こたえなんていらないさ

舞台オタクの観劇感想その他もろもろブログです。

ミュージカル『刀剣乱舞』2部曲、これが好き!選手権~結果発表その3:「三百年の子守唄」編~

書いてるうちに日付変わってしまって、気づけばいよいよパライソ初日…!
いろいろありますし、現在進行系でほんとうにまだ色々ありますが、、、とりあえず今は、幕が開くことに万感の思いです。
…というわけでパライソには追いつかれてしまうことが確定しましたが、本日は3公演目「三百年の子守唄」初演のタイトルについての結果発表を更新します~!


サムネイルによるグラフネタバレ防止用画像…公演当時、写真なんも撮ってねぇぇ!?となったのでこちらで。
これはみほとせのあらきさんの青江がやばすぎて、気付いたらDplusに入会していたときの様子です。(なんか他になかったの!?笑 なかった!)

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もともとDに縁ありしオタクなのでこれはけっこうな事件だったのです当時…


「三百年の子守唄」初演、初日は2017年3月4日。幕末天狼傳の上海公演が1月13日~15日だったので、ロスでボロボロになってから2ヶ月経ってない。「いやそんな~今新しい刀ミュを見に行けるの?清光に会えないのに?」っていうどうしたら良いかわからないテンションで見に行った結果、しばらく鳴き声のように「あおえぇ…」と繰り返すアカウントになって帰ってきました。

なんというかこう…幕末の最後に散っていったひとたちの物語のあとに、300年間「続いた」徳川の始祖の話をやるのか!?という衝撃と意味に押しつぶされました。いい意味で。
そして何より大爆発している歌唱力と、ベテラン陣が加わったことによる物語の色合いの深まりと。刀ミュの新しい可能性をたくさん切り拓いた公演だったなぁと思います。


以下より結果発表です!




~ミュージカル『刀剣乱舞』2部曲、これが好き!選手権 結果発表!「三百年の子守唄」編~

  • 集計期間:2019/3/13(金)23:30~2019/3/15(日)13:00
  • 有効回答数:1310件
    • (うち、三百年の子守唄についての「回答パス」は54件)
  • 各曲に寄せられた任意コメントの総数:578件
    • コメントは誤字脱字と思われるところだけ直していますが基本全文掲載です。
  • 対象曲リストは下記のとおり。
  • Q7-1:三百年の子守唄2019(2019年)で一番好きな2部曲は、
  • 1 Can you guess what?
  • 2 Jackal
  • 3 Nameless Fighter
  • 4 Don’t worry, don't worry
  • 5 Real Love
  • 6 ゆうやみ
  • 7 君の想い星
  • 8 大事なものは一番近くに
  • 9 歓喜の華

*コメント紹介欄にインデントひとつさげて書いてあるのは、引き続き同意やツッコミなど私の心の声をお送りしております。
*記事末尾に、集計結果のグラフを載せています!



9位 大事なものは一番近くに(13票)

回替わりの降り曲からひとつめ!
わたしは回替わりの中だと個人的にこの曲が一番すきでした。ミドルテンポでゆったり歩くような曲!
とくにアイア8列目大通路で一列に並んでボックステップっぽい動きをするのが可愛かった思い出が蘇ります。(収録円盤だとあそこ、なにがあったのか絶対に笑ってはいけない大倶利伽羅になってしまっている。なにがあったの?笑)


▼「思いの丈」コメント

  • サビの歌詞がとても好きな曲です。たまに歌詞を読んで元気をもらってます!
    • 僕らはきっとこのままずっと、肩を並べて歩いてくんだろう…!好きです~~!
  • この歌詞を三百年メンバーが歌うことに意味がある。
  • 歌うまおばけさん達の歌唱力が爆発してる公演ですが夕暮れ時に聴きたいなと思う曲です



8位 君の想い星(19票)

こちらも降り曲より!…公演を見ている当時のわたしは「ゆうやみ」とどっちがどっちだ!?ってしょっちゅうなっていたのをおもいだします。。これずっと言ってるけど、みほとせ初演、やたら降りの曲調が似てますよね!?笑
幕末でのKEY MAN、LSC、Dear youの対比に耳が甘やかされていたので聞き分けができず、この曲は「アイア18列の階段から現れた石切丸が『ここだよ~』ってアピってくる曲」として覚えていました。笑
コメントにも出てくるのですが、わたしは冒頭の村正の声が特に好き…!


▼「思いの丈」コメント

  • ものぴと伽羅ちゃんの2番Bメロの「君も不安だったね。心配ないよ。頼りないけど…」の部分はテンション虚無の時に聞いたら尊い生きる意味を頂きました。
  • 凱旋で歌に入る前石切丸が「三条のみんなと清光と一緒に花見をした」というエピソードを語ってくれたんですがもうそれがあまりにも優しい目をしていてそれが脳裏に焼き付いていることもありなんやかや好きです
    • 円盤の特典に収録されているやつかな…!?どうしたって胸がぎゅっとなる、さいこうのエピソードだ…。
  • みほとせでは村正が推しなのですが「懐かしいな ちょうど今のこの時期に付き合い まだ少し寒い君の手を初めてぎゅっと握ったね」の歌い方がめちゃくちゃ好きです。
    • わかります、、なんて声なの!?って思います、他にない声の持ち主ですよねもっくん村正…



7位 ゆうやみ(31票)

7位は「ゆうやみ」。ここまでで回替わり曲が全て登場しました!
これは客席に登場した石切丸が「さぁ、あの夕日を見ながら帰ろうか」って言ってから始まる曲でしたね。ゆったりとあたたかく穏やかで、手のひらのぬくもりを感じるような曲。
らぶフェス2018では、ペンライトの海の中、ゆっくりと回転するセンターステージに腰掛けながら歌うみんなが、オルゴールみたいに可愛くて大好きでした。


▼「思いの丈」コメント

  • 儚さの中に強さがあるの好き
  • 帰り道に聴くとあ〜〜〜今日も仕事頑張った自分お疲れ様〜〜〜と思える
  • どこか一部とリンクしてるような歌詞に現場で泣きました
    • 竹千代君との会話のシーン、思い出しますよね…。
  • 夕方、短刀たちと手を繋いで本丸に帰りながら一緒に歌いたい曲No.1です。
  • 心に沁みるこの曲は、徳川の行く末を見守った彼らの優しさが表現されている様に感じます。躓いた時に聞く優しい声で歌われるこの曲はいつも私の背中をそっと押してくれます。
    • 人の一生に寄り添った物語を紡いだ刀たちだからこそ滲む優しさが、あるように思います。




6位 Don’t worry, don't worry(95票

6位はこちら、通称「どんうぉり」でした!なんともいえない危険な中毒性を持っている曲。耳に残って離れない、思わずどんうぉりしたくなっちゃう曲…!
これ振り付けもめっちゃ好きなんですよね!どんうぉりどんうぉり~!で腕を突き出す感じの動きがサビの1回目と2回目で微妙にタイミングが違うんだけど、ついペンライトで真似してたなぁ。
大太刀と脇差っていう高低差のある組み合わせがso cuteだし、ふたりとも確信犯的に笑顔で審神者を落としにかかっていた…。
らぶフェス2018の視界の賑やかさはもはやどこを見たらいいのかわからず、毎回ペンライトの色が決められなくて「全員かわいい!とりあえずいる子の色がついてたらオッケー!」になっていました。笑

寄せられたコメントからは、曲のテーマがそうさせるんだと思うんですが「日常生活に寄り添っている」歌であることが色濃く感じられました!


▼「思いの丈」コメント

  • あの二振りにドンウォリなんて言われちゃったら本当に心配いらねえ!って気分になります。
  • 「自分のことが好きになれずにいつもうつむいてばかりの君」\\\は~~~~~い!!!!!!!!!/// それまで特別好きじゃなかった物吉くんに、本編と合わせてトドメをさされました。あのちっちゃいシルクハットになりたい。
    • オタクは心を揺さぶられたキャラクター…の何かになりたがる!(わたしは清光のイヤリングになりたかったので、わかる!となった)
  • 通ったのに歌詞まで覚えられたのがこの曲だけだったから。らぶフェス2017で歌われなくてそれはそれはショックで、2018にメドレーの一部として披露された時は発狂するほどはしゃぎました!
    • わたしも2017で歌われなかったのすごく意外で…!あのメドレー、テンションが上がる構成で最高でしたよね!
  • 不器用にしか生きれないように感じてしまう自分を認めてもいいんだと思わせてくれる歌。物吉くん、石切丸さんの歌声がとにかく優しく聴く度に泣いてしまう。
  • 可愛い曲担当・石切丸として1歩踏み出し始めた1曲と思われます。物吉くんがかわいいですよね…!!!!
    • この後にさらに「断然!」→「手が届くまで」とつづきますからね…!阿津賀志には「大袈裟」でのメインボーカルもあり、ミュ石切丸さんはいつのまにか、不動の可愛い担当…!
  • どんうぉり組かわいすぎません?「振り向かないで」のフレーズでちらっと振り返る所が最高に悶えます。かわいいです。
  • 推し(物吉くん)の可愛さが限界突破していました。あのポテンシャルの高さ…
    • 可愛いの具現化だなって思ってみてました。可愛い。
  • 歌詞がかわいいのとすぐ覚えることができる。かつ、日常生活でこの歌に励まされてるから。
  • 2人の声がとっても優しくて元気が出るからです!でもテスト勉強をしようと思ったら教科書全部忘れてきたことに気づいた時にどんうぉりどんうぉり言われたことだけは許しません!!大好きな曲です!!
    • どんうぉり~♪言われても教科書ないことにはなぁ…!爆笑
  • まじでさっきまでどんうぉりしてなかった石切丸がどんうぉりするのほんとに良くない、おかげで私の名前にどんうぉりがついてあだ名がどんちゃん
    • さっきまでどんうぉりしてなかった石切丸たしかにすぎたし、あだ名wwあだ名までwww
  • 私自身心配性で大抵大丈夫なんですけど、生活の中でやっぱり緊張とか怖くなった時に心の中でどんうぉり〜どんうぉり〜♪と歌って落ち着くようにしています
  • 聴くたびとにかく元気が出る。本家デュエットも当然大好きですがらぶフェス2018版の6振り編成も大好き。「失敗したって良い 恥をかいてもいい そのままの君が好き!」で毎度やられる。
    • ここまでダイレクトに励ましてくれる歌を刀剣男士が歌ってくれる事実…!ってなりますよね、はぁ~~(好き)


つづきまして第5位~!



5位 歓喜の華(108票)

公演当時、いよいよだ!とワクワクしていた審神者たちに「漢道じゃ…ない!!????」という大きな衝撃が走った、新たなる太鼓曲!
漢道はもう勝手に定番なんだろうと思っていたので、新曲にめちゃくちゃびっくりした思い出があります。鈴の演出が雅やかで素敵だったな~!
書いていて思ったんだけど、漢道・歓喜の華に加えて獣が初披露だったらぶフェス2017って贅沢ですごいですよねぇ…。歓喜の華も、また聞ける機会があったらいいなぁ!


▼「思いの丈」コメント

  • 緩やかなイントロから急にテンポがあがりロック風になるのがすごいすき!!!
    • わかります~~!ギターがギュインギュインしててめちゃくちゃテンション上がる!
  • かんきのはーなっ!!!をすると楽しい
    • たのしい!!!かんきのーはーなっ!(ウン)のところでシュパってペンラ振り上げる
  • みほとせ歓喜の華、石切丸の台詞のあと間奏で鈴を鳴らす演出が神がかっていて鳥肌立った思い出があります。アイアが神域だった……
    • 「…シャン…シャン…」ってみんなの動きに合わせて鳴る鈴の音、確かに音源だとない!?って今更きづいてびっくりしました!
  • 漢道に慣れた俺たちに突如降りかかった第三形態新曲に動揺を隠し切れませんでしたし、大人の色気がでて最高でした………
    • いやほんと、なんなんですかねぇ…みほとせ組のあの色気…。他のチームにない独特のカラー。
  • 漢道がなくなってすごくすごくショックでしたが当時の思い出も含めて今では1番好きかもです
    • 今はもう新曲に慣れっこだけど、まだ3公演目だったし、やっぱけっこうな衝撃でしたよねぇ…と思い出しました。
  • ボロボロにひたすら泣いた後の2部でこの曲はあかんのやと思ったんです‥‥好きです‥‥刀ミュさいこう!!!!
    • "歓喜の華"っていうタイトルからしてもう、笑顔にならざるを得んというか…刀ミュさいこう!!!
  • 聞くたびに曲が始まるだけでドキドキするくらい大好きです。歌詞、メロディー、ダンス、映像だと入る鈴の音、決め台詞、全てが好きすぎてたまらないです。
  • え!?漢道じゃないの!?新曲!?え、むりすきありがとうございます!!!としか思えませんでした。
    • 「…じゃないの!?」から秒で好きになった曲でした。わかります。



つづきまして第4位は!




