーリオと親しくしているけれど、彼自身がその血筋の中にあるわけではない。大公の甥である彼には、他の人とは分かち合えない、立場の違いからくる寂しさがあったんじゃないかな。だけれど、ロミオとベンヴォーリオという気心の知れた親友が、彼にとってはきっとかけがえのない居場所、自分という存在の証になっていたんだろうと思う。
でもそんな大切な居場所であったはずのロミオが、敵方でしかないキャピュレットの一人娘と結婚したということを、マーキューシオはなんの前触れもなく突然知らされることになってしまう。しかも本人の口からじゃなく、街に流れる噂を通じて、という形で。
自分をつなぎとめてくれるはずのよすががあっけなく消え去ったことへのショックと、信じていた親友の心を理解できない苛立ちが、そのままキャピュレットへの憎しみへ増幅されながら変換されて、まっすぐに発散していってしまったんだろうな、って思いました。

そうして閃光のように炸裂して勢いよく死んでいってしまうその瞬間には、優しさだけが残っていた。死に際の表情、まりおくん自身が持ってる本質がにじみ出るみたいな、本当に優しい微笑み方をするので、見ていてどうにかなりそうだった…。
マーキューシオのさみしさは、友の腕に抱かれて息を引き取ったことで、きっと幾分か慰められたに違いない、と思いました。


そしてミュージカルですので、とてもとても大事な様子である歌、について。
ロミジュリに関しては…なんといっても、「世界の王」が楽しみすぎたんですよね。。「あれを歌うまりおくんが見られるの?は?まじで?それ現実?」っていうテンションで、楽しみなあまりもはや息ができなくなりそうだったんですけど……も~~~~最高だった!最高だよ!!!うわーん!!!涙

あの曲、ほんとうに言葉に尽くしがたい名曲ですよね…。かっこよすぎ。。聞いていると自然に気持ちが浮き立ってしまう。
「この地上のヒーローはここにいる俺たちだ!」って、あの瞬間の3人は心から信じてたんだろうなって。男の子の集団にしか生まれ得ないような、仲間との繋がりを心底ピュアに信じているからこそ発せられる爆発的なエネルギー。自分たちの生き様を全肯定する勢いに満ちた明るさ。若さゆえの、視界に収まる範囲しか見えていないからこその無敵感。
もともとすごく好きな曲!って思っていたその有名すぎるナンバーを、歌って踊るまりおくんの姿を、ついに私は目にしてしまったわけで…もはや、わが人生に一片の悔いなし…ってなって、一幕も早々のタイミングで、幸せすぎてそのまま砂になって消えていきそうでした。思い出しても胸が苦しいぜ!未だに夢みたいな気持がするよ!
泣きながら手拍子ってできないですよね!途中手拍子できなくなっちゃったよ!

まりおくん、「世界の王」に限らず、歌声がとにかく安定していました。いつもと声の出し方違う!!!って大感動しながら聞いてた。歌声が、好きなんじゃあ~!涙
出すところは出す、っていうメリハリもつけられていたような気がする…とにかく、安定していたんですよ…あれだけ実力のあるキャスト陣に囲まれながらも、聞いていて一切の不安がないって、もうそれだけでものすごいこと、素晴らしいことだよね…!!?涙

とりあえずここまでは、言いたいことを早口でぜんぶ言ってみた(ぜえはあ)

◆「グランドミュージカル」デビューを全力でお祝いしたい

私、今回のまりおくんのロミジュリ出演が、本当に本当に嬉しかったんです。

今のまりおくんは、お名前のとなりに「2.5次元」というキャプションがつけられることが、本当にものすごく多い。舞台周りを取り扱ったおなじみの雑誌以外に露出するときは、それが若い女性向けファッション誌であっても、テレビのバラエティーであっても、ほぼ9割の確率で「2.5次元」という単語が添えられています。
まりおくんの俳優デビュー作がテニミュであり、直近では数年間、刀ミュで三日月宗近という中心を担う役を演じ続けているということ、そして昨年末には刀ミュを通じて紅白にも出場しているという状況があることを考えれば、それもまたごく当然のことなのかとは思います。

私自身が、テニミュをスタートラインとして舞台にはまった人間であり、まりおくんを応援し始めたのも大好きな刀ミュがきっかけになっているので、2.5次元は私の心の中のいわば”実家”みたいな存在です。当たり前にそこにあるっていうか。自分の中では、帰る場所なのかもしれないな、と思う。心から大好きだなと思えるし、誇りだって感じさえする、いち観客としての大切な居場所です。
だけどそれと同時に、応援している俳優さんがそのジャンルにだけ閉じた形で、終わっていってほしくはないなってことも、ものすごく強く思うんですよね。

うーん、自分でもどう表現したらいいのか迷うんですが…ものすごく乱暴ですが、わかりやすくするために、「2.5次元作品と、そうでない作品」というめちゃくちゃ極端な分け方をするとしたら、長く俳優生活を続けていく上では、後者に出演する機会もまた、俳優誰しもにとって、ものすごく重要なことだと思うんですよ。ごく当たり前のことを言っている気がしますが。
そしてまりおくんに関しては、本人が「垣根にとらわれずに活躍していきたい」って何度もはっきりおっしゃってるので、私なんかが言うまででもないんですけども。

でも、2.5次元とその他の舞台、その両者のどっちが上だ下だ、っていう単純な図式で語る話じゃないとも思ってるんです。両者を引き比べるとき、当たり前のように2.5次元が下のものとして言及される風潮が根強くあると思うんだけど、そういうことじゃないと思いたいんだよね…。潮目は絶対に変わっているし。このことについてはずっと考えてるけど、うまく説明することができない。。
…という感じで言いたいことをうまく言葉にまとめきれてないんですが、とにかくその「2.5次元ではない作品」の中において、グランドミュージカルという存在は、演劇というジャンルを語る上では、やはりものすごく大きいものだと思うんです。

ターゲットにしているお客さんの層や、作品を描き出す上での手法が大きく異なるからこそ、そこにおいて求められる表現(あえてクオリティという言葉は避けておきたい)もまた、2.5次元とは全然種類が違うはず。
チケットだって本当にお高くて、そうそう簡単に出かけられる金額じゃない。だけど見に行くと、圧倒的な世界観で、観客として打ちのめされるような経験が出来る。あの没入感は他じゃ味わえないものだというのもよくわかる。

その、深くて広大な「グランドミュージカル」という世界に、今のまりおくんが出演するってこと、ものすごく意義のあることだなぁってファンとして勝手に思えてしかたないんです。

私は沢山グランドミュージカルを見ている人間ではもちろんないので、そちらについてわかったようなことも当然言えないんだけど、誰もが知っているようなビッグタイトルにこのタイミングで挑戦するのって、めちゃくちゃに理想的な流れのような気がしてます。
一定の成果を2.5次元という世界では間違いなく出している中で、ある意味まっさらなチャレンジャーとして、未経験の新しい世界に飛び込んでいく。そんな姿を見せてもらえるなんて、ファン冥利に尽きすぎるやつです…。本当に心底幸せだよ…。
どうしても評判が知りたくて、初日のあとについついマーキューシオで感想を検索したりしてたんですが、まりおくんを初めて見るお客さんからの褒めてくださってる声がいくつもあって、本当に本当に嬉しかった。。
いい意味で、初めてまりおくんを見る人の期待を裏切っていたんじゃないかな、って感じます。ゆーて、ものすごい場数は踏んでいるので…あの年齢でなかなかないほどに、鍛えられているので…。武道館やたまアリに立って、センターをはってお客さんの目をひきつけてきた実績があるので!(勝手にほこらしげ)
そこに向かって努力した諸々が、絶対に今に生きている!って、舞台を見つめながら実感しました。ちょっとした仕草や立ち居振る舞いに、自然と目を引くなにかがある気がするんです。なんとなくその場にいることは絶対にしないし、自信なさげにする様子も微塵もなくて、ただ堂々とそこに存在していて。
応援していてこれほどまでに嬉しいことがあろうか!?いや、ない!と断言できる。も~ほんとそれくらいハッピー。全くもって冷静になどなれないのでした。
とくに、24日の公演ではスペシャルカーテンコールで、小池先生がたつなりくんとまりおくんについて、明確に言及してくださったりもして。。新しい息吹として迎え入れて貰っている、青学7代目の同い年の二人が並んでいる姿。私が初めて見たテニミュ、そこにいた二人の大きく成長した姿なんて、そんなの見ていて泣かずにいられるわけがなかったよね…。これがエモいと呼ばれるやつじゃなかったら、一体なんなの!?ってなるよね…涙
「こんな晴れがましい瞬間に立ち会えるなんて、おたく続けててよかった…!」って全力で思いました。誇張じゃなく生きててよかった~~~って、まじで思ってしまったのでした。


…というわけで、ここまで作品全体に関しては全然ちゃんと触れられてないのですが(まじですみません)、とりあえず今のこの荒ぶりを文章にしないと次が見られない!って感じになってたので、勢いよく叩きつけるように書きました!
一箇所にめちゃくちゃに偏った感想で申し訳無さ!なんだけど、それくらい本当に幸せで仕方ない瞬間だったんだ!このよろこびをやきつけたい!!!

まりおくん、ロミオ&ジュリエットのマーキューシオ役、本当に本当に、心からおめでとうー!!!!!!!!


もうちょっと頭が落ち着いたころに、俯瞰した感想も書けたらいいな、って思います。笑
「この人大丈夫かな?」なテンションにお付き合いいただきありがとうございました!

*1:ジュリエットだけトリプルキャストなので、初日は生田絵梨花ちゃん回であと1回あるのでした

崎山つばさ 1st Album「UTOPIA」を聞いたのでその感想

なにげに2月は初更新になってしまった!
刀ミュみほとせ再演、絶賛公演中ですね。もちろん東京公演で既に見てるのですが…感想まとめるのがどうしても難しく、うだうだしていたらあっという間に2月になってました。なのでもう、ええい!感想は凱旋1回目を観てからにしようかな!?となってます。でもぜったいに書くよ~。


前置き長くなりましたが、今日は全然違うお話をば。
このあいだ、ご縁がありましてつばさくんの1stアルバムを頂いたんです。その名もUTOPIA!理想郷!よいひびき!

