こたえなんていらないさ

ぼくらは自由だ。刀ミュは奇跡だ。佐藤清光推してます。

アイアシアターの閉館に寄せて ~好き嫌いだけじゃ語れない場所~

2018年12月31日付けで、AiiA Theater Tokyo(通称:アイアシアター)が、閉館を迎えました。
現時点で「2.5次元作品に親しんでいるけど、アイアシアターという名前に馴染みがない」という人は、おそらくあまりいないんじゃないかと思う。
個人的にもかなりいろんな感情が詰まりまくっている劇場である、このアイアシアターという存在について、どうしても記事にしたいので書いてみます。




◆アイアシアターの歩み

そもそも、アイアシアターはずっと2.5次元専用劇場だったわけではありません。私が舞台を見始めた2013年の時点では、まだ違いました。
このあたり、日本2.5次元ミュージカル協会の歩みともイコールになっている部分がある気がしたので、大雑把ですが調べられる範囲でまとめてみました。
なおアイアシアター単体の歩みはWikiの該当頁を見ていただくといいかと思います。

時期 できごと
2007.4 マッスルミュージカル専用劇場「渋谷マッスルシアター」として開業(その後、2011年5月に閉鎖)*1*2
2012.9.15 アイア株式会社により「AiiA Theater Tokyo」として開業*3*4
2013.3 日本2.5次元ミュージカル協会」発足(※以降「2.5D協会」と略記)*5
2014.8 2.5D協会が、アイアシアターを2015年3月から「2.5次元ミュージカル専用劇場」として運用することを発表*6
2015.3 2.5次元ミュージカル専用劇場としての運用がスタート(当初予定:2016年3月までの1年間限定)。伴って正式名称が「AiiA 2.5 Theater Tokyo」となる
2016.2 2.5次元ミュージカル専用劇場としての運用が2017年4月末まで正式に延長決定*7
2017.2 2.5次元ミュージカル専用劇場としての運用が2018年4月末まで正式に延長決定*8
2018.6.1 AiiA Theather Tokyoが2018年12月31日付で閉館することが発表*9
2018.6.11. 2.5次元ミュージカル専用劇場としての運用が2018年10月末で終了となることが発表*10
2018.10.31 2.5次元ミュージカル専用劇場「AiiA 2.5 Theater Tokyo」としての運用終了
2018.12.31 「AiiA Theater Tokyo」閉館


「アイアシアター」という劇場が存在したのは、2012年9月~2018年12月の約6年3ヶ月間、そのうち2015年3月~2018年10月の約3年8ヶ月間が、2.5次元ミュージカル専用劇場として運用されていた、ということになります。

そもそも、ず~っと個人的に気になっていたのは、アイアシアターが建っている場所についてでした。だってあそこ、国立代々木競技場の敷地内、つまりは国の所有地内、ってことで多分あっているんですよね…?
アイアシアター公式サイトの住所表記も下記のようになっていて。(サイト自体、もしかしたら近い将来見られなくなっちゃうかもだけど。。)

アイア 2.5 シアタートーキョー
〒150-0041
東京都渋谷区神南2-1-1 国立代々木競技場
渋谷プラザ

そしてこの「渋谷プラザ」っていうのは、どうやら第二体育館近くの広場のことを指すようなんですね。Wikiの国立代々木競技場の頁に下記の記載がありました。(国立代々木競技場の本体サイトには説明を見つけられず…。)

渋谷プラザ
第二体育館の南側、渋谷駅方面に面する広場。渋谷公園通りに面する。

…じゃあそもそもなんで、マッスルミュージカルは代々木競技場の敷地内に劇場を建てることになったのか、ってことはめっちゃ気になってます。土地の権利は借地権で、国が貸してたってことでいいのかな。軽く検索するくらいじゃこの経緯はちょっとわからなかった。背景事情を知ってる人がいたら教えていただきたい気持ちです!笑

何がきっかけか思い出せないんですが、以前からうっすらと「アイアシアターはなんでかしらんけど国の所有地内にあるっぽい」ってのは頭にあったので、2020年の東京オリンピック開催が決まった時点で、あ、じゃあ本格的にアイアシアターの寿命決まるのでは…?って思ってた。なので正式な閉館のお知らせを聞いたときも「あぁ、ついに来たか~」って気持ちになったことを覚えています。

◆とある舞台おたくにとっての「アイアシアター」という存在

ここからは、超個人的な感傷がもりもりのお話です!

まず、「アイアシアター、好きでしたか?」って聞かれると、私はなんて答えたらいいのかわからない気持ちがします。好きとも嫌いとも言えない存在、って感じ。
「劇場」という、演目がかかるハコとして見たときは、設備面での数々の理由により、決して好きとは言い切れなかった。
でも、あまりにも思い出深い複数の演目と強固に結びついた場所なので、そういう意味では絶対に嫌いにはなれなかった存在…。
なんというか、愛憎半ば、みたいな。いやそんな大袈裟な?って感じですが、本当になんともいえない感情があるんです!
そして私の中では、現時点で一番たくさん足を運んだ劇場でもあります。私がアイアで観た演目(イベント含む)を並べてみました。

  • 2013年

8月 THE ALUCARD SHOW
11月 亜雌異人愚なグレイス

  • 2014年

5月 D-BOYS -10thどこ-10years プレミアム D-live
7月 D-BOYS 全員集合握手会
11月 THE ALUCARD SHOW(再演)
12月 ALTARBOYZ Christmas Special

  • 2015年

7月 學蘭歌劇「帝一の國」第二章 決戦のマイムマイム
11月 ミュージカル「刀剣乱舞」トライアル公演
11月 ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!」

  • 2016年

3月 學蘭歌劇「帝一の國」最終章 血戦のラストダンス
6月 ミュージカル「刀剣乱舞」~阿津賀志山異聞~
8月 ライブ・スペクタクル「NARUTO」(再演)
9~11月 ミュージカル「刀剣乱舞」~幕末天狼傳~(凱旋含む)

  • 2017年

3~4月 ミュージカル「刀剣乱舞」~三百年の子守唄~(凱旋含む)
5月 ミュージカル「刀剣乱舞」真剣乱舞祭2016 上映会
5月 ライブ・スペクタクル「NARUTO」~暁の調べ~
7月 舞台「黒子のバスケ」OVER-DRIVE

…2018年はなんと、ゼロだったのでした。おちゃろくとかダンデビとか見てないもんな。最後に見たのは意外にもくろステなのか!そして思ったとおり、演目の偏りがひどい。笑
演目総数は17と少なめ、一方で観に行った回数はざっと数えると多分70回くらい。演目数と回数のこの大きな乖離は、愛するあまりに通い倒した帝一と刀ミュを含むためですね…!
座席は最後列の21列以外、1列から20列まで、サイドにもセンターにも本当にあらゆる場所に座ったので、座席からの見え方は網羅したと言えると思う。それくらい、慣れ親しみ過ぎた劇場です。


そんな私がアイアシアターを「劇場」としては好きになれなかった、と言ったのは、やはり設備面によるものが大きいです。
一番嫌だったのは「音漏れ」でしたね…!
音漏れというか、逆の現象。「上演中の劇場内に、劇場外の音が聞こえてくる」という、わりに信じがたい現象です。そんな事態が発生する建物が劇場を名乗って良いのか?と本気で思ってた。
私が遭遇したのは、とある演目の、音楽のない静かなシーンでの出来事。登場人物二人が向き合って会話を交わすその最中に、めちゃくちゃ明確に、外を走る街宣車の音声が入ってきたんだなぁ…。
あの時の「没入していた世界から無理やり現実に引き戻された」がっかり感はちょっと忘れられないです。その後、ラストシーンにかけて集中しきれないままエンディングを迎えてしまった。まじで怒りを覚えましたもん。同様の現象は、その後にも運悪く何回か出くわした。
(でもこれ、2.5次元ミュージカル専用になった後半期には遭遇しなかったので、それはそれで不思議なんですよね。工事してた気配もなかったように思うので。とくに刀ミュに通ってる人からも、あんまり聞いたことなかったんだよなぁ?私が見かけなかっただけかもしれないけど。)

そしてアイアシアターといえば、この音漏れの他にも。
パイプ椅子ともまた違う、なんともいえない座り心地のかったい青いシート。同じ列に、ちょっと大きめのリアクションで笑うタイプの人がいると、真隣じゃなくても自分の椅子までがグラグラ揺れるという「4DXだったっけ!?」なびっくり現象。下手壁際のサイドシートに座ると断続的に聞こえてきて集中力が削がれまくる、壁の向こうからの「ゴォォ…」という不気味な空調音。驚くほどに多発するマイクその他の音響トラブル。ここはいつまでも仮設なんだろうか、、と感じてしまう、あの独特のトイレ。
そして出演しているキャスト陣の写真やバクステ映像に楽屋が写らない、写っても常に”屋外”の景色しかないことから察せられる、「舞台裏の設備環境、たぶんめっちゃ過酷なんじゃね?」という悲しい確信…。

そんなこんなで、プラスとマイナスどっちの印象がもともと強い?って聞かれると、私にとっては「マイナス」の印象がどうしたって強い場所でした。

2.5次元ミュージカル専用劇場としてのアイアシアター

2014年に「アイアシアターを2.5次元ミュージカルの専用劇場にする」って発表された時に、真っ先に「やだな」って当時の私が思ってしまったのは、上記に挙げたようなお粗末と言わざるを得ない特徴を持つ劇場が、2.5次元のメイン現場になるという事実そのものについてでした。
なんていったらいいのか…「2.5次元なんだから、まぁこの程度の設備で足りるんでしょ」って、対外的にも思われやすくなるのでは、という感覚があって。2.5次元が侮られることの、ある意味”裏付け”になっちゃうんじゃないかな、みたいな気持ちになったんですよ。観に来る側のお客さんのことも、出演してるキャストのことも、なんだか見くびられてるみたいな気持ちにもなった。
何よりも、大好きな「帝一の國」が、まだ閉館までには余裕のあったパルコ劇場から、アイアシアターに上演場所が移ることが確定してしまったので、余計に嫌だったんですよね。
そもそも「日本発2.5次元ミュージカルを世界へ!」と銘打って海外からのお客さんを迎える場所としては、あまりにも恥ずかしいんじゃないのか…!?と心配になったりもしていました。
当時はまだ、演目をしかける側が、どんな風に考えて2.5次元作品を育てていこうとしているのか、明確に語られた内容を見る機会が少なかったので、運営側への不信感みたいなものも割と明確に持ってました。正直なところ。
2014~2015年当時、ネルケや2.5D協会からの「観客側に向けて」という意味での明確な発信は、そこまで積極的にはなされていなかったような印象があります。(もっと別な層、ビジネスパートナーになる側には、たくさんされていたのかもしれないけど。)


でもここ1年くらいの間、2.5D協会の発起人で代表理事でもあるネルケ松田さんの発言が、いろんな形でフューチャーされるようになり、インタビュー等でその考え方を詳しく知ることのできる機会が、かなり増えました。
なので、かつては伝わって来にくかった作り手側の思いや狙いみたいなものが、段々と今になって、わかるようになった部分が大きくて。

そうして松田さんを始めとする作り手側のいろんな発信にふれる中で、むしろ劇場不足が深刻なものとなっている今、たとえ不完全な環境ではあっても「専用劇場」という場所を押さえ続けていたその努力は、ものすごく先見の明がありすぎる行為だったんだな、と思うようになりました。
恐らくは、他の劇場を使うより、使用料はかなり安く抑えることができたはず。その分いろんな演目を実現させ、外に送り出すことのできる可能性は、きっとぐんと上がったのだと思います。その半面、演目のクオリティが玉石混交になる事態を呼びやすくなった部分も、正直あるとは思うんだけど。
でも、2.5次元というひとつのジャンルを伸ばしていく、この先も存続させる、育てていく…ということを本気で考えた時に「ジャンルの伸び盛りの時期に、専用劇場を持っていた」というのは、本当に意味のあることだったんじゃないかと思う。

アイアシアターが「AiiA 2.5 Theater Tokyo」として運営されていたこの3年半あまりの時間は、たぶん2.5次元作品の歩みを将来的に振り返って見た時にも、きっとすごく特筆すべき期間になるんじゃないかなと感じています。
観に来るお客さんの裾野がぐっと広がり、世間的な知名度や、演目ひとつひとつの大きさが、ぐんぐんと伸びていった時期。
本当にこの数年で、ひとつのジャンルの隆盛を目の当たりにしているなという思いが強いのですが、そうしてジャンルが飛躍に向けて全速力で走っていく時期において、「不完全なハコ」であるアイアは、専用劇場としては、ある意味ぴったりだったのかもしれないな…という思いがするんです。もちろん、振り返った今だからこそ感じることだけど。
伸び盛りでまだ未完成なものが、不完全なハコで輝く、ということ。それはもしかしたらこれ以上ないくらい、絶妙にマッチしていたソフトとハードの組み合わせだったのかもしれない、今となってはそんな風にも思えてくる。
演劇はお客さんの想像力が働いて初めて成立するもの。だからこそ、その想像力が解き放たれる場所になる劇場には、作品に集中できる快適な環境であってほしい。アイアシアターには正直そこが大きく欠けていたんだけど、だけどそれをカバーしてなお作品は輝くことができていたし、観客として楽しい時間をすごすこともできていた。それは、2.5次元演目が持っている、伸び盛りならではの、爆発的なエネルギーがもたらしていたもの、なのかもしれません。

◆好き嫌いだけじゃ、語れないけれど

アイアシアターには、渋谷駅から行く派と原宿から行く派がいたけど、わたしは毎回、渋谷駅から向かってました。暑い日も寒い日も、本当に何度も、公園通りをてくてくと登った。一人で、時には友人と連れ立って。緊張しながら、ワクワクしながら。
急いでいる時に走ったりすると簡単に汗だくになっちゃうあの坂。時間に余裕があるときは、ドキドキした気持ちをなだめるように、わざとゆっくり歩いて進んだ。何度か横断歩道で止まる時、周りにはすでに同好の士が沢山いることが、持ち物なんかでわかってた。
坂を登りきった交差点で、あの赤い外壁と窓ガラスの外観が見えてくると、「あ~またアイアに来たんだな」って実感が湧いた。
刀ミュのキャンセル待ちでは、劇場前のスペースでいつも長い長い列を作って、あのカラフルなキャンセル待ち券をうけとった。当落発表をまつ間は、東武ホテルの中のプロントで友達とおしゃべりしながら時間を潰した。
終演後に興奮で頭がふわふわしすぎて、テラスの階段で足を踏み外しかけたことも何度もある。
ソワレを観に行く時に、マチネ終わりのお客さんとあの横断歩道ですれ違うと、劇場から出てきてこちらに向かってくる人が、みんなそれぞれ幸せそうな、本当に楽しそうな、キラキラした顔をしていた。


11月と12月にそれぞれ、2件のこんなツイートをしました。

  • 11月のツイート

  • 12月のツイート


アイアシアターが閉館を迎える日と、刀ミュが2.5次元演目として初めて、NHK紅白歌合戦に出場した日。このふたつの「2018年12月31日」っていう日付が揃ってたことには、どうしたって、感慨深いものがありすぎました。
だって、ツイートした画像のとおり、本当にまじでただの隣同士なんですよ、アイアシアターとNHKホール。紅白直前のどうしようもなくウロウロした気持ちのまま、渋谷で用事を済ませる前にどうしても目の前まで行きたくなって、2つを並べて、視界におさめたのでした。
もう、あのワクワクした気持ちでこの坂を登ることもないんだな…って思いながら。
17時すぎ、よく晴れた冬の夕暮れ時、信号の青い光とか空の色とか…いろんなものが相まって、撮ってよかったな…て思う写真になりました。レンズの汚れ写っちゃってるけど。iPhoneSEだから画質にかなり限界あるけど。そもそもツイート内で誤字してるけど!笑
普段、4桁のいいねとかRTとかまずあり得ないので、それだけ同ジャンルに身を置く人にとっては「わかる…」って思ってもらえたツイートだったんだろうな、と思います。


2.5D協会のプレスリリースによると、新しい専用劇場の運用も目指されているのだということです。*11今後のためにも、ぜひ実現したらいいなぁと願っています。そのあかつきには是非、劇場としての設備はグレードアップした場所で…!