4位 Real Love(133票)

蜻蛉さんの圧倒的歌唱のソロ曲が第4位でした!
この記事まとめるにあたり久しぶりに初演版を見ようと思って2部を見てたんですが、Real Loveのキーが違ってひっくり返りました。…だよねぇ!?って3年越しに本格的に気付いた。
音源になったときも、らぶフェスのときも「いや、高いよな…?!」って思ってはいたんですが、円盤めったに見返さないから久しぶりに聞いたら低くてびっくりしました。気になりすぎて音をとったらC#→D#にふたつあがってた!…下げるならわかるけど、男性で上げるってすごいな!?
耳からどんどん勝手に幸せになり、気付いたら笑顔になってしまう曲。音楽にどっぷりと身を浸しながらペンライトを振るの、至福の時って感じで本当に大好きでした。



▼「思いの丈」コメント

  • 初めて聴いたときはあの真面目な蜻蛉切にこんなセクシーな歌歌わせるんか!?と衝撃でした。大好きです
  • 初めて聞いた時はそのあまりにもセクシーなボイスにメロメロになりました
  • この曲で沼落ちしました
  • ライビュで初見でしたがあまりのうまさにずっと口開いてました
    • 開いちゃいますよね…。うますぎて笑ってしまう…。
  • カラオケで歌いやすい
    • これ他にも言ってる方いて、え、歌ってみようかな!?ってなった(きもちよさそう)
  • 一般ミュージカルでお見かけしていい身体と声をされてるなーと思っていたspiさんが刀ミュに参戦でめちゃくちゃテンションがあがったので!
  • 歌が…うめぇ…………
    • 最終的にコレしか言えなくなる
  • ガッツリ恋愛の曲で下手したら浮くのに、一瞬にして引き込む歌唱力。
    • あっという間に連れて行かれてしまう、場を掌握する歌の力を体感してゾクゾクします
  • もともと蜻蛉切さんが結婚したい男士1位だったんですけど、この曲のせいで公演中頭がおかしくなりました。悲鳴もあげられず、座席に沈みこんでました……。
    • それは…なんというかこう…大惨事ですね…!(いい意味で)
  • 私とも秘密の暗号かわしてほしい!!
    • お願いしにいこう!!!(やめなさい)
  • 蜻蛉切時計を壊す振り付けが好き
    • 本山先生~~!!!笑 ってなってわたしも大好きです…先生、ダイレクトに「時」を表現しがち。物理で時間を止めに行く蜻蛉切さん。
  • 推しキャラの突然の英語に戸惑っている間に2部がいつの間にか終わっていました。今でも「解釈違い!!好き!!」って思いながら聞いています。
    • 有無を言わさぬ説得力がなんかこう、すごいんですよね…。歌の力だな~!?
  • 全人類は蜻蛉切さんにReal Loveされてどうぞ
    • どうぞ!



以下より、いよいよ第3位です~!




3位 Jackal(170票)

全員曲のようなソロのような、独自の構成をもつJackalが第3位でした!
なんなんですかねこの大人の格好良さは…?みほとせは「魅せる」という言葉がぴったりくる部隊だなぁと思うんですが、そのバリエーションが幅広いですよね。
歌唱をガンガンに聞かせる村正も、周囲でバキバキに踊る他の男士も、どちらにも見せ場があって華やかな曲だな~と思います。
ちなみに2017年当時のわたしは、サビの振り付けで腕をぶん回す上手側にいる青江に夢中でした!



▼「思いの丈」コメント

  • 妖しげな太田さんの声とコロコロ変わるメロディーは聴いていて本当に楽しいです!
  • 自分で自分を奮い立たせるような歌詞が好きです。ちょっとダークめな曲調もかっこいい。
    • 挑戦的な言葉が並んでますよね!
  • シンプルにかっこよすぎる。佐藤流司くんが歌いたがったのも納得の一曲。
    • 単騎2018、一人で歌って一人でおどる清光、負けず嫌いの総隊長め~!なってすきでした!
  • Jackal以外何を選べというのか…
  • 出だしから妖しさまんてん!最初のワンフレーズ毎に歌う刀が変わるのも好きです!
  • 村正ちゃんがビヨンセかガガかなって思える所が本当に良いです
    • ディーバなんですよねぇ…
  • 『信じてるからこそ人は前に進める』とてもとても好きなフレーズなので!
  • みほとせが一番好きなので基本的に全曲推しなんですが、Jackalのセクシーさが突き抜けて素晴らしいので。サビの青江の腰がやばいです。
    • ウッ…!わかってしまった…!(定点していたので…)
  • もっくん覚醒
  • もう一人で歌えばいいじゃんとうますぎて投げやりになった
    • わかる。笑
  • ダンサブルな曲って珍しいなって思ったしめちゃくちゃ耳に残る。
  • タイトルが発表されて「ジャッカル?!」ってなったあの日に私の運命が決まった気がする
    • 「じゃっかる!?どこにおった?」って思って音源で2番きいたら「いたーーー!」ってなったやつ
  • 「魅せる」という言葉はこの曲のためにあるんじゃないかと思うほど目を奪われる曲ですし、曲そのものもものすごく好きです。
  • 観劇当日聞いた時にこの曲で衝撃を受けた思い出。ゲームで村正が好きだーー!と思って行ったらいい意味でギャップを覚えた為。
    • ゲームへのキャラ実装からまだ日も浅い中で、他の舞台が終わってたった2週間でこの村正を作り上げたもっくんはマジすげえと思います


つづきまして第2位は!


2位 Nameless Fighter(294票)

第2位は大倶利伽羅・にっかり青江のデュエット、Nameless Fighterでした!
歌合での披露で意識に残っている人も多かったようです。なんと300票近くを獲得し、予想以上に上位で結果にけっこうびっくりさせられた曲です!
コメントを見ていると、二振りの組み合わせに、1部のストーリーとのつながりを見出したり、刀としての特徴を重ねて「無理、すき!」ってなっている方がすごく多くて、これはアンケートを取らないと知れなかったやつだ…!と思ってすごく面白かったです。
振り付けと歌詞が嫌でも癖になりますよね…わたしは前奏のダッダダダッダッダッのからちゃんが大好きです。


▼「思いの丈」コメント

  • 本当に悩みました。悩みに悩みまくりましたが、歌合でも歌われたこの曲にしました。「僕なりのヒーロー キミだけのヒーロー 隣にいるよ」など心にずさずさ刺さる歌詞があり、助けられたことは一度ではないです。財木伽羅ちゃん、牧島伽羅ちゃん、どちらのこの曲も大好きです。
    • わたしもです!!!
  • nameless…磨上無銘!!と合点が行ったときの尊さが筆舌に尽くしがたい。歌合で初演衣装で歌ってくれるとは…
    • 無銘の件はわたしは発想自体がなくて、なるほど~~!!?ってなりまくった。同じことを言ってる方がたくさんいました!
  • 曲調のカッコ良さと2振りの声の良さ、歌詞に突然出てくる謎のサタン、君だけの"ヒーロー"で色んな方向を指差す誰か1人のヒーローにはなってくれない青江がフラッシュバックするのがツボでつい聴いてしまう
    • めちゃくちゃわかりますwww君だけ×たくさん!ってする青江があまりにも青江ですよね
  • 伽羅ちゃん推しなのですが、無銘刀の2振りが"Nameless"なのはちゃめちゃにしんどくて好きです…
  • まさに人とともにあった刀の曲
    • ギャーってなった。ネームレスファイター…その言葉からいろんなことが読み取れますよね。。
  • 1部からの2振りの繋がりを感じる
  • 馴れ合わない伽羅ちゃんがにっかりさんを信頼しきってる感じと言いますか、なんかもうすべてにおいてエモいんですよ…
  • ダンスも青江もとても好き!ずっと目を開けてられる!!
    • …どういう意味だ!なってツボりました。笑
  • 曲カッコいいと思ったら、歌詞が中二満載だった。けど好き
  • 名も無き戦士というフレーズが幼き竹千代様を護った2振りに相応しいし、とにかくかっこいい!
    • ヒーーッ説得力~!なってそのさきの言葉が出てこなかった…1部とのリンク、本当にありますよね
  • 歌合で奇跡の復活!!!!涙腺崩壊
    • わたしも歌合で歌われた中でも一番驚いたかもしれません、びっくりしましたね…!
  • 普段絶対にシンメにならない二人の組み合わせにぐっときて。かっこよくてテンションがあがります。
  • 青江と大倶利伽羅という新しい組み合わせにときめきが止まりませんでした
  • ダサいテーマをかっこよくまとめるのが刀ミュの醍醐味だと思っているのですが、この曲はいい塩梅で笑顔になれます☺️
    • いい塩梅っていう表現がナイスすぎる!笑
  • 厨二病感が最高(サタンってなんだサタンって)
    • わたしがとくに好きなのは2番の錆びた炎の剣を抜くところですね!
  • イントロのダッダッダッが大好きです!(語彙力)大倶利伽羅はてっきり馴れ合わずソロ曲だと思っていて、まさかペアで歌うと思っておらず、刀ミュの可能性を感じた曲です(笑)この2人の個性が全く違うからこそ引き立ち合う曲だと思っています。
    • イントロわたしもすきです~!方向性が違う刀の組み合わせだからこそ見られる魅力は、刀ミュの醍醐味ですよね。



…というわけで、今回の第1位は!!!




1位 Can you guess what?(393票)

来ました~ライブ1曲目の「Can you guess what?」です!
もうこれはね、ズルいから当然だよね…なる堂々の1位でした。だって、全てがかっこよすぎるもん…!
抗えない引きの強さがあって、血湧き肉躍る…ってテンションにどうしてもなっちゃうんですよね。ペンライトを振る腕にこもる力が尋常じゃない。あのイントロを聞くと、勝手にふつふつと血がたぎります…!
かっこよさの方向性が、阿津賀志とも幕末ともまた違う、新しいみほとせならではの色合いだったなぁと思うんですが、とにかく好きなところを叫びまくるコメントがたくさん集まりましたので、以下でたっぷりご紹介します!



▼「思いの丈」コメント

  • 単純に曲調がドドド好み…ぐうの音も出ません
  • 刀ミュ史上、今に至ってもこんなにオトナな世界を歌ってる曲ありますかね!!!?あまりにもセクシー。圧倒的色気。
  • そもそもあやしい雰囲気漂うみほとせなのにこんなアダルトな曲歌って大丈夫かと放心した思い出です。勝手にmistake系列と呼んでいるのですが一旦新撰組という若い集団を挟んでからの色気の暴力に為す術もなかったです……6人いるのにみんな違う系統の色気ですごいなといつも思います。
    • 方向性の違いで風邪引く!なりましたよねわかります!こんな歌詞いいんですか!?ってドギマギした。
  • これからすごいことがはじまる予感でいっぱいのイントロが大好きです 真剣乱舞祭2017のこのイントロ最高でした
    • めちゃくちゃわかる~~イントロが好きすぎて好きなイントロ選手権でも選びました!(↓こんなことやって遊んでました)

anagmaram.hatenablog.com

  • ポップアップ丸さんの格好良さをみんな知って欲しい…
  • 6振りの普段のイメージと大人でセクシーな曲のギャップにやられました
  • 一部の穏やかなストーリーから一転、急に襲いかかる大人な魅力にガッツリ心を掴まれた曲です。最推しがチームにいなくても、関係なく刀ミュはガッツリ心を掴んでくれる!!というのを体感した公演でした。
    • これもほんっっとうによくわかります。。そうか、私は”刀ミュ”が好きなんだ、って同じくこの曲で痛感させられました。
  • こんなイケイケの曲を待っていた…
  • みほとせ組が一番アダルティだなと思う原因はこの曲。歌詞の妖艶さが魅力的。サビのノリやすさ、耳に残りやすさもピカイチだと思います。
  • 帝王味があるので
  • サビの「ウォッオッオオッオ〜♪」に合わせてペンライト振るとらぶフェス来たなって思うので
    • わかる~~またいつかやりて~~!!!
  • 衣装も曲調も天才すぎてサムズアップしながら沈みました。
  • ぜんぶがかっこいい…かっこいいを具現化した曲。乱舞祭でのイントロアレンジも痺れます。
    • イントロでさらにもりもりにしてくるのズルイですよね~!!?
  • 楽曲の持つ爆発力は刀ミュ楽曲随一
  • かっこよくて大好きです!いつかこの曲を歌う江の刀が見たいという夢があります......
    • …!!!見たことないけどなんか、見える!絶対に似合うのではという予感しかしねえ!!!
  • 刀ミュで一番好きな曲です。黒のコートに包まれたチームみほとせの怪しい雰囲気と圧倒的なイケ男士オンパレードで沼です。すぐ頭を振るセクシー石切丸が好きだあああ
  • 人間臭い曲を見目麗しい神様たちが歌ってるのが好き。
    • うわぁ~~!!!なんというか「執着」を色濃く表している歌詞ですもんね、ひ~~わかる…!
  • 親の声より聞いたイントロ
  • サビに入る前(?)の銃を撃つ振りで殺されたオタクは多いはず。私もその1人です。
  • 最初の歌はどの公演のも好きなんですが、衣装や振付も込みで総合点が高い
    • 超わかる。。さっき2部見返して「いやズルイわ」って最終的にキレそうになった。
  • 「キャストの年齢層が高いので2部は大人っぽい雰囲気にしたかった」という制作側のコメントがあった通り、初めて観た(聴いた)時から大人っぽくて色気のある歌詞やダンスに魅了されました。今でも一番大好きな曲です。





以上、全9曲の発表でした!
みほとせのグラフはこんな感じに。相変わらず凡例最後のひとつが出せねえ!なんでやスプレッドシート!!!(グラフだけエクセルで作ろうかな~。。)
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わたし実はあまり円盤見返さない人間で、この記事を書くにあたりまじで相当久しぶりにみほとせ初演の映像を見たんですけど、ま~~~たのしかった…。
今見るとまた感じることが違っていて、そして刀ミュでアイアが使われた最後の公演でもあったな、と思い出したり。もう3年も経つんですね。劇場前のアスファルトの謎のスペースで、ランダムのクリアファイルの交換をもとめてまだ肌寒い春の気候の中をうろついたりしたなぁ…。
まさか2年経って再演されることがあるとは当時は全く思いもよらず、とにかく必死にこの新しい輝きを見届けなくちゃ!って一生懸命になっていました。
作品としても本当に大好きです…!最終的に、ここが葵咲本紀につながったんだと思うとそういう意味でもゾクゾクします。


好きなところをたくさん思い出せるので、アンケート記事更新すごくたのしいです!
コメントをお寄せくださった皆さま、本当にありがとうございました~!