UTOPIA(CD+DVD)(MUSIC VIDEO盤)

UTOPIA(CD+DVD)(MUSIC VIDEO盤)

そのかわりに私からはまりおくんの写真集を差し上げたよ。そうです、おたくがよくやりがちな推しの交換会をしました!笑 楽しいよね!
黒羽麻璃央写真集 開放

黒羽麻璃央写真集 開放

まりつばなお二人、ほんと好きなんですよ。この二人を見ていると世界平和って感じの気持ちになる。まじで徹頭徹尾ピースフル。おかずくんと俺旅はまごうことなき正義です…!


というわけで(どういうわけで?)、せっかくなのでアルバムを聞いた感想を書いておこうと思います!
もちろん、しっかりとしたファンの立場で書いている文章では全然ないので、とってもお気楽~な立場の人が横から好き勝手喋ってるてきなアレなので!以降の文章はそういう体なんだってことでひとつよろしくお願いします。

◆特に好きだった曲

完全なる個人の好みに基づき、特に好きだった曲をいくつか挙げてみました。

  • UTOPIA

余白のような大きなブレス、その後に続くサビ冒頭の言葉運びと、メロディーの組み合わせがすごく好き!
「広がってゆく」というア行の音で高く始まって、かつ「ユートピア」というこれまたア行の音で終わるのが、にくいな~と。この部分を聞いてる体感が、まさに「広がってゆく」としか言えないんですよね…!音の選び方が考えぬかれてるなって思う。
それでいて、二番のサビは「繋がっている」という、どこか対になるような言葉で始まっているのがまた良い。遠くへ向かって拡散していくだけなのではなくて、目には見えない、だけど確かな関係性が、手元にしっかりと残っているのを感じる。

  • スノーギフト

イントロと間奏のギターがメロウでめちゃ良いですね…。好きだな~!
つばさくんが作詞している歌がいくつかあることは知っていたんですが、その中で一番聞いてみたいなと思っていたやつでした。
結果、聞いていて「…!?」なりました。
え、、推しがこんな作詞してきたら泣いちゃいませんか!!??私はひっくり返った!
歌詞に込めた気持ちについて、ちょうど雑誌のインタビューで読んで知っていたので、余計…。これはいくらなんでも、ファンには染みすぎるやつなのでは!?
安易に寄りかかることを選ばない、孤独を内包するからこその強さ、みたいなものを歌から感じました。そしてその芯には、きっと何よりやさしさがあるんだと思う。
つばさくんの声は「冬」がお似合いになるなぁ…。

  • この「薄情」天空に投げて

タイトルからして強めの言葉が並んでいるとおり、ぐいぐいと力強く、前のめりに飛び出していくような一曲。
これはね~!サビのメロディーがすごく好きだった~!!!個人的な好みのラインに刺さるやつでした。
歌い出しがサビから始まるので、余計に疾走感があるよね。サビはとにかく、マイナーコードで駆け抜けていく気持ちよさがすごい。うん、とにかく、ああいうメロディー進行が、大好きなんですよ!ギュンギュン鳴るギターも良い!…えーん全然うまく言語化できない!笑
手の中に握りしめた自分の気持ちだけを信じて、足を引っ張る余計なものはすべて後ろに振り捨てて、全力で駆けていく、みたいな世界観を感じた。どこか刹那的なその様子も相まって、やっぱりツボにハマった一曲でした。そういうふうに生きていきたさあるよね…(そうなの?)

  • frost flower

これもさ~~!?こんな曲を推しに歌われたら泣いてしまいませんか!!?(2回目)
つばさくん推しの皆さん大丈夫でしたか!?いやーびっくりする。びっくりした。これは作詞はつばさくんではないけれど、にしたって!?となりました。
特にさ、「いつかは僕も君の花になるから」って、そんなのダメじゃない…?
ファンならば「何いってんだよォォ!!?すでに花だよー!!!」(号泣)ってなりそうですよね。なると思います。私なら200%なる。というか、普通に聞いててじわっと来た。
なんというか、この曲はつばさくんの声の柔らかさが、特に際立つ一曲だなぁって思いました。
frost flowerというタイトルどおり、ダイレクトに冬を歌った曲なんだけど、寒い季節にほっと胸のうちに届けられた、人の気持ちのあたたかさ、そんなものが浮かび上がってきます。押し付けがましさのないやさしさ、って言ったらいいのかな。
来年もまた会えるように、ってすごくいいなぁ。雪の花びらに乗せて、密やかにそっと放たれるその願いが、叶う世界であるといい。

◆俳優が歌う、ということ

私はこれまで刀ミュでしかつばさくんの歌声を聞く機会がなかったんだけど、その進化は、去年の阿津賀志巴里あたりからビシバシと感じていました。それこそつい先日のみほとせでも「やっぱり、歌うまくなってる!」と実感していた。
なので、やはりアーティストデビューすると当然のことながら一皮もふた皮もむけていくな、すごいな…!とは思っていたんですが、今回頂いたアルバムを通して聞いたとき、歌の実力の伸び以上に印象に残ったのは、予想を超えたその「聴き応え」の深さでした。
なんというか、これは「歌」という形態を通しての、俳優とは別軸での、確固たるひとつの表現活動なんだな、というふうに感じたんですよね。…いや、ごくごく当たり前のことを言っているだけの気がするけども。。


アルバムってまとまった曲数がある分、音楽を届ける側が聞き手に伝えたいと思っている内容が、とてもクリアに立ち上がってくる部分がありますよね。ひとつの世界観を提供してもらえるような感覚があります。
この1枚のアルバムを聞いていると、つばさくんが相当な覚悟を持って音楽活動の道に足を踏み入れたんだなってことが、自然と伝わってくるような気がしたんです。
ただ与えられたものをこなしているのでは決してない、というか。曲によって、けっこう大幅に歌い方も変えているんですよね。
聞いてくれる人に対して、歌うことを通して、自分は「表現者」としてどうアプローチしたいのか。届けたい感情、掴み取りたいものはなんなのか。そういったことを、めちゃくちゃ考え抜いた上でぶつけて来ているんじゃないかな、というふうに思えました。
UTOPIA、まちがいなくひとつの作品として成立しているなって、本当に感じたので。すごいなぁ。音楽活動って、生半可な気持ちで始められることでは当然ないとは思うんだけど、にしたって、こうして形にしてしまえるのってやっぱりすごいなぁ…みたいな気持ちにしみじみとなりました。

私はつばさくんの人となりに詳しいわけでは全然ないけど、そんな私がアルバムを聞いて感じたのは、溢れんばかりの包容力というか…自分が立つべき場所にどっしりと深く根をおろした人だからこそ放てる、力強い優しさでした。
そして、俳優として活動している人の歌声に自然と滲みだす「必然性」みたいなものに触れるのが、私はわりと好きなんだな、とも感じました。それこそこれは、The Brow Beatで活動している流司くんを見ていて感じることでもあります。
やっぱり、何より「表現する」ことを生業として生きている人たちだから。彼らが歌うことを選択したとき、そこにはなにか、どうしてもこれがやりたかった、これじゃなきゃ伝えられなかった、っていう類いのものが、詰まっているような気がしている。そうして、彼らが歌うことに対して見出した意味の表出を、聞き手として受け取ることができるのは、とても贅沢で楽しいことだなと思う。
もちろん歌声だけならば舞台で聞く機会も沢山あるんだけど、役を通さない、素のままの”本人”としての歌声って、やっぱりまた違う重みと魅力があるよね。


…以上、UTOPIAはとても良きアルバムでした、という(かんぺきに外野からの)感想でした!
とちゅうで中途半端に言及しちゃったけど、同じCDというくくりでは、Hamelnの感想もどこかでちゃんと書きたいですー!

「推しが売れゆく世界線」より ― 2019年1月の所感

推しが、売れそうになっている。なんだかとっても、そんな気がする。

当ブログは立ち上げ時より、作品としては「刀ミュ」(ミュージカル「刀剣乱舞」)を推していますが、俳優さんとしては2019年1月現在、黒羽麻璃央くんを推してます。まりおくんを推しはじめてから、ざっくり1年ちょっとが経ちました。
↓推すに至った経緯はここに書きました。
anagmaram.hatenablog.com
今日はそんな推しであるところのまりおくんが、いよいよ売れそうになっているな…と勝手にひとりでしみじみ感じいっている、とあるおたくの冷静さのかけらもないつぶやきです。
※完璧に、たんなる個人の感想(感傷?)です。なので話半分にきくくらいがちょうどいいよ。なんだけど、いてもたってもいられないので、とりあえず文章を書いているよ。

◆そもそも、若手俳優にとって「売れる」ってどういうことだろう

いわゆる「若手俳優」と表現してもピンとこない人は沢山いると思うんですが、私の勝手な定義でいえば、

  • 2.5次元をはじめとする舞台作品を活動の主軸においており、
  • そこそこの頻度で本人にファンが直接触れ合える機会(握手会やファンミーティングなど)を行いつつ、各種お仕事をしている俳優さんたち。

…というような感覚でいいかなと思っています。超ざっくりとですが。まあゆってしまえば、いわゆる芸能人であるにもかかわらず、本人とファンの距離がとにかく近いところがとっても特徴的。
で、この「若手俳優」にカテゴライズされる彼らにとっての「売れる」とはどういうことか、というのを考えると、やはりそれは「世間一般における知名度が大きく上がること」を指すといえるのではないか、と思います。一部の限られたファン層だけに名前を知られているのではなくて、老若男女に幅広く「あぁ、●●くんね、知ってる知ってる」と言われうる存在になる、ということ。
そしてその知名度が上がるためにかかせないのが、やはりテレビになる、というのは2019年現在も、おそらく間違いがなさそう。これだけエンタメの多様性が広がった昨今においても、やっぱりテレビの存在ってハチャメチャにでかいんだな~と感じるんですよね。私自身、全然テレビ見ない人間なのであれなんですが、インターネットを情報のメインソースに「しない」人だって当然めちゃくちゃ沢山いるわけで。
そうなるとやはり、世間的に広く名前を認知されるためには、どうしてもテレビ出演って飛ばせないステップなんだなぁ、と実感します。