アイアシアターが、とある舞台おたくに残したもの。その全てを美化することは出来ないけど、だけどそこで過ごした時間は、間違いなく、かけがえのない何かでした。そこで観た景色は、私にとって一言じゃ説明できない、大切すぎる思い出になったものばかりです。


好き嫌いだけじゃ語れない場所だけど、やっぱり最後はお礼を言いたい。
さよなら、そしてありがとう、アイアシアター。君のことはいろんな意味で忘れない。

【お題】「シュガー・ラッシュ:オンライン」を見た感想 ~思った以上に「ビター」な物語

タイトル通り、この間珍しく映画を見たんですが、せっかくなのでお題で書きます!

公開2日目くらいに見終えていた旦那さんから「インターネットが好きなら見たほうがいいよ!」と言われ。いやいや、そんなざっくりした勧め方ってあるか?笑 と思いつつ、仕事始めの1月4日、退勤後に一人でふらりと映画館に行きました。
結果、私はインターネットが好きなので、見てよかったです!(素直かよ)
以下はネタバレをふんだんに含むので、話を知りたくないよ~な人は読まないでくださいね!




◆思った以上に「ビター」な物語

映画の感想は、私の中ではこの一言に尽きました!
新しいものが大好き、いつでもワクワクしていたいヴァネロペと、今のままで楽しく暮らしていければ満足なラルフ。
そんな正反対の組み合わせの二人は、勝手知ったる、言ってしまえば範囲のごく限られたアーケードゲームの世界から、無限と呼んで差し支えのない広がりを持つインターネットの世界へと飛び出していく。
見る前まで、私は「結局ヴァネロペはラルフと一緒に元の世界にいることを選ぶんだろうな」と思ってたんです。「新しいもの、楽しいものは沢山あるけど、やっぱり自分に馴染んだ世界がいいよね」という帰結が、このタイプの物語としては一番考えやすいかなぁと。
でも、全然そうじゃなかった。わりにビターな味わいの物語でした。


まず、二人のすれ違いの描き方がけっこうハード。
私は完璧にヴァネロペに感情移入して見てたんですけど、ラルフから「ここは俺たちの居場所じゃない、早く帰ろう!ずっと一緒にいようぜ、当然だろ?」ってすがられればすがられるほど、いや、そんな一方的に決められても…私にはやりたいことがあるから!って感じになってくヴァネロペの気持ち…超わかる…って勝手になってました。
こちらを100%信頼してるがゆえの、純真無垢な気持ちで全力で迫ってこられると「うん、ちょっといったん落ち着こうか」みたいな対応をしたくなる気が、どうしてもする…。
絶対に裏切らないと思われている、ある意味ではものすごく「期待」を含んだ感情。それを一切の遠慮なくこちらに向けられることのしんどさ、重さ…みたいなものが、ラルフの姿を通じて描かれている気がしました。そう感じるのは私が極端に同調圧力が苦手なせいもあるかもしれないけど。笑
こうだよね!おんなじだよね!って迫られると「それはわからん」って逃げ出したくなるところがある…いや、もちろん、ヴァネロペのリアクションはそこまで辛辣じゃ全然ないんですけどね!笑
自分の希望を他人から規定されるのって、わりにきつい状況かなぁと思うんだよね。


そんなラルフの「親友と一緒にいたい、離れたくない」という不安定な気持ちは、とあるアクシデント(というには必然の展開かな)により、インターネット世界における脆弱性とみなされて、ラルフウイルスとして拡散してしまいます。
ここの描写がまた強烈で…!
ラルフの抜け殻のような、目玉のない粘土で出来た人形みたいな巨体が、ヴァネロペを求めて無数にインターネット世界を徘徊し始めます。彼らがヴァネロペを見つけるなり「Friend?」と言いながら笑って手を伸ばし、群れをなしてこちらに向かって走ってくるあの様子。あれほんと、心底恐ろしすぎた…。
欲望のすさまじい発露というか。ヴァネロペに執着する気持ちがそのまま実体化してどんどん増幅していく様子、とてもえぐみがあった。
…なんだけど、そんな恐ろしい、決して正視したくないともいえそうな光景を見て、ラルフは静かに言うんですよね。
「こうして見ると、俺かなりしつこいな。これじゃお前から絶交されても当然だ」って。
ごく淡々と、ぽつりとこぼす感じに言われるこのセリフが、すごく印象的だなと思いました。
俺はこんなことしない、あのウイルスは俺とは関係ない!って目をそむけるパターンも多分考えられると思うんだけど、そうではなくって。
あの瞬間、ラルフは自分を客観視できただけでなく、自分の恐らくはいちばん弱いところを、まっすぐ事実として受け止めることができている。
そんなラルフの心は、暴走を引き起こしてしまうほどに素直すぎるところはあるんだけど、同時にとても「強くもある」んだなって思いました。


最終的にヴァネロペは「時折シュガー・ラッシュの世界に帰りつつ、インターネットの中で出会ったスローターレースの世界で過ごすこと」を選びます。
ラスト近辺、スローターレースの世界に改めてヴァネロペが旅立とうとする時、ラルフが

The world is waiting for you, kid.

って言うんですけど…このセリフめっちゃ好きだった。
世界がお前を待ってるぞ、だから行けよ。って…。最終的にそんな言葉までを親友にかけられるようになっていたラルフ。うー、ほんとうに良いセリフだなぁ。
the worldはきっとそのまま、the Internetなんだろうな。
少しずつ遠ざかりながら、お互いの姿が見えなくなるまで、体を低い位置までぎゅーっと折り曲げて、笑顔で手を振り続けてる姿*1、二人共めちゃくちゃかわいかった。。


離れ離れになった二人は、その後それぞれの場所から、TV電話(っぽくホログラム映像を通じて会話できる装置)を使って話します。お互いの近況をひとしきり報告した後は、じゃあまたね、とあっさり笑顔でバイバイをする。
ひとたび友達になれば、「ずっと一緒にいなくても、一緒にいられる」ことを、二人はインターネットという新しくて巨大な世界を通して学ぶのでした。
ヴァネロペは自分の本当にやりたいことを外の世界に見つけ、ラルフはヴァネロペの存在に無意識に寄り掛かり続けていたことに気づき、自分の時間の過ごし方を見直していく。

「友達のことも、暮らしてきた世界も大切だけど、やりたいことを思いっきりやってみたい」
「ずっと一緒にいられたら嬉しいけど、そのために友達の夢を潰しちゃいけない」

自分の欲求をスタートラインとして、その真ん中までお互いに歩み寄ることが出来た二人は、自分たちにとっての理想の友情のかたちを手に入れられたと言えるんじゃないかなぁ、と思いました。
シャンク(超かっこいい)がヴァネロペに言う、友達だって別なものが好きでいいのよという意味の言葉、本当にそのとおりだよなぁ、と思った。(めっちゃいいセリフだったのに記憶あやふや~!吹き替え版の予告だと「親友でも違う夢を見ることもある」なんだけど、字幕版どんなだったか、ぜんぜん思い出せないや…)
違うものが好きでも共感できることは沢山あるし、反対に同じものを好きだってわかりあえないこともいくらでもある。
「大好きな友だちが大事にしてるものを、自分も尊重できたらいいよね」っていうメッセージがあるように私には思えて、ある意味ではすごく「大人向け」の物語だったように思います。大人同士だって、時にそれを実践することは難しいから。

◆インターネットって楽しいよね!

わかりやすくインターネット大好き!な毎日を送ってるので、劇中に登場する各種サービスの表現だけで私はなんかもう嬉しくなってニヤニヤしちゃいました。Twitterのしかくい鳥かわいかった。
検索結果をポチ!するとシューン!って瞬時にスケルトンのカーゴみたいなものが体の周りで立ち上がって、びゅーん!って遷移先まで連れて行かれる表現好きだった!(←オノマトペに頼りすぎ)
あと「ウケる~!」って思ってたのが、ラルフウイルスが最終的に無効化された現場がGoogleのてっぺんだったこと。見栄えのする最終ステージはやはりそこか!みたいな。他のサービスけっこうボッコボコにされてたけど、さすがGoogle先生、しっかり生き残ってる~!なりました。そもそも、周りにくらべて圧倒的な高さのビルとしてそびえたっていたし…笑
ある程度バズった人に向けて「コメントは読まないほうがいい」って伝えるのは、天下のディズニー様が作る映画の中でも真理なのですね…!って震えたり。
他に面白かったのは闇のインターネットの表現ですね。足を踏み入れた瞬間「母親の旧姓も社会保障番号もありますよ」だったのには笑ってしまった。
ヴァネロペとラルフがメインで行動するインターネットの世界はとにかく明るくてキラキラしていて、白とブルーを基調にしつついろんな色で溢れていて、すごく賑やかな様子に描かれているんだけど、それに対応する闇の世界もちゃんと用意されてるところが、うん、すごく…インターネットだ!って思いました。(頭の悪い感想)


そして忘れちゃいけないプリンセス~!やっぱプリンセスのシーン、最高だった~!ディズニーによる渾身のセルフパロディだなって思いました。
「じゃあもうひとつ質問。いつも大きな男性によって守られてる存在、って思われてる?」
っていうプリンセス陣からの質問に、思いっきりYesと答えたヴァネロペに対して、
「ならあなたもプリンセスね!!!!!」
っていうユニゾンが起こるところ、最高にスカッとした。ヒュー!そう来たか~!さすが今の時代!と思いました。そうだよねプリンセスにも色々あるよね、みんな事情やら都合やら抱えてるだろうし…みたいな気持ちに。誰よりも夢を担う存在であるはずのプリンセスの「舞台裏」を、こうまで堂々と自前で描いてみせるディズニーの懐の深さよ…となりました。
普段、観た舞台の感想を書く時に「男らしい」という表現を使うことすら私はためらうことがあるんですけど、純粋な性差がある事実とジェンダーで色分けされた世界の線引きってほんと難しい。
プリンセスに憧れる女の子が今も昔も沢山いることも、プリンセス自身がもしかしたら自分たちの在り方に「まぁこれも役割なのよね」と思ってるかもしれないことも。どっちが良い悪いではなくて、そのどちらの方向も否定しない形で映画の中では描かれているように、私は感じました。



よく考えたら私シュガラの1作目を見てなかったのですが、物語の導入部分がスムーズだったので、特に話を理解する上で支障は感じなかったです!
あと原題、RALPH BREAKS THE INTERNETなんですね。…いや、それまんまやん!?ネタバレやん!??ってエンドロール見てわらってしまった。良いタイトル~!…でもよく考えたら、もともとラルフはゲームの中では建物を破壊する悪者キャラクターなわけだから、今度はそんなラルフがインターネットを壊すよ!って意味なのか!?って今感想書いてて気づきました!(遅い)
ハッ!!!あと最後の”pancake, milkshake”が一番笑ったかもしれない…あそこ、突然のトラウマ製造機になってた…笑 めちゃくちゃおもしろかったな…。


普段あほみたいな長文しか書いてないので、たまには全然違うテーマで文章書くのも楽しかったです。
読んでくださった方ありがとうございました。ヴァネロペかわいいよヴァネロペ~!



sponsored by 映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」(12月21日公開)
映画「シュガー・ラッシュ:オンライン」の感想 #シュガラお題

*1:どうしても私の脳裏には「カーテンコールの最後、幕が降りきるギリギリまで体を折り曲げて手を振ってくれる役者さんたち」の姿がよぎったのでした

【NHK紅白歌合戦で刀ミュの刀剣男士を知った皆様へ】超個人的に刀ミュを全力プレゼンしてみた

こんばんは&あけましておめでとうございます。刀ミュが大好きなあなぐまです。

ミュージカル「刀剣乱舞」より、総勢19振りの刀剣男士の皆さん!第69回NHK紅白歌合戦、からの、CDTVスペシャル!年越しプレミアライブ2018→2019へのご出演、誠におめでとうございました!!!!!
Twitterでの終始お祭り騒ぎタイムライン、超楽しかった。夢みたいな年越しだった。今すぐその心境を語るには、まだ興奮冷めやらぬという感じでもあり、もう少し大事に感慨をぎゅ~っと抱いておきたいような気持ち。。刀ミュのおたくのひとりとして、こんな最高の1年の締めくくりと年明けはないと思いました。まごうことなくウルトラハッピーな年末年始を過ごしてます。

というわけで!紅白で初めて刀剣男士を見た方も相当沢山いると思われるため、「刀ミュ、なんだか興味あるかも」or「全然わからなさすぎるから、とりあえずなんか知りたい」という方に向けて、超個人的に、しかし全力で、刀ミュをプレゼンしてみたいと思います!!!たまには外に向けた文章も書けないとだよな!って思って。よしがんばる。

…ってまぁ、わたしなんぞが書かなくとも下記で公式がツイートしてらっしゃるとおり、エンタステージさんにばっちりとまとめ記事があるんですが(導入としてとってもわかりやすい記事でしたので是非!)、


enterstage.jp
ここはひとつ、おたくならではの謎の熱量のこもったやつを書いておきたいなって思って…。
いや、さっき外向きの文章書くって言ったばっかやないか。大丈夫か。とりあえずがんばってみますね。




◆「刀剣乱舞」って何?