▼「刀ミュ楽曲ランキング」カテゴリ記事はこちらから
anagmaram.hatenablog.com


▼感想フォーム作りました!
forms.gle


▼せっかくなので2017年当時、みほとせについて書いた記事です。文章だいぶ下手ですが…(その1って言いながら、これだけ書いて力尽きたんだけど…。笑)
anagmaram.hatenablog.com

▼本ブログ内の「刀ミュ」に関係する記事は全部ここにあります(カテゴリ:刀ミュ)
anagmaram.hatenablog.com

ミュージカル『刀剣乱舞』2部曲、これが好き!選手権~結果発表その2:「幕末天狼傳」編~

アンケート結果発表記事、2つ目は「幕末天狼傳」です!
…と勢いよく書き出したはいいものの、幕末天狼傳に関しては個人的に尋常ではない思い入れがありすぎ、深呼吸しないといろんなことが難しい。
これはサムネイルによるグラフネタバレを防ぐための写真です。ウエーン…

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2017年1月14日 @虹橋芸術中心



アンケート結果に関連して、一つ解説をしたいなと感じたことがあるので先に書きます。
それは「幕末天狼傳は、2部曲に歌×歌唱するペアの組み合わせにシャッフルが存在した」ということ。
ユニット曲は基本「この曲は誰々たちの曲!」って刀剣男士を結びつけてイメージする人が多いと思うのですが、幕末天狼傳、その内容が人によってばらけています。その理由の背景がデュエットシャッフルなため、経緯をまとめてみました。

ただその説明が思いの外長くなってしまったので、「説明はいいのでとりあえず結果がみたい!」という方は、下記目次より、3点目の結果発表の欄へ飛んでください!


<目次>



解説:デュエットシャッフルとは?

幕末天狼傳では、刀ミュの過去8公演の中で唯一「デュエット曲を担当するペアが公演ごとにシャッフルされる」という試みが行われています。(そもそも、全員曲以外がすべてデュエット曲なのも幕末天狼傳だけ。)(←訂正です、すみません、三百年の子守唄2019も全員曲以外デュエットですね…!なんで間違えたか?ご指摘ありがとうございました!)

まず、基本の歌唱ペアは下記のとおりでした。円盤にも収録されている=国内大千秋楽の内容です。

ところが、全60公演(国内)のうちの12公演目で、突然上記のデュエットが、予告なくシャッフルして歌われたのです。記念すべき初シャッフルの時の歌唱内容はこうでした。

上記が起きた12公演目は、2016年10月2日(日)東京公演のマチネなのですが、なんでそこまで細かく日時を把握しているかというと、実は本当に偶然、その回を観劇していたんですね。

自分の中で4回めの観劇だったので、さすがに歌っているペアと曲の組み合わせが違うことはすぐわかる。驚きのあまり、思わず友人と二人で「えぇっ!?」と客席で声をあげてしまったのを覚えています。
からの、一番衝撃だったのはプロローグを歌う虎徹兄弟。バキバキに歌うちっちゃい子ふたりが跳ね回る可愛いプロローグが刷り込まれた我々に、高身長の真作贋作兄弟によるプロローグが突然与えられた状況を想像してみてほしい。
どうしたらいいかわからなくなってめちゃくちゃ笑った思い出がある(びっくりして)。


その後、デュエットはシャッフルされることが定番となり*1、さらにそのシャッフル内容と降り曲のパターンがセットなことも徐々にわかっていきました。組み合わせは下記でした。

【パターン1】降り曲:KEY MAN *円盤収録パターン

【パターン2】降り曲:Let’s, Set, Change

【パターン3】降り曲:Dear You

さらに上記に加え、「最初に登場してHeart-To-Heartを歌ったペアが客席降りで2階に行く*2ということも固定であると福岡公演以降で判明します。


なので、禊のあとにデュエットメドレーの歌い出しでどのペアがその場に残るかで、その日の自分が降りで推しと会えるかどうかがすでにわかってたんです。懐かしい…!

残る謎…なぜ円盤収録とアルバム収録の内容が違うのか?

ただひとつ謎として残るのが、アルバム収録内容は、上記のどのパターンにも当てはまっていないこと。Heart-To-Heartと美しい悲劇の歌唱担当ペアが、公演時とアルバム収録時で、なぜか逆になっているんです…。アルバム収録の内容はこちら。

沖田組はプロローグ固定なんですが、土方組と虎徹兄弟がなぜか公演時とはチェンジ。円盤と揃えるのが普通かなって思うんだけど、ここ、なんで違うんだろ…?っていうところ、実は理由がよくわからないままです。。
音源としては「ユメひとつ」のシングルを6種類全部買うと、アルバムと合わせて9パターン=全種類の歌唱が揃う仕組みなので、まぁ全種類を手に入れる手段はあるのですが…にしてもほんと、なんで円盤と音源が異なるのかは謎のままです。

そしてシャッフル歌唱の映像は、どうやらどこにも残っていないっぽい…。この記事書くにあたって特典ディスクのメニュー画面で確認したけど、やっぱ回替わり曲しか入ってないよね…?え、普通に入れてほしかったな…?なんで入ってない…?
(※なんで今認識したかというと、幕末天狼傳にクソデカ感情を抱きすぎて、実は円盤をろくに再生したことがなく…いかにこの作品と向き合ってこなかったかを認識した)


この辺りの背景、詳しく書かれたものを見たことがないような気もしたので、いい機会かなと思いまとめました!が、思ったより長くなってしまった。。

デュエットシャッフル、すごく独特な試みだったなぁと感じるのですが、刀ミュの作品として2公演目であることから、幕末天狼傳はいろんなことに”挑戦”していたんだなと今こうして振り返ると思います。




…という前置きが長くなりましたが、下記より結果発表です!!!

~ミュージカル『刀剣乱舞』2部曲、これが好き!選手権 結果発表!「幕末天狼傳」編~

  • 集計期間:2019/3/13(金)23:30~2019/3/15(日)13:00
  • 有効回答数:1310件
    • (うち、幕末天狼傳についての「回答パス」は93件)
  • 各曲に寄せられた任意コメントの総数:508件
    • コメントは誤字脱字と思われるところだけ直していますが基本全文掲載です。
  • 対象曲リストは下記のとおり。
  • Q2-1:幕末天狼傳(2016年)で一番好きな2部曲は、
  • 1 Signalize
  • 2 Get your Dream
  • 3 Heart-To-Heart
  • 4 プロローグ
  • 5 美しい悲劇
  • 6 Dear you
  • 7 KEY MAN
  • 8 Let’s, Set, Change
  • 9 漢道
  • 10 ユメひとつ

musical-toukenranbu.jp


*コメント紹介欄にインデントひとつさげて書いてあるのは、引き続き同意やツッコミなど私の心の声ですが、ツッコミの勢いが止まらず、書きあげてみると阿津賀志よりわりとフランク気味になってしまっており、、コメントくださった方ごめんなさい!笑
*記事末尾に、集計結果のグラフを載せています!



10位 Let’s, Set, Change(12票) 
回替わり曲のひとつ。レポ等では簡易的に記載できるようにLSCと表記されていたりもした。
幕末天狼傳の回替わり、バラード・ミドルテンポ・アップテンポの全てが揃っててものすごくバランスがよかったなと思うんだけど、その中のミドルテンポの曲でした。
イントロ・間奏の透き通ったピアノの音が特徴的で、なんとも言えない透明感と切なさに、聞いてて心がギュッとなります…。

▼「思いの丈」コメント

  • 歌詞を噛み締めてきくと、本当に背中を押される全作品のなかで最高に好きな曲です。
  • デュエット曲が多くてどの曲も新しい挑戦してるな!ってセットリストの中、ポップで可愛らしい曲調なのに歌詞聴くとなんだかぎゅっとあったかくて切ない気持ちになれるので好きです
    • めちゃくちゃわかる~~~もうこの時点で泣いており幕末天狼傳ロスおばけはこの先が不安
  • たとえもう一度過去に戻れたとしても今を生きる。主が存在していた彼等が歌うことに意味があると、数年経って気付かされた。色褪せることない名曲。


10位 プロローグ(12票)
同率10位でプロローグです!
デュエット曲のうち沖田組、あんみつの担当曲でした。もうね…振り付けが…めちゃくちゃに可愛いんですよ。。
ちなみにプロローグでわたしが好きだった清光は「right now, over me」でカクンと斜め上に腰骨を突き上げる清光と、「時に翼を畳んで」で、たたむって言ってんのになぜか羽ばたく振り付けをしちゃう清光と、「”短い”プロローグ」で短さを表すように両指先で宙に長方形を描く清光です。

▼「思いの丈」コメント

  • 一部のあの重みから一気に笑顔で歌って踊る沖田組が印象的だったので!
  • 「プロローグ」の振り付けが好きで好きで…みんなの可愛い笑顔が浮かんできます。聴いていると元気が出る曲です。
  • 沖田組初のデュエットソング??だから。歌詞の内容も好きなので
  • 明るくてポップな感じが2人にピッタリで控えめに言って好き


8位 Heart-To-Heart(64票)
デュエット曲から二つ目!
冒頭の解説のとおり、円盤では土方組、アルバム音源では虎徹兄弟が担当しているため、どちらをイメージするかがけっこう半々くらいだった印象です。
らぶフェス2018でも披露され、当時のわたしは「うわ~~~~~」(語彙消失)ってなった。いや、なんていうか、うわ~~~って…ねぇ…あの瞬間は、うわ~~~だよね…。


▼「思いの丈」コメント

  • 振り付けが乱舞祭等を含めてどんどん変わり進化していく所が好きです!新しい振り付けになっても何処かダサい(褒め言葉です)…キャッチーな動きが取り入れられていて、カラオケに行くたびに歌って踊って楽しませていただいている1曲です!
    • なんなんですかね、なんかこう…癖になる振り付けですよね!?
  • 切ない歌詞とハモリが大好きです…!ペアによって聞こえが全然違うので聴いていてとても楽しいです。
  • 本公演では土方組で(土方組でもすれ違いソングってアリだな…)という感想だったけど、後のシングルカットで虎徹バージョンになり、「いやどう考えてもこっちが正解の組み合わせやんけ!!!!」ってクソデカボイスで叫んだ
  • いや、虎徹ぅぅぅ
    • 言いたいことがなんとなく伝わってくるのはなぜなのか?(わらってる)
  • 先ず旧土方組という時点で尊い。小越くんの堀川くんはキャス変されもう二度と拝めない事もありより一層貴重になっている。この頃の兼さんは堀川くんに引っ張ってもらっている年下感があって(今やメインボーカルなのに)それを支える堀川くんの甘い旋律とキレのある動きとのギャップ、更に幕末天狼伝は全体的にしっとりとした曲も多い事からこれも言わずもがな。雨の中に響かせたいドラマに使えそうな歌です。ラブソングとも取れそうですが私は土方組が歌うからこそ響く名曲だと思っています。変えられない運命ならば受け入れて進むしかないのに...って...うわああああ!!!
    • おたくの早口でコメントしながら最終的に去っていかれてめちゃくちゃ笑った
  • ダンスのぎこちなさ
    • くそう!わかる!わかるし、この短文コメントに愛があることもわかる!
  • なんと言っても土方組のデュエット曲。2人の歌声のバランスもよく、The土方組!を観せてくれた2人。堀川くんが、、、、堀川くんが凄く、凄く可愛くて、兼さんとの身長差も……尊くベスト・オブ土方組ですね!
    • 溢れ出す句読点と三点リーダーに、言い尽くせぬ思いを感じました!