で、そんななか。
まりおくん、まじで、めちゃくちゃテレビに出ている。なんかもう、動揺するくらい出てる。
今月に入ってからの出演をざっとまとめてみました。

今週にいたっては、月~金までほぼ毎日、テレビに映っていることになる…。まじか。まじなのか。放送地域が限定されるテレビ神奈川テレビ埼玉含むけど。いや、でも、そうは言っても~!!?です。
おかずくんはドラマ初主演ですしね!共演してる俳優さんも勝手知ったる若手俳優チームではあるけど。TVK、俺旅シーズン4以来、もはやホーム感あるけど。いや、でも、そうは言っても~!!?(※エンドレス)


まりおくんの2018-2019年の年越しは、ミュージカル刀剣乱舞の刀剣男士(三日月宗近)として、紅白歌合戦出場+カウントダウンTVライブ出演を果たすという、とても華々しいものでした。まさに若手俳優界隈においても、間違いなく歴史的快挙としか言えない出来事。
個人的に、紅白が決まった後に「これは、紅白バブル絶対あるよな…」と思ってたんですよね。紅白出場決定が11/14だったので、そこから年明けの番組へのアサインされた可能性も十分あるよね、って気がしてて。その結果が主に主要キー局の番組への出演だったのかな、という気がしなくもない。実際のとこはわからないけど。三日月宗近という真ん中に立つ役を演じる以上、引き合いがきやすい部分も絶対にあるのではないか…と思う。
ポイントとしては、まりおくんの所属事務所、いわゆる大手と呼ばれる芸能事務所ではないので、先輩に対するバーター枠みたいなものが存在しないはず、というところなんです。大手どころに所属してる俳優さんとは環境も条件も大きく違うだろうと思われるところ、一箇所だけではないテレビ局のお仕事できてるのって、純粋にすごいことなのでは…?と思ってしまう。

とにかく1月のこのテレビへの露出っぷりに関しては、なんか一気に来て「ウワァ~情報の波にさらわれる!?」みたいな気持ちだったんですが、その流れの中で周りの友人や家族から、

  • 「ヤフトピのトップにまりおくんの名前みてびっくりした」
  • 「会社の人が有吉ゼミ見たみたいで、まりおくんのこと「知ってる?」って聞かれた」

と言われる、といった事象があり…。あれ、どした?外堀固められてきた?みたいな。
その結果として「推しが売れゆく世界線(の入り口)に今、私は立っているんだな…」みたいな気持ちに、勝手になってしまいました。
いやまぁ、冷静に考えたら全然そんなたいした話じゃないんですけど。でもほんと、動揺してしまったんだよ。なんていうかさ、外の世界(どこだよ)から推しの話持ち出されると、めっちゃびっくりしない?わたしはびっくりした!
ジャンル外の方からすると、たったこれくらいのことでこいつは何をそんなに騒いでいるんだ?感にあふれていると思うんですけど!我々の住む2.5次元若手俳優まわりの世界からすると、とっても大きい変化、なんですよ~~…!!!涙

◆この先「売れていく」未来に向けて

で、正直なところ、若手俳優が売れることって、全然簡単なことではないと思うのです。現実はきびしく、難しいものがある。
何がきっかけになって、いわゆる一般的に名前を知られた芸能人クラスになっていくのか…正直運によるところもめちゃ大きそうで、ほんと~に何があるかわからない世界だと思うんですよね。直近の売れた若手俳優の例だと、やはり志尊淳くんの名前が挙げられると思うのですが(彼もテニミュ出身)、ほんとそんじゅんも、気づいたらいつの間にかめちゃくちゃテレビに出るのが当たり前の存在になってた。彼は2014年にトッキュウジャーで戦隊のレッドをつとめてはいるのですが、その直後からわかりやすく売れてたわけじゃないので、余計に「いつの間に!?」っていう感覚が強いんですよね。

そんなこんなで、目指す先は多分楽な道のりじゃないのだろうとはっきり分かる中で、でもまりおくんにひとつ特徴的なのは、本人が明確に「売れたい」ってはっきり口に出しているところ。
圧倒的に売れたい、スターになりたいって、堂々とファンの前で言ってのけるし、インタビューでもしょっちゅう言ってる。言霊という表現を本人は使ったりもしているけど、敢えてはっきりとそういうふうに口に出すことで、自分を追い込む部分もありつつ、少しでも手元に可能性を手繰り寄せようとしているように思えます。
私はその姿が、ほんとにめちゃくちゃ、好きなんですよ…。(かみしめている)
そういうふうに正面から一見遠そうな目標を言い切ることって、絶対に勇気がいるはず。そこにかける覚悟と、後ろに垣間見える積み重ねてきたものへの自負心。は~~なんなんだ!!??かっこいいな!?ってなります。なる。まじでかっこいい。えらい。すごい。


約6年、この趣味を続けてきて思うんですが、2.5次元若手俳優をとりまく環境の潮目は「明らかに変わった」というふうに、個人的には感じてます。2018年は絶対にターニングポイントだったと思う。それこそテレビの中での2.5次元の取り上げられ方が、前はもっと笑いを含んだイロモノ扱いであることが多かったけど、茶化さずに正面から説明してもらえる場面が明らかに増えています。なので言ってしまえば、チャンス到来、な部分は絶対にあると思ってる。
そしてそれを、まりおくん自身も感じてるんじゃないかなって、超勝手にですが思ってて。「今なら(売れることが)実現できるかもしれない」っていう、冷静な読みみたいなものも、まりおくんを見てるとなんとなく感じる部分がある。
出来ないことを目指そうとしているわけじゃなくて、実現可能なものとして売れる未来を、見つめているのではないかという気がする。テレビに登場するときに彼は最近「2.5次元の王子様」というキャッチコピーを背負ってることが多いんですが、その言葉に多分プラス要素もマイナス要素もごちゃっと色々乗っかっていることもわかったうえで、もう清濁併せ呑んでまるごと引き受けながら突っ走ってみせるぜ!みたいなふうに、私には見えてしまう。名前を覚えてもらうために使えるものはときに逆手にとっても使っていくけど、でもその中で自分が成長の糧にしてきた2.5次元というジャンルが真っ当に評価されるように貢献したい、というような気概を感じる。
なんかもう、心底かっこいいです…。

こんな感じで、「推しが売れる」日が、もしかしたら今年中には訪れるのではないか…と、ファンの欲目全開で思っている次第です。
このなんて表現したらいいかわからないソワソワ感を、今限定のものとして文章にしておくのも面白いかな、と思いまして。だってほら、ほんとに推しが売れたらもう書けない内容なわけですよ、売れていきそうなときに感じてることって。だから今の状況や感覚を、観察日記的に、四半期に1回くらいの頻度で書いたら面白そうじゃないかなと思いました。…四半期に1回にしては、初回書くタイミングが1月って早すぎねぇ!?笑

そんな中でおたくお約束のやつとしてあるのが「売れていくのが、嬉しいけどさみしい!」というアレです。
いやほんと、めっちゃ売れたら、すごく嬉しいけど超さみしいだろうな。と思う。
本当に本当の売れ方をしてしまったら、つまりは早晩、会えなくなるんだろうと思うし…えぇ~そんな!?まだ推しはじめて1年しか経ってないのに~!!?ってなる部分すごくあるけど、でも!何より本人が売れたいと言っているから!そうなる未来が来てほしい~!!!涙
だってそう思って応援する以外に、他にファンができることなどない…!!!さみし~とか言ってる場合じゃない、でも、さみし~!でも、売れてくれ~!…みたいな感覚で脳内を転げまわりながら、日々を大袈裟にすごしています。何がどうなるかもわからんのに!笑


で、そもそもなんですけどね。…売れるにしろなんにしろ、なにより健康第一でがんばってほしいです!!!元気がいちばん!!!
…どうした、めっちゃ唐突な結びでいったいなんなんだ?と思われた方もいるかもしれないんですが、えーん、実は1/25に、まりおくん体調不良につき予定してたニコ生を急遽おやすみにします、ごめんなさい!っていうお知らせがマネージャーさんからあったんですよ。そしてそれにめっちゃ動揺してしまったのでした。えーん…
沢山お仕事をがんばりたい気持ちで多少の無理は織り込み済みで駆け抜けているのだろう、と思う一方で、ちゃんと息継ぎできる時間も取っててくれたらいいな、と強く思った次第!
なんかこう、、、ほんと、こういうとき、まじでファンにできることなど!なにもないよね!!!しってた!!!!
なにもないので、とにかく陰ながら!健康を!回復を!祈る!!!…みたいな気持ちです。
ファンミ直前だから大事をとってのお休み要素が大きいのかな、とも思いつつ、とにかく元気になってくれたらうれしい。たくさん寝てご飯を食べてくれ。たのむ。とりあえず土曜のファンミ大阪にはグリーン車で移動してくれ、の気持ち。


というわけで、1月の所感は「推しがめっちゃテレビ出て動揺してたら、体調不良のお知らせを受け更に動揺し、結果として健康の大切さを痛感した」って感じになりました。なんなの。
日曜日はファンミ東京なんですが、ものすごく楽しみなんだけど、むりはしないでくれ~!!!ってなってます。ウウ。
はー、ほんと好き勝手書きました。徹頭徹尾、個人の感想のみでお送りしました!!!

