こたえなんていらないさ

舞台オタクの観劇感想その他もろもろブログです。

いつまでも色褪せない、私にとっての「思い出深い曲」3つ


今回のお題は「思い出深い曲」です。
このお題をもらったときにぱっと頭に思い浮かんだ曲、3つでいきたいと思います。以下順番はいわゆる順不同です(ランキングではなく)。

1曲目:大正浪漫恋歌

宝塚花組公演「はいからさんが通る」テーマ曲。

大正浪漫恋歌 (ライブ)

大正浪漫恋歌 (ライブ)

  • 宝塚歌劇団・柚香 光、華 優希、瀬戸かずや、ほか
  • J-Pop
  • ¥204
music.apple.com

はいからさんは、私がれいちゃん(柚香光さん)を初めて生で観た演目です。
あの幕開けの、驚くほどの高揚感と多幸感。
昭和の少女漫画原作であることを真正面から活かした、華やかでどこまでも色鮮やかな世界。
2020年に初めて劇場に足を運ぶ前、公式で公開されていた動画を見て「これは……危険だな?」と思っていたのですが、まぁ当たり前にその通りでしたよね。笑
youtu.be

観劇直後の絶叫はこちらに。
anagmaram.hatenablog.com


劇場の客席で、自分の目で見たときのぽかんとするほどの衝撃、忘れられません。
歌詞もほんっとーーに素晴らしくて。。小柳先生のあふるる詩心、半端ない……

風の香りは華やかに
浪漫はらんで
僕の心舞い上がり君と巡り会った

まだあげ初めし前髪の
輝く瞳
涙さえ星のきらめき

袴裾からげて
どこまでも駆け出してく
君に羽をあげよう

……ねーーー、ほんと無理じゃない!?!?!良すぎない!?!?涙

今思えば、たしかにはいからさんのフォーマットはあまりにも2.5次元に慣れ親しんでいるオタク向けでした。笑
宝塚っぽいかと言われるとあんまりそうとも言えん……というか。ビジュアルこそバリバリの宝塚感あるんだけども。
この「大正浪漫恋歌」のプロローグの演出は、たぶん普段2.5次元を観ている人なら、なんの違和感もなくすっと入ってくると思います。

なんとも物語の始まりに相応しい前向きなエネルギーと、なによりあのときれいちゃんを中心とする花組が、全力で「ウェルカム!」を示してくれた気がして。
ぶわっと開かれたその眩しい景色の中に、思わず自分も駆け出していきたくなりました。
今でもこの曲を聞くと幸せな気持ちで泣きたくなります(実際にたまに涙が出てしまう……)


華ちゃんの退団サヨナラショーはこの曲で終わり、
れいちゃんの退団サヨナラショーはこの曲で始まった、というのも、また大切に思ってしまうポイント。

2曲目:「マッシュル -MASHLE-」THE STAGE Opening Theme

2023年上演のマシュステ・テーマ曲。
劇中ではM4に当たり、パンフレット等で曲名が明かされることはなかったんですが、後日発売された円盤のブックレットにタイトル+歌詞がフルで収録されていてひっくり返りました。ありがたすぎ!
そしてM4、シンプルすぎる曲名!笑

公式が初日動画ずっと残してくれてる!!ので、直前のマッシュの台詞から再生位置指定しました!この曲でーす!

なんかねーほんとねー、マシュステ、大好きだったんだー。
アニメをちょっとかじった状態で、決して原作を深く知っているとは言えない私だったけど、初日に客席で「最高の演目、来ちゃったな……」と喜びに打ち震えていました。
初日の観劇につきあってくれたマブと休憩中に合流して「ねえ!!やばい!!」「よかったね!??」って興奮気味の会話をしたことを覚えています。

是非上記のYouTubeは冒頭から20分まるっと観ていただきたいのですけど、演出がほんとうに素晴らしくって。
今からこういう世界を広げていきますよ!って、すごく丁寧かつ、どうしたってこちらがワクワクしてしまうような提示の仕方をしてくれる。