…ここまででなんとなく伝わると思うんですけど、幕末天狼傳に集うコメント、なんでかしらんけど、全体的に様子がおかしいんですよ。笑
いや、阿津賀志山異聞のときと違いすぎん!?なった。
…つづきます!笑


7位 Dear you(65票)
回替わり曲よりバラード担当のDear you…ウッ…ちょっとこのあたりから頭痛が…いえ大丈夫です続き書けます(※たいへんそう)
もうさ~~この曲さ~~~。なんちゅー歌詞なん?正気?っておもった。凱旋期間Dear you恐怖症だった。大楽がKEY MANでほんとうによかった。
なにより、個人的には落ちサビの出だしが堀川くんなところ、本当に胸がくるしい。しんどい。つらい。大好き。
「忘れないで 忘れないで 僕のことを」「忘れないよ 忘れないよ 君のことを」…ハァ!!?(キレ)


▼「思いの丈」コメント

  • この公演でこのメンバーでこのバラードはもうやばい。初めて生で聴けた単騎アジアツアーで号泣した。どうしようもなく切なくて心を抉られる曲。
    • 単騎で聞かされたとき「このやろう」思いました(いい意味で)(いい意味で…?)
  • サビの「思い出す必要も無いくらい覚えてる」という歌詞が、かつては刀で今は人の身を持つ刀剣男士たちにすごく刺さる歌詞だなと思い、号泣した思い出が。
  • 自分の葬式で流すと決めた
    • これだから刀ミュのおたく好き(めちゃくちゃわらった)
  • もともと好きだったけど、厳島公演のときのめちゃくちゃ感情がのった歌い方がすごーく印象に残っているから。
    • 厳島で聞いて、あ、やべこれ卒業バラードにするきじゃん?って怯え、凱旋はDear youから逃げ切ることで頭がいっぱいになりました
  • 凄い包み込むような笑顔でうたうから、毎回号泣案件な曲。未だにあの揺さぶられる様な感情に耐えられるか怖くて幕末が再生出来ないです。
    • いやほんと…幕末天狼傳って、なんでこうなっちゃうんです…?
  • 「忘れないで」を何度も歌う切なさ😭😭😭
    • 忘れるかよーーー!ばかーーーー!!!!!涙
  • 現地で聞くことができなかったけれど、CDで聞いてボロボロ泣きました
  • 刀たちが、在りし日の主との思い出や想いを歌っているようで、何度聞いても泣ける大好きな曲です。そんな曲を新選組の刀たちが歌うなんて、流石刀ミュだなと思います。
    • しんどい(瀕死)


6位 Get your Dream(67票)
奇跡手繰る未来の地図ゥ~~~~!涙
わたしはげっちゅあどりーむに投票しています!でも結果見たら6位でびっくりした!
えっ普通にベスト3に入っていると思っていた!これぞ偏愛だな…。笑
どこが好き?って聞かれるともう全部…ってなるので…全部好きです…(説明諦めんな)

▼「思いの丈」コメント

  • 足の力だけで起き上がる大技がかっこよかったので1位
  • とにかく歌詞が良い!
  • 前作の三条と比べて若さとエネルギッシュあふれる曲だなと感じました。間奏のダンスもとてもカッコ良いです!
    • そうなんですよねめちゃくちゃ若い…びっくりするくらい若い…わかる…!
  • サビの歌詞が隊長を任された蜂須賀の意気込みを歌っているように思えるので好きです。
    • なんだと!?そう思って聞くと…エッ…かっこ良!はっちかっこ良…!!!
  • 選べなすぎて死にそう(2回目)これはもうシンプルにダンスがかっこよくておごかわくんとの思い出が溢れてきてしまってもう心がheart-to-heart………
    • まって最後べつな曲に行ってしまっとる(笑った)
  • 前へ前へ 魂を燃やして進むその姿、ずっと心に焼き付いています
    • ウッ……
  • あの特徴的な手の振りが印象的で、曲名覚えてなくても「あの曲」(振り)で伝わる曲です。
    • これすごく考えたんですけど、どこだろう!?ってなって!「また書き換えればいい」かなぁ!?それとも「あの栄光を”つないで"」かな!?「二度とない"このチャンス"を」はアレは手じゃなくて腰だもんな!?…よかったら感想フォームから教えて下さい!笑


以降、ベスト5にはいります!

5位 Signalize(69票)
5位はライブ1曲目のSignalizeでした!
Break out!!から始まるのかっこよすぎて反則だよな…あと冒頭でかぶってきた帽子、シュバッ!っていきなり飛ばしちゃうのマジ勿体なくない!?もっとその姿見せて!?って思ってました。
アシンメトリーデザインのマントが王子すぎて、はーーービジュアルがそもそも強かった…幕末天狼傳…心がウロウロしてきました。


▼「思いの丈」コメント

  • 戦いに生きた刀たちの多い幕末ならではのロックナンバーはかっこいいです!
  • 歌詞がやばくないですか?!君だけが気づいてくれればいい、ってこっちの台詞ではないでしょうか?!!??私のウチワペンラは推しだけが気づけばいい…
    • そのために持っていっているからな!って納得せざるを得んかった(わらった)
  • 小越さんのオタクなんですが、曲は勿論衣裳もダンスも最高すぎて脳がバグった結果、気付いたら会場の外で餃子食べてました……。刀ミュの恐ろしさを知った幕末天狼傳……。
    • え?どういうこと?餃子?え???(腹筋にクリティカルダメージ)
  • 歌詞の方向性が他の曲とは違う!とわたしは思ってます!新撰組のことかなって思うと考察がしんどい
    • つまり…君=会津藩だけが気付いてくれればいい…!!?(※やめなさい)
  • いや衣装!!!!曲も素晴らしいけど衣装!!!!あのハットとコートが似合うの凄すぎるしかっこいい!とにもかくにもかっこいいのがむり。語彙力を無くしました。
  • 一生懸命歌いすぎてバラバラなとこが初々し(ry)
    • わたしたちはその不器用さも含めて愛してたね!!!ってなった…!涙
  • この部隊が歌わないと意味をなさない感じがとても好きです。1番の『多分誰より』、2番の『今誰もが』の部分が対になっているところが個人的にいいなぁと思う部分です。あと全体を通してリズムのバランスが最高!!
    • グエ~~~わかりますめっちゃわかります わかりすぎて潰れたカエルのような声が出た
  • サビ…というか曲全体の韻の踏み方・語感の良さがツボだからです!「痛むから目覚める 癒えるたび走れる」とか特に好きです…
    • wa・ka・ru……


つづきまして第4位!


4位 漢道(82票)
阿津賀志山異聞でも曲としてはラインナップされているのに、こちらでも上位に入ってくるのはさすがだな!と思いました。
幕末天狼傳の漢道ですごく好きだったのが、最後のサビで男士たちが3:3に分かれて、上手下手の一番ステージ端まで来てサイドに手を降ってくれてたところ…
わきゃきゃ!って塊になって、センターで賑やかにすれ違ってサイドチェンジしていく様子…本ッ当に若さあふれる刀でございという感じで…!涙

▼「思いの丈」コメント

  • 阿津賀志山の漢道とは違った良さがあって好きです!!もっと言うと安定の「夢に敗れて~」のソロの破壊力(以下略)
  • 扇でのパフォーマンスが最高に好き、にしてもハッチだけは多分衣装を間違えてる
    • ウンウン…って読んでて後半「どういうこと?」なりました(わらっている)
  • 研いだ剣先で狂わされたい。
  • よっ!!男前!!格好いいよ!!!
  • 加州の決意に涙出ます
    • もう迷わない(´;ω;`)。。。。
  • サビよりもなによりもAメロが好き!!!なんかあのメロディが大好き!そして各公演で違う小道具も見どころ。
    • らぶフェス2016、阿津賀志と幕末天狼傳で対峙する感じだったのが胸アツでしたよね!
  • 1作目から受け継がれ、天狼傳メンバーがさらにパワーアップしてくれた曲だと思います。
    • ヒイ……。。。。涙



いよいよここからベスト3の発表です!

3位 KEY MAN(204票)
3位は降り曲からKEY MAN!ここで一気に200票台に入り、人気のほどが伺えます。
らぶフェスで連続して歌われたこともあり、馴染みのある人が多い印象。元祖てぬぐい=タオル回しの曲ですね!
曲調がteam新選組with蜂須賀虎徹にほんとーーーーーにピッタリだと思う。いや、あんな楽しい曲ある!?
あとなんといっても個人的な見どころはアイア8列目大通路センターでのあんみつバトルですね…!
ご機嫌でお手振りをする楽しそうな安定。そこへこっそり背後からにじりよって安定をドーーーン!とふっとばしセンターを奪い、「真ん中でKEY MAN❤」ウインクをバチコーーーーンと決めてくる加州清光。思い出してしにましたね。つれえ…

▼「思いの丈」コメント

  • みんながひたすらに楽しそうでどんちゃん騒ぎが好きな新撰組‼︎って感じもするし、俺も参加する感のはっちが可愛い。
    • いやほんとこれ、これが刀ミュの蜂須賀虎徹ですよね、ウワーーー!涙
  • 3対3の振り付けのかわいさ、なーにを語ろうか?のかわいさ。
    • 3対3のところ、手始めに今常識をBan Ban Banって歌詞カードにはあるけど「プップップーーーン!!!」って聞こえてた思い出です
  • 客おりでみんながわちゃわちゃしてたのが楽しかった記憶があります!!つよめのオクスリだったね
  • テンションめっちゃあがって大好き!でも歌詞みるまで空耳アワーすごかった思い出w
    • 空耳アワー幕末天狼傳2部部門、あなぐまさんのエントリーの様子(2016年)

  • 全体的に静かな曲が多い中明るく楽しい曲で1部で泣いた事も忘れちゃうくらいなので好きです!
  • 全く意味が分からない(褒めてます)ノリとテンポと勢いが凄い曲。若い新撰組刀たちだからこそ映える曲だと思います
  • 刀ミュタオル曲の元祖といえばこれ!
    • いいかぁ主~!今度はその、首にかけてるてぬぐいを回すんだァ~!
  • ノリノリの曲で本編が涙無しでは語れない内容でしたが2部でこの曲を聴いて元気で明るいみんなを見てああ好きだなって思った思い出があります。
  • 盛り上がれる客降り曲で公演はいる度にこの客降りであることを祈っていました。刀ミュでここまでのアップテンポは珍しいので、また祭でタオル振り回したい!
    • 「この客降りであることを祈って」いました、私も、、わかる。。。。。
  • 拳銃の発砲音が不安などを撃ち抜いてくれたようでとても好きです。
    • 「!?」ってなって集中して聞いてみたんですけど、もしかして何回か入ってる\ドゥリュン!!!/みたいな短い音!?銃声って言われるまで気付いてなかった、電子音多いから意識したことがなかった、はーーー…!(はちゃめちゃに感銘をうけた)


つづきまして第2位はこちら!