アイアシアターの閉館に寄せて ~好き嫌いだけじゃ語れない場所~

2018年12月31日付けで、AiiA Theater Tokyo(通称:アイアシアター)が、閉館を迎えました。
現時点で「2.5次元作品に親しんでいるけど、アイアシアターという名前に馴染みがない」という人は、おそらくあまりいないんじゃないかと思う。
個人的にもかなりいろんな感情が詰まりまくっている劇場である、このアイアシアターという存在について、どうしても記事にしたいので書いてみます。




◆アイアシアターの歩み

そもそも、アイアシアターはずっと2.5次元専用劇場だったわけではありません。私が舞台を見始めた2013年の時点では、まだ違いました。
このあたり、日本2.5次元ミュージカル協会の歩みともイコールになっている部分がある気がしたので、大雑把ですが調べられる範囲でまとめてみました。
なおアイアシアター単体の歩みはWikiの該当頁を見ていただくといいかと思います。

時期 できごと
2007.4 マッスルミュージカル専用劇場「渋谷マッスルシアター」として開業(その後、2011年5月に閉鎖)*1*2
2012.9.15 アイア株式会社により「AiiA Theater Tokyo」として開業*3*4
2013.3 日本2.5次元ミュージカル協会」発足(※以降「2.5D協会」と略記)*5
2014.8 2.5D協会が、アイアシアターを2015年3月から「2.5次元ミュージカル専用劇場」として運用することを発表*6
2015.3 2.5次元ミュージカル専用劇場としての運用がスタート(当初予定:2016年3月までの1年間限定)。伴って正式名称が「AiiA 2.5 Theater Tokyo」となる
2016.2 2.5次元ミュージカル専用劇場としての運用が2017年4月末まで正式に延長決定*7
2017.2 2.5次元ミュージカル専用劇場としての運用が2018年4月末まで正式に延長決定*8
2018.6.1 AiiA Theather Tokyoが2018年12月31日付で閉館することが発表*9
2018.6.11. 2.5次元ミュージカル専用劇場としての運用が2018年10月末で終了となることが発表*10
2018.10.31 2.5次元ミュージカル専用劇場「AiiA 2.5 Theater Tokyo」としての運用終了
2018.12.31 「AiiA Theater Tokyo」閉館


「アイアシアター」という劇場が存在したのは、2012年9月~2018年12月の約6年3ヶ月間、そのうち2015年3月~2018年10月の約3年8ヶ月間が、2.5次元ミュージカル専用劇場として運用されていた、ということになります。

そもそも、ず~っと個人的に気になっていたのは、アイアシアターが建っている場所についてでした。だってあそこ、国立代々木競技場の敷地内、つまりは国の所有地内、ってことで多分あっているんですよね…?
アイアシアター公式サイトの住所表記も下記のようになっていて。(サイト自体、もしかしたら近い将来見られなくなっちゃうかもだけど。。)

アイア 2.5 シアタートーキョー
〒150-0041
東京都渋谷区神南2-1-1 国立代々木競技場
渋谷プラザ

そしてこの「渋谷プラザ」っていうのは、どうやら第二体育館近くの広場のことを指すようなんですね。Wikiの国立代々木競技場の頁に下記の記載がありました。(国立代々木競技場の本体サイトには説明を見つけられず…。)

渋谷プラザ
第二体育館の南側、渋谷駅方面に面する広場。渋谷公園通りに面する。

…じゃあそもそもなんで、マッスルミュージカルは代々木競技場の敷地内に劇場を建てることになったのか、ってことはめっちゃ気になってます。土地の権利は借地権で、国が貸してたってことでいいのかな。軽く検索するくらいじゃこの経緯はちょっとわからなかった。背景事情を知ってる人がいたら教えていただきたい気持ちです!笑

何がきっかけか思い出せないんですが、以前からうっすらと「アイアシアターはなんでかしらんけど国の所有地内にあるっぽい」ってのは頭にあったので、2020年の東京オリンピック開催が決まった時点で、あ、じゃあ本格的にアイアシアターの寿命決まるのでは…?って思ってた。なので正式な閉館のお知らせを聞いたときも「あぁ、ついに来たか~」って気持ちになったことを覚えています。

◆とある舞台おたくにとっての「アイアシアター」という存在

ここからは、超個人的な感傷がもりもりのお話です!

まず、「アイアシアター、好きでしたか?」って聞かれると、私はなんて答えたらいいのかわからない気持ちがします。好きとも嫌いとも言えない存在、って感じ。
「劇場」という、演目がかかるハコとして見たときは、設備面での数々の理由により、決して好きとは言い切れなかった。
でも、あまりにも思い出深い複数の演目と強固に結びついた場所なので、そういう意味では絶対に嫌いにはなれなかった存在…。
なんというか、愛憎半ば、みたいな。いやそんな大袈裟な?って感じですが、本当になんともいえない感情があるんです!
そして私の中では、現時点で一番たくさん足を運んだ劇場でもあります。私がアイアで観た演目(イベント含む)を並べてみました。

  • 2013年

8月 THE ALUCARD SHOW
11月 亜雌異人愚なグレイス

  • 2014年

5月 D-BOYS -10thどこ-10years プレミアム D-live
7月 D-BOYS 全員集合握手会
11月 THE ALUCARD SHOW(再演)
12月 ALTARBOYZ Christmas Special

  • 2015年

7月 學蘭歌劇「帝一の國」第二章 決戦のマイムマイム
11月 ミュージカル「刀剣乱舞」トライアル公演
11月 ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!」

  • 2016年

3月 學蘭歌劇「帝一の國」最終章 血戦のラストダンス
6月 ミュージカル「刀剣乱舞」~阿津賀志山異聞~
8月 ライブ・スペクタクル「NARUTO」(再演)
9~11月 ミュージカル「刀剣乱舞」~幕末天狼傳~(凱旋含む)

  • 2017年

3~4月 ミュージカル「刀剣乱舞」~三百年の子守唄~(凱旋含む)
5月 ミュージカル「刀剣乱舞」真剣乱舞祭2016 上映会
5月 ライブ・スペクタクル「NARUTO」~暁の調べ~
7月 舞台「黒子のバスケ」OVER-DRIVE

…2018年はなんと、ゼロだったのでした。おちゃろくとかダンデビとか見てないもんな。最後に見たのは意外にもくろステなのか!そして思ったとおり、演目の偏りがひどい。笑
演目総数は17と少なめ、一方で観に行った回数はざっと数えると多分70回くらい。演目数と回数のこの大きな乖離は、愛するあまりに通い倒した帝一と刀ミュを含むためですね…!
座席は最後列の21列以外、1列から20列まで、サイドにもセンターにも本当にあらゆる場所に座ったので、座席からの見え方は網羅したと言えると思う。それくらい、慣れ親しみ過ぎた劇場です。


そんな私がアイアシアターを「劇場」としては好きになれなかった、と言ったのは、やはり設備面によるものが大きいです。
一番嫌だったのは「音漏れ」でしたね…!
音漏れというか、逆の現象。「上演中の劇場内に、劇場外の音が聞こえてくる」という、わりに信じがたい現象です。そんな事態が発生する建物が劇場を名乗って良いのか?と本気で思ってた。
私が遭遇したのは、とある演目の、音楽のない静かなシーンでの出来事。登場人物二人が向き合って会話を交わすその最中に、めちゃくちゃ明確に、外を走る街宣車の音声が入ってきたんだなぁ…。
あの時の「没入していた世界から無理やり現実に引き戻された」がっかり感はちょっと忘れられないです。その後、ラストシーンにかけて集中しきれないままエンディングを迎えてしまった。まじで怒りを覚えましたもん。同様の現象は、その後にも運悪く何回か出くわした。
(でもこれ、2.5次元ミュージカル専用になった後半期には遭遇しなかったので、それはそれで不思議なんですよね。工事してた気配もなかったように思うので。とくに刀ミュに通ってる人からも、あんまり聞いたことなかったんだよなぁ?私が見かけなかっただけかもしれないけど。)

そしてアイアシアターといえば、この音漏れの他にも。
パイプ椅子ともまた違う、なんともいえない座り心地のかったい青いシート。同じ列に、ちょっと大きめのリアクションで笑うタイプの人がいると、真隣じゃなくても自分の椅子までがグラグラ揺れるという「4DXだったっけ!?」なびっくり現象。下手壁際のサイドシートに座ると断続的に聞こえてきて集中力が削がれまくる、壁の向こうからの「ゴォォ…」という不気味な空調音。驚くほどに多発するマイクその他の音響トラブル。ここはいつまでも仮設なんだろうか、、と感じてしまう、あの独特のトイレ。
そして出演しているキャスト陣の写真やバクステ映像に楽屋が写らない、写っても常に”屋外”の景色しかないことから察せられる、「舞台裏の設備環境、たぶんめっちゃ過酷なんじゃね?」という悲しい確信…。

そんなこんなで、プラスとマイナスどっちの印象がもともと強い?って聞かれると、私にとっては「マイナス」の印象がどうしたって強い場所でした。

2.5次元ミュージカル専用劇場としてのアイアシアター

2014年に「アイアシアターを2.5次元ミュージカルの専用劇場にする」って発表された時に、真っ先に「やだな」って当時の私が思ってしまったのは、上記に挙げたようなお粗末と言わざるを得ない特徴を持つ劇場が、2.5次元のメイン現場になるという事実そのものについてでした。
なんていったらいいのか…「2.5次元なんだから、まぁこの程度の設備で足りるんでしょ」って、対外的にも思われやすくなるのでは、という感覚があって。2.5次元が侮られることの、ある意味”裏付け”になっちゃうんじゃないかな、みたいな気持ちになったんですよ。観に来る側のお客さんのことも、出演してるキャストのことも、なんだか見くびられてるみたいな気持ちにもなった。
何よりも、大好きな「帝一の國」が、まだ閉館までには余裕のあったパルコ劇場から、アイアシアターに上演場所が移ることが確定してしまったので、余計に嫌だったんですよね。
そもそも「日本発2.5次元ミュージカルを世界へ!」と銘打って海外からのお客さんを迎える場所としては、あまりにも恥ずかしいんじゃないのか…!?と心配になったりもしていました。
当時はまだ、演目をしかける側が、どんな風に考えて2.5次元作品を育てていこうとしているのか、明確に語られた内容を見る機会が少なかったので、運営側への不信感みたいなものも割と明確に持ってました。正直なところ。
2014~2015年当時、ネルケや2.5D協会からの「観客側に向けて」という意味での明確な発信は、そこまで積極的にはなされていなかったような印象があります。(もっと別な層、ビジネスパートナーになる側には、たくさんされていたのかもしれないけど。)