DMM&ニトロプラスが2015年1月より提供しているブラウザ&スマートフォンアプリゲーム。
歴史上に名だたる刀剣に宿る付喪神が、審神者(さにわ)の霊力により、人間の姿としてこの世に顕現した「刀剣男士」として、歴史改変を目論む歴史修正主義者と戦っていくという世界。プレイヤーは審神者となり、各刀剣男士を育成しながら敵と戦うゲームです。
…っていう私の説明を読むよりも、各種公式がちゃんとした説明を書いてくれているはずなので出来たらそっちを読んでください!笑(なんとなく自力で書く責務(?)がある気がして書いてみた)
もともとはPCブラウザ版のみでの提供でしたが、2016年よりスマホアプリ版もサービスが開始され、そこから更にユーザー層が広がったような気がします。
最初にプレイし始める時、初期刀と呼ばれる刀剣男士5振りから、好きな刀を選ぶことができます。私はその中から加州清光(かしゅうきよみつ)を選択。沖田総司が使っていたとされ、池田屋事件の際に二階で折れたといわれる刀。この清光を選んだところから、後日刀ミュ沼にはまり込むという私の運命は決まっていたのだった…!

◆ミュージカル「刀剣乱舞」って何?

いわゆるメディアミックスの一貫として、2015年10月30日に初日を迎えたトライアル公演を皮切りに、ネルケプランニングによりミュージカルとして立ち上げられた作品シリーズです。

そう、刀剣乱舞のメディアミックスの一発目はアニメではなく舞台なのです!(最初のアニメ化作品である「刀剣乱舞-花丸-」は、2016年秋に放送開始でした)
ミュージカル刀剣乱舞の略称は公式で「刀ミュ(とうみゅ)」と決められています。
musical-toukenranbu.jp
そして舞台化された刀剣乱舞の世界は、実はもうひとつあります。
「舞台 刀剣乱舞」シリーズ、こちらはネルケプランニングではなくマーベラスが制作を担当。
www.marv.jp
ストレートプレイ版とミュージカル版、ふたつの形での舞台化を行う、という試みが、2015年の夏頃に刀剣乱舞公式から発表されたのでした。(ストレートプレイはミュージカルではない舞台のこと、つまり「普通の舞台」と思っていただければ。)
ストレートプレイ版の方の舞台は、「刀ステ(とうすて)」と呼ばれています。ふたつのシリーズは全く別な独立した作品群であり、描いている物語同士に繋がりはありません。演出や脚本などの制作布陣からキャストまで、全てが異なります。
そして大変にややこしいのですが、この1月に映画公開がはじまる「映画刀剣乱舞」は、刀ミュではなく、この刀ステの方に出演しているキャストの皆さんが中心となっています。
touken-movie2019.jp
1月3日からは山手線でラッピング電車が走ったりもするのですが、その時の三日月宗近(中央にいる青い着物のキャラクターです)のお顔を見て「あれ、紅白に出てた人と違う…?」となるかもしれませんが、ちゃんとそれで正解なのです。
刀ミュでの三日月は黒羽麻璃央くん、刀ステでの三日月は鈴木拡樹くんという、それぞれ別なキャストさんが演じているためです。
「舞台化作品が実は2パターンある」というのも、知らない人にとってはかなりトリッキーな状況かと思うので、補足してみました!


話を刀ミュに戻します。刀ミュの本公演には、必ず6振りの刀剣男士が登場します。刀剣乱舞のゲーム設定で、一度に出陣させられる部隊は6振りまでという制限があるのですが、それを忠実に再現したものと思われます。

そんな刀ミュの特徴は、なんといっても「一部がミュージカル、二部がうちわ・ペンライトの応援グッズありのライブ」という形式で上演されること。一部の上演後に20分の休憩があり、二部のライブが始まる仕組みです。

一部は、本当にしっかりとしたミュージカルです。キャラクターの心情を歌った歌がバンバン出てきます。
紅白で歌唱披露された「刀剣乱舞」は、いわゆるM1(Music 1)として公演の1曲目に歌われることの多い曲です。紅白では超ショートバージョンでしたが、公演では出陣する6振りそれぞれに自分の謂れを彷彿とさせる歌詞のソロパートが割り当てられていて、どんな刀たちが登場しているのかがなんとなく把握できる曲にもなっています。
一部パートは、驚くほどに骨太な、歴史ファンにも支持されるほどの重厚な物語が描かれることも特徴。最後はいつも、希望を感じさせるほのかに明るいラストを迎えます。押し付けがましさはないのに、他方で生きることを全力で肯定してくれるような、そんな優しさと力強さに満ちた世界が描かれていて、わたしは本当に大好きです。
そして日本刀がモチーフであるため、当然殺陣も盛りだくさん。時間遡行軍と呼ばれる敵との戦いは、ごまかし一切ナシの本気の殺陣です。それぞれの刀剣男士ごとの殺陣の違いを見るのもとても楽しいですし、何よりみんなの身のこなしが、本当に美しい!

二部のライブは「現代への出陣」という体で上演される、マジでガチの「ライブ」です。びっくりするくらいに、ライブやってます。歌詞には英語だってバンバン出てきちゃうし、衣装はライブ途中で3形態に変化します。そして刀剣男士たちは最終的に客席通路に降りてきて、ファンに向けてアイドルと見紛うばかりのファンサを繰り出します。というか、二部の彼らは間違いなく、アイドルです。そんな彼らに全力でキャーキャー言いながらペンライトを振り、うちわを持って応援する我々ファン。どう考えてもあの瞬間の劇場は、最早アイドル現場といっても過言ではない雰囲気に包まれます!カルチャーショックを受けること間違いなしです。

刀ミュの中では、こんな風に全くベクトルの違う一部と二部の世界観が、喧嘩することなくひとつの作品の中で成立してしまうのです。いやいや嘘だろ~と思うかもしれないですが、なんとこれが、ほんとなんだな~。百聞は一見にしかず!ということで、是非実際の公演をまずは映像でご覧ください!


刀ミュの歩みはエンタステージさんの記事がとってもわかりやすいので是非そちらを見ていただきたいのですが、これまでに下記のような作品が上演されてきました。★をつけた作品は、なんと海外でも上演されています。

  • 2015年
    • トライアル公演
  • 2016年
    • 【本公演】阿津賀志山異聞
    • 【ライブ】プレミアム会員限定ライブ
    • 【本公演】幕末天狼傳★
    • 【ライブ】嚴島神社 世界遺産登録20周年記念奉納行事
    • 【ライブ】真剣乱舞祭2016
  • 2017年
    • 【本公演】三百年の子守唄★
    • 【ライブ】加州清光 単騎出陣2017
    • 【本公演】つはものどもがゆめのあと
    • 【ライブ】真剣乱舞祭2017★
  • 2018年
    • 【本公演】結びの響、始まりの音
    • 【本公演】阿津賀志山異聞2018 巴里★
    • 【ライブ】加州清光 単騎出陣2018
    • 【ライブ】真剣乱舞祭2018
  • 2019年(※1月時点ではまだ未公演であるため、予定)
    • 【本公演】三百年の子守唄(再演)
    • 【ライブ】加州清光 単騎出陣 アジアツアー★
    • 【ライブ】髭切膝丸 双騎出陣2019
    • 【本公演】タイトル未定・新作

このようにたくさんラインナップがあると、いったい何から見たらいいの!?となる方がほとんどだと思うので、以下に超~~~個人的な独断と偏見で、おすすめラインナップえらんでみました!いやもう、刀ミュである時点で全てが全力でおすすめなんだけど!

◆とりあえず刀ミュの雰囲気を体感してみよう!本公演なら「阿津賀志山異聞」からがオススメ!

やはり、入り口としては最初の物語である阿津賀志山異聞(あつかしやまいぶん)を推します。そして、トライアルではなく2016年の本公演の方で見てほしいです!
トライアル公演はその名の通り「トライアル」なのです。舞台セットもヘアメイクもキャスト陣の表現も、まだまだいろんなことが荒削り。キャスト自身が納得のいく出来ではないと繰り返し語っているので、ここはいったんそっとしておきましょう。刀ミュ沼にどっぷりとはまった後に、みんなの歩みを全て観たい!と思ったら、トライアルに戻ってくるも良し、です。
この作品に登場する刀剣男士は、team三条with加州清光と呼ばれる編成の6振り。
三条派の刀である三日月宗近みかづきむねちか)・小狐丸(こぎつねまる)・石切丸(いしきりまる)・岩融(いわとおし)・今剣(いまのつるぎ)と、新選組の打刀である加州清光というメンバーで構成されています。この6人は刀ミュのいわゆる立ち上げメンバーであり、まだ刀ミュがどうなるともわからない黎明期からずっと作品を支えてきた立役者でもあります。

阿津賀志山異聞は、戦の天才として後世に名を残した、源義経にまつわる物語です。
源義経の守り刀としての逸話を持つ短剣である今剣、武蔵坊弁慶薙刀である岩融の2振りを中心として、刀剣男士として歴史を守るとはどういうことなのか、時に悩み、ぶつかり合いながらも、力を合わせて試練を乗り越えようとする6振りの姿が描かれています。
そして二部のライブは、なんといっても一曲目の「mistake」抜きには語れません。歌って踊る刀剣男士という、最初は観客サイドの皆が半信半疑だった設定を、一瞬かつ全力でねじ伏せて納得させた、凄まじい破壊力のあるナンバーで、まさに必聴です。
そして刀ミュの二部ライブには、先述のとおりペンライトの使用がOKなんですが、各刀剣男士には担当カラーが決められています。team三条with加州清光のそれぞれの担当カラーは、青(三日月)・黄(小狐丸)・緑(石切丸)・紫(岩融)・ピンク(今剣)・赤(加州清光)と、なんともバランスの良い華やかなラインナップ。客席がこの6色のペンライトで揺れている様子は、本当に美しいんです…!

しかもなんと、現在DMMの20周年キャンペーンの一貫として、1年間視聴可能なアーカイブ配信が半額になっています!1月15日までみたい!
www.dmm.com
紅白経由のご新規様を迎え入れるこのタイミングで半額というのはこれ以上ないグッドタイミング!と思わずガッツポーズしました。1年間の視聴が今だけ1,600円で購入できます。DMMアカウントがあれば、PCでもスマホでも見られますし、ストリーミングだけでなくHDダウンロードも可能です!というあたかも販売員のような口調のわたし。だってもともと3,200円でも安い~と思うのに、1,600円って映画一本見るより安いんだもん!見て見て~!が止まらなくなる。笑
そしてdアニメストアの見放題作品にもラインナップされています。会員の方はぜひチェックしてみてください~!(わたしは非会員だから見たこと無いんですけど、どうやらチャプター区切って配信してるっぽい、全8話ってなってるけど1本の作品です。)
anime.dmkt-sp.jp

◆「和」の世界を体現する彼らだからできること。嚴島神社 世界遺産登録20周年記念奉納行事 ミュージカル『刀剣乱舞』 in 嚴島神社

次に是非見ていただきたいのが、2016年11月に上演された、厳島神社での特別奉納公演です。
まずは下記リンクから円盤発売時の告知映像をご覧ください!
musical-toukenranbu.jp
久しぶりに見たら、やはりその荘厳な空気感に鳥肌が立ってしまった…。
この時点で刀ミュに登場していたのは、先程触れた阿津賀志山異聞に登場した6振りに加え、2作品目である「幕末天狼傳」に新たに出陣した5振りの計11振りでした。(加州清光は2作品ともに出演しているため、合計11振りになるのでした)
その11振り全員が、この特別公演のためだけに誂えられた、白を基調とした衣装で登場するのですが、その姿がもう、本当に神々しくって…!
この特別公演は、刀ミュ公式サイトのプレミアム会員(月額324円の有料会員のこと)限定で応募が出来たものだったんですが、私は残念ながら落選。しかし当日リアルタイムでの配信を行ってくれたので、自宅で楽しむことができました。
国宝指定されている演舞台で、2.5次元のミュージカル作品が奉納行事を行うこと自体、相当に前代未聞の試みだったと思うのですが、その重責に決して恥じることのない、素晴らしいパフォーマンスを彼らは見せてくれました。見ている間、なんだか真っ白くてまばゆい光に舞台上が包み込まれているような気がしました。
これは「和」の世界に軸足を置いた刀ミュだからこそ実現できた特別な公演だと思っていて、その底力というか、世界観の奥行きみたいなものが感じられると思うので、是非体感してみていただきたいです!
途中で二部のライブパート楽曲もふんだんに登場します。
こちらも現在、DMMにて同じく1月15日までの期間限定半額作品にラインナップされていますし、1月2日現在ではdアニメストアのラインナップにも含まれているようでした!
www.dmm.com

◆多分2月頃には見られるようになるはず!?未配信作品ですが「真剣乱舞祭2018」をとにかく絶対に見てほしい。

いきなり未配信の作品をもってきよった~!?って感じなんですが、無茶を承知でここに入れておきたい。真剣乱舞祭2018を見てください!!!!!!
真剣乱舞祭(しんけんらんぶさい/公式の略称:らぶフェス)は、毎年12月に行われているライブ形式の公演です。主に二部のライブパート曲を中心として、約2時間半にわたる公演が繰り広げられます。
しかしライブ形式と言いつつも、公演全体を貫くひとつの物語が描かれていることも大きな特徴なんです。それが普通のライブで終わらない刀ミュらしさ、と言えるかと思っています。

らぶフェス2018のテーマはずばり「祭り」でした。刀ミュが真正面から祭りを描くとあんなこともこんなことも出来てしまうのか!?という、驚きの演出の連続です。
なんせ、舞台上に祇園祭の山鉾や、ねぶた祭りのねぶたが出てきます。刀剣男士が、全力でよさこいを踊ったりソーラン節を踊ったりします。…意味がわからないと思うんですが、事実です。それをライブ会場でやってのけるのが、ミュージカル刀剣乱舞なんです…!
説明が困難すぎる世界観なので、どこかのメディアがレポのダイジェストあげてくれてた!と思って検索したら、またしてもエンタステージさんでした。3分弱なんですがちらっとその世界を体感していただけると思われます!ブレが発生してるところにむしろ臨場感が…うあああ早くまたフルで見たい…!
enterstage.jp

らぶフェス2018の中には、今刀ミュができる表現の全てが余すこと無く詰め込まれています。私は約2年半刀ミュを追い続けてきましたが、彼らがこの冬にたどり着いたその圧倒的な輝きに、本当に胸を打たれました。エンタメの世界においてこんな表現ができる作品は、今他にないんじゃないかなと自信を持って言えるくらい。
2.5次元ミュージカルって、何よりキャラクターが目の前に飛び出てきたようなビジュアルの再現度の高さが特徴的です。キャラクターとしてお客さんの前に立ち続けることが、キャストにはとても高い水準で求められている。
実際に紅白の映像でも伝わる部分だと思うのですが、刀ミュのウィッグ班・メイク班のスタッフの実力は、並大抵のものではありません。どんなにカメラに寄られようと、ハイビジョンで生放送されようと、決して作り物っぽさを感じさせない、まさにそこに息づいている刀剣男士を実現させています。
そのきらびやかな見た目に、イケメンだな、キラキラしてる世界なんだな、って印象を持たれる方も多いと思うんですが…それだけではないんです!むしろ、それを越えた先にこそ、本当の魅力が表れると思っていて。
その「イケメンだし、キラキラしてるけど、それだけじゃ語り尽くせない『かっこよさ』がある」という事実。その全てが濃縮されてぎゅうぎゅうに詰まっているのが、らぶフェス2018だったんです…!本当に、今まで見てきた刀ミュの中で、一番沢山の人に届いてほしい!と思った作品。。
例年の感じで行くと、たぶん2月にはアーカイブ配信が始まるんじゃないかな!?って思うので、その時まで誰か一人でもいいから、この記事を覚えていてくれますように~!涙

◆これから見られる刀ミュは何?「三百年の子守唄」再演です!

