こたえなんていらないさ

舞台オタクの観劇感想その他もろもろブログです。

刀ミュ2020年春の新作詳細が発表になったのでとりあえず今の気持ちを叫ぶ

これは単なる、タイトルどおりの日記です!個人的な叫びを叩きつけるだけのやつ!…ブログなんだからいつもそうでは?




◆新作に鶴丸がいる(※知ってた…)

はーーーきちゃった。きちゃいましたね。新作の詳細告知。
その発表は、それはそれは唐突にやってきた。

…いやほんと、めちゃくちゃに急!!!笑
なんの前触れもなくぬるっと発表になったのでまじでひっくり返りました。
仕事中に友人からのLINE通知で見てしまって(18時すぎ)、そこから正直仕事にならなかった。ので、本来残業しないとまずい仕事を抱えているはずが無になって定時退社してきてしまった。明日のわたしがんばってくれ。


そして当然、文字列を見て真っ先に思いましたよね。
鶴丸おるね。

…いやしってた。しってたよ!!!だってさ!!!!

葵咲本紀の大楽カテコ。
「どうだ主。急に俺みたいなのが来て驚いたか?だが、本当の驚きはまだまだこんなもんじゃないぜ」
的な挨拶をなさいましたよね。鶴丸さん。びっくりしすぎて挨拶の後半覚えられなかったもん…。笑
もうあの瞬間に客席で「は?待って」って思ったんですよね。はい来た、新作出るに決まってるやつ~!まさかの宣言来た~!って。
あそこまで明確に、近い将来出てくるよ!ってキャストに予告てきな挨拶されたことなかったから、この時点で若干ひきつけをおこしそうになっていた。
「知ってるよ!わかってるよ!どうせ次も鶴丸出るんでしょ!もうひとおもいにらくにして!!」って思ってたから、うん、鶴丸がいるっていう事実、一応受け止められはした!したよ!!でもな!!!

◆おたくは選択を強いられている

ほんとにね…。過去の自分がすべてを予言していたんですよね。


…まぁ、そうなるよね。みたいな気持ちです。ええ。
全部きっちり当ててどうすんじゃい!!!!!!フラグ回収が得意かよ!!!!!
「一番やばいパターン」で「さすがにそれはわらうしかない」という自分の予想を地で行ってしまうので、まぁ、笑っていますね!ワ~~つら~い!!!ウケる~!!!(混乱)


えー、今のわたしの最新ステータスを3行で説明するとこうなります。

  • ①まりおくん(推し)がまさかのルキーニ役でエリザでの帝劇デビューを果たすため、つまりはおたくとしても一世一代のアレがやってくる

anagmaram.hatenablog.com

  • ②しかし同時にわたしは葵咲本紀で鶴丸かっこいい国永さんにやられた。もっと言うと演じているくるむくんさんにもだいぶやられた。

anagmaram.hatenablog.com

  • ③して、お前はどうする気だ?推しを増やすんか?…そこはまだ、結論だせねぇ~!(※なぜなら財布はひとつだから)

anagmaram.hatenablog.com

そうなんです。これが今のわたしが置かれている現状!

…もう仕方ないんだよーー!!!二兎を追うもの一兎も得ずになっちゃうから、選ぶしかないんだよ!!!(号泣)


いやね、本当に。取るものもとりあえず、わたしは2020年春は、帝劇に駆けつけるしかないのである。
だって、「推しがエリザでルキーニ」なので…。
何度も言うけどわたしはまりおくんがエリザに出るなら絶対にルドルフだと思ってたんじゃ!でもルキーニだったんじゃ!…そんなん一大事すぎるわ!というわけで、推しがエリザでルキーニ。わたしはこれを、2020年の標語にして、最優先にして生きていくと腹を決めているのです。
そして皆様ご存知でしょうか。帝劇のS席は14,000円です(ちなみに値上がりしました)。た、高~!!!刀ミュをみても5000円弱お釣りがくるのやばいですよね。ヒ~!
そんなものが控えてるんだもん、当たり前に緊縮財政になるわけです。じゃないと死ぬ。当たり前に死ぬ。即死。だってわたしは大富豪ではなくただのしがない会社員である!
なんせエリザ4ヶ月ありますからね!帝劇で終わるわけじゃないんや…!

そんなわけなので、「いいかお前。たとえ鶴丸がいたとて、葵咲本紀ほどは、次の新作に通うことはできないぞ。諦めろ、我慢のときだ!」って、新作告知第一弾のあとから自分にず~~~っと言い聞かせて過ごしてきたわけなんですが、いや~。。向き合うとやっぱりつらいです!つらい!

だってわたし、くるむくんの鶴丸が本当に好きなんだもん…!
歌合で改めてそれをいやというほど思い知らされています。
あろうことか歌合期間だけでもまた進化なさってて。詳しくはネタバレ解禁後にあげる記事で書くけども。あまりにも目が離せない才能すぎる。
こんなふうに才能が音をたてて伸びていく様子をリアルタイムで見られることもそうそうない気がしていて、なんて貴重な瞬間に立ち会っているんだろう…と思うとそれだけで胸が熱くなる。
だからこそ、わたしは通いたかった。叶うことなら、鶴丸がいる新作、思う存分、自分の全力で、通いたかった…!涙

ほんとうになぁ。趣味だからこそ、シビアなんです。時間もお金もとにかく有限。
自分が何を選んで何を見ていくのか、悔いがないように悩み抜いて選んでいくしかない…!
葵咲本紀で本当に好き放題暴れて、みたいだけみたのが正直なところなので、それができてよかったと思っておくしかないです。この秋に、その選択をしていてよかったんだと思います。
あそこで悔いを残してたら、きっと今もっと苦しかったと思うから。。

◆「新人」から「先輩」へのステップアップ

急に真面目な話をしますが、次の新作、まきしまくんとくるむくんが、もうすでに刀ミュにおける「先輩」としての役割を担うことが明確になっているので、そこにめちゃくちゃにゾクゾクしています…!
だって、おふたりとも刀ミュの世界にやってきたのは2019年が初めて。それぞれ1作ずつの本公演、共通して歌合を経て、いきなり次はもう新人を一気に3人(未発表の1名が居るはずなので、たぶん4人)迎え入れる立場になるわけです。
これ、それぞれみほとせ再演と葵咲本紀に置き換えるとやばさがわかると思う!


みほとせ再演、まきしまくんはたった一人の新加入メンバーとしての公演参加でした。
自分だけが刀ミュの世界を未経験、という状況はかなりしんどいものがあったと思うし、実際大楽のあとのツイートでほんの少しだけ、辛かった気持ちを書いていたりもしたけど、逆に言うとつまり周りは全員頼れる先輩たちのいる現場でもあったわけです。
更にはエーステで一緒のりゅうぎくんもいたし、挑戦していく立場として存分にぶつかっていける環境があったことと想像します。

次の葵咲本紀では、みほとせ再演とは構成比ががらっと変わり、新人4人をベテラン2名が支える座組になっていました。くるむくんはそこに、新人のひとりとして、というかその中でも一番経験値の少ない若いメンバーとして参加していました。
葵咲本紀におけるもっくんとspiさんのお二人は、本当に見ていて言葉が出ないほど、大きな役割を果たされていました。ただそこに居るだけで、世界がどっしりと根付いたものになる、その深い存在感に、本当に胸を打たれました。
あのお二人がいたからこそ、葵咲本紀は途中に辛いアクシデントがありながらも、大きく実を結ぶ素晴らしい公演になったと思っています。


そして、次の新作。
まきしまくんとくるむくんは、いうなれば葵咲本紀で言うところのもっくん・spiさんと似たような形で、あたらしいキャストを迎える立場に回ることになります。
迎えてもらう、引っ張ってもらう立場から、全く逆の立ち位置へ。新人から先輩へ、ごく短期間での転換。
この構図を見て、刀ミュが明確に「新世代の育成」に力を入れているんだな…ってことを、個人的にですが強く感じました。


2019年は、刀ミュが次なるステージに大きく漕ぎ出した年だったなと思います。
冬のお祭りの集大成としてのらぶフェス2018、紅白歌合戦への出場という大舞台を経て迎えた今年は、”現状維持には決してとどまらない”という刀ミュの強い意志をあらゆる場面で感じました。
驚きの連続だった双騎出陣、演出面でも新しい展開が多々あった葵咲本紀、そして度肝を抜かれる要素てんこ盛りの歌合乱舞狂乱。
年明けに始まったみほとせの再演は、その新しい世界への橋渡しをいぶし銀のような存在感で、担っていた印象があります。単騎アジアツアーでは、変わらない本丸の総隊長の眩しさも存分に見せてもらいましたよね。

この新しい取り組みの1年のラストを飾る、現在公演中の歌合には、これまでの刀ミュを深く支えてきたteam三条with加州清光の6振りのうち、半分にあたる3振りが不在です。
それだけでも、刀ミュが明確に”次の世代”に重心を置こうとしている様子が、見受けられるように思うのです。
歌合への出演メンバーが発表になった時、特に三日月と清光の2振り双方を欠くという点を見て、「あぁ、今の刀ミュはそれでもちゃんと世界を成立させられる、それだけ厚みの出た本丸だっていう自信があるんだな」と思ったことを覚えています。


葵咲本紀にもっくんとspiさんがいてくれた意義について、公演後に書いたブログで、こんな言葉をつかったことがありました。

これは勝手な想像なんだけれど、制作陣としては、おそらくは次世代の育成というか…刀ミュという世界が続いていく上で必要なエッセンス、その場に生きた人にしかわからないものを、「役者の生き様としてまるごと新しいメンバーたちに伝えてほしい」っていうような期待が、あったのではないかな。 生身の役者が、公演ごとにその時間を懸命に生き、お客さんに表現を届ける、それが舞台。 演じる側の人達の中で、一緒に作品をやらなければ伝わらない本質的なことって、きっとこちらからは想像もつかないくらい、たくさんあるんだと思うんです。 「それを伝えてやってくれ」っていう、これからの刀ミュに、刀ミュイズムというか、ある種のバトンを繋いでほしい…というような制作サイドの意志を、今回勝手にですがものすごく感じました。

刀ミュ 葵咲本紀 全体を通しての感想その1 ~それは奇跡という名のすていじ~ - こたえなんていらないさ

…たぶん、刀ミュの制作陣は、この点について、葵咲本紀で相当に大きな手応えを得たのだと思う。
色んな新しい試みに取り組んだ今年、それがいずれも、しっかりとした成果をあげた。
新人として迎えたキャストも、(おそらくは)当初の期待以上の目覚ましい成長を見せた。
よし、やれる。新しい力で、次の章をまたひとつ開いていける。…そんな刀ミュの力強い意気込みが、来年の新作の布陣からは、伝わってくるように感じられるんです。

「さぁ、次は君たちの番だよ」って、まだまだ若いふたりに、期待を込めて、刀ミュ本丸のバトンが渡されているように思えて、ものすごく胸が熱くなります。
ベテランのキャストがそこにいるのとはまた違う、荒削りな部分やまだ原石と呼べるような部分も備えている状態のふたりが先輩の役割を担うからこそ、作品にまた、新しい化学反応を生むこともできるんじゃないかな。


…そう考えれば考えるほど、新作、通いたくて泣けてきますね!ハー改めて新鮮につれえ~!笑
真面目な刀ミュの話をしたら落ち着くかなって思ったんですが、それは無理ですね。むしろ逆効果でしたね。何度でも言う。わたしは刀ミュ新作に、通いたい!!!
でも、推しがエリザでルキーニなんじゃ~!!!財布はひとつしかないんじゃ~!!!もうこればっかりは仕方ね~!!!ね~!!!(エコー)



やー、ここまで過酷な選択を突きつけられる日が早々に来るとはなぁ。
ほんと「そんな全部予想したとおりになるんか?ウケる!」って感じなんですけど、そして予想していたとて結局こうして苦しんでいるので、なんかそれ意味あった?って気持ちなんですけど…。ねぇ。笑

まぁでも、つらいって言ってるけど、実際やっぱり”楽しい”が勝つんですよね。
だってつまりは、大好きが保証されてる存分に命をかけられる演目が、2つも上半期に決まってるんですよ!
そんなの舞台おたくとして、どう考えたってもうそれだけで幸せでは!?やったね!!?


…とりあえず、2020年も「思いを残すな」を胸に刻んで、悔いのないおたく人生を歩もうと思います!(クラウチングスタートのポーズ)(歩むんじゃなくて走っとるやん)