でもここ1年くらいの間、2.5D協会の発起人で代表理事でもあるネルケ松田さんの発言が、いろんな形でフューチャーされるようになり、インタビュー等でその考え方を詳しく知ることのできる機会が、かなり増えました。
なので、かつては伝わって来にくかった作り手側の思いや狙いみたいなものが、段々と今になって、わかるようになった部分が大きくて。

そうして松田さんを始めとする作り手側のいろんな発信にふれる中で、むしろ劇場不足が深刻なものとなっている今、たとえ不完全な環境ではあっても「専用劇場」という場所を押さえ続けていたその努力は、ものすごく先見の明がありすぎる行為だったんだな、と思うようになりました。
恐らくは、他の劇場を使うより、使用料はかなり安く抑えることができたはず。その分いろんな演目を実現させ、外に送り出すことのできる可能性は、きっとぐんと上がったのだと思います。その半面、演目のクオリティが玉石混交になる事態を呼びやすくなった部分も、正直あるとは思うんだけど。
でも、2.5次元というひとつのジャンルを伸ばしていく、この先も存続させる、育てていく…ということを本気で考えた時に「ジャンルの伸び盛りの時期に、専用劇場を持っていた」というのは、本当に意味のあることだったんじゃないかと思う。

アイアシアターが「AiiA 2.5 Theater Tokyo」として運営されていたこの3年半あまりの時間は、たぶん2.5次元作品の歩みを将来的に振り返って見た時にも、きっとすごく特筆すべき期間になるんじゃないかなと感じています。
観に来るお客さんの裾野がぐっと広がり、世間的な知名度や、演目ひとつひとつの大きさが、ぐんぐんと伸びていった時期。
本当にこの数年で、ひとつのジャンルの隆盛を目の当たりにしているなという思いが強いのですが、そうしてジャンルが飛躍に向けて全速力で走っていく時期において、「不完全なハコ」であるアイアは、専用劇場としては、ある意味ぴったりだったのかもしれないな…という思いがするんです。もちろん、振り返った今だからこそ感じることだけど。
伸び盛りでまだ未完成なものが、不完全なハコで輝く、ということ。それはもしかしたらこれ以上ないくらい、絶妙にマッチしていたソフトとハードの組み合わせだったのかもしれない、今となってはそんな風にも思えてくる。
演劇はお客さんの想像力が働いて初めて成立するもの。だからこそ、その想像力が解き放たれる場所になる劇場には、作品に集中できる快適な環境であってほしい。アイアシアターには正直そこが大きく欠けていたんだけど、だけどそれをカバーしてなお作品は輝くことができていたし、観客として楽しい時間をすごすこともできていた。それは、2.5次元演目が持っている、伸び盛りならではの、爆発的なエネルギーがもたらしていたもの、なのかもしれません。

◆好き嫌いだけじゃ、語れないけれど

アイアシアターには、渋谷駅から行く派と原宿から行く派がいたけど、わたしは毎回、渋谷駅から向かってました。暑い日も寒い日も、本当に何度も、公園通りをてくてくと登った。一人で、時には友人と連れ立って。緊張しながら、ワクワクしながら。
急いでいる時に走ったりすると簡単に汗だくになっちゃうあの坂。時間に余裕があるときは、ドキドキした気持ちをなだめるように、わざとゆっくり歩いて進んだ。何度か横断歩道で止まる時、周りにはすでに同好の士が沢山いることが、持ち物なんかでわかってた。
坂を登りきった交差点で、あの赤い外壁と窓ガラスの外観が見えてくると、「あ~またアイアに来たんだな」って実感が湧いた。
刀ミュのキャンセル待ちでは、劇場前のスペースでいつも長い長い列を作って、あのカラフルなキャンセル待ち券をうけとった。当落発表をまつ間は、東武ホテルの中のプロントで友達とおしゃべりしながら時間を潰した。
終演後に興奮で頭がふわふわしすぎて、テラスの階段で足を踏み外しかけたことも何度もある。
ソワレを観に行く時に、マチネ終わりのお客さんとあの横断歩道ですれ違うと、劇場から出てきてこちらに向かってくる人が、みんなそれぞれ幸せそうな、本当に楽しそうな、キラキラした顔をしていた。


11月と12月にそれぞれ、2件のこんなツイートをしました。

  • 11月のツイート

  • 12月のツイート


アイアシアターが閉館を迎える日と、刀ミュが2.5次元演目として初めて、NHK紅白歌合戦に出場した日。このふたつの「2018年12月31日」っていう日付が揃ってたことには、どうしたって、感慨深いものがありすぎました。
だって、ツイートした画像のとおり、本当にまじでただの隣同士なんですよ、アイアシアターとNHKホール。紅白直前のどうしようもなくウロウロした気持ちのまま、渋谷で用事を済ませる前にどうしても目の前まで行きたくなって、2つを並べて、視界におさめたのでした。
もう、あのワクワクした気持ちでこの坂を登ることもないんだな…って思いながら。
17時すぎ、よく晴れた冬の夕暮れ時、信号の青い光とか空の色とか…いろんなものが相まって、撮ってよかったな…て思う写真になりました。レンズの汚れ写っちゃってるけど。iPhoneSEだから画質にかなり限界あるけど。そもそもツイート内で誤字してるけど!笑
普段、4桁のいいねとかRTとかまずあり得ないので、それだけ同ジャンルに身を置く人にとっては「わかる…」って思ってもらえたツイートだったんだろうな、と思います。


2.5D協会のプレスリリースによると、新しい専用劇場の運用も目指されているのだということです。*11今後のためにも、ぜひ実現したらいいなぁと願っています。そのあかつきには是非、劇場としての設備はグレードアップした場所で…!


アイアシアターが、とある舞台おたくに残したもの。その全てを美化することは出来ないけど、だけどそこで過ごした時間は、間違いなく、かけがえのない何かでした。そこで観た景色は、私にとって一言じゃ説明できない、大切すぎる思い出になったものばかりです。


好き嫌いだけじゃ語れない場所だけど、やっぱり最後はお礼を言いたい。
さよなら、そしてありがとう、アイアシアター。君のことはいろんな意味で忘れない。

【お題】「シュガー・ラッシュ:オンライン」を見た感想 ~思った以上に「ビター」な物語

タイトル通り、この間珍しく映画を見たんですが、せっかくなのでお題で書きます!

公開2日目くらいに見終えていた旦那さんから「インターネットが好きなら見たほうがいいよ!」と言われ。いやいや、そんなざっくりした勧め方ってあるか?笑 と思いつつ、仕事始めの1月4日、退勤後に一人でふらりと映画館に行きました。
結果、私はインターネットが好きなので、見てよかったです!(素直かよ)
以下はネタバレをふんだんに含むので、話を知りたくないよ~な人は読まないでくださいね!




◆思った以上に「ビター」な物語

映画の感想は、私の中ではこの一言に尽きました!
新しいものが大好き、いつでもワクワクしていたいヴァネロペと、今のままで楽しく暮らしていければ満足なラルフ。
そんな正反対の組み合わせの二人は、勝手知ったる、言ってしまえば範囲のごく限られたアーケードゲームの世界から、無限と呼んで差し支えのない広がりを持つインターネットの世界へと飛び出していく。
見る前まで、私は「結局ヴァネロペはラルフと一緒に元の世界にいることを選ぶんだろうな」と思ってたんです。「新しいもの、楽しいものは沢山あるけど、やっぱり自分に馴染んだ世界がいいよね」という帰結が、このタイプの物語としては一番考えやすいかなぁと。
でも、全然そうじゃなかった。わりにビターな味わいの物語でした。


まず、二人のすれ違いの描き方がけっこうハード。
私は完璧にヴァネロペに感情移入して見てたんですけど、ラルフから「ここは俺たちの居場所じゃない、早く帰ろう!ずっと一緒にいようぜ、当然だろ?」ってすがられればすがられるほど、いや、そんな一方的に決められても…私にはやりたいことがあるから!って感じになってくヴァネロペの気持ち…超わかる…って勝手になってました。
こちらを100%信頼してるがゆえの、純真無垢な気持ちで全力で迫ってこられると「うん、ちょっといったん落ち着こうか」みたいな対応をしたくなる気が、どうしてもする…。
絶対に裏切らないと思われている、ある意味ではものすごく「期待」を含んだ感情。それを一切の遠慮なくこちらに向けられることのしんどさ、重さ…みたいなものが、ラルフの姿を通じて描かれている気がしました。そう感じるのは私が極端に同調圧力が苦手なせいもあるかもしれないけど。笑
こうだよね!おんなじだよね!って迫られると「それはわからん」って逃げ出したくなるところがある…いや、もちろん、ヴァネロペのリアクションはそこまで辛辣じゃ全然ないんですけどね!笑
自分の希望を他人から規定されるのって、わりにきつい状況かなぁと思うんだよね。


そんなラルフの「親友と一緒にいたい、離れたくない」という不安定な気持ちは、とあるアクシデント(というには必然の展開かな)により、インターネット世界における脆弱性とみなされて、ラルフウイルスとして拡散してしまいます。
ここの描写がまた強烈で…!
ラルフの抜け殻のような、目玉のない粘土で出来た人形みたいな巨体が、ヴァネロペを求めて無数にインターネット世界を徘徊し始めます。彼らがヴァネロペを見つけるなり「Friend?」と言いながら笑って手を伸ばし、群れをなしてこちらに向かって走ってくるあの様子。あれほんと、心底恐ろしすぎた…。
欲望のすさまじい発露というか。ヴァネロペに執着する気持ちがそのまま実体化してどんどん増幅していく様子、とてもえぐみがあった。
…なんだけど、そんな恐ろしい、決して正視したくないともいえそうな光景を見て、ラルフは静かに言うんですよね。
「こうして見ると、俺かなりしつこいな。これじゃお前から絶交されても当然だ」って。
ごく淡々と、ぽつりとこぼす感じに言われるこのセリフが、すごく印象的だなと思いました。
俺はこんなことしない、あのウイルスは俺とは関係ない!って目をそむけるパターンも多分考えられると思うんだけど、そうではなくって。
あの瞬間、ラルフは自分を客観視できただけでなく、自分の恐らくはいちばん弱いところを、まっすぐ事実として受け止めることができている。
そんなラルフの心は、暴走を引き起こしてしまうほどに素直すぎるところはあるんだけど、同時にとても「強くもある」んだなって思いました。


最終的にヴァネロペは「時折シュガー・ラッシュの世界に帰りつつ、インターネットの中で出会ったスローターレースの世界で過ごすこと」を選びます。
ラスト近辺、スローターレースの世界に改めてヴァネロペが旅立とうとする時、ラルフが

The world is waiting for you, kid.