これから上演が始まる刀ミュは?劇場で見られる作品は?というところですが、来る1月20日から3月24日までの間、「三百年(みほとせ)の子守唄」という作品が再演されます。徳川家康の一生に寄り添い、徳川幕府成立の歴史を守る刀剣男士たちの姿を描いた作品です。
さて、舞台のチケット…というところなんですが、実を言うと一般発売はすでに終わっており…。そうでなくとも、今の刀ミュはびっくりするくらいにチケット入手困難な演目となっていて、ガチのファン層がチケットが取れないと涙を流しているような状況。。今回だって東京・大阪・京都での全58公演なんですけれどね…動員総数は7.3万人と決して少なくないはずなんですが、それほどまでに人気のある作品に成長している、とも言えます。

ただ、刀ミュは毎作品の千秋楽公演について、ライブビューイングと呼ばれる、全国および一部海外(!)の映画館への生中継を行っています。
musical-toukenranbu.jp
確認したところだと、ライビュのチケットはまだ1月後半から申し込める先行があります。興味がある方がいたら、まずはライビュから見てみるのも良いかと思います!映像越しとはいえ、リアルタイムに上演されている舞台を体感できるのはライビュならではです。
舞台なのでやっぱり劇場で生で見てこそ、というところはどうしてもあるんですが、いかんせん本当に、チケットを手に入れにくいのが難しいところ…!生身の演者さんたちが届けるステージである分、回数を重ねるのにも限界があるし、もう超巨大な劇場でやっていくしかないのでは刀ミュ…!?と思ったりもしています。
もし今後刀ミュを是非現地で見てみたい!という方は、まずはTwitterで公式アカウントをフォローするのがオススメ。
twitter.com
チケット先行情報含め、いろんな情報をタイムリーに呟いてくれます。また公式ファンサイトに有料登録すると最速先行に応募可能ですが、有料だと言っても当たるとは限らない、という厳しい世界でして…そこは正直、運です。運を強めていくしかありません。という身も蓋もない結びになってしまった…!?笑


ここまでは視聴の手軽さをメインと考えて、過去作については配信の紹介しかしてませんでしたが、2016年夏に行われたプレミアム会員限定ライブ以外の作品は、もちろん全て円盤化されています。トライアル以外はブルーレイ/DVDの二本立てです!


そしてここまでに触れていない作品もまた、本当に全てが推せます。
新選組や幕末の世界観が好きな方には、是非「幕末天狼傳」→「結びの響、始まりの音」の順に見て、駆け抜けることしかできない、後ろを振り返れない人たちのロマンに思う存分胸をかきむしられてほしいし、「阿津賀志山異聞」で描いた先へと一歩踏み込んだ「つはものどもがゆめのあと」では、その物語世界およびキャスト陣の進化に驚愕してほしいし、「三百年の子守唄」では、舞台だからこそ描ける設定に驚きながらもあたたかな感動に涙してほしい。
加州清光 単騎出陣」では、一人の圧倒的なパフォーマーとしての加州清光の姿に心をかっさらわれることを保証します。加州清光を演じている佐藤流司くんは本当に天才だと思ってる。単騎を見るときは是非、2017→2018の順で見ていただきたいです!
そしてらぶフェス2018を推したいがあまり2016と2017をすっ飛ばしてしまいましたが、もう3年ともそれぞれに最高なので、どれを見ても損はありません!
昨年夏の「阿津賀志山異聞2018巴里」は、直前で小狐丸役の北園涼くんが網膜剥離により舞台に立てなくなるという非常に辛い事態の中で上演されたのですが、その中でカンパニーができる全力の詰まった、決して他に見劣りしない作品です。ストーリーとしては2016年の阿津賀志山とほぼイコールなのですが、2年経ったからこそ深まった表現に、より心が揺さぶられます。(そして涼くんも、その後らぶフェス2018でめでたく舞台に復帰してくれました!)

「…そんなに言うならもう全部見るわ!」って思ってくださった方がもしいたら、そしたらもう阿津賀志山異聞以降、順番に見ていってください!!!笑
きっと見終わる頃には、推したくなる刀剣男士に出会っているはず…!



刀ミュの魅力、語ろうと思ったら一晩かけて語っても、まじで足りません。
当ブログでは、過去エントリーで大量に「刀ミュ」カテゴリーの記事をアップしているんですが、その大半がどうしても「すでに知っている人向け」の、深掘りしすぎだろ!って感じの文章なため、今回はちょっといつもと趣向を変えて書いてみました。
刀ミュ、本当にすごい作品なの…。わたしは2013年から舞台観劇が趣味なんですが、2.5次元ミュージカル作品が紅白やCDTVに出演するなんて、本当にかつてからは考えられない世界なんです。
ひとつずつ地道な歩みを積み重ねたその先にたどり着いた今の刀ミュの姿を、ひとりのファンとして勝手にものすごく誇らしく思ってます!
少しでもたくさんの人に、刀ミュの、そして刀剣男士のみんなの魅力が届くことを願って!
2019年もたくさん推していくぞぉー!!!

最後まで読んでくださってありがとうございました!

2018年の観劇とイベントまとめ

まとめるというか、観たものをひたすらに並べるだけでとくに演目ごとの感想とかは全くないです!(感想はすでに引くほど大量に書いているしな…)
あとから振り返るための自分の記録として大事なのでやっている、というだけのやつです!

  • 1月

1/7 刀ミュ つはものどもがゆめのあと(マチソワ)
1/8 刀ミュ つはものどもがゆめのあと(マチソワ)
1/13 刀ミュ つはものどもがゆめのあと(ソワレ)
1/14 刀ミュ つはものどもがゆめのあと(東京楽)
1/17 The Brow Beat 仙台
1/21 黒羽麻璃央ファンミーティング東京1部・2部
1/24 TBS「ライブB♪」収録(TBB出演)
1/27 The Brow Beat 名古屋
1/30 刀ミュ つはものどもがゆめのあと ライビュ

  • 2月

2/3 The Brow Beat 東京
2/4 The Brow Beat 東京オーラス
2/7 舞台「おおきく振りかぶって
2/9 久順銘茶トークイベント@二子玉川ライズ
2/10 Sea Opening 公開初日舞台挨拶@シネマート新宿
2/11 佐藤流司写真集「Reception」リリイベ@HMV渋谷
2/12 Sea Opening 舞台挨拶@イオンシネマ板橋
2/12 佐藤流司写真集「Reception」リリイベ(トークショー
2/17 「俺旅inハワイ」追加公演1部・2部
2/26 北園涼26thバースデーイベント

  • 3月

3/21 朗読劇「シスター」(マチソワ)
3/24 黒羽麻璃央写真集「開放」リリイベ@HMV渋谷
3/24 刀ミュ 結びの響、始まりの音(初日)
3/31 黒羽麻璃央写真集「開放」リリイベ@越谷レイクタウン

  • 4月

4/1 刀ミュ 結びの響、始まりの音(東京楽)
4/21 舞台「黒子のバスケIGNITE-ZONE
4/22 刀ミュ 結びの響、始まりの音(マチネ)
4/28 刀ミュ 結びの響、始まりの音(ソワレ)

  • 5月

5/2 朗読劇「私の頭の中の消しゴム」(ソワレ)
5/3 The Brow Beat @日比谷野外音楽堂
5/4 刀ミュ 結びの響、始まりの音(マチネ)
5/6 刀ミュ 結びの響、始まりの音(前楽・大楽)
5/20 めがだん上映会1部
5/20 テニミュ ドリライ2018

  • 6月

6/23 タカトーク1部

  • 7月

7/21 黒羽麻璃央25th Birhday Party 東京1部・2部
7/22 黒羽麻璃央25th Birhday Party 大阪1部・2部

  • 8月

8/4 刀ミュ 阿津賀志山異聞2018巴里(マチソワ)
8/5 刀ミュ 阿津賀志山異聞2018巴里(マチソワ)
8/9 刀ミュ 阿津賀志山異聞2018巴里(マチソワ)
8/11 刀ミュ 阿津賀志山異聞2018巴里(マチソワ)
8/12 刀ミュ 阿津賀志山異聞2018巴里(マチソワ)
8/14 刀ミュ 阿津賀志山異聞2018巴里(マチソワ)
8/18 刀ミュ 阿津賀志山異聞2018巴里(マチソワ)
8/19 刀ミュ 阿津賀志山異聞2018巴里(大楽)
8/26 ぼくは明日、昨日のきみとデートする(15時・19時)

  • 9月

9/8 ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」(TEAM BLUE)
9/9 映画「鹿沼」イベント(1~3部)
9/15 「アヤメくんののんびり肉食日誌」リリイベ@HMV渋谷(1~3部)
9/16 刀ミュ 加州清光単騎出陣2018(マチソワ)
9/17 刀ミュ 加州清光単騎出陣2018(東京楽)
9/22 テニミュ 全国大会 青学VS氷帝

  • 10月

10/6 黒羽麻璃央ふるさと巡り@仙台
10/20「俺旅in韓国」完成記念イベント東京(1~3部)

  • 11月

11/10 黒羽麻璃央カレンダーイベント東京(1~3部)
11/18 映画「鹿沼」イベント(1~3部)
11/24 刀ミュ 真剣乱舞祭2018@サンドーム福井
11/27 刀ミュ 真剣乱舞祭2018@日本武道館

  • 12月

12/6 刀ミュ 真剣乱舞祭2018@宮城セキスイハイムスーパーアリーナ(マチソワ)
12/15 刀ミュ 真剣乱舞祭2018@幕張メッセ
12/16 刀ミュ 真剣乱舞祭2018@幕張メッセ(マチソワ)


今年は文字通り、見事なくらいに刀ミュに始まり刀ミュに終わる年になりました。
このまとめをやってる理由はですね、毎年ごとに現場の数を可視化することは(散財している)現実に向き合う上で大事だな!と思ってるからです!
2018年の現場数はたぶん「88」らしくて圧倒的に過去最多になったのですが、怖かったのはその数が自分の体感よりも30くらい多かったことでした。いやそれ、いくらなんでも私のカウント性能ザルすぎでは!?と思いました。なお軽く反省はしたが、後悔はしていない!

そのわりに観た演目の数は、過去最小になってしまったような気がする。そこがちょっともったいなくはあったかな…!でも自分ではっきり決めて、今年は明確に推しと刀ミュに全エネルギー&資金を投入した結果なので、まじですごくすごく楽しかったです。
間違いなく、舞台おたくになって一番楽しい年でした。本当に悔いなくやりきったと思う。…でもまぁやっぱりちょっとやりきりすぎたな~!って気もしたので、お金の使い方という意味では、来年はもう少しだけ、おとなしくできたらいいなと思います!…ほんとかな。ほんとにしたいな。マイナス20現場くらいにはなんとか抑えたいと思う。リメンバー人の心。
あと今年は体調理由で反故にしてしまうチケットが1枚もないという初の年だったので、それもめでたかった。元気があるってすごい。健康ってほんとうにだいじ。来年も健康を維持して、推しを推していくことに邁進していきたい所存です。まずは体が資本だからな!
2019年はどんな年になるかな。観たい演目はちゃんと観つつ、やっぱり推しに全力投球して生きていきたいな~!いつだって今が一番楽しい!ハッピー!って毎日言って生きて死んでいけたら幸せだなと日々思っています。


そして今年はこれから最大の現場が…テレビの前にスタンバイするという、最重要の超ビッグな現場が…
「~出陣!紅白歌合戦~」な刀剣男士のみんなを、思う存分号泣しながら見届けたいと思います。もうね、言葉にできません。ずっと心の中がウロウロしています。こんな大晦日、きっと人生で二度と無いね!

2018年お世話になった皆様、ブログを読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
どうせまたお正月すぐに更新しにくるけど、皆様どうぞ良いお年を!

「光がここにあって」― ひとつの最高到達点を見た冬。~らぶフェス2018を総括しての感想、その2~

これを書き終わる頃には、多分日付が変わっているんだろうなぁ。変わった先の日付は、12月31日。第69回NHK紅白歌合戦の、当日というわけでして…!
「紅白を経験していない自分でいられる時間が残り僅かだ」というわけの分からないことを口走りっぱなしなのですが、今の状態でどうしても、らぶフェス2018の総括をしておきたい…!
先日ライブパート楽曲については全曲コメントを書いたので、今回は作品全体について書きます。わりと概念的?なおはなしになりそう。



今年のらぶフェス2018は、流石の3年目の貫禄というか、あらゆる面において、やりたいこと・やれることを全部つめつめに盛り込んだ印象の「今だからこそできる」圧巻のステージだったと思います。
それは演出、楽曲、そしてストーリーの全てがそうだったと感じています。


らぶフェスという真冬のお祭りを、初年度である2016年から貫くテーマ。それは、
「祭りとは、彼岸と此岸を繋ぐもの」
という、一度聞いたら忘れられないフレーズです。

2016年当時は、な、なるほど、そういう世界観フムフム!となりつつも、個人的には三日月による「加州清光は、三条の手中にあり!」という宣言のわけのわからなさ(※褒めてる)に必死でついていくことで、正直まずは精一杯でした。2日間マチソワでの4公演っていう凝縮した見方になっちゃったのもあるし。そのために、作品の中での「彼岸に立つ者」と「此岸に生きる者」の対比を、私自身はそこまで繊細には味わえていなかったかな~と思うところがあります。
いや、なんていうか、まだ刀ミュが描こうとしてる文脈に今ほど慣れていなかったっていうのも大きい気がする。そもそも、ライブだよ!って言ってたくせに、いざ行ってみたらがっつり物語があるんだもん、本当にびっくりしたよねぇ…!