2位 美しい悲劇(242票)
いや~~~強いですね…!正直なところ、ここまで上位とは想像していませんでした!
本公演はもちろん、単騎やらぶフェスでいろんなバージョンが披露されていることが根強い人気の背景にありそうです。
ある種「ベタすぎないか?」ってなる世界観にハマる人続出。あとその世界観のせいなのか、一番様子がおかしいコメントあつまって腹筋よじれました。色んな意味で我々オタクを狂わせる曲。

▼「思いの丈」コメント

  • 伴奏のテテテテテテテン〜(略)オーッオッオオオー(略)ラララーララーラーラーの部分が好きなので
    • 完璧に伝わりました
  • (しかし大概惨劇である)
    • わらった
  • 単純に曲と歌詞が切なくて好き。悲しみのループ…しみます。らぶフェス2017での三日月と清光の組み合わせも最高でした!
    • あれの初見時、衝撃すぎてペンライト振れないまま1曲終わりました…(律儀に色だけは赤と青にして棒立ち)
  • 複数の組みわせで多様な悲劇を感じました 美しい ただそれだけ
  • 国広ォ( ˘ω˘ )
    • くにひろォォォ!!!涙
  • Heart to heartと悩みましたが、刀ミュの曲、いいじゃん!って思うきっかけになったのがこの曲。新選組の刀たちのわちゃわちゃしている楽しげな雰囲気のなかにある裏側、みたいな感じがしてエモい。
  • ありとあらゆるペアで歌って欲しい名曲
  • 私を上海に行かせた曲
    • 本アンケートの「インパクト部門」優勝コメントです
  • 刀剣男士尊い………って思いました。乱舞祭の堀川と加州verもハモリすごくて好きです。
  • すごい好きな曲ですがものすごく難易度が高いから、イントロが聞こえるとはらはらします。
    • わかる……笑 とりあえず「ウォーーーーオッオ~~オオオ~~~」を乗り切れるか見守るところから
  • 何がどうした?悲しすぎる 審神者の心臓ブレイカ
    • 「語呂よすぎて反則部門」優勝です、たすけて(わらいじぬ)
  • 曲名からしてオタク好きですよね
    • 間違いありませんね!
  • 兼さんと堀川くんが美しいので手が無意識にリピート再生をはじめ1日が終わる曲
    • ↑君とこのままnow & foreverを体現してしまっている様子
  • 一番好きな公演なので、本当は全部!って感じなのですが、この曲をこの時からずっと朝の目覚ましに設定してるこの曲を選びました!
    • へ~そっか~なるほど~~朝の目覚まs…えぇ!??爆笑
  • 蜂須賀の
    • コメントが意図してか意図せずかここで終わっててわらいじんだ
  • 「もしも時を戻せるとしても」 これを男士達に歌わせる衝撃といったら!
  • この路線が好きなのか…?
    • どこへ対する問いかけなのか!?爆笑
  • CDで三組のそれぞれの美しい悲劇が聞けるんですけど、堀川くんの歌声が強すぎて『悲劇』にならないところが好き。
    • ハァ~~~わかる…悲劇になる運命をもへし折っていきそうな堀川国広
  • 6振りで歌う曲ではありませんが回替わりでデュエットするペアが変わるという醍醐味があったチャレンジ精神の溢れる曲の1つです。2振りのハモリが楽しめる素晴らしい曲でした。
    • チャレンジ精神、まさしくですね…。切り拓こうという意志にあふれていたんだなぁ。



ということは、もうおわかりですね。1位はこちら…!



1位 ユメひとつ(400票)
幕末天狼傳の1位は「ユメひとつ」でした。mistakeほどではないにせよこちらもけっこう圧倒的な1位でしたね…!
2部ライブなのに、最後に1部衣装に再度チェンジして出てくる構成には驚かされました。カーテンコールの最後のお辞儀も、刀剣乱舞インストじゃなくてユメひとつなんだよね。。

なんといっても審神者たちの印象に深く刻まれているのは、阿津賀志山異聞大千秋楽でのサプライズ登場。わたしはその日別な予定があってライビュに行けなかったんですが、戻ってきた人たちがTLで口を揃えて新選組が出てきた…」ってうわ言のように繰り返していて、なにかの冗談か?それとも気がくるったのか?と思ったことを覚えています。

そうしてすっかり公演前からみんなの耳に馴染んでいたユメひとつ。それなのにいざ公演を見に行ったら最後まで歌われなくて、アレ…?と思っていたら、二部のラストで披露されたあのときの衝撃。


集まってきたコメントを並べたら大変なことになったので、それ以上わたしからのコメントが入れられませんでした…。なのでこの曲は、どうぞそのまま皆さんのコメントをお読みください。そして思う存分泣いてくれ…。

幕末天狼傳がすきです。


▼「思いの丈」コメント

  • 異聞の千秋楽でイントロが流れた時のこれから何かが始まるんだっていう期待感が忘れられません。
  • つらくてあまり見返してないのでらぶふぇす2017の印象の方がつよい…!
  • 幕末天狼傳の始まりと終わりはこの曲しかありえません。
  • 夢ひとつ掲げた新撰組を歌ったような、生き様を歌った良い曲
  • 幕末の時代を駆け抜けた新選組や刀剣達の生き様を感じることができるこれぞという曲。この頃まだ刀ミュを履修する前のことだったのでいつか…いつか生で歌ってる姿を拝見したいと思っている1曲です!
  • 阿津賀志の大楽でこれが披露された時、「ああこのコンテンツはこれからすごいことになるな」と予感しました。イントロ、ズルいと思います。
  • ゼッタイ諦めはしないと!強く胸に誓うのさ!!という歌い出しがとにかく好きです。三条はもう人間とかけ離れてる感があったのに対し、新撰組は人間とまだともに生きて戦ってる感があってまた別のかっこよさです。
  • 「夢ひとつ それだけで 浮き世を渡れ 燃え尽きるまで」「真剣捨て身の心で歴史に名を残せ 荒れ狂う時代進め」がまさに新選組。物凄い心にくる曲で、今でも心が折れそうな時に歌います
  • なにも言えねえ…ただ泣く…
  • 虎徹2振りの呼びかけが関係性とリンクしすぎて辛いから
  • この曲が全てを語っている……うっ泣けてくる……あとPVに出てくる堀川君の笑顔にもやられました
  • なにがあっても進み続けると言う強い意志を感じられて涙が止まりませんでした。
  • 重厚な物語のシメにふさわしい曲。泣いた
  • 新選組の刀にぴったりな歌詞だと思うんですが、私は蜂須賀推しなのでこの曲を蜂須賀が歌ってくれたことに感謝申し上げます。蜂須賀のまっすぐさと眩しさを感じます。
  • 6振りの全てが詰まった曲で聴く度に頭の中でMVが流れ出し歌にも映像にも泣きます。元気がない時に背中を押してくれる素敵な曲です。
  • 阿津賀志大楽でのユメひとつに始まり、幕末天狼傳大楽での最後のユメひとつ…夢に始まり夢で終わる美しさは幕末天狼傳公演を支えてきた額縁のように思いました。好きすぎてトラウマ、わかります!!
  • こんな重い曲最後に持ってきますか…??この歌詞あまりにも死にませんか??私はいつも長曽祢さんの「顔で笑い 心で泣けば」で号泣します。その言葉を直接長曽祢さんから聴いてしまったら一体私はどうすればいいの?あの刀を幸せにしたい気持ちでいっぱいです。
  • 幕末天狼傅を象徴する歌。5振りも新撰組がいて、行く時代も出てくる歴史人物も新撰組だけど、蜂須賀虎徹の葛藤がしっかり表現されてて凄い。
  • 二部衣装でぶち上がった後の通常衣装で涙が溢れてきました。みんなどこか懐かしそうに悲しさもこめながら歌っている所をみて一幕を思い出して胸をよくかきむしる名曲ですよね。
  • ままならないこともある、でもがむしゃらに進むしかないそんな気持ちになれる歌だと思うから。
  • 好きすぎてイントロ聞くだけで涙が出ます…ユメひとつ、それだけで、ってまさにあのひとたちの生き様じゃないですか…だいすき







…この記事を読んでしまった「幕末天狼傳に爆弾をかかえているオタク」の消息がとってもしんぱいです!大丈夫ですか!?(※無責任発言)
アンケート結果のグラフはこうなりました。阿津賀志とちがって全曲読めそう!笑
(凡例が言うこときかなくてLSCだけ出せないのなんでなん…?)
f:id:anagmaram:20200318222106p:plain



1位がユメひとつだったため、記事としてもあまりにも美しく終わりました。
本当になんで、この作品はこうなんだろう…。
なにかあとがきのようなことを寄せようと思っていたんだけど、言葉が出てこなくって…


確かに、作品として他と比較すると、”不遇”だった面があるのは否めません。
例えば、撮り下ろしのPVが唯一存在しない公演であることや、CDへのシリアル付与がなくランキング上位を狙えなかったことや。
そしてなにより、二度と当時と同じメンバーが集まることは絶対にないと、確定してしまっている公演でもある。


でもひとつ確信を持って言えるのは、わたしはこの作品が大好きだということ。
7年を越えた舞台おたく人生で現時点で一番たくさん観た作品であり、こらえきれず最後は海外まで飛びました。

刀ミュの歴史がまだ浅く、いろんなことが手探りだった中、まるで幕末の時間を駆け抜けた人々そのもののように、閃光のような眩しさを放ちながら、疾風怒濤の心で駆け抜けていった物語。
がむしゃらでところどころ粗削りで不器用で、でもものすごい熱さを湛えていて、弾けるようなエネルギーに満ちていて。

あっという間に風になって、わたしたちのもとを去っていってしまったけど、たしかにあの2016年の秋にこの物語が存在したことは、この先も永遠に消えることはない。


あなたたちのことを「月のない闇夜を照らす、一筋の希望の光」として、これからも胸に大事に抱いていきます。だいすきです。



総字数は当ブログ最長となりました…。恐ろしいので伏せます!笑
読んでくれた人やばい!ありがとうございました!



▼「刀ミュ楽曲ランキング」カテゴリ記事はこちらから
anagmaram.hatenablog.com


▼感想フォームつくりました!
forms.gle

*1:でも同じ日の10月2日のソワレはシャッフルしなかったんです…なんだったのか…。

*2:幕末天狼傳が上演された劇場は、2階席までor1階席のみでした。大阪・福岡・上海は2階があり、東京・凱旋は今は亡きAiiA 2.5 Theater Tokyoだったため1階席のみでした。今だと3階席がある劇場も珍しくないですね。

(刀ミュ2部曲アンケート関連)ブログ内専用カテゴリと感想用フォームをつくりました

(お知らせ用記事です)
昨日からアンケート記事の公開を始めております!
この記事も属させていますが「刀ミュ楽曲ランキング」というカテゴリを新設しました。
ここにこれから、あと最低7記事属することに…!笑
anagmaram.hatenablog.com


追加で、3/16より感想フォームも準備してみました。
ラソンと言いつつそこそこ短期間で完成させる気満々ではあるのですが、途中でたぶん息切れする瞬間が訪れるので、ぜひ励ましてやってください!笑
というのと、記事を読んで改めて盛り上がる気持ちもあるだろうなと思い、せっかくならそこまで共有できる場があったらいいよな、なんて…(つまりいただいた感想を総括記事にしたいと言っている)(そうしてまた自分の首をしめる)
コメント公開の可否についてもアンケート内でお尋ねしていますので、気が向いた方がいらしたら、お気軽にお寄せください。
forms.gle

ミュージカル『刀剣乱舞』2部曲、これが好き!選手権~結果発表その1:「阿津賀志山異聞」編~

3月13日(金)の夜、焼き肉を食べてビールを飲んだご機嫌テンションの勢いで「やっちゃえ~!」と開始した下記のアンケート。


(※現在は回答受付は終了しています)

「刀ミュ2部曲でどれが一番好き?」というのを公演ごとに1つだけ選択してもらい(パスもあり)、任意でその曲への思いの丈コメントを叫んでもらう、とてもシンプルなアンケートです。


受付期間が2日もなかったのですが、なんと最終的に1300件を超える回答をお寄せ頂き、発案者が一番びっくりしています。お付き合いくださった皆様、本当に心より、御礼申し上げます!ありがとうございました。
正直200件くらいあつまったらいいな!って思ってたらどえらいことになった。


当初は「ぜんぶで8公演だから、結果は2記事にわけて半分ずつまとめたらいいかな~♪」なんてのんきなことを考えてたんですが、皆様が寄せてくださった熱いコメントの数々、なんと1公演分厳選してまとめても1万字ちかくなっており、爆笑しています。
なので多分公演の数分=8記事更新することになると思う…!ヒ~!?笑
でもはじめたからにはとうぜん全部やるよ!最後までお付き合いいただけたらうれしいです。


アンケート締切はきょうの13時だったんですが、集計は受付開始と同時にリアルタイムで行っていたため、さっそくひとつめの結果を公開しちゃいます。えっ早すぎ?怖いでしょう。名を、爆速のあなぐまという(※雑な二つ名を今考えました)。
でもこれ、わたしがすごいんじゃなくてGoogleフォームの仕組みがすごいので!詳細な説明ははぶくけど、手で数えたりとか一切してないから安心(?)してほしいです!笑
まずこの記事を書くにあたり、阿津賀志山異聞の曲についてお寄せいただいた任意コメント約600件は、マジで全部読みました。嘘じゃないです!若手俳優みたいなこと言った!(やめなさい)(リアルタイムで入ってくるので開始直後からずっと読んでました、たのしかったです。)


集計するので仕組み上どうしても順位はついてしまうのですが、その曲が好きな気持ちはそれぞれにとってすごく大切なものですし、そもそも「順位なんてつけられないけど、強いて選ぶなら」で投票してくれた方がほとんどだと思います。(※選ばせといておまいう!?なので、たいへん申し訳ないと思っている)
また歌詞や世界観はそれこそ多様な読みが可能だと思うので、コメントにある内容が正しいとか正しくないとか、そういう話題の広げ方をしたいわけではなく…つまり言いたいことは…わかるな?そうだ、「たのしくなろうぜ!」です!
では、どうぞ~!