って言うんですけど…このセリフめっちゃ好きだった。
世界がお前を待ってるぞ、だから行けよ。って…。最終的にそんな言葉までを親友にかけられるようになっていたラルフ。うー、ほんとうに良いセリフだなぁ。
the worldはきっとそのまま、the Internetなんだろうな。
少しずつ遠ざかりながら、お互いの姿が見えなくなるまで、体を低い位置までぎゅーっと折り曲げて、笑顔で手を振り続けてる姿*1、二人共めちゃくちゃかわいかった。。


離れ離れになった二人は、その後それぞれの場所から、TV電話(っぽくホログラム映像を通じて会話できる装置)を使って話します。お互いの近況をひとしきり報告した後は、じゃあまたね、とあっさり笑顔でバイバイをする。
ひとたび友達になれば、「ずっと一緒にいなくても、一緒にいられる」ことを、二人はインターネットという新しくて巨大な世界を通して学ぶのでした。
ヴァネロペは自分の本当にやりたいことを外の世界に見つけ、ラルフはヴァネロペの存在に無意識に寄り掛かり続けていたことに気づき、自分の時間の過ごし方を見直していく。

「友達のことも、暮らしてきた世界も大切だけど、やりたいことを思いっきりやってみたい」
「ずっと一緒にいられたら嬉しいけど、そのために友達の夢を潰しちゃいけない」

自分の欲求をスタートラインとして、その真ん中までお互いに歩み寄ることが出来た二人は、自分たちにとっての理想の友情のかたちを手に入れられたと言えるんじゃないかなぁ、と思いました。
シャンク(超かっこいい)がヴァネロペに言う、友達だって別なものが好きでいいのよという意味の言葉、本当にそのとおりだよなぁ、と思った。(めっちゃいいセリフだったのに記憶あやふや~!吹き替え版の予告だと「親友でも違う夢を見ることもある」なんだけど、字幕版どんなだったか、ぜんぜん思い出せないや…)
違うものが好きでも共感できることは沢山あるし、反対に同じものを好きだってわかりあえないこともいくらでもある。
「大好きな友だちが大事にしてるものを、自分も尊重できたらいいよね」っていうメッセージがあるように私には思えて、ある意味ではすごく「大人向け」の物語だったように思います。大人同士だって、時にそれを実践することは難しいから。

◆インターネットって楽しいよね!

わかりやすくインターネット大好き!な毎日を送ってるので、劇中に登場する各種サービスの表現だけで私はなんかもう嬉しくなってニヤニヤしちゃいました。Twitterのしかくい鳥かわいかった。
検索結果をポチ!するとシューン!って瞬時にスケルトンのカーゴみたいなものが体の周りで立ち上がって、びゅーん!って遷移先まで連れて行かれる表現好きだった!(←オノマトペに頼りすぎ)
あと「ウケる~!」って思ってたのが、ラルフウイルスが最終的に無効化された現場がGoogleのてっぺんだったこと。見栄えのする最終ステージはやはりそこか!みたいな。他のサービスけっこうボッコボコにされてたけど、さすがGoogle先生、しっかり生き残ってる~!なりました。そもそも、周りにくらべて圧倒的な高さのビルとしてそびえたっていたし…笑
ある程度バズった人に向けて「コメントは読まないほうがいい」って伝えるのは、天下のディズニー様が作る映画の中でも真理なのですね…!って震えたり。
他に面白かったのは闇のインターネットの表現ですね。足を踏み入れた瞬間「母親の旧姓も社会保障番号もありますよ」だったのには笑ってしまった。
ヴァネロペとラルフがメインで行動するインターネットの世界はとにかく明るくてキラキラしていて、白とブルーを基調にしつついろんな色で溢れていて、すごく賑やかな様子に描かれているんだけど、それに対応する闇の世界もちゃんと用意されてるところが、うん、すごく…インターネットだ!って思いました。(頭の悪い感想)


そして忘れちゃいけないプリンセス~!やっぱプリンセスのシーン、最高だった~!ディズニーによる渾身のセルフパロディだなって思いました。
「じゃあもうひとつ質問。いつも大きな男性によって守られてる存在、って思われてる?」
っていうプリンセス陣からの質問に、思いっきりYesと答えたヴァネロペに対して、
「ならあなたもプリンセスね!!!!!」
っていうユニゾンが起こるところ、最高にスカッとした。ヒュー!そう来たか~!さすが今の時代!と思いました。そうだよねプリンセスにも色々あるよね、みんな事情やら都合やら抱えてるだろうし…みたいな気持ちに。誰よりも夢を担う存在であるはずのプリンセスの「舞台裏」を、こうまで堂々と自前で描いてみせるディズニーの懐の深さよ…となりました。
普段、観た舞台の感想を書く時に「男らしい」という表現を使うことすら私はためらうことがあるんですけど、純粋な性差がある事実とジェンダーで色分けされた世界の線引きってほんと難しい。
プリンセスに憧れる女の子が今も昔も沢山いることも、プリンセス自身がもしかしたら自分たちの在り方に「まぁこれも役割なのよね」と思ってるかもしれないことも。どっちが良い悪いではなくて、そのどちらの方向も否定しない形で映画の中では描かれているように、私は感じました。



よく考えたら私シュガラの1作目を見てなかったのですが、物語の導入部分がスムーズだったので、特に話を理解する上で支障は感じなかったです!
あと原題、RALPH BREAKS THE INTERNETなんですね。…いや、それまんまやん!?ネタバレやん!??ってエンドロール見てわらってしまった。良いタイトル~!…でもよく考えたら、もともとラルフはゲームの中では建物を破壊する悪者キャラクターなわけだから、今度はそんなラルフがインターネットを壊すよ!って意味なのか!?って今感想書いてて気づきました!(遅い)
ハッ!!!あと最後の”pancake, milkshake”が一番笑ったかもしれない…あそこ、突然のトラウマ製造機になってた…笑 めちゃくちゃおもしろかったな…。


普段あほみたいな長文しか書いてないので、たまには全然違うテーマで文章書くのも楽しかったです。
読んでくださった方ありがとうございました。ヴァネロペかわいいよヴァネロペ~!



sponsored by 映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」(12月21日公開)
映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」の感想 #シュガラお題

*1:どうしても私の脳裏には「カーテンコールの最後、幕が降りきるギリギリまで体を折り曲げて手を振ってくれる役者さんたち」の姿がよぎったのでした

【NHK紅白歌合戦で刀ミュの刀剣男士を知った皆様へ】超個人的に刀ミュを全力プレゼンしてみた

こんばんは&あけましておめでとうございます。刀ミュが大好きなあなぐまです。

ミュージカル「刀剣乱舞」より、総勢19振りの刀剣男士の皆さん!第69回NHK紅白歌合戦、からの、CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ2018→2019へのご出演、誠におめでとうございました!!!!!
Twitterでの終始お祭り騒ぎタイムライン、超楽しかった。夢みたいな年越しだった。今すぐその心境を語るには、まだ興奮冷めやらぬという感じでもあり、もう少し大事に感慨をぎゅ~っと抱いておきたいような気持ち。。刀ミュのおたくのひとりとして、こんな最高の1年の締めくくりと年明けはないと思いました。まごうことなくウルトラハッピーな年末年始を過ごしてます。

というわけで!紅白で初めて刀剣男士を見た方も相当沢山いると思われるため、「刀ミュ、なんだか興味あるかも」or「全然わからなさすぎるから、とりあえずなんか知りたい」という方に向けて、超個人的に、しかし全力で、刀ミュをプレゼンしてみたいと思います!!!たまには外に向けた文章も書けないとだよな!って思って。よしがんばる。

…ってまぁ、わたしなんぞが書かなくとも下記で公式がツイートしてらっしゃるとおり、エンタステージさんにばっちりとまとめ記事があるんですが(導入としてとってもわかりやすい記事でしたので是非!)、


enterstage.jp
ここはひとつ、おたくならではの謎の熱量のこもったやつを書いておきたいなって思って…。
いや、さっき外向きの文章書くって言ったばっかやないか。大丈夫か。とりあえずがんばってみますね。




◆「刀剣乱舞」って何?

DMM&ニトロプラスが2015年1月より提供しているブラウザ&スマートフォンアプリゲーム。
歴史上に名だたる刀剣に宿る付喪神が、審神者(さにわ)の霊力により、人間の姿としてこの世に顕現した「刀剣男士」として、歴史改変を目論む歴史修正主義者と戦っていくという世界。プレイヤーは審神者となり、各刀剣男士を育成しながら敵と戦うゲームです。
…っていう私の説明を読むよりも、各種公式がちゃんとした説明を書いてくれているはずなので出来たらそっちを読んでください!笑(なんとなく自力で書く責務(?)がある気がして書いてみた)
もともとはPCブラウザ版のみでの提供でしたが、2016年よりスマホアプリ版もサービスが開始され、そこから更にユーザー層が広がったような気がします。
最初にプレイし始める時、初期刀と呼ばれる刀剣男士5振りから、好きな刀を選ぶことができます。私はその中から加州清光(かしゅうきよみつ)を選択。沖田総司が使っていたとされ、池田屋事件の際に二階で折れたといわれる刀。この清光を選んだところから、後日刀ミュ沼にはまり込むという私の運命は決まっていたのだった…!