そして2016年は、幕末天狼傳を駆け抜けた先で一度行き倒れていたという事情もあり、なぜか一切の感想をブログに書き残していないという、後から悔やまれすぎる失態をおかした私なんですが、そんなポンコツな状況でも、当時からとても強く印象に残っている場面があります。
それは、ラスト近辺、三日月宗近から「三条と新選組、どちらと共にあるのか」を選択するように迫られた時の清光が返す答えです。

「祭りとは、彼岸と此岸を繋ぐものなんでしょ。俺の選ぶは違うんだ。
モノであり、ヒトである俺は、…全部繋ぐよ!」

この、言葉に尽くせないほどの清光の真っ直ぐな姿に、両国国技館で、本当に心臓を撃ち抜かれたような思いになりました。

刀ミュの物語は、「どちらかを選ぶ」ことを無理に強いることがないように思います。しかしその裏返しのように、どの答えが誤りで、どの答えが正解なのかを、明確にすることもしない。
だけれど、物語の中にいる刀剣男士たちが自らの意思をもって目の前の出来事に真摯にぶつかり、答えを出そうともがくその時に、必ず手を差し伸べてくれる仲間の存在が、確かに描かれている。

もしかしたら「夢と現」にも例えられるような、三条と新選組という対照的な存在。そのどちらか片方だけを選ぶことはせず、自らそのあわいを繋ぐ架け橋になると宣言する清光の姿は、その先に続く刀ミュの物語の方向性を、ひとつ明確に打ち出したようなものだった気がします。
彼岸と此岸を繋ぐもの、というその世界観は、そんな清光の健気で凛々しい姿とともに、私の中に深く刻み込まれました。


らぶフェス2017では、真冬の百物語を題材として、男士たちがかわるがわるに不思議な話を披露していくという形がとられます。
そして最終的には、その百物語の発案者であるところの青江が、どこか憑かれたような表情で百話目を語ろうとします。自らの名の謂れとなった子連れの女幽霊の話、御神刀たりえない理由とされているその逸話を語り進める青江のことを、しかし途中で石切丸が優しく制します。百物語は、最後まで語らなくても良いんだよ、と言って。
「それもそうだね」と言って穏やかに微笑んだ青江は、今剣と石切丸と三人で、手を繋いで帰っていく。その手のぬくもりをお互いに感じ合う様子を歌った「てのひら」は、緊張した場面をすごしたさにわたちをほっと解きほぐしてくれるような、じんわりとした優しさに満ちていました。
百物語という題材にもふさわしく、彼岸と此岸という言葉が、少し背筋をぞくりとさせるような形で描かれたのが2017年の特徴だったかなと思います。


そして、3年目となった今年は、そもそもの「祭り」という存在を、真正面からとらえなおすような作品構成になっていました。
刀剣男士18振りによる、まさかの東西祭り対決…!本当に圧倒された。あまりにも素晴らしかった。最早コンセプトの勝利を感じました。
祭り対決が始まった直後に歌われる楽曲は、公開されたリストによると「ハレハレ祭り」というタイトルだそうなんですが…あのね、ほんとにね、らぶフェスっていう場そのものが、私達にとって間違いなくひとつの大きな「ハレ」の場なんだよね…!
日常という「ケ」を越えた先に初めて会えるもの。放っておいてもその場にいると心が勝手に浮き立ってしまう、これ以上ない非日常を体感できる、年に一度の特別な場所。
そんな会場で聞く「ハレハレ祭り」は、本当にどうやったって説明できないほどにみんなみんな、全員がかっこよくて…。
「ついにこんな表現を真正面から見せてくれるまでになった、ミュージカル刀剣乱舞…!!!……!!!」ってなりました。(←あまりの出来事に思わず二度ほど息を飲み込んでしまっている様子)


今回の祭り対決というテーマとあの凝った演出が可能になったのは、やっぱりあくまでもらぶフェスが「3年目」を迎えたという、時間の経過がなせるものだったのではないかな、と思いました。その予想を遥かに越えた進化に、これまでの歩みを感じて、もうグッと来ざるを得なかった。

まず、お客さんと作品との間で、祭りの定義がしっかりと共有できていること。
祭りの意味を問い直す巴さんの姿を通じて、「彼岸」から「此岸」に向けての祈りの存在を静かに明らかにしてみせるというその流れに、やっぱり刀ミュの物語の根底には、限りない優しさがあるんだな…って実感しました。
彼岸にいる元の主や、犬猫蝸牛たちと呼応しあって、ひとり「楽しいな」と零す巴さんの表情と声とが、忘れられない。
なんていったらいいのかな…「今のお客さんにはきっと間違いなくこの表現が伝わるだろう」って、作り手側である御笠ノさんや茅野さんが、こちらへ物語を理解する機会を、信頼して力強く、手渡してくれたような気がしました。

そして何より、全力でお祭りを表現するみんなの姿が、本当に、かっこよかった。
刀剣男士である彼らは、刀であったことはあれど、顕現するまで人であった経験はない。この世において、彼ら自身が実際に祭りを体感したことがあったとしたら、それはきっとモノとしての記憶にほかならない。
かつての主と共に過ごした縁のある土地で聞き馴染んだ祭り囃子を、それぞれが胸の内で思い返すように、誇らしげに精一杯披露してみせているのだな、って思ったら、なんかもう、どう表現したらよいのかわからない気持ちになりました。
言葉にしようとすると陳腐になりすぎるし本当にうまくいえないんだけど、「和」の世界が持つ奥行き、ある意味ではどこまでも混沌としている様子に、胸をわしづかみにされてしまう。だってそもそも巴さんの歌い出しが「天地初めて向かいし時」なんだもの…。あめつち、ですよ…。
そしてその混沌の中を、己の身ひとつで力強く駆け抜けていくことの美しさと尊さ、みたいなものを感じます。

今年のらぶフェスは、日本刀をモチーフとした「刀剣乱舞」だからこそ、そしてそこに歌と踊りを携えることのできる「刀ミュ」だからこそ描き出せた、唯一無二の世界だったと思います。
祇園祭の山鉾や、ねぶた祭りの大きなねぶた。自軍の祭りの歌を誇らしげに、堂々と声を張って歌い上げるむっちゃんや蜻蛉切さん。手元で打ち鳴らされる鐘と鳴子。腰を落としながら踏みしめるその足取りや、宙に翻っては残像を残す舞姿。みんながそれぞれの背に宿す、流麗な筆致の白虎と青龍。

らぶフェス初日から、かっこよさについて語る他の語彙についてずーーーっと考えているんだけど、ほんとにこれ以上、出てこない…わかりやすく言ってしまえばそれはきっと男らしさであり、日本らしさであり、色気や力強さ…などなどになっていくんだけど、その全てを包括してみんなが携えていたのは、やっぱり紛れもない「かっこよさ」だったなって思います。
祭り対決の西軍・東軍がそれぞれ、これまでの刀ミュ本公演では見たことのない魅力をこれでもかというくらい見せつけてくれたので、心底みんなに惚れ直しました。
ほんと、紅白の後に刀ミュに興味を持った人がいたら、真っ先にらぶフェス2018を見せたいくらいの気持ちになるの…。イケメンだよね、顔がいいよね、みんなキラキラしてるよね!でもねそれだけじゃないんだ。こういう方向性の痺れるようなかっこよさを、真っ直ぐに体現してくれる存在でもあるんだよ、もうほんと、伊達じゃないから体感してー!!!って叫びたい。。今までも「刀ミュを見て!」の気持ちは強く持ってはいたけど、これほどまでにコンテンツとして届いてほしい!って思うのはらぶフェス2018が一番かもしれない。この言葉にならないかっこよさの熱すぎる集合体を、沢山の人に届けたい…!ってなってしまう。
そこにしっかりとしたストーリーがあり、さらに華やかなライブが乗っかっていく様子が、最早本公演の一部と二部そのものだったな、っていう風にも思えたり。
本当に、こんなことまでできるようになったんだ、のオンパレードでした。毎年これ以上ないくらいにらぶフェスを楽しんでるけど、やっぱり私は、今年が一番楽しかった…気がする!(といいつつ順番をつけたくない気持ちが強い)
こんな感じで、あらゆる意味で、私は今年のらぶフェスのことを、ひとつの「最高到達点」だな、と個人的に強く感じたのでした。


そしてこの「最高到達点」という感想を根底で深く貫いている、今回のらぶフェスで一番心に突き刺さったとあるシーンがあります。

それは幕張の大千秋楽、ライブパートに入ってからの二曲目。阿津賀志巴里の楽曲であり、もともと本当に大好きな歌である「In My Light」の一場面です。

Cメロが終わるあたりで、踊りながら花道を駆けぬけた三日月は、メインステージ中央にたどり着き、そこから大サビ出だしのソロを歌います。

「限りある世界だって 曖昧な未来だって
消せない(消せない)(消せない)光が ここにあって」

この「光がここにあって」を歌った瞬間の三日月が、まりおくんが、本当に、これまで見たことのないような表情をしていました。
少しだけ首を傾けて、額の上に自分の手をかざして、どこか眩しそうに目を細めて。内側から自然と感情がこぼれ出るように、顔中に笑顔を広げたその様子に、見ていて本気で呼吸をすることを忘れた。
なんて顔をするんだろうって、思ったんです。
ここのパートは、最後のサビにおけるソロゆえに、本来いわゆる三日月らしいキメ顔が炸裂するはずの場面です。阿津賀志巴里の本公演では、光が「ここに」あって、と自分の足元を両手で力強く指さして、勇ましくキリッとした表情で笑っていることがほとんどだった。それまでのらぶフェスの公演でも、阿津賀志巴里と同じ方向性のお顔をしていたような記憶があります。

なんだけど、そのらぶフェスの千秋楽で三日月が見せた表情は、過去のどれとも違っていた。
言うならば、今ここに自分が立っていることへの誇らしさが滲み出ているような。作ったものでは決して無いことがわかる、自然と溢れ出てしまうことが止められないような、どこまでも晴れやかな微笑みだった。
内側で静かな爆発が起こっているような、その喜びの表現。今までの刀ミュの歩みや、この千秋楽の時間を、今この時のまりおくん自身が掛け値なく全肯定をしているようにも思えるような、あまりにも眩しいお顔でした。

―光がここにあって、って歌っている君が、今の私にとっての「光」そのものだ。

そう思ったら、涙が止まらなくなりました。
こんな光景を、表情を見せてくれてありがとうって、心の底から思いました。
スクリーンに輝くように大写しになったあのお顔を見た瞬間、肩を揺さぶられるような感覚になったというか、胸をつかれるような思いがしたというか、もうなんかとにかく「ウワァーーーー!!!!??」って状態になってしまい…勝手に涙がぼたぼた出てきて、もうどうしたらいいかわからないよ!!!!?って思ったんですけど…「消せない光がここにあって」。もう、このサビ、本当になんてすさまじいセンテンスをぶん投げてくるんだろう…。
後日偶然、他にも全く同じ感想を抱いている方がいることがわかったりして、あ~やっぱりそうですよね!?ですよねー!?ってなったりもしました。あの場面を見て同じ感慨を抱いた人がいるのがなんだかすごく嬉しかった。
そして、これは幸いなことに千秋楽、なおかつソロである以上他のカメラワークも考えにくく、つまり円盤にもアーカイブ配信にもきっと100%の確率でアップで残るシーンなので、是非にここの三日月に注目してみていただきたいです!!!そしてできれば、阿津賀志巴里と見比べてみてほしい。本当に、全然ジャンルの違う表情をしていることがおわかりいただけるとおもいます…!

この三日月の表情を見た時に、あぁ、ここがミュージカル刀剣乱舞がたどり着いた、ひとつの最高到達点なんだな、って確信がどこまでも強まったのでした。
忘れられないシーン、大好きなシーンは本当に沢山あるんだけれど、私にとってのらぶフェス2018のサビは、間違いなく、ここでした…!
こんな瞬間を見せてもらえるから、やっぱり舞台を見ることがやめられないし、好きを追いかけることが止まらなくなるんだな…って実感したりもした。本当にそれくらい、私にとってものすごくものすごく、見ることができて幸せだった瞬間でした。絶対に忘れたくない。



はー、こうして書いている間に、紅白が始まるまで、もう24時間を切っちゃったよ。
らぶフェス2018という最高到達点を迎えたみんなだけど、でもこれから、また新しいひとつの最高を、NHKホールに作りに行くんだね…ってなって、もうだめだエンドレスで泣けています。まじで危ない人に成り果てている。紅白にむけて、どんなにがんばっても心の準備がまじでできない…も~ほんと、どうしたらいいんだろう!!!???

2018年は、どう振り返っても、奇跡のような1年でした。苦しい出来事ふくめて、ほんとうにいろんなことがあったけど、今年の刀ミュの歩みのそのラストが紅白出陣であることを、とにかく全力で喜んでいたいなと、思います…!

真剣乱舞祭2018、本当に本当に楽しかった!!!!!!!今年も沢山のしあわせをありがとうミュージカル刀剣乱舞!!!!!

Lost The Memoryから獣まで、ライブパート全曲振り返り!~らぶフェス2018を総括しての感想、その1~

仕事納まった!年末年始だ!というわけでやっとできるぞ、らぶフェスの振り返りやるぞイェーーーイ!!!
アホほど長くなることが確定してるこの記事、構成案を考えてたんですが(本気)、

  • ライブパート全曲の思い出コメント

の後に、

  • らぶフェス全体への思いの丈

をまとめよう!お祭り曲はその性質上、らぶフェス全体に含めて書こう!
…ってしてライブパートについて書き始めたら、なんか字数がどえらくやばいことになったので、2記事に分割しますw マジでくれぐれも暇な時だけ読んでください!
(スクロールしたらその長さに引くと思うんだけど、なんせライブ部分だけで25曲あったので…)



なんと!今年はらぶフェス3年目にして初めて、楽曲リスト、いわゆるセトリが公開されました!
ミュージカル『刀剣乱舞』真剣乱舞祭2018 | ミュージカル『刀剣乱舞』公式ホームページ

いや~これ普通に欲しすぎたやつだね!?新曲のタイトルがわかるって素晴らしいな!!?
ディレイ配信は見る時間がないことが明らかで買わずじまいだったため「やべ~振り返りしたくてもセトリの正しい順番自信ないわ~」と思ってたので大変助かった。
というわけで早速、ライブパート全曲にコメントしていくぞ~!

  • Lost The Memory

「そう…それが祭りだ!」の天下五剣の宣言の後、バーーーン!!!炸裂する火薬とポップアップで登場する刀剣男士たち…!ライブの幕開けにふさわしい華々しさ。
もう、これね…音源配信始まってから通勤するとき毎日聞いてて。好きな曲過ぎて…言葉が出ないんだ…いやしょっぱなから言語化を諦めすぎでは!?
なんだろうね、この胸を締め付けられうようなかっこよさは…?ってなるんですよ。
「祈りよりも強くただ 呼びかける君へ」が好きすぎて…だって、祈る気持ちよりも君を呼ばう声の方が強いんだよ…?涙
なんて表現したらいいんだろうなこの感覚。twitterはともかくブログでは便利に「エモい」を使うことを自分に禁じてるんですが、こういう時エモいって言うしか無いよね、なる。
ラストの大サビで、三日月がソロを担当するのですが、その時の演出が本当に美しくて。
花道を進んでCメロ直後にたどり着いた先のセンステ、せり上がって高くなったその中央に一人立つ三日月。正面からのライトが一旦落とされて、そのかわりまるで後光が指すように背後からのスポットライトが当てられる。そうして最初にシルエットだけが黒く浮かび上がったのちに、ぱっと切り替わった正面からのライトに照らされて、眩しく白い光の中に現れる三日月の姿…そこに重なる透き通った歌声!!!
うわ~~~もうダメ思い出しても泣けてくる…!!!
センステの正面から見られた回が一回だけあったんですが、そのあまりの美しさに茫然となって息を飲みました。呼吸を忘れるほどに、本当に本当に、最高の光景だった…!

  • In My Light

ろすとざめもりーも大好きなんですが、私の中の阿津賀志巴里でNo.1愛してるソングはこれなんです…!
当然のように三日月固定カメラなんですけど、阿津賀志巴里に比べると、ダンスがよりダイナミックになっていて!体を目一杯使ってる印象がありました!
勝手な印象だけど、おそらく会場の大きさに負けないように、遠くのお客さんまで届くように全身を使って表現をしていたのかなー!って感じました。ほんと、めちゃくちゃ全力で踊っていて、端的に言うともう、かっこよすぎて…言葉にならん…
阿津賀志巴里で目に焼き付けまくっていたけど、でもアーカイブ配信が始まるとどうしても記憶が映像で上書きされちゃうとこあるから。歌ってないパートでバックで踊り狂ってる三日月が大好きだったから、また見られて嬉しかった。。。
★この曲に関しては、らぶフェス2018の個人的サビに該当するくらい熱烈に言いたいことがあるので、その2で触れ直します!

  • 断然!君に恋してる

もう、とにかく絶対に聞きたかった曲。あまりにも楽しくてハッピーなナンバー…!
ペンライト両手にうっすら踊らざるを得ません。迷惑にならない程度にわりと、踊ってしまっていた…!
もうむ~り~!のリアクションをペンライトのばってんで返すのとか、楽しすぎん…?
三者三様、それぞれに本当にベリキュートで。何より、三人がめっちゃ楽しそうなんだよ!見ていて笑顔にならずにはいられない!
この曲に入る前の、パリが近いと勘違いしている膝丸を諭しつつも、結局うっすらからかっている今剣岩融コンビが最高でしたよね。ばびゅーん!って飛行機やらせたり。「まあ、嘘なんですけどねww」って言ってるいまつるちゃんがめちゃくちゃかわいかった…宮城だったような気がする…!

  • Just Time

「へ~、ここが巴里かぁ」「違うぞ兄者!」っていうやり取りから始まるの微笑ましすぎた!
このお二人に関してはもう、双騎も決まっているし、もはや貫禄のステージという感じでした。どんなに大きな会場でも決して負けない、あのパフォーマンスのサイズ感よ…!
もうさ~ほんっと楽しそうでここ二人も!お互いがやりたいようにやってもツーカーで返ってくる、実力が拮抗してる者同士だと思う。それを心から楽しんでる感が見て取れるというか。なんか、思うんだけど、刀ミュの中でも最強のバディ感あるよね…?肩並べてる感というか。シンメの定義が正しくわからないのであれですが、これがシンメと呼ばれるやつですか…!?
花道~センステへの移動ではこれでもか!というくらいそれぞれの身体能力を見せつけてきましたよね。兄者のピルエットからの着地、脚の仕組みどうなってるん!?って思いながら見てた。
あとやっぱ、普段「兄者!!!」って振り回されてる弟であるところの膝丸が、ライブ曲になると全力で「楽しい!!!!」って顔で暴れまわってる姿見るのがマジで好きです。
Cメロの「また世界は続く」のところ、ラストサビ前の直前で、お互いに腕を空中で斜めに重ね合わせる源氏兄弟みてて「とうとい」って思いました…!

かっこよかったーーーー!!!!!!!
むすはじの6人、見事なまでに個性がバラバラだなと思うんですよね。だからこその仲の良さかな?って思うんだけど、6人でひとつのユニバース感あって。ユニバース、って単語を連想しちゃうのはむすはじの曲に引っ張られてるせいだとは思うんだけど。(※今回のらぶフェスでは歌われなかったけど、Brand New Skyの歌詞にあるGo to the Spaceを指しています)
若々しいけど、ちょっぴりアダルトさもある。なんだろう、本当にいろんな色合いのあるチーム。安定は明るくて真っ直ぐな力強さを、堀川くんはどこまでもピュアでありながら芯の強さを感じさせるし、兼さんはもう、本当に「かっこよくて強い」を体現してて。むっちゃんから溢れ出るフレッシュさと巴さんからダダ漏れる華やかな大人の色気。そして長曽祢さんからは漢気とダンディズムからくるセクシーさ。
同じ曲を歌っていても、刀剣男士によって表現がほんとに違うな~というのを強く感じるチームです。
Kissing, Kissing, Kissing…って実はめっちゃヒエエな歌詞を歌っているのもまたツボ!

  • Heart-To-Heart

イントロで「うあぁ」なった幕末天狼傳ロスおばけです。はい。
はっちがいて嬉しかった~~!!!はっち~!!!!涙
なお今回の振り付けが幕末天狼傳の公演と違うのは、幕末天狼傳だけはその他公演と振り付け師さんが違うためかと思われます(2016はらぶフェスのクレジットに二人共お名前があったけど)。
この曲は…ちょっと…土方組がたいへん…。
今回わりと上手にも下手にも満遍なく入ったのですが、上手=堀川くん、下手=兼さんがそれぞれ担当で、あの微妙に高さがせり上がるサブステージ的なところで2番のBメロ→サビを踊るんですよ。
ここがも~~~私(及びマブ)の中での涙腺決壊ポイントだった…。
堀川くんはさ、しょごかわくんなわけで、しょごかわくんが歌って踊るHeart-To-Heartは当然初めて見るわけなんですけど、もうその姿があまりにも正統派に王子様で…!?炸裂するピュアさにもうなんか言葉を失う。涙でました。。
兼さんはさ!!!本当に!!!本当にかっこよくなった!!!!!!!!!!涙
むすはじの時にも思ってはいたけど、そこから更に進化してて…幕末天狼傳の時とはひと回りもふた回りも大きくなったその姿に「なんて成長してしまったの!!??」って感動しすぎてどうしたらいいかわかんなかった…。兼さん…より、かっこよくてつよくなった…なんか悩ましげな表情とかするようになっちゃってサー!!!!!涙
お互いの後ろのスクリーンに、踊っているペアの片割れの様子を映すっていう演出も確信犯すぎて最高でしたね…。

引き続きはっち参加!なので嬉しくてペンライトははっちの色にしていたよ!!!
この曲も楽しくてしかたない。美しき日々、つまりは今のことかな!?って思いながら聞いてた。
あと「美しき日々の己という大役」という単語に、勝手に励まされてしまう。そうか、己って大役なんだ!って元気でる。私も自分の日々を頑張らねば!ってなる(スーパーポジティブ)
安定が花道でちょっとアクロバットやってるのもかっこよかった!!!鳥ちゃんの安定本当に好き…。あのちょっぴり(だいぶか?)お調子者だけどどこまでも真っ直ぐでおとこらしいっていう方向性を安定というキャラクターに表現してくれた刀ミュが、私は本当に大好きです。。。
あとむっちゃんの「天地舞台に」らへんの振り付けを踊る時の動きが可愛くて超好きです。

  • Can you guess what?

この曲もどうしても泣いてしまうやつ…本当に大好き。イントロめちゃくちゃ高まりますよね!?
みほとせ初演時はほぼ青江固定カメラだった私なんですが、今年のらぶフェスで本当に度肝を抜かれたのは物吉くんの進化でして…!
別人レベルに、魅せる力が爆伸びしてて、本当にびっくりしたの…!
自信に溢れているっていうか、意識してお客さんを虜にしよう、楽しませよう、という姿勢がビシバシ伝わってきて、その成長に感動してやっぱり涙出てしまってた。
あとは「幾千の星の元で 出会い別れを繰り返し ぶつかりあった魂よ」ですね。。。
からちゃんがいないことが本当にさみしくて…だけどここで花道を前進してくる村正派の説得力が素晴らしくて。
「逃れられぬ使命に」からの石切丸→青江リレーはやっぱ反則だった。メインステージに一人残って「さらけ出せるのは貴方だから」を歌う青江の表情が回により異なりながら、常に測定不能なほどに青江率100%すぎて、ウゥ…あらきさん…!!!ってなりました。

  • ゆうやみ

えーーーん泣かせにきてるでしょ!?って思った!!!
どうしても、五振りなことがさみし~~~~ってなっちゃうね…
だけど全員の顔がとても穏やかで優しくて。ゆっくり回転するセンステに腰掛けて客席に思い思いに手を振る五振りの様子があまりにも可愛らしかったので、オルゴールかな…ってなりました。ネジを巻いたら回りだす美しいお人形たちだったよね…
幕張はステージが横にのびたので見られなくなってしまったんですが、Cメロあたりでメインステージ中央にいち早くたどり着いた村正が、階段のホコリを払うみたいな仕草をして、みんなの座る場所を用意して、早く早く~!来るのデス!って感じで、頭上の高い位置で手招きしてるのにも泣けました。
だってさ、「子育てデスか」ってぽつりと一人こぼして、静かにソロを歌い出す村正だったんだよ…それがみんなの居場所を準備して、呼び寄せたりする感じになってるんだ!って思ったら、泣けません!?笑
エッつまりよく考えたらあれ、円盤に残らんのか…!!!なんてこったーーー!!?

  • 誰のモノでもない人生

も~~~~ほんと二人共かっこよかったです!!!
兼さんがさ~~~。途中花道で止まって踊るときがあるんですけど、その時のぐいんってする腰回しが、今まで見たこと無いほどになまめかしくて…「か、兼さん!!??」なった。いやほんと進化しすぎじゃない!!?意味分からんのですが!?なった。やっぱ、若いって恐ろしいわ…
巴さんはもう、間奏のダンスがとくにお美しくてー!うっとり見とれてしまってたな。。
全ての関節を思い通りに動かせるんじゃないかな?って思う。首だけコキって横に倒して、その後に遅れて腰から上の上半身を滑らかに動かす動きとか、あまりにも見事なので見ていて目が幸せ。
この曲は歌詞がとてもとてもツボです。これまた励まされる曲!良くも悪くも全部君のせいだ!

  • Timeline

うえええええええええええん(号泣)
今思い出した瞬間に涙じわ!出てきたので自分に引いてます!
「ご心配をおかけしました。…お陰様でこの小狐丸、また一回り大きくなって、帰ってきました」
…こぎちゃん!!!!!!!!!涙
やっと見ることができた、幻の阿津賀志巴里の二部衣装、本当に素敵だった…まるで貴族のようにノーブルだった…。
三日月よりもわりとこぎちゃん見てたな。目に焼き付けておきたくて。
ラストサビのさ…「僕がいなくてもまた 色鮮やかに君の」を歌うこぎちゃんの表情。胸の内に溢れる思いをそのまま声に乗せるように、心を震わせる歌声を聞かせてくれました。
涼くん自身が舞台に立てなかった苦しい時間の中で得たものがひしひしと伝わってくるっていうか…表現力が比べ物にならないくらいに豊かになったように私には思えてて。
あと大サビ、最後のTimelineだけはハモるんだ…!ってなって、その二人の声の響きの美しさに泣きました。
あとね~幕張の大楽…らぶフェスは曲が終わるとどの曲もわりとすぐにスポットライトが落とされていくんですけど、Timelineの歌い終わり直後、暗くなる一瞬前に、目を伏せて笑ったこぎちゃんが、隣の三日月に向かって本当にごく軽くだけど、とん、って肩を肩にぶつける仕草をしてて。
小狐丸から三日月にそんなこと、めったにやらないから…
「やっと一緒に歌えたね」っていう、そして無事に千秋楽まで来られたね、っていう、思わず溢れ出た喜びの表現だったのかな…って思えて。胸が苦しくなった。
二人で歌うTimelineが聞けて、本当に本当に良かったです。

  • Don't worry, don't worry

どんうぉり~!!!この曲がわたし一番ペンライトどうしたらいいかわかんなくなったかもw
「めっちゃいろんな子がいる!?え、何色!?何色つけたらいい!!?」ってなって、なんか毎回すごいむちゃくちゃな点灯のさせかたしてた気がしますw 自分が何色振ってたか定かじゃないっていう。笑
「くじけそうになる時もあるけど」のところ、花道でいまつるちゃんが体操座りをしちゃうんですけど、元気出せよ!的な感じでそこに絡みにいく安定…ねえ、あれなにやってたの!?笑
手にしていたシャベルを地面にざくっとさすような動き→何かを両手ですくい上げて、その何かをいまつるちゃんの頭上からぶっかけてたんですけど、あれは何だったんだww
わりと花道近くからも見たんだけどわからないまま終わってしまった。笑
メインステージに戻って横いち並びの隊列組むやつ、かわいすぎましたよねぇぇ!!!開いて閉じて、みたいな…!わぁ~!ドテン!ってみんなで転がっちゃうやつ…可愛い…
らぶフェスでどんうぉりできて楽しかったし、一緒に歌い出し「どんうぉりどんうぉり~!」歌わせてくれて本当に嬉しかった!

ラインナップされたという意味では一番驚いた曲かも!まさかのトライアルから選抜キター!!?なりました。福井初日はほんと驚いたもん。そして薙刀と槍という渋すぎる組み合わせ、これぞらぶフェス!感のある意外性が楽しかったな~!
ハッ、イングリッシュネイティブが2人おる!思いながら見てたんですけど、あれぜったいネイティブには歌いにくい全英語詞だよな、と思ったりもした…。笑 anythingの音の当て方とかあれは絶対歌いづらいだろうなとw
「Let's leave the past behind」を歌うとんぼさんがウルトラかっこよかった…。

  • mistake

あああああー!!!!!!!!!ってなりました。唯一、3年連続で歌われた曲となりました…。どうしたって原点、全ての始まりを告げた特別な曲ですものね。
何度でも言うが私のtwitterアカウント名はnuma_mistakeなので…。沼ミステイク、つまりはうっかり刀ミュという沼に落ちてしまったという思いと、その元凶でしかないmistakeの曲名をかけています(やかましいわ)
もうさ~~~阿津賀志巴里の二部衣装でmistakeを踊る三日月宗近って…ほんと…まじで、無理。清々しいほどに思考停止してしまう。
見る前からわかってたけど、ほんと腹立つくらい、アホみたいにかっこよかったな。あまりにもみかちしか見ていないため、いったいmistakeをどのメンバーで歌っていたのかマジでさっぱりわかりません!!!!!
mistakeに関してはもうね。「この夜が明けるまで…見つめないで」のところさ…。あのさ…?ほんと、あなたなんなの!?!!?(推しにいきなりキレんな)
もう、ここまでお美しくおなりになられましたか、と…。平伏するしかないやつで。なにあの顔の半分を手で隠して微かに首を傾けて、からの流し目???意味わかんないんですけど!????!?ハァ!??????!?
自分の顔面の使い方をあまりにも的確にわかってる。もはや凶器と化すほどの美貌。凄まじかった。あれができるのは黒羽麻璃央三日月宗近だけだな、って心から思いましたね…。
基本的にどんなに遠くても踊る全身の姿を見ていたいので、スクリーンではなくて肉眼で追ってたんですが、ここだけはシュッ!っとスクリーンに視線を映し「ギャーーーーーーーー」って叫んでまたステージに向き直る、ってことをやっていた。ハァ…笑
あとな~Cメロに移る前の間奏、三日月はしばらく花道にいるんだけど。リズムが刻まれるのに合わせてジャンプして、腕を「ダンッ!」って上から振り下ろすやつ、去年もやってたんだけど。あれもまた、心底許しがたいかっこよさでした。その時のテンション?気分?によって飛ぶ高さが変わるっぽいんですけど、ちなみにダントツ高かったのは、宮城でした!笑

  • 解けない魔法 (Acorstic ver.)

いやほんと大事件。もはやテロだった(言い方)
清光単騎2018のJackal、あれ伏線だったんかーーーー!!?!なりました。
福井初日の動揺、まじですごかったよね~~~~!!!!!私もガチで仰け反りましたもの…
青江推しの友達が「福井のあと何回も解けない魔法聞いたんだけど、マジで同じ曲に聞こえない、別の曲にしか聞こえない」って言ってて、いやほんとそうよね…ってなりました。
同じ曲でもアレンジと歌うキャラクターによってここまで違う色合いになるんだ!?っていう驚き。
みほとせアダルトお姉さまコンビ、ほんと自重して!!?ってなるどセクシーっぷりだよね。
そして会場を照らし出すどぎついホットピンクの照明。ここは…バーレスク?なります。
あととくにもっくん村正が、どんどん公演追うごとに表現がノッていってて、幕張ではもう完璧に仕上がってましたね…。すっごかった。いちいち表情が反則…。あと、ものすごく当たり前のことをいいますが、歌がうまい!!!!!!笑
青江と村正、なんだろうこう、タイプの違う美人って感じで超いいよね!転げ落ちそうな目をした艶やかな美人と、楚々としているのに色気の滴るような美人。いやーーーーー最高。あの二人を組ませようと思った時点でもう勝利してる。
今回福井と幕張は3連で見ていて、村正+三日月+青江っていう推しの組み合わせだったので、福井初日は「あ、なんか両サイドの人たちが大変なことになってる」って思ってすごくニヤニヤして楽しかったです。笑


~会場替わり曲~(大阪だけ聞けてません!)

  • Versus

これもほんと泣かざるを得ないやつだったね…そして会場代わりといいつつ福井と武道館おなじだったので、しばらく会場代わりの定義がわからずに混乱しましたよね。笑
Timelineのときにも思ったことなんだけど、本当に涼くんの表現力がすごかった。この場に立って歌える喜びが全身から爆発してるように見えました。
ともするとすこし泣きそうな表情にも見えて…!2017では聞けなかった曲だったし、2017の小狐丸のターンはまだライブパートに入る前の一曲目だったので、ペンライトをつけるかつけないか迷うタイミングだったんだよね…。だから今年大きな会場で、一面黄色のペンライトの海を見せてあげられたことが、ものすごく嬉しかったです。

いや~。ソロ曲がどうやら会場代わりだったっぽいっていうのは、宮城初日直後に察知はしたんだけど、なぜか「三日月も歌うかも」って思わなかった私、なんなの?笑
なので「参れ」ってみかちが出てきたとき全力で「え!!?????!」って言ってました。とっさにうまくペンライトつけられなかったもん。。。
この「参れ」が聞けたの、唯一宮城だけだったから本当に行ってよかった~~~;;
あとさ~~~Mirageの歌い方、音源版とライブ版ぜんっぜんちがうんだよー!!!音源になるとちょっとおしとやかなの!よそゆきなの!だけどライブだと、めっっっちゃくちゃ、オラついてるのー!!!それが好きなの!!!!!!涙
「でもそれこそが…ゥライフなのさッ」っていう溜めとがなり方ね。。。あとTell me what you thinkの濁らせ方ね。。。CDじゃ聞けないやつを、つはものぶりにきけて本当に幸せだった…
つはもの本公演はわりと後方の席でしか見られなかったんですが、幸運にも宮城はわりと近くで味わえて「生きててよかった」ってマジで思いました。推しが好きだ!!!!!かっこいい!!!!!!最高!!!!!!!!

  • Real Love

最初にきりっとした一礼をしてから歌い出す蜻蛉切さん、本当に凛々しくて素敵…!
幕張メッセ9-11ホールというサイズの会場であろうがその歌唱力の前にはなんら関係ない。どこまでも朗々と響く歌声、1年ぶりに味わう「歌唱力に殴られるやつ」を体感できて幸せだったな。。
しかもまた今年歌い方に新たなアレンジ入れてきてたもんね!客席がフゥ~~~!!!!って盛り上がってるのも嬉しかったな!
蜻蛉切さんの歌声、聞いてると勝手に笑顔になってしまうんですよね。耳が幸せすぎるので、ペンライトを振りながらニコニコしちゃう。歌のもつ力をここまで味わわせてくれてありがとう…!の気持ちになります。やっぱりあの歌唱力だからこそ、千秋楽の地を任されていそう…!

会場代わり、堀川くんの「アイラービューーーー」だけは聞くこと叶わず、でした…!

  • Shining Night

さすがに刀剣男士がHoly Nightはないよな!?って思ってたら、そっちか~!的な新曲。笑
堀川くんの歌い出しの美しさよ…!!!ウウウ。。。しょごかわくん、本当に流石はアーティスト様でまじで歌声が素晴らしいよね…抑揚というのか、声の使い方がやっぱプロだな!?って感じます。
どうかんがえてもクリスマスソングやな?ってなる曲調がじわじわ面白くもあったんですが、後半になってから出てくる三日月のソロがまたも~そんな甘い声出してから~~~!涙 ってなりました。
そういや三日月、宮城だけはMirageの名残でこのときつはものの二部衣装だったんだよね!
だんだんとステージから男士がひとり、またひとりと去っていき、最後に三日月と堀川くんが残るんだけど、ステージの階段上部から堀川くんを見つめ、ふっと優しく微笑むそのお顔が大好きでした。
そして「シュンッ」って猛スピードで奈落に消えていく堀川くんには本当にざわめいた思い出。

  • To the North

もう、よくぞやってくださいました。私達が見たかったものを…!
刀ミュにおける榎本武揚の使い方として正しすぎる!!!榎本さんほんとかっこいいのにわけわかんなくて大好き、ラブ!!!ってなる。あと、歌がうまい!笑
あとさ~ここの「よう!土方さんにお歴々方!」っていう呼びかけ方な~!?おれきれきがた、っていう日本語選びが最高すぎて爆発してました。
曲が始まってしばらくは「な、なんだなんだ!?」ってなってる元の主ズの皆さんが、Aメロの2回めではすっかり笑顔で踊り出すのが面白すぎて、福井初日まじで爆笑しました。もうほんと、見たかったやつすぎる。ニッコニコで「北へ~♪」って踊る近藤さんとか義経公とか、ほんとあかんでしょ!笑
一部パートの曲ってどんなにノリノリで聞いてても普段は客席でじっとしてなきゃな分、好きなだけペンライト振ってはしゃげるの最高に楽しかったです!
あと後方スクリーンに映る大海原の景色が大袈裟すぎたのも最高やった~!ザッパーーーン!なってた…
歌い終わった後、「北へ行くぞーーーー!!!!」って上手下手の両サイドの通路を猛ダッシュしてはけていくのが定番だったんですが、幕張はまさかのあの超横長の会場であってもなお端まで走ってはけてました…!めっちゃ大変だったのでは!?
福井で目の前を榎本さんが走っていったんだけど、めちゃくちゃ脚が速くてもはや一陣の風になっててそれにも爆笑しました。はーー楽しかった…。

  • だいすき

なんて幸せに満ちた曲なの…。なにが最高って、これも何度も言うけど「だいすきーだーだいすきーだーだいすきーだよー♪」って歌わせてもらえるところ…。手厚すぎる福利厚生。
楽かと思いきや前楽でびっくりしたんですが、三日月にも大好き担当回ってきてうれしかったよ~涙
あのとき「じゃあ、きょうのだいすきとうばんはー?」っていまつるちゃんがいった後、ピシー!って元気いっぱいに手を伸ばして「はい。…はい!」って立候補してる三日月ちょお可愛かったです。気づいてもらいたくて2回お返事してた…
三日月のときは三日月としてしか見てないことが多いんですが、だいすきのとき、割と内側からまりおくんが覗いてしまってる気がしてて、それがまた微笑ましかったっ…!
だいすきーだーだいすきーだーだいすきーだーよー!って推しに言うの、さすがに照れるわ///(うるせえ)
ほんとみんな可愛かったな。。わりとあの曲、歌い出しの時点ではチームというかペアというか、それぞれに縁のある刀同士で一緒にいるんですけど、安定が最初ひとりなんだよね…!涙
「ちぇっ」って感じで一人でしゃがみこむっていうか俯くっていうかそういう感じで、ウワーーー清光がいないからだーーーー!!?なってました…カシューナッツ…かしゅう…きよみつーーー!涙
紅白であんみつ揃うよっ…!!!

  • Million Melodies

もともとアルバムで聞き直して「うわ、これすごく好きな曲」ってなったやつだったんですけど、ほんと良かった!良き曲…!
響き合って、っていう歌詞、らぶフェスの空気感がぴったりで。
上からたくさんのキラキラが降ってくるみたいな、なんだか多幸感に満ちた曲。
また、歌ってるみんながそれぞれにすごく楽しそうなかおするんだよ…!涙
宮城で三日月に会うことができためっちゃ思い出深い曲にもなりました。らぶフェスなんてド広大な会場で会えることのほうが稀だって身にしみてわかってるので、ほんと嬉しかった…!
三日月さん基本元気いっぱいなので、2階がある会場の場合は降りが始まるとすぐに2階にいってたっぽいんですが。イントロが始まってちょっと経った瞬間、ものすごい勢いで笑顔でセンステからガンダッシュしてて、全力!楽しそう!いってらっしゃい!!!ってなったのも思い出深い。全力でダッシュきめる内番着姿の三日月宗近って絵面が、思い出すとじわじわ面白くってつらいな…笑

タオル曲でまさかの新曲だった!楽しかったなぁぁぁ
もちろんタオルぶんまわしたいんですけど、周りの邪魔になってもあれやし!?って思って、イマイチ明確に回せてないんですがw
タオル交換したりしなかったりだったよね~!みんな今年は意外に自分の色持ってる回も多かったかな!?去年はきほん全然違う色しか持ってない、みたくなってたしw
この新曲、当然のようにまったく聞き取れなかったので歌詞が気になる。とりあえずスクリーンに「KIZASHI」って何回も出るから曲タイトルなんやろな、って思ってたら正解だった。なんかとにかくオラァ!って感じだったよね(あまりにも雑な記憶)
間近に来る刀剣男士がみんなそれぞれにかっこよくて可愛くて、終始視界が大変なことになりました。う~~思い出しても楽しかったすぎて!

  • 白刃の月

ウーーーー大好き!かっこいい!この曲も聞けば聞くほどロマンが満ち溢れてることに気付かされる。
今回、やっぱ近藤さんがいるのがまた涙腺に刺激を与えるやつでしたよね。。また近藤さんに会えて本当に嬉しかったヨォ…!
あとねすごく好きだったのが!
「それぞれの夢を」って歌詞を花道で歌ってるときの榎本さんが、一足先にセンステに駆けていった近藤さんと土方さんの背中に刀の切っ先を向けている姿でして…その光景が「夢を追って走り抜けていった人」と「次の時代に役目を背負って残った人」の対比だ…ってなりまして、めちゃくちゃ胸にグッときてました。。いつだって、新選組は風のように駆けていってしまうんだ…!涙

ウゥ。。。もうどうしようもないほどにかっこいい。。。
刀ミュの世界観というか方向性をひとつ明確に決定づけた曲だと思っていて…!
2017と全く同じ演出なんですが、あのぱっきりとしたLEDを背景に、シルエットだけで浮かび上がり「1,2,345! We're countin' just like this!」って歌い出すみんなの姿のカッコよさ、筆舌に尽くしがたい。
あの瞬間に、それぞれが自分が見せられる一番のカッコよさをプレゼンしてくれてる気持ちになるんだけど、あの歌い出し、いまつるちゃんが柱にしなだれかかるみたいなポーズを取ってて、ウワ~その方向性で来るんだ!??さいっこうでは!?って興奮したことを覚えています…!
獣はとにかく振り付けが!ダンスが!好きだ!いや全部好きなんだけど!!!
めっちゃオラオラ踊る三日月、今年もメインステージと花道にいた~!まじで、がっごよがっだ~!涙
どんなに遠くても三日月ばっかり見ていたので他のみんなのかっこいいところほぼ全て取りこぼしました。固定カメラ、どうしてもやめらんない…だって全てを見ていたいんだもん…!
まりおくんの三日月は「全力でやりきることのカッコよさ」を体現してる感じがする。涼しげに美しいお顔なのに、ガンガンに踊り狂っててほんとさいこうなの…そしてお顔はいつでも100%決まっていて「敵いません」なる。アァ~~思い出してダメージを受けた…!かっこいい以外の語彙なんかないのか!??!(ない)
この獣のカッコよさ、2.5次元ミュージカルのイメージを覆すくらいのものを持ってると思ってて。キラキラしてるだけじゃない、もっと熱くて漢気あふれる方向性の魅力も持ってるんだよという…この素晴らしさ、もっと外の世界(?)に広めていきたいので…SONGS OF TOKYOでやったけどカットバージョンだったし、フルとはいわずとも半分くらいは、是非どこかで歌う機会を!お願いします…!



…うわぁ。ライブパート全曲触れたい、って思ったらものすごい字数になって流石に引いています。。だって言いたいことだらけなんだもん…
その2はらぶフェス全体の作りについてまた熱く語り直そうと思ってます!字数はたぶん減るはず…笑
年内に書きたいテーマが渋滞起こしてて大変だ、全部書ききるぞ~がんばる~!

(自分にとっての)観劇の「適正回数」がわからない話ーおたくはなぜ舞台に通ってしまうのか

こんにちは。久しぶりに予定のない3連休に歓喜している実は本来インドア派、あなぐまです。
らぶフェス2018の総括振り返りはやる気満々なのですが、感想を思い返していると「どうしてそんなにかっこいいの???」しか出てこなくなってしまい困っており…なのでらぶフェスの話は年内に改めてまたちゃんと書くね!



観劇における「適正回数」という言葉について、わたくしもう考え始めて何年経つかわからないくらい、ず~~~~っと悩んでおります!
悩む、という程悩んでないが、まぁ答えが出せていないまま、はや幾星霜ってかんじです!!!
そもそも何をもって「適正」と評するのかという問題もあるんですが…
自分の中の「その作品、何回観たい?」っていう願望を考えたとき、軸というか思考回路のパターンが複数あるかな~と思っていて、

  1. 全体の○割くらい観たいな!
  2. 最低○回は観たいな!
  3. 無理、行けるだけ全部行きたい……

というバリエーションが私個人の中にはある気がしています。
これ、全部が難しいな…。
そして「ちょっと待て、複数回の観劇が前提なのか?」というツッコミも(もし読んでくださっている方がいたら)ジャンル外からは飛んでくると思うんですが、前提です。
「え、つまり何回も同じものを観るってこと?」そうです。
なのでそういう世界に生きてる人間のうわごとなんだな!と思って頂ければ…。

あとそもそも回数について語ろうとするといわゆる「多ステ」の話にもなってくるんだけど、どこからが多ステ?ってなるし、感覚が本当に人によって違うのでそこには踏み込まずいきます。私は別に自分のことを特段多ステしている人間と思ってない、とはもう流石に言えないよな、と思っています。(※無駄に持って回った言い方すな)


ではまず最初に、
全体の○割くらい観たい!
と思った場合についてなんですが、その時って「その演目自体が全何公演なのか」というところがそもそも大きな要素ですよね。
たとえば、全10回公演のうち半分観たい!なら5回でおさまるわけで、まぁうん、理解できるかな、という回数。
でもじゃあ全60公演だったら?半分って30公演だけど!?「…いやいやいや!!!!!」なりますよね…。
この「全体の○割くらい」という願望を抱いてしまう理由としては、私個人の感覚ですが、
「自分の観ることのできない景色が、いったい全体の何割くらいを占めることになるのか」という発想がある=見ることができない公演数が多くなると、そこにどうしても焦燥感のようなものが生まれるため、ではないかと思っています。
舞台って、本当に生物だからね~~~。。同じ作品であっても、いつだってそこにあるのは、一回きりの景色なんだよね。。日替わりとかがふんだんにある公演だと余計にその焦燥感は募るわけです。日替わりの当番が推しにあたった日に限って自分は劇場にいないという、つらいアレです。
お気づきの方もいるかもしれませんが、例に出したこの「全60公演」という数字は幕末天狼傳の国内公演数から引っ張ってきております。当時の私は国内で15回観劇したので、ちょうど4分の1は観たことになるんだけど、15回観ても「4分の3は知らない景色になってしまう…!!!」ってなり、これでも当時つれえ~~!!!ってなってしまっていた。。。端的にいうと、あまりにも業が深い。


そして2番めの、
最低○回は観たい!
なんですが、この「最低」ラインをわたしはおおよそ適正回数として捉えているのかなって思うんですけど、あのね~これね~本当に答えが出ない(早々にあきらめんな)

いやまじでわからん。いつも本気で考えているけど、まじで本当にわからない…
たとえば次回の刀ミュ、みほとせ再演に関しての話なのですが、公演回数としては、堂々の全58公演あります。つはもので突然回数減ったのは会場とらぶフェス挟む事情だったのかなー!?むすはじも公演数多かったもんな~!
で、みほとせ再演、何回観たいかな!?って考えたとき、

  • いうまでもなく、初演から既に大好きな作品である。
  • っていうか、刀ミュである。刀ミュは私にとっての推し。
  • しかし一方で、推し(キャスト)は出演していない公演である。
  • 既に1~5月までに出費の見込まれる他の観劇予定が決まっている。

という状況を鑑みて、わたしが導き出した回数は「5回」でした。
結果、一般が終わった段階で、今4公演分のチケットを手にしているので、今回はおおよそその目論見どおりに?いけるのでは?って思ってるんだけど…どうだろう…
ほぼ同じような条件と言えた今年の刀ミュむすはじは、超出費がかさなる時期だったので「3回まで!!!」って言ってたのに、なんやかや結局7回観に行っている前科があるため、未来の私の冷静な行動が待たれます。当引であと1公演、凱旋増やせたらいいな~!

最低回数…うーーーーん、以降すべて私の感覚だけど、すごく好きな演目で通いたい!と心から思うものならば、最低回数は「5回」かな、とは思うんですよね。もうなんか自分の中での一般論としてレベルだけど。それを実践できてるわけじゃないんだけど。
まず1回目には初見時にしかない感動があり、2回目には一度観た世界に再び触れることにより、物語への理解が深まる点があるかなと思っています。そしてさらに、自分の中でその作品についての観劇体験が一般化され、自分の言葉で語れるようになるな、というふうに思えるのが、私はおおよそ3回目からなんですよね。なので、作品についてしっかりと理解したいなと思うと、まずは3回は必要だなぁと思ってしまう。
4~5回目は、3回目までに得た自分の感想と実際の作品を再度照らし合わせて、理解がどう変化していくのかを楽しんだりするようなイメージです。あと作品そのものの完成度が上がっていく様子を味わったり、キャストの成長を体感したりもできるので、4~5回目はなるべく公演の後半で観たいなと思う。
これはまぁ、ひとつの理想形って感じです!さっきも書いたけど、決して実践できているわけではないのです!笑
あと勿論、まじで作品の種類によるし、私がすごく脚本に寄った見方をしているせいだとも思う。1回じゃ理解できないのかと言われるとそんなことは全くなくて、私だって1回しか観ない作品は沢山あるんだけど、好きで通いたいと思ったものに対しての贅沢な欲求、って感じの説明です。
あと目的が「舞台にいる推しをとにかくひたすら観ていたい」ならば、また話は全然変わってくると思う。


そして最後のやつですね。

  • 行けるだけ全部行きたい

うん、いっぺん落ち着こうか
これな~~~~!!!!!!!そんなん言ったら全部そうなるからな。ほんといっぺん落ち着こ!!?って思うんだけど、嗚呼、それを今年は2回もやってしまった。阿津賀志巴里とらぶフェスです。笑
だってーーー!!!!!!!!行けるだけ全部行きたかったんだもん!!!!!!!!!
なんかもうここはしょうがない。しょうがなかったんだよ。三日月が出る本公演はほぼ確実に最後かなと思うし、らぶフェスだって今年が最後かもしれないんだもん!!!!!
…まぁそんなんゆーたら舞台に関しては「約束された未来などないものと思え」っていうのが基本スタンスでもあるから、キリがない、よねぇ…うん…あれ、どうしたらいいのかな…??????
「しょうがない」で片付けてる時点でお前ちゃんと考えてないだろ、って我ながら思いました。そしてそもそも、おたくは納得するための理由を見つけてくるのが得意。


しかし「行けるだけ全部行きたい」というのは単なる根源的な欲求でしかなく、実現可能性を考えたものではないといえます。つまりある意味では思考停止に等しいので、そこからじゃあ、満足できる最低回数は何回だ!?という問いへと戻るわけです。
これなんですが、さっきもちらっと書いたけど、

  • 作品世界を深く理解したい、味わいたい
  • とにかく推しをなるべく長い時間見ていたい

っていう、種別の異なる欲求が(私の中では)混ざり合っているので、本当に難しいんですよねーーー。
例えばだけど阿津賀志巴里だって、前者に立って言えばたぶん5回でよかったのかもしれないけど、もう「そういう問題じゃねえ!!!!!」なってたからなー。完璧に後者起因で動いてるからなー。
仕方ないよね…だってめっちゃ好きってわかってる作品にめっちゃ好きな推しがいるんだよ、そんなの、もう我慢する理由がないじゃないですか…?我慢した未来に後悔が待ち受けてる想像がいとも容易いじゃないですか…?
ここまで考えると、私は「作品への期待値+推し=行けるだけ行きたい」になるんだなぁと実感しました。
ということはつまり、作品自体にそこまでめちゃくちゃな思い入れがないのであれば、推しが出ていても5回を目標値に定めることはできるような気が…いや!?どうだ!!??それはなんだか、論理がねじれてきたな!!?


そして。そもそも「適正」という単語をなぜ使うかというと、複数回観るのにはもちろんお金がたくさんかかるからだよ。
その事実から目を逸らしてはいけないのだ。という自戒をこめたエントリーでした。自戒のかたまりです(息をするように嘘をつくな)。

最初にあげた「全体の○割は」という考え方なんですが、お気づきでしょうか、これだけ相対評価になっているんですよね。なので一番危険(?)な発想かな~と今は感じるようになっており、その軸はまぁやめとこうかな、と思っています。
なぜなら、何かと比べて自分の満足度を測るのって、なかなか幸せになりづらい行為だと思っていて。あくまでも自分の中での絶対評価で判断していった方がいいと思う。
幕末天狼傳のときの私は、周りにやべ~くらい通い倒している人が複数いたので、比べて辛くなっちゃってたんだなと今は思うんだよねー。いや当然、行けるだけ全部観たい!の気持ちだったんだけど、その「行けるだけ」が周りに比べて少なかったので辛かったという話…ってなるとさ、やっぱり満足に上限なんてないな!?って思って怖くもなってくるから、やっぱりどこかで自分で線引きしないとだめですね。いかんいかん。ちゃんと自戒っぽくなってきた。いやだって、15回見て満足できないってふつうに考えて正気の沙汰ではないだろうよ。まぁ趣味における正気など、失ってもう久しいという問題はありますがね…!


なんで今このエントリーを書こうかと思ったかと言うと、来年のくろステの日程がついにきのう発表になったからです。

ああああああ(引用したツイート画像を見て動揺している様子)

ラストなんです、ラストなんですよね!!!!!!!
とは言え!勿論私がまりおくんファンになる全くの前夜に始まっているシリーズなので、馴染みがあって通っている!という作品では一切ございません!!!思い入れとファン歴の詐称はしねえ!
なんだけど、前々作のOVER-DRIVEと前作のIGNITE-ZONEは1回ずつは見ていて、どっちもほんっっっとうに、良かったの!!!!!涙
うわ~~~これ普通に作品として超好きなやつだ~~~!!!!!ってなりまして…流石の中屋敷さんだよ…ってなって…
若手だけでなくベテラン勢がふんだんにメインキャストに配置されてるのがいいよねえええ!!!!!まっきーやりゅうさん!!!今回かじもんさんいないのさみしすぎるけど…
けんしょー先生の黒子くん、やはり声に滲み出るものが段違いっていうか…説得力が凄まじい。
たぶんストーリーを駆け足でまとめてしまっているところはどうしてもあるとは思ってるんですけど、それでもとても丁寧に構成されている作品だなと私は感じるし(原作知らなくても楽しめたので)、あと何より中屋敷さんによる演出が、プロジェクションマッピングや特殊効果当たり前の昨今において、とても「役者の身体能力を信頼している」形のものだったのが、ものすごくツボでした。

で、いうまでもなくなんですが、黄瀬くん…びっくりするくらいかっこいいんですよね…「に、似合!?似合!!???涙」ってなります。原作が大好きだというまりおくん、出演のお話が来た時のことについて「黄瀬は自分にやれると思ってたから、キャスティングした人、わかってる~と思いました」的なことを言い放っている。イヤーブック2018参照です。ハァ、推しほんとそういうところ好き(告白挟むな)

今回大楽がまさかのマイ地元である福岡!!!なので、超嬉しくて勝利者の雄叫びなんですけど、それは置いといて、
「公演数が少なめ」かつ、なんと!「休憩ありの3時間30分」という恐ろし目の公演時間が早々に発表になっていて…!
それ見た時まっさきに「テニミュなの!?」なった。2回休憩はさむことのある2.5演目ってテニミュ以外に私は知らないんだけど…立海戦かな?っていう。2nd関東立海はリアルタイムで見てないのであれですが、全国立海も2回休憩あった…よね?あれ?ちがう?そして3rdの関東立海はどうだったんだろう!?
とにかく3.5時間ときくと流石に若干尻込みしてしまう部分もあり、マチソワどうするのか問題に直面しています。だってマチソワしたら7時間。労働時間やんけ!?(※この間フォロワーさんが新感線のメタマクについて「マチソワしたら労働時間」って言ってたのがツボにはまって使わせていただきました)
くろステ、めちゃくちゃ泣かされるんですよね…。泣くと疲労がたまりますやん。それでマチソワ、ちゃんと頭が働いている状態で観られるのか?という自分への不安があり!
でも公演数が少ないとね!?マチソワしないと回数が見られないの!??どうしたら!!???
そしてここまで「チケットが取れるかどうか」という点を一切脇において話していますが、もちろんその問題もありますね!!!!!ウッヒョー!!!!!(どうしたらいいかわからなくなっている顔)


…改めて考えてみると、本当に「何回観るか」という問題、奥が深すぎました。
あとそもそも「行けるだけ全部」というのは、当たり前なんだけどチケットを手に入れづらい演目に対して思うことが多いなと実感した…見られる可能性、チャンスには全てくらいついていたい、っていう。はぁ~~~大変。

そしてですね、私の趣味におけるモットーは「思いを残すな」*1であり、目標は「持続可能性を追求すること」なんですよ…。めちゃくちゃな矛盾をはらんでいる。いつだって二律背反!
つまり、思いを残さないように突っ走った結果、自分自身の趣味の持続可能性を断つことのないようにいたいな~って思うわけです…!要は、今しかないから!って大枚をはたいた結果、余裕がなくなって未来の観劇を我慢することにならないか?もっというと趣味自体を諦めなければならない事態になってしまわないか?ということです。幸いなことに今までまだそういう経験をしたことはないのだけど。あぁ~~本当に難しいな。サステナビリティ~!
この「持続可能性」という点については、もうちょっと掘り下げて別なエントリーを書きたいとずっと前から思ってるんだけど、まだまとめきれてないので年明けどこかで書きたいなぁと思っています!


ここまでの話をまとめると、

  • 作品世界を深く理解したい、味わいたい
  • とにかく推しをなるべく長い時間見ていたい

という種別の異なるそれぞれに強い欲求を抱えつつ、

  • 思いを残さないように、
  • 持続可能性を追求して、

通う。
…という、超人的な采配が求められていることが、改めて自分の中で理解できました。うわ~むずすぎてウケる~!!!


いきなり当たり前のことを言いますが、適正回数は勿論人によって違うし、状況によっても、作品によっても変化するものだと思います。まずもって人と比較するものではないと思ってて、自分の中で見極めていくしかないやつだと感じる。
そして私は多分「○回まで!」って明確な上限を決めることはできないタイプな気がする…ので、その時々で、未来を見据えつつも、思いを残さないでいられるように、自分への真剣勝負を挑んでいこうと…思う!
え、これって結論なの!?あ、つまりはわからない話っていうタイトル通りか!?

適正回数はわからない、決められないけど、でもがんばっていこう!という、ある意味なんも解決していないというオチでした!笑

おしまい

*1:刀ミュ「つはものどもがゆめのあと」で、三日月が義経公の最期のタイミングが近いことを踏まえて、元の主の元へ行くべきか迷っている今剣に対してかけるセリフ。