~ミュージカル『刀剣乱舞』2部曲、これが好き!選手権 結果発表!「阿津賀志山異聞」編~

  • 集計期間:2019/3/13(金)23:30~2019/3/15(日)13:00
  • 有効回答数:1310件
    • (うち、阿津賀志山異聞についての「回答パス」は49件)
  • 各曲に寄せられた任意コメントの総数:605件
    • コメントは誤字脱字と思われるところだけ直していますが基本全文掲載です。
  • 対象曲リストは下記のとおり。

Q1-1:トライアル+阿津賀志山異聞(2015年/2016年)で一番好きな2部曲は、
1 mistake
2 Additional Times
3 Gateway
4 Show Me The World
5 描いていた未来へ
6 えおえおあ
7 サヨナラ
8 タカラモノ
9 Endless Night
10 解けない魔法
11 Love Story
12 大袈裟
13 まばたき
14 漢道

阿津賀志山異聞だけはトライアルの曲とセットにしているので(=リリースアルバム単位にしているのと、ここ二つをわけるのはやっぱちょっとむずかしい)、他公演に比べて曲数が多かったという上位入りのハンデはあるかもしれない…!と思いました。

*コメント紹介欄にインデントひとつさげて書いてあるのは、同意やツッコミなど何かしらしゃべらずにはおれなかった、私の心の声です!笑
*ネタバレつまんないなって思うので、目次にはしませんでした!地道にスクロールしてね!笑
*記事末尾に、集計結果のグラフを載せています!




14位 Show Me The World(2票)

個人的には単騎の印象が強くなってきたこの曲。体力限界では?というタイミングで「Hey!」って声をぶち上げる清光が浮かびます。
なにかのインタビューでりゅうじくんが一番好きな曲として挙げてた記憶があるな…?と思って探したらありました。せっかくだからURL貼っておきます。
tvfan.kyodo.co.jp
▼「思いの丈」コメント

  • 推しのパートの 忘れないであの日誓った言葉 っていうフレーズがすき
13位 サヨナラ(19票)

わたしが刀剣男士なら、あのイントロとリズムで間違えずに歌い出すの、めちゃくちゃ緊張する!と聞くたびに思う。地味に難易度がすごく高い曲だと感じます。
時を越えて、記憶の中…やはり1公演目だからなのか、刀剣男士の任務を彷彿とさせる歌詞の曲でもありますよね。

▼「思いの丈」コメント

  • バックがほとんどピアノだと思うんですが、最初音数が少なくてさら〜っとしてるのに、加州の「眼差しが〜」のところから低音重音どっしり入れて深みましましにするところがエモくて好きです。
  • 本公演での歌唱も好きだったんですけど、乱舞祭でのデュエット、ペンライトが本当に綺麗で……その景色込みでこの曲を選びました。
  • 切ないメロディラインや歌詞が刀剣乱舞の世界観を表現しているなと思う曲でした。主や他の刀剣男士や歴史上人物達との一瞬一瞬の思いや出会いを大切にしてるなと感じられる曲だと思ってます。
12位 Additional Times(22票)

歌詞に「励まされた」というコメントが複数。”一体今日まで何のために”。シビアなようでありながら、己を深く信じる強さにあふれた、すごく刀ミュらしい曲だなと思います。

▼「思いの丈」コメント

  • 3連符が連続で出てくるリズムが楽しいから!
  • 歌詞の内容が応援歌っぽくて、自分が国家試験の勉強中に自分への応援歌として毎日聴いてました!
  • いたずらに過ぎる時間は要らないから君たちに会わせてくれ!
    • くれ!!!
  • サビの「まだ全てが終わったわけじゃない」っていう歌詞に個人的にしんどかった時に救われたので思い入れが強いです
11位 タカラモノ(23票)

コメントにもあるのですが、優しくてなぜだか泣きたくなる曲、というのすごくわかります。慈しむような思いが溢れている曲だと思う。
2016年夏のプレミアム会員限定ライブだと天下五剣と深紅の薔薇がふたりで楽しそうに歌っている「何があった?」って感じの天国情景も見られますので、見たことない方は是非。こう思うとプレライって罪深いよな…

▼「思いの丈」コメント

  • すごく素敵な歌詞で、メロディも綺麗でしんみりしているけど、誰かを慈しむような歌声がたまらないから。
  • らぶフェス16で三条で歌ってる姿が楽しそうでもっと好きになりました。
  • 優しくて、ほのぼのして、なんか泣きたくなる歌。現存、非現存、そして真剣乱舞祭2016で小狐丸が加わって5振りの三条派が印象的な歌。本来なら揃うことのない5振りがずっと本丸で一緒にいれたらいいのに…って願ってしまう歌。
  • 刀ミュといえば!!!泣きたくなるほど大好きな曲。男士が審神者をタカラモノとおもってくれてるような、逆もまたある、深くて良い曲!
  • らぶフェス2016での三条円陣が好きすぎて好きすぎて、脳内再生だけで涙がでるようになりました…あつかしの絆ここにありってありありと伝わる熱、だいすきです。
10位 大袈裟(26票)

脳内お花畑(※ほめてる)ハッピーエクスプロージョンソング。わたしも大好きです。歌いながらずっと笑顔でスキップしてそう。
円盤の日替わり収録で見られる”三条による清光の取り合い”は、「一体何を見せられているんだ?」という気持ちになるのでおすすめです!

▼「思いの丈」コメント

  • ザ・ラブソング!という感じが好きです。阿津賀志山異聞のDVDの映像が可愛くて悶絶しました。
  • 突然すぎる出会いから運命を感じるため
    • わかる!(わかるんかよ)
  • 日替わり曲でマイナーになっちゃうのかな?と思いますが、曲調も歌詞も可愛くて、サビ前の「You're my destiny!」からの盛り上がりも最高で個人的に1番好きな曲です!
  • トライアル公演のシングルCDで初めて聞いた曲。年始の福袋販売で疲れた私を癒してくれました!!
  • あつかしの曲はポップなのが多い中、これはダントツにかわいくて、少女漫画に出てくるようなカップルの初々しさが感じられて(とくに彼氏的な視線で)最高にキュート。
    • わかる…付き合いたて1週間の男子高校生かよ!?思いながらきいてしまう…あのひとたち、大半平安生まれだけど…
10位 Gateway(26票)

大袈裟と同率10位でした。
衝撃の「全英語詞」のこの曲、らぶフェス2018でまさかの登板が記憶に新しいところですね!…2018を記憶に新しいって言っていいのか!?笑 はいったん置いておく。
ああいうサプライズがあるから追いかけるのがやめられないんだよな~…!

▼「思いの丈」コメント

  • 刀ミュ唯一の英語オンリーソングを初演からぶち込む公式が好きすぎてずっと聴いていたらハマりました…
    • いやほんとに。。初演だよ。どんだけ度胸あるん刀ミュくん…
  • どの曲も全部大好きなんだけれど、全英語の歌詞に挑戦したこの曲が特に好きです。音が好き、あと歌詞の意味は正直あまり分かってないし、わかる人が聞いたら発音もまだまだなんだろうけど、耳に心地いい。トライアル公演だけで、以降らぶフェス2018まで封印されてたので、らぶフェス2018で聞けた時は感無量だった。
    • めちゃくちゃびっくりしましたよね…どえらいカッコよさで蘇りましたよね!
  • 最初はさらっと聞き流してたけど、らぶふぇすで長物ゲートウェイを聞いたら全く印象が違って、歌い手とアレンジでこんなに変わるものなのか!?と驚きを隠せなかった曲
  • 英語曲!!!!!!!かっこいい!!!!!!!!(単純明快な回答)
  • 公演ではカットされてますが、Cメロの加州のファルセットからの三日月の高音がめちゃくちゃ好きです
    • …わかる~~~~!!!!!あいきゃんしー!あいきゃんしー!
8位 Endless Night(31票)

公演・作品の顔として清光とともにトップランナーをつとめてきた三日月宗近によるひとつめのソロ曲。
いまやすっかり三日月担でまりおくんファンの私ですが、2016年の本公演当時は「すごいな~かっこいいな~!」って、超のんきに他人事のように見ていたという思い出がある。…他人事ってなんやお前!笑
アンケートを集計していたら、今のまりおくんの歌唱力でEndless Nightを歌って客席を殴ってほしい…という気持ちがうまれました。今2016当時の音源よりももっと歌がうまいので…ので…!個人イベで歌ってくれたことはあるけど、三日月宗近としてまた歌って~!!!

▼「思いの丈」コメント

  • スモークが焚かれた中で歌う三日月が王子様にしか見えなくて一瞬で恋に落ちました。
  • 三条のドンはやっぱり三日月やなって思った
    • せやな!(ふいた)
  • ペンラで真っ青に染まる客席の光景が忘れられない
  • じじいほんまずるい
    • せやな!(これもふいた)
  • 途中の「そばにいていいか?」が美人すぎて死
  • 今見返してもまだ伸び代のある三日月の高音ボイスとピアノの旋律が熱くなった空気をしんと涼やかに変える力を持っている気がします!!!
    • わかる~~~~伸びしろ~~~…!
7位 まばたき(44票)

PVがずっと見られる形でYoutubeに置いてあるのは大きいですよね。このPVきっかけで刀ミュを知ったという声が多かったのが印象的でした。せっかくだから貼っておこ。

明るい曲調なのになぜだか泣きたくなるんだよな…わたしはカラオケで「肝心なところでいつも言えない」に差し掛かると、反射で泣きそうになって喉がつまります…。


▼「思いの丈」コメント

  • この曲のPVをみたのが刀ミュハマったきっかけで、どんなキャラクターでどんな物語かも知らないままみたのですが今剣くんの表情に涙が止まりませんでした
  • 刀ミュにハマるきっかけで歌詞が全ての刀たちに当てはまるなーと思い大好きだからです。
  • 初めて刀ミュを意識した曲!YouTubeで客降りの動画を見て「こんな世界があるんだ!観てみようかな!」と感じた曲なので。
  • 聞くたびに涙腺が刺激される曲でもありますが、不思議と前向きになる事が出来る曲です。
6位 えおえおあ(65票)

一緒に笑顔になろう!って刀剣男士の方から言ってきてくれるの、よく考えると天国では!?って改めて衝撃を受けました。魔法の言葉が響いてくる~!
え、わからん!って思うのは一瞬で、あっという間にあの振り付けができるようになる。

▼「思いの丈」コメント

  • 元気になれる魔法の言葉だから
  • 手でえおえおあをやるのが楽しいし、すっごく笑顔になれる!
  • 中毒性がある。自転車乗ってるときとかに口ずさんでると勝手に手が動いて危険
    • あぶない!!!爆笑
  • キャッチーなリズムと振りで誰でも簡単に覚えられるからです。実際、刀ミュを知らない人の前で歌っても確実に覚えて貰えます!
  • あの3人にこんな可愛い振りをさせる衝撃。そこから何年も続く男士との交流曲。大好きです。
  • 初めて聴いた時、心に響いてたまには休んでも良いんだなって思えるようになりました。


つづきまして5位以降!

5位 Love Story(66票)

降り曲の中のまごうことなきド名曲、きました~!
掲載コメントにもあるんですが、らぶフェス2016で振り付けがついたときの衝撃はわたしも覚えています。あそこの鍵盤をつま弾く振り付け、ほんと大好き~~~!
その後の単騎では清光がイントロからめちゃくちゃに踊ってくれてむせび泣いた…。


▼「思いの丈」コメント

  • 曲の美しさ。ライブでしか聴けないイントロのハミング(?)、振付の美しさと切なさ。特に真剣乱舞祭2016のピアノの鍵盤を弾く仕草は美しすぎて泣きます。ラジオ(アーカイブ版)で有澤くんが好きだと仰っていて分かる〜〜と握手したくなりました
  • 男士たちの透き通った高音が美しい。雪でも降ってるのかと思うほどの繊細な曲。とても美しい。美。
  • 当時ゴリゴリのロックしか聞かなかった私が初めて好きになった恋歌。刀ミュをこの胸で抱き寄せて二度と離さないと誓った曲
  • ただただ好きです…乱舞祭2016で初めて振り付けがついたのを観た時は涙が止まりませんでした、
  • 夢女じゃない私が、あっ 夢女になる?って思わされた曲です。絶対に殺してやると言う力が強い。
  • ピアノのイントロからha~からもう全てが最高です!
  • あなぐまさんのエントリーにもありましたが、とにかくイントロのピアノから大勝利確定って感じですよね…儚くも美しく、切ないラブストーリー…あとダンスで、サビに入る前のピアノしゃらんってするフリ(伝わりますか?)が狂おしいほどに好きです。
    • ハッこの間のイントロ記事、ありがとうございます!いやほんと大勝利確定、ピアノの振り付けね~~!!!(リピートすな)


つづいて第4位は…



4位 解けない魔法(89票)

こちら、総隊長の不動の代名詞となっている始まりのソロ曲。
本公演で聞いた人、らぶフェスで聞いた人、単騎で聞いた人…いろんな思い出が重なり、触れる機会が増すごとに愛が深まっていっている、これもまたひとつの歴史になっている大切な曲ですね。
真っ赤な愛に溢れたコメントがたくさん集まりました!


▼「思いの丈」コメント

  • 清光は最高なので
    • はい。(同意)
  • 加州の初ソロ曲なので。ずっと解けない魔法にかかってます、、
  • いつ聞いても名曲だから
  • 推し推しによる推しの為の曲
  • mistakeととても迷いましたが舞台含む実写全てがダメだった私に舞台の楽しさを教えてくれた刀ミュにとっても私にとっても始まりであるこの公演に、1番好きな子のソロがあるという事実に震えたのを今でも覚えています。明るいようで少し切ない曲調に1曲で物語ができてしまいそうな歌詞、極めつけに最初と最後のセリフ、そしてタイトル。どれをとっても最高で大好きです。後にソロ曲が結構でるとは思いもよりませんでしたが今でも1番好きな曲です
  • トライアルでしか聴けない「解けない魔法」のちょっと高めのキーと激しめダンスが好きです。
    • ギャーわかる……!!!
  • 間違いなく人生を狂わせた一曲。 まさか4年近く経った今でも魔法が解けていないどころか重症化する事になるとは思わなかった。
  • いつか私に何かがあった時はこれを流してほしい。清光愛してるよ。
    • ちょっと泣きそうになりました…。うわー!泣いちゃうよ!うわー!
  • 私が加州清光沼に突き落とされた曲です。あの衝撃は一生忘れない。

  • 初期の刀ミュの「何かこれまでにないものを見せてやろう!!」精神を感じる曲なので
  • 私が刀ミュを好きなるきっかけになった曲!この解けない魔法がかかり続けてるから刀ミュを好きでいられる!単騎の時も1番最後に魔法かけて終わるの毎回ズルい
    • ほんとそれ…ズルい!単騎ラストで椅子の上に置いていくアイテムが年々増えるから、きっとそのぶん魔法も増してるんだよ…。ズルい…。

以降はいよいよベスト3です!



3位 漢道(97票)

まず堂々の3位はこちら、みんな大好き漢道!
今や慣れてしまってるんだけど、そもそもこの曲、いきなり冒頭で「刀剣男士が衣装を脱ぐ」曲ですからね…。いや、脱ぐって!そしてそれに慣れている私たちって…!?笑
刀剣乱舞として「和」のモチーフを全面に打ち出した曲でもあり、ライブの最後に自然とぶち上がって終われる空気を作ってくれたのも大きいなぁと個人的に思います。


▼「思いの丈」コメント

  • やっぱりトライアルからって言ったらこれでしょって曲
  • 和風ニチアサ系のキャッチーな曲と歌詞で元気もらえる一曲
  • 初めて見た漢道のインパクトたるや。三日月さんのお背中の美しさたるや。
    • 背中はここから始まりましたね!(背中が始まるとは?)
  • 初めて刀ミュに触れて、脱いだ衝撃とノリの良いメロディ、そして刀剣男士っぽさを感じた歌詞で、とても記憶に残った曲なので。
  • あの赤い紐を持って舞うのがとにかく好きです!漢道はやはりこのバージョンが1番好き!
  • 刀剣男士たちの可愛いところだけじゃなくて雄っぽいところが見えて大好きです!
  • 最初のお祭り曲・太鼓曲として、この後の二部の方向性を決めたであろう、大事な曲だと思います。今やもう太鼓がないと締まらない!
  • あの衣装の最終形態を見たときの衝撃は忘れられません!セクシー1位です!


つづきまして第2位~!




2位 描いていた未来へ(109票)

第2位はこちら、2部の方向性をひとつ定めたとも言える「描いていた未来へ」でした。
個人的な話で恐縮ですが、わたしの刀ミュ沼落ちを決定づけた曲はコレなんですよね…!
トライアル、本公演は見には行ってるものの本気になるつもりは毛頭なく、むしろ遠ざけようとしてた(ハマるのが怖くて)。ですが、2016年夏のプレミアム会員限定ライブ*1で見た「描いていた未来へ」が忘れられなくて…。
その決定打がご覧の通り、ブログタイトルにも刻まれております。

歌が描いている、まっすぐに未来を見つめて駆けていく世界観に対して、team三条with加州清光、そして刀ミュそのものの歩みを重ね合わせた、エモにあふれるコメントが多数寄せられました。励まされたという声も多く、めちゃくちゃぐっと来た…!わかる~!涙


▼「思いの丈」コメント

  • タイトルからしてエモがすぎる…!
  • 「答えなんていらないさ僕らは自由だ」という、走り始めたばかりの刀ミュのきらきらさを真っ直ぐに描いた歌詞が素敵です。2020年に聴くと、現在の大きくなった姿との対比で、より感慨が大きく感じられます。
    • ここが好きすぎてブログタイトルに引用してしまった俺は…
  • 元気の出る歌詞とメロディだと思います!ひたむきに前向きに生きていこうとする人間の在り方を精一杯肯定してくれているように感じます…それを刀剣男士である彼らが歌っているというのがなんとも沁みます。
  • めちゃくちゃ悩みましたが「刀ミュらしさ」「多様さを受け入れる寛容さ」「未来」のエッセンスがギュッと詰まっているこの曲にしました!
    • …ミュージカル刀剣乱舞!!!(※感無量になって夜道にとびだす)
  • 私が推しに落ちた曲です。歌詞がエモいし、これをあつかし6人で東京ドームで歌って涙を流したい
    • えっ…流したい…
  • 今まで頑張ってきた姿を思い出してなんど聴いても涙してしまうので。
  • 阿津賀志本公演を見に行ったとき直感で好きだなぁ〜と感じたので。サビで清光が胸でハートつくってたとこがいまだに忘れられません。
    • ここへの言及コメント他にも複数ありました!ことごとく抜かれねえ!って嘆きもあったんですが、もしやプレライの推しカメラにあったりしませんかね…?!(お前はプレライの亡霊なのか?)
  • この曲で2部の在り方を確立したカンジです
  • 初刀ミュがプレライだったのですが、その時に聞いた描いていた未来へが忘れられないほど大好きで今でも元気出したい時に聞いています。
  • 曲がエモい 初演で「描いていた未来へ 僕らはいくんだ」という歌詞 ここまで大きくなったコンテンツを思うと苦しくなる
  • 解けない魔法とめちゃくちゃ迷ったのですが、描いていた未来へを推します。ミュの何が来るかわかんない発表控えてた時、新しい仕事が決まった面接の帰り道など、辛い時不安な時前に踏み出したい時に何度も背中を押して貰えました。自分はミュ観始めたのが遅く、ライブで聴けたのは歌合が初めてだったので、描いていた未来へ~♪が聴こえた瞬間ぶわって溢れて泣きながらペンラ振りましたね
    • あのときの「未来」に、今わたしたちはいて、そこで新しくこの曲に出会い直せるんだな~って思ったらまじで泣きそうになりました…。
  • 曲全体がキラキラしていて、沈んだ気持ちのときに聴くと元気をもらえる1曲✨
  • 刀剣男士が過去じゃなく未来を歌っている事が感動した。
  • どの曲も大好きなあつかしで、正直全曲1番好きな曲にしたいくらいですが、描いていた未来へを歌っていた当時の6振(6人)の気持ちと、今、未来に立っている彼等の気持ちと、ずっと出たいと言っていた紅白の舞台に立てたこと等々…聞けば聞くほど涙が出る曲なので選びました!!!!!
  • 転職の時に面接落ちまくってたのでこの曲で元気を貰ってました!!!
  • この5年間で一番たくさん元気もらった!



…というわけで、もうバレバレな、堂々たる阿津賀志山異聞2部曲、第1位はこちら~!


1位 mistake(642票)

正直ここだけは、アンケート取る前から絶対1位ってわかってた…!笑
いやわかってたんですが、なんと得票率にしてほぼ半数なんです。まさかここまでとは…!
他を引き離し、ここまで圧倒的に一位だった曲は他の公演には存在せず、その事実だけでもさすがmistakeと言わざるを得ないなと実感しました。
コメント内に頻出するワードとしては「原点にして頂点」「伝説の始まり」「これがないと年を越せない」などがあり、ほんとそのとおりだな~と頷くものばかり。
2.5次元ミュージカルでの新しい試みだった「うちわ・ペンライト有りの2部」を、ここまで一曲目から鮮やかに確立してみせたのは、やはり奇跡のようにも思えます。
全てはここから始まった。やはり、その一言につきますね…!
また年末の恒例となっている点については「推しがキメを担当して嬉しい!」という声と、「今年も推しはmistakeにいませんでした!涙」の声とが入り乱れており、嗚呼叶うことなら全員でmistake~~!って思いました…やっぱ衣装替えとか色々あるから難しいんだろうな~~!涙
とりあえずあれだ。大演練、出る人全員でmistakeやろう???(名案顔)
まさに刀ミュの歴史を感じるコメントが多数寄せられたので、以下たっぷり掲載します!



▼「思いの丈」コメント

  • 刀ミュの起源といっても良い曲!初めて聴いた時の「なんだこれは…?!」という戸惑いと興奮が忘れられません。近年のライブイベントでも変わらずセトリに入り、新刀剣男士たちが歌ってくれるのもまた胸熱。
  • トライアル初日参加者です。情報なし初見の衝撃は一生忘れません!ペンライトを持って行ってよかった!と心から思い、うちわを作らなかった事を心から後悔した曲。
    • トライアル初日…!まさしく伝説の始まりの目撃だ!
  • 中毒性が…ありますよね…
  • 初見で背負い投げで沼に沈められた曲。
    • 過不足なさすぎる天才コメントにふきました。
  • 原点にして最高。和の曲ではないけれどもこれぞ刀剣乱舞という曲
  • 友達にオススメされたときは刀がこんな曲歌うかよ〜と思っていたのですがかっこよさがそんな気持ちをふっ飛ばしました。
  • 刀ミュ2部始まりの歌、原点にして頂点、「2部ってなんだ?」と思いながら観て「なにが起こっているのかさっぱりわからないが、めちゃくちゃ面白いものをリアルタイムで観ることができている!」と興奮したトライアルライビュの気持ちをいつも思い起こさせてくれる歌です
    • わかる…何を見せられているのか脳の処理が追いつかないけど「なんかやべえのが始まったな」ということはわかったトライアル。
  • 始まりにして原点。私たちの刀ミュ二部はここから始まった。あのイントロを聞くだけで目がカッ!!と見開きアドレナリンがドパドパ出る感じがします。らぶふぇす2017でフルメンバーが歌っている姿は、初演から考えるととても大きくこのミュージカル刀剣乱舞を引っ張って来たんだなぁと、とても大きく見えて涙しました。
    • 黒羽麻璃央さんに言わせるところの「絶対的王者感」ですね…(※ご本人によるらぶフェス2017のmistake評)
  • 刀ミュ2部曲と言えばこの曲。審神者を沼に落とした罪深き曲です。
  • 『全ての、始まりの、曲』って感じでかかったらたぶん寝起きでもペンラ振れます。
    • いけるきがする!
  • 「すべて忘れて君となら犯したいmistake」で不整脈にならない審神者がいるのか、いやいない(ばかでか主語)
  • ライブパート曲で唯一毎年歌われていますが、その年ごとにメンバーやパフォーマンスを変えてきてくれて、しかもどの年も「格好いい!好き!」となります。
  • 清光推しなのですが、ミーステーイクの後の、ぅんって
    • わかる…ぅんって…ぅんって何…?
  • 全て好きなのですが、歌合を含め、全ての年末恒例行事で歌われている、「刀剣乱舞」と並び立つ代表曲として、刀ミュの魂かなぁと思っています。特に2017の真剣乱舞祭の時の阿津賀志山メンバーがダーン!と出てきてからのmistakeは今思い出しても鳥肌立つくらいカッコイイし、今年は加州も三日月もいないからないかなぁと思っていたのに、歌合でも(それも1番最初に!!)やってくれて感動した思い出·····。原点であり頂点かな、と思ってます。
    • わたしも歌合では流石に聞けないだろうな~と思ってたらイントロかかって悲鳴でました。こんぺいとうでよじれたお腹でうけとめるmistake、しんどかったですね!
  • 野郎が聴いてもアツい。そして2番サビからCメロに繋がるまでの振り付けがカッコよさ極めてる
  • 刀ミュ二部の呱々の声はこの曲だと思います! 「全て忘れて君となら犯したいmistake」のフレーズはミュ本丸の必修科目にしてください。そして全刀剣男士verを映像におさめてmistake全集出してください
    • ください!!!



…以上、全14曲の結果でした!字数がやばいことになった!笑
最後にmistakeの絶対的王者感がはんぱないグラフを載せておきますね。
いや載せる意味?なる。mistakeの面積デカすぎて他の曲名が読めねえ~!笑
f:id:anagmaram:20200315215247p:plain


楽曲へのコメント、1公演分だけで600件って本当にすごい。愛がすごい。続々とあつまってくる回答を眺めてるだけで胸が熱くなりましたし、真摯な言葉の数々に普通に泣きました。
とてもじゃないですが全ては紹介しきれず、記事内で言及できたのはごく一部にはなってしまったのですが…!



最後の記事に改めて書きますが、今の舞台が置かれた状況がとにかくしんどい。
なにもできないのがもどかしく、初日まで1週間を切ったパライソのことを考えると胃がひっくり返りそうな中で、鬱々としているだけなのが本当に悔しくて。
「せめて楽しくなりたい!好きなことを好きって叫びたい!」という、”ついカッとなった”個人の思いつきに、こんなにたくさんの方が参加くださったことにとにかく感謝の気持ちでいっぱいです。
回答をお寄せくださった皆様、本当にありがとうございました…!


以降は下記の「刀ミュ楽曲ランキング」カテゴリに入れて、続きを投稿していく予定です。
anagmaram.hatenablog.com
あとに続く2作目の「幕末天狼傳」から8作目「葵咲本紀」まで、はしりきるのでお付き合いのほどどうぞよろしくお願いいたします!



▼3/16追記
結果発表を読んで、改めてしゃべりたくなることも生まれるのでは…?と思いまして、感想送信用のフォームを準備してみました。
もしよかったら送ってください!
forms.gle

*1:しかもご存知ですか?プレライの「描いていた未来」へは、漢道のインナー状態で歌うんだよ…!?やばすぎない?アーカイブ配信買えるから見たことない人是非見てみて~!

できることをやりたい

しんどい気持ちを逃すことを目的に勢いだけで書いており、なにか結論を出せる文章にはならないことをまずお詫びしておく。


あまりに苦しくて、ふと気づくと歯を食いしばっている。舌に歯の形がついてしまう。同じことを友人が言っていた。
開くはずの舞台の幕が、もうずっと開かない。
本来は初日の訪れを華々しく告げるはずのアカウントが、中止のお詫びと払い戻しのお知らせだけをツイートしている。
まだ上演がどうなるかわからない、少し未来の演目の稽古に励むキャストは、不安そうな素振りを見せずに、ただ前向きなツイートだけをしてくれる。

今日もどこかで、何かの演目が上演されていて、そこに笑いや涙があって、上演後には拍手が弾ける。
わたしにとってはそれが当たり前の日常だった。自分が劇場に行かない日にも、TLにとめどなくあふれる感想が、キラキラした言葉たちが好きだった。無意識のうちに、舞台が上演されている事実に救われて、支えてもらっていた。
でも、その日常は失われた。
この日々に終わりが見えなくて、ただ陰鬱な空気ばかりがそこに漂う。
いま手元にあるこのチケットたちが、生きるのかどうか、まだわからない。
冗談ではなく、強い意志を持って前を向いていないと、目の前が途端に真っ暗になる。


観劇は、単なる娯楽だ。それは間違いない。
でも、娯楽とは文化であり芸術であり、人が人として生きる上で欠かせない喜びをもたらしてくれる、かけがえのないなにかだ。
それに支えられて毎日を生きている人がいて、それをなりわいにして毎日を生きている人がいる。
エンターテインメントが当たり前に息の根を止められてしまった先に、いったいどれほどのものが失われるか。そのことが、本当に恐ろしい。


諦めたくなくて、守りたくて、悔しくて涙が出る。
放っておいたら大好きなものが死んでしまう気がして、できることをやりたい。
助けさせてほしい。取り返しのつかない形で失う前に、できることをやりたい。

この深刻さを、笑い飛ばせる日が、早く来てほしい。

刀ミュ 歌合 乱舞狂乱2019 公演を見終えての感想その4~「和歌」が彩る物語~

気づけばもう3月に!2月中に終えるつもりだったけど終わらなかった!
今回は、作品中で取り上げられた六首の和歌をモチーフとした物語それぞれについての感想をまとめました。



「歌合」というタイトルを裏切らず、真正面から古典文学を客席にぶつけてきた今回の作品づくり、本当に容赦がなくて、侮りがなくて、ただただ「最高!」に尽きた。
以前のエントリーでも少しだけ触れたとおり、作品中に取り上げられた六首は、万葉集および古今和歌集を出典としている。

以降、現代語訳を引いてこれた歌は引用元を脚注に記載、一部は自分で訳している(ので、合っているとは限らないのでご容赦を)。


◆第一首:「天地(あめつち)の 神を祈りて 我(あ)が恋ふる 君い必ず 逢はざらめやも」

碁石が立てるちゃりちゃりという”乾いた石の音”に、どことなく懐かしさを覚え、過去の記憶に当て所を探して思いを馳せる、石切丸の物語。


この場面で歌われる歌についてまず最初に印象に残ったのが、歌詞の内容が、ある種の無常観、諦観のようなものを湛えていたことだった。
歌詞を明確に記憶しきれていないのだが、物語の冒頭に石切丸がひとり口ずさむ歌には、「いつか歩んできた道」「いつか誰かのために叫んだ声」といった過去の経験が「記憶の中に紛れていく」と歌われている。
しかし、その最後は「それでいい」と結ばれるのだ。
とどまることなく過ぎ去っていく時間の中で、全てを覚えてはいられないという事実。
それでもこの身が経験してきた物事は、決してどこかに消えることはなく、自分の中に確かに降り積もっている。
…そのことがわかっているからこそ、石切丸は「それでいい」という肯定の思いと共に、静かに歌を閉じるのだろう。
人と共に長く在り続けてきた石切丸だから、その境地に達することができたのかな…と思わせられて、誰よりも心優しい大太刀がおそらくは頻繁に接するであろう”孤独”にも、勝手に思いをさまよわせてしまったりした。


後半に歌われる『お百度祷歌』にも、似たような控えめさがある。
「幾度幾度祈れば 届くかな届くかな 何度何度願えば 叶うかな叶うかな」
ここに溢れる、祈りの在り方の慎ましさ。
絶対に叶う、願いが届くと、言い切ってしまうことはないのだ。
届くかな、叶うかな、と、あくまでもそっと、ささやかに祈りを託す。
一歩一歩、重ねて一歩。
叶うかどうかはわからないけれど、でも足を踏み出そうとする意志が、確かにそこにある。

天地(あめつち)の 神を祈りて 我(あ)が恋ふる 君い必ず 逢はざらめやも
天地の神に向かって祈りを捧げ私が恋しく思うあなたに、必ずやお会いいたしましょう。
万葉集・第十三巻、3287*1

石切丸の物語にこの歌が当てられていた意味を考えてみたのだが、
彼にとって「祈る」という行為がごく親しい存在であるという事実を、端的に表した歌だからではないか…と思った。
人がなにかに対して思いを馳せるその様子そのものが、おそらくは石切丸を石切丸たらしめてきた核といえる部分もあるだろう。
「君い必ず逢はざらめやも」に溢れる、そうありたい、と願う心の強さが、人々を前へと歩ませてきたことを、石切丸はきっと誰よりもよく知っている。
彼が思い出した「乾いた石の音=玉砂利の音」は、その人々の祈りに直に結びつく象徴のようなものだ。
思いがけず、自らのルーツにつながる音の記憶に巡り会った彼は、短冊を供えながらそっと手刀を切り、目を閉じて微笑んでいた。その充実感に満ちた穏やかな表情は、つばさくんが石切丸を長らく演じてきた今だからこそできるもののように思えて、とても好きだった。

◆第二首:「世のなかは 夢かうつつか うつつとも 夢とも知らず ありてなければ」

一首目からいきなりガラッとトーンを変えたこのパート、本当にお腹が痛くなるほど笑った。笑い死にそうだった。刀ミュを見ていて間違いなく一番笑った時間になった。
ここまでコメディに振り切って描かれることが、刀ミュの中ではこれまでありそうでなかったので、つまりは観客側にもまだそういう免疫がないという状態。いやーすごかった!
…っていうか、一首目との緩急がちょっと極端すぎるよ!ついていけないよ!笑

原作ゲーム内には「根兵糖(こんぺいとう)」と呼ばれる、見た目がこんぺいとうにそっくりな、レベル上げに使えるアイテムがあるのだが、その根兵糖をおやつ代わりに食べたがる本丸の仲間と攻防戦を繰り広げているうち、疲れて見た夢と現実とがごっちゃになってしまう、蜻蛉切の物語である。


夢と現実をごっちゃにしてしまうというシンプルなコメディだけど、だからこそそれぞれの役者の力量がなければ成り立たないパートでもある。
特に、話の中心を担っているspiさんの蜻蛉切の声の出し方や表情の作り方、本当に見事なコメディアンっぷりだった。
「巴形はこんぺいとうの中では意外な方なのだろうか!?」とか、作戦をこんぺいとう語で伝えた後、一瞬の間ののちに全員の賛同を得られたところで「ぅおーしょしよしよし!!!」みたいな言い方でガッツポーズをするところとか。挙げ句の果てに、槍をスタンドマイクに見立てたマイクパフォーマンス、あれは本当にずるい!笑


他に個人的にツボだったのは、しょごたんの堀川くんである。
なんと言ったらいいのか、あの「真顔でやりきるからこその面白さ」みたいな。こんぺいとうソングをかっこよくキメキメで歌い、華麗に踊れば踊るほど、そこに生まれてしまうおかしみ。
絶対にしょごたん本人も「その方が面白い!」って確信犯的にやっていたんだと思うんだけど、本当に憎らしいほど見事にキメてくる。さすがはアミューズ様…!ってなる鮮やかなダンス。しかし歌はこんぺいとう。このおかしさの波状攻撃には終始勝てなかった。
あとは青江の開口一番「やぁこんぺいとう」と、出陣前の「食ったり食われたりしよう」もおなじくらい反則…!だってあらきさん、ほんとにすごい顔してるんだもの!笑

世のなかは 夢かうつつか うつつとも 夢とも知らず ありてなければ
世の中というものは、いったい夢なのだろうか、現実なのだろうか。それは、現実とも夢ともわからない。あってないようなものだから。
古今和歌集 第十八巻 雑歌下:942*2

…見る側を「夢なのかなんなのかわからない」という気持ちにさせた点において、歌の世界を完璧に表現していたんじゃないかなぁと思う。笑
参加する脚本家が複数になることによって、早速こんな引き出しが増えるのか!と驚かされた部分でもあった。

◆第三首:「夏虫の 身をいたづらに なすことも ひとつ思ひに よりてなりけり」

三首目は、にっかり青江による講談パート。
語られるのは「雨月物語」の「菊花の約(ちぎり)」である。(元ネタはこれだよというのは、初日観劇後に友達から教えてもらった。)
ja.wikipedia.org


たった一人でセンターステージに設えられた高座にすわり、釈台を前に語り続ける青江。
冒頭では幽霊を斬った逸話を持つ彼ならではの、人魂との戯れが描かれる。
本当に終始、青江による「語り」と「歌」だけで物語が展開していくのだが、とにかく荒木さんの表現力の凄まじさに圧倒される時間になった。


講談の本物を見たことが私にはないのだけど、ちょっとやそっとで真似できるものではまずないように思える。…のだが、荒木さんの青江はそれを完璧に我がものにしていたように思う。(ご本人はきっとそんなことは全くないと言うのだろうけど…少なくとも見ている側にはそう届いていた。どちらかというと、演じる対象を”憑依”させるタイプの役者に感じるのだが、そんな荒木さんだからこその見せ場になっていたように思う。)
左門と宗右衛門、二人の声色を使い分け、表情も変えて、迫力たっぷりに哀しい物語を語る青江。
最後の「約束を果たしに来たんだ。…風に乗ってね。」のところには、本当に鳥肌が立った。
びゅうと吹きすさぶ風の音につられるようにふと上をみやって、そこからポツリとこぼされる「…風に乗ってね。」の迫力。宗右衛門がもうこの世のものではないことが十二分に伝わってくる、影を宿したわずかな微笑み。思い出してもゾクリとする。


今回の歌合、わたしは長野→福岡→埼玉→東京の4箇所で観劇したのだが、3箇所目となったたまアリで、500レベル、つまり最上階から観た回があった。
もちろん舞台からはものすごく遠い位置なわけなのだが、ここから見た景色が忘れられないのだ。
センターステージに座す青江に向かって、メインステージ側の前方から、細く真っ直ぐに差し込むスポットライト。その明かりに一箇所だけがぼうっとまあるく照らし出されて、周りの客席は、静寂と闇の中にしんと沈んでいる。その光景は圧巻だった。
たまアリという巨大すぎる空間を、あの時間青江は、確かにたった一人で掌握していた。彼の息遣いに、観客たちが固唾を飲んで引き込まれていることが、果