◆ミュージカル「刀剣乱舞」って何?

いわゆるメディアミックスの一貫として、2015年10月30日に初日を迎えたトライアル公演を皮切りに、ネルケプランニングによりミュージカルとして立ち上げられた作品シリーズです。

そう、刀剣乱舞のメディアミックスの一発目はアニメではなく舞台なのです!(最初のアニメ化作品である「刀剣乱舞-花丸-」は、2016年秋に放送開始でした)
ミュージカル刀剣乱舞の略称は公式で「刀ミュ(とうみゅ)」と決められています。
musical-toukenranbu.jp
そして舞台化された刀剣乱舞の世界は、実はもうひとつあります。
「舞台 刀剣乱舞」シリーズ、こちらはネルケプランニングではなくマーベラスが制作を担当。
www.marv.jp
ストレートプレイ版とミュージカル版、ふたつの形での舞台化を行う、という試みが、2015年の夏頃に刀剣乱舞公式から発表されたのでした。(ストレートプレイはミュージカルではない舞台のこと、つまり「普通の舞台」と思っていただければ。)
ストレートプレイ版の方の舞台は、「刀ステ(とうすて)」と呼ばれています。ふたつのシリーズは全く別な独立した作品群であり、描いている物語同士に繋がりはありません。演出や脚本などの制作布陣からキャストまで、全てが異なります。
そして大変にややこしいのですが、この1月に映画公開がはじまる「映画刀剣乱舞」は、刀ミュではなく、この刀ステの方に出演しているキャストの皆さんが中心となっています。
touken-movie2019.jp
1月3日からは山手線でラッピング電車が走ったりもするのですが、その時の三日月宗近(中央にいる青い着物のキャラクターです)のお顔を見て「あれ、紅白に出てた人と違う…?」となるかもしれませんが、ちゃんとそれで正解なのです。
刀ミュでの三日月は黒羽麻璃央くん、刀ステでの三日月は鈴木拡樹くんという、それぞれ別なキャストさんが演じているためです。
「舞台化作品が実は2パターンある」というのも、知らない人にとってはかなりトリッキーな状況かと思うので、補足してみました!


話を刀ミュに戻します。刀ミュの本公演には、必ず6振りの刀剣男士が登場します。刀剣乱舞のゲーム設定で、一度に出陣させられる部隊は6振りまでという制限があるのですが、それを忠実に再現したものと思われます。

そんな刀ミュの特徴は、なんといっても「一部がミュージカル、二部がうちわ・ペンライトの応援グッズありのライブ」という形式で上演されること。一部の上演後に20分の休憩があり、二部のライブが始まる仕組みです。

一部は、本当にしっかりとしたミュージカルです。キャラクターの心情を歌った歌がバンバン出てきます。
紅白で歌唱披露された「刀剣乱舞」は、いわゆるM1(Music 1)として公演の1曲目に歌われることの多い曲です。紅白では超ショートバージョンでしたが、公演では出陣する6振りそれぞれに自分の謂れを彷彿とさせる歌詞のソロパートが割り当てられていて、どんな刀たちが登場しているのかがなんとなく把握できる曲にもなっています。
一部パートは、驚くほどに骨太な、歴史ファンにも支持されるほどの重厚な物語が描かれることも特徴。最後はいつも、希望を感じさせるほのかに明るいラストを迎えます。押し付けがましさはないのに、他方で生きることを全力で肯定してくれるような、そんな優しさと力強さに満ちた世界が描かれていて、わたしは本当に大好きです。
そして日本刀がモチーフであるため、当然殺陣も盛りだくさん。時間遡行軍と呼ばれる敵との戦いは、ごまかし一切ナシの本気の殺陣です。それぞれの刀剣男士ごとの殺陣の違いを見るのもとても楽しいですし、何よりみんなの身のこなしが、本当に美しい!

二部のライブは「現代への出陣」という体で上演される、マジでガチの「ライブ」です。びっくりするくらいに、ライブやってます。歌詞には英語だってバンバン出てきちゃうし、衣装はライブ途中で3形態に変化します。そして刀剣男士たちは最終的に客席通路に降りてきて、ファンに向けてアイドルと見紛うばかりのファンサを繰り出します。というか、二部の彼らは間違いなく、アイドルです。そんな彼らに全力でキャーキャー言いながらペンライトを振り、うちわを持って応援する我々ファン。どう考えてもあの瞬間の劇場は、最早アイドル現場といっても過言ではない雰囲気に包まれます!カルチャーショックを受けること間違いなしです。

刀ミュの中では、こんな風に全くベクトルの違う一部と二部の世界観が、喧嘩することなくひとつの作品の中で成立してしまうのです。いやいや嘘だろ~と思うかもしれないですが、なんとこれが、ほんとなんだな~。百聞は一見にしかず!ということで、是非実際の公演をまずは映像でご覧ください!


刀ミュの歩みはエンタステージさんの記事がとってもわかりやすいので是非そちらを見ていただきたいのですが、これまでに下記のような作品が上演されてきました。★をつけた作品は、なんと海外でも上演されています。

  • 2015年
    • トライアル公演
  • 2016年
    • 【本公演】阿津賀志山異聞
    • 【ライブ】プレミアム会員限定ライブ
    • 【本公演】幕末天狼傳★
    • 【ライブ】嚴島神社 世界遺産登録20周年記念奉納行事
    • 【ライブ】真剣乱舞祭2016
  • 2017年
    • 【本公演】三百年の子守唄★
    • 【ライブ】加州清光 単騎出陣2017
    • 【本公演】つはものどもがゆめのあと
    • 【ライブ】真剣乱舞祭2017★
  • 2018年
    • 【本公演】結びの響、始まりの音
    • 【本公演】阿津賀志山異聞2018 巴里★
    • 【ライブ】加州清光 単騎出陣2018
    • 【ライブ】真剣乱舞祭2018
  • 2019年(※1月時点ではまだ未公演であるため、予定)
    • 【本公演】三百年の子守唄(再演)
    • 【ライブ】加州清光 単騎出陣 アジアツアー★
    • 【ライブ】髭切膝丸 双騎出陣2019
    • 【本公演】タイトル未定・新作

このようにたくさんラインナップがあると、いったい何から見たらいいの!?となる方がほとんどだと思うので、以下に超~~~個人的な独断と偏見で、おすすめラインナップえらんでみました!いやもう、刀ミュである時点で全てが全力でおすすめなんだけど!

◆とりあえず刀ミュの雰囲気を体感してみよう!本公演なら「阿津賀志山異聞」からがオススメ!

やはり、入り口としては最初の物語である阿津賀志山異聞(あつかしやまいぶん)を推します。そして、トライアルではなく2016年の本公演の方で見てほしいです!
トライアル公演はその名の通り「トライアル」なのです。舞台セットもヘアメイクもキャスト陣の表現も、まだまだいろんなことが荒削り。キャスト自身が納得のいく出来ではないと繰り返し語っているので、ここはいったんそっとしておきましょう。刀ミュ沼にどっぷりとはまった後に、みんなの歩みを全て観たい!と思ったら、トライアルに戻ってくるも良し、です。
この作品に登場する刀剣男士は、team三条with加州清光と呼ばれる編成の6振り。
三条派の刀である三日月宗近みかづきむねちか)・小狐丸(こぎつねまる)・石切丸(いしきりまる)・岩融(いわとおし)・今剣(いまのつるぎ)と、新選組の打刀である加州清光というメンバーで構成されています。この6人は刀ミュのいわゆる立ち上げメンバーであり、まだ刀ミュがどうなるともわからない黎明期からずっと作品を支えてきた立役者でもあります。

阿津賀志山異聞は、戦の天才として後世に名を残した、源義経にまつわる物語です。
源義経の守り刀としての逸話を持つ短剣である今剣、武蔵坊弁慶薙刀である岩融の2振りを中心として、刀剣男士として歴史を守るとはどういうことなのか、時に悩み、ぶつかり合いながらも、力を合わせて試練を乗り越えようとする6振りの姿が描かれています。
そして二部のライブは、なんといっても一曲目の「mistake」抜きには語れません。歌って踊る刀剣男士という、最初は観客サイドの皆が半信半疑だった設定を、一瞬かつ全力でねじ伏せて納得させた、凄まじい破壊力のあるナンバーで、まさに必聴です。
そして刀ミュの二部ライブには、先述のとおりペンライトの使用がOKなんですが、各刀剣男士には担当カラーが決められています。team三条with加州清光のそれぞれの担当カラーは、青(三日月)・黄(小狐丸)・緑(石切丸)・紫(岩融)・ピンク(今剣)・赤(加州清光)と、なんともバランスの良い華やかなラインナップ。客席がこの6色のペンライトで揺れている様子は、本当に美しいんです…!

しかもなんと、現在DMMの20周年キャンペーンの一貫として、1年間視聴可能なアーカイブ配信が半額になっています!1月15日までみたい!
www.dmm.com
紅白経由のご新規様を迎え入れるこのタイミングで半額というのはこれ以上ないグッドタイミング!と思わずガッツポーズしました。1年間の視聴が今だけ1,600円で購入できます。DMMアカウントがあれば、PCでもスマホでも見られますし、ストリーミングだけでなくHDダウンロードも可能です!というあたかも販売員のような口調のわたし。だってもともと3,200円でも安い~と思うのに、1,600円って映画一本見るより安いんだもん!見て見て~!が止まらなくなる。笑
そしてdアニメストアの見放題作品にもラインナップされています。会員の方はぜひチェックしてみてください~!(わたしは非会員だから見たこと無いんですけど、どうやらチャプター区切って配信してるっぽい、全8話ってなってるけど1本の作品です。)
anime.dmkt-sp.jp

◆「和」の世界を体現する彼らだからできること。嚴島神社 世界遺産登録20周年記念奉納行事 ミュージカル『刀剣乱舞』 in 嚴島神社

次に是非見ていただきたいのが、2016年11月に上演された、厳島神社での特別奉納公演です。
まずは下記リンクから円盤発売時の告知映像をご覧ください!
musical-toukenranbu.jp
久しぶりに見たら、やはりその荘厳な空気感に鳥肌が立ってしまった…。
この時点で刀ミュに登場していたのは、先程触れた阿津賀志山異聞に登場した6振りに加え、2作品目である「幕末天狼傳」に新たに出陣した5振りの計11振りでした。(加州清光は2作品ともに出演しているため、合計11振りになるのでした)
その11振り全員が、この特別公演のためだけに誂えられた、白を基調とした衣装で登場するのですが、その姿がもう、本当に神々しくって…!
この特別公演は、刀ミュ公式サイトのプレミアム会員(月額324円の有料会員のこと)限定で応募が出来たものだったんですが、私は残念ながら落選。しかし当日リアルタイムでの配信を行ってくれたので、自宅で楽しむことができました。
国宝指定されている演舞台で、2.5次元のミュージカル作品が奉納行事を行うこと自体、相当に前代未聞の試みだったと思うのですが、その重責に決して恥じることのない、素晴らしいパフォーマンスを彼らは見せてくれました。見ている間、なんだか真っ白くてまばゆい光に舞台上が包み込まれているような気がしました。
これは「和」の世界に軸足を置いた刀ミュだからこそ実現できた特別な公演だと思っていて、その底力というか、世界観の奥行きみたいなものが感じられると思うので、是非体感してみていただきたいです!
途中で二部のライブパート楽曲もふんだんに登場します。
こちらも現在、DMMにて同じく1月15日までの期間限定半額作品にラインナップされていますし、1月2日現在ではdアニメストアのラインナップにも含まれているようでした!
www.dmm.com

◆多分2月頃には見られるようになるはず!?未配信作品ですが「真剣乱舞祭2018」をとにかく絶対に見てほしい。

いきなり未配信の作品をもってきよった~!?って感じなんですが、無茶を承知でここに入れておきたい。真剣乱舞祭2018を見てください!!!!!!
真剣乱舞祭(しんけんらんぶさい/公式の略称:らぶフェス)は、毎年12月に行われているライブ形式の公演です。主に二部のライブパート曲を中心として、約2時間半にわたる公演が繰り広げられます。
しかしライブ形式と言いつつも、公演全体を貫くひとつの物語が描かれていることも大きな特徴なんです。それが普通のライブで終わらない刀ミュらしさ、と言えるかと思っています。

らぶフェス2018のテーマはずばり「祭り」でした。刀ミュが真正面から祭りを描くとあんなこともこんなことも出来てしまうのか!?という、驚きの演出の連続です。
なんせ、舞台上に祇園祭の山鉾や、ねぶた祭りのねぶたが出てきます。刀剣男士が、全力でよさこいを踊ったりソーラン節を踊ったりします。…意味がわからないと思うんですが、事実です。それをライブ会場でやってのけるのが、ミュージカル刀剣乱舞なんです…!
説明が困難すぎる世界観なので、どこかのメディアがレポのダイジェストあげてくれてた!と思って検索したら、またしてもエンタステージさんでした。3分弱なんですがちらっとその世界を体感していただけると思われます!ブレが発生してるところにむしろ臨場感が…うあああ早くまたフルで見たい…!
enterstage.jp

らぶフェス2018の中には、今刀ミュができる表現の全てが余すこと無く詰め込まれています。私は約2年半刀ミュを追い続けてきましたが、彼らがこの冬にたどり着いたその圧倒的な輝きに、本当に胸を打たれました。エンタメの世界においてこんな表現ができる作品は、今他にないんじゃないかなと自信を持って言えるくらい。
2.5次元ミュージカルって、何よりキャラクターが目の前に飛び出てきたようなビジュアルの再現度の高さが特徴的です。キャラクターとしてお客さんの前に立ち続けることが、キャストにはとても高い水準で求められている。
実際に紅白の映像でも伝わる部分だと思うのですが、刀ミュのウィッグ班・メイク班のスタッフの実力は、並大抵のものではありません。どんなにカメラに寄られようと、ハイビジョンで生放送されようと、決して作り物っぽさを感じさせない、まさにそこに息づいている刀剣男士を実現させています。
そのきらびやかな見た目に、イケメンだな、キラキラしてる世界なんだな、って印象を持たれる方も多いと思うんですが…それだけではないんです!むしろ、それを越えた先にこそ、本当の魅力が表れると思っていて。
その「イケメンだし、キラキラしてるけど、それだけじゃ語り尽くせない『かっこよさ』がある」という事実。その全てが濃縮されてぎゅうぎゅうに詰まっているのが、らぶフェス2018だったんです…!本当に、今まで見てきた刀ミュの中で、一番沢山の人に届いてほしい!と思った作品。。
例年の感じで行くと、たぶん2月にはアーカイブ配信が始まるんじゃないかな!?って思うので、その時まで誰か一人でもいいから、この記事を覚えていてくれますように~!涙

◆これから見られる刀ミュは何?「三百年の子守唄」再演です!

これから上演が始まる刀ミュは?劇場で見られる作品は?というところですが、来る1月20日から3月24日までの間、「三百年(みほとせ)の子守唄」という作品が再演されます。徳川家康の一生に寄り添い、徳川幕府成立の歴史を守る刀剣男士たちの姿を描いた作品です。
さて、舞台のチケット…というところなんですが、実を言うと一般発売はすでに終わっており…。そうでなくとも、今の刀ミュはびっくりするくらいにチケット入手困難な演目となっていて、ガチのファン層がチケットが取れないと涙を流しているような状況。。今回だって東京・大阪・京都での全58公演なんですけれどね…動員総数は7.3万人と決して少なくないはずなんですが、それほどまでに人気のある作品に成長している、とも言えます。

ただ、刀ミュは毎作品の千秋楽公演について、ライブビューイングと呼ばれる、全国および一部海外(!)の映画館への生中継を行っています。
musical-toukenranbu.jp
確認したところだと、ライビュのチケットはまだ1月後半から申し込める先行があります。興味がある方がいたら、まずはライビュから見てみるのも良いかと思います!映像越しとはいえ、リアルタイムに上演されている舞台を体感できるのはライビュならではです。
舞台なのでやっぱり劇場で生で見てこそ、というところはどうしてもあるんですが、いかんせん本当に、チケットを手に入れにくいのが難しいところ…!生身の演者さんたちが届けるステージである分、回数を重ねるのにも限界があるし、もう超巨大な劇場でやっていくしかないのでは刀ミュ…!?と思ったりもしています。
もし今後刀ミュを是非現地で見てみたい!という方は、まずはTwitterで公式アカウントをフォローするのがオススメ。
twitter.com
チケット先行情報含め、いろんな情報をタイムリーに呟いてくれます。また公式ファンサイトに有料登録すると最速先行に応募可能ですが、有料だと言っても当たるとは限らない、という厳しい世界でして…そこは正直、運です。運を強めていくしかありません。という身も蓋もない結びになってしまった…!?笑


ここまでは視聴の手軽さをメインと考えて、過去作については配信の紹介しかしてませんでしたが、2016年夏に行われたプレミアム会員限定ライブ以外の作品は、もちろん全て円盤化されています。トライアル以外はブルーレイ/DVDの二本立てです!


そしてここまでに触れていない作品もまた、本当に全てが推せます。
新選組や幕末の世界観が好きな方には、是非「幕末天狼傳」→「結びの響、始まりの音」の順に見て、駆け抜けることしかできない、後ろを振り返れない人たちのロマンに思う存分胸をかきむしられてほしいし、「阿津賀志山異聞」で描いた先へと一歩踏み込んだ「つはものどもがゆめのあと」では、その物語世界およびキャスト陣の進化に驚愕してほしいし、「三百年の子守唄」では、舞台だからこそ描ける設定に驚きながらもあたたかな感動に涙してほしい。
加州清光 単騎出陣」では、一人の圧倒的なパフォーマーとしての加州清光の姿に心をかっさらわれることを保証します。加州清光を演じている佐藤流司くんは本当に天才だと思ってる。単騎を見るときは是非、2017→2018の順で見ていただきたいです!
そしてらぶフェス2018を推したいがあまり2016と2017をすっ飛ばしてしまいましたが、もう3年ともそれぞれに最高なので、どれを見ても損はありません!
昨年夏の「阿津賀志山異聞2018巴里」は、直前で小狐丸役の北園涼くんが網膜剥離により舞台に立てなくなるという非常に辛い事態の中で上演されたのですが、その中でカンパニーができる全力の詰まった、決して他に見劣りしない作品です。ストーリーとしては2016年の阿津賀志山とほぼイコールなのですが、2年経ったからこそ深まった表現に、より心が揺さぶられます。(そして涼くんも、その後らぶフェス2018でめでたく舞台に復帰してくれました!)

「…そんなに言うならもう全部見るわ!」って思ってくださった方がもしいたら、そしたらもう阿津賀志山異聞以降、順番に見ていってください!!!笑
きっと見終わる頃には、推したくなる刀剣男士に出会っているはず…!



刀ミュの魅力、語ろうと思ったら一晩かけて語っても、まじで足りません。
当ブログでは、過去エントリーで大量に「刀ミュ」カテゴリーの記事をアップしているんですが、その大半がどうしても「すでに知っている人向け」の、深掘りしすぎだろ!って感じの文章なため、今回はちょっといつもと趣向を変えて書いてみました。
刀ミュ、本当にすごい作品なの…。わたしは2013年から舞台観劇が趣味なんですが、2.5次元ミュージカル作品が紅白やCDTVに出演するなんて、本当にかつてからは考えられない世界なんです。
ひとつずつ地道な歩みを積み重ねたその先にたどり着いた今の刀ミュの姿を、ひとりのファンとして勝手にものすごく誇らしく思ってます!
少しでもたくさんの人に、刀ミュの、そして刀剣男士のみんなの魅力が届くことを願って!
2019年もたくさん推していくぞぉー!!!

最後まで読んでくださってありがとうございました!