この曲含めマシュステの歌詞はすべて三ツ矢雄二さんが手掛けているので、舞台の入口がテニミュ2ndだった私にとってはもう馴染んでしまって仕方なく。笑
どの曲も好きなんだけど、ダントツでこのM4だったなぁ。。

魔法よりも優れたもの この世にはない
そんなものがあったなら 見せて欲しいね
魔法の力が頂点 世界一の魔法使いは誰だ
Power of Magic その上にあるのは真っ青な空だけ

ここです。ここが。好きすぎて。
何が好きかって、歌詞+ランスくんのダンスの世界観の溶け合い方が!!!涙
これも過去に叫び散らかしているんだけど、いや該当箇所の字数、多すぎね?笑
anagmaram.hatenablog.com

色々あってちょっとくたびれてもいたタイミングで、ばしん!と正面から出会った、心躍らせてくれる素晴らしい演目。
大切な思い出の曲です。りょがランスくんに会えたのが1作だけだったのが、やっぱりちょっと切ない。*1

3曲目:In My Light

ミュージカル『刀剣乱舞』阿津賀志山異聞2018巴里、二部ライブの2曲目。
なんかもうこれ、別格に好きというか特別というか、どうしたって忘れられないというか……

結局、一度も正規のフルメンバーで上演することは叶わなかった、阿津賀志山異聞巴里。
色んな人の色んな思いが乗った平成最後の夏の日々、
そしてそれを越えて、再び集った冬のお祭り。

限りある世界だって
曖昧な未来だって
消せない 消せない 消せない
光がここにあって

この歌詞がもう、一生刺さって抜けないんだよ。

これも2018年に書き散らしたんですけど。
大サビでここを、三日月がソロで歌うんですよね。

あつぱりの公演期間中と、らぶフェス2022の公演中もずっと、
まりちかによる「消せない光」の「ここ」は、彼の足元でした。

だけどそれが、幕張の楽日2公演だけ、「ここ」として指している場所が、舞台から見た客席の遥か向こう、に変わった。

”消せない光が”で、眩しそうに手をかざすような仕草を添えて、
“ここにあって”で、笑顔で力強く、まっすぐに正面を指さした三日月。

あのとき、演じているまりおくんの中で、消せない光の在り処が自分ではなく、明確に届ける先のお客さんたちに変わったのだ、そう認識したら涙が止まらなくなった。
もしかしたらそれは、まだ見ぬ未来のその先、だったのかもしれない。
anagmaram.hatenablog.com
これは当時に書いた記事。”思い出深い”だから当たり前なんだけど、6年経っても同じ話してる自分に新鮮にびびりました。怖。笑


イントロからして全部大ッ好きな曲なのですが、らぶフェス2018を最後に披露されたことがありません。
やはりある程度阿津賀志メンバーがそろい、なおかつその真ん中に三日月がいないと成立しない曲なのかな……と改めて、思います。
大型公演でのLost The Memoryの登場頻度はかなり高いので、そことの対比に驚いてしまうほど。

いつか、オリジナルのフルメンバーで、この曲を聞ける日は来るのかな。どうかな。
日曜に発表になったけど、来年の10周年の東京ドームで、もしも6振りが揃うなら……?


もしかしたら初めて、本来の形で、CD音源にしかないあの幻の歌割りで、披露される可能性も、あるのかな。
もしそんな未来が実現したら……どうなっちゃうんだろうな。ちょっと震えてしまう。

”消せない光がここにあって” 
本当に素敵なフレーズだなって、改めて思います。


以上、あなぐまアドベントカレンダー2024の3記事目「思い出深い曲」についてでした。
明日更新予定のお題は「お金のことを一切考えないで理想の劇場を作るなら」です。お楽しみに!

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*1:今年の夏に2作目が上演されましたがランスくんのみキャス変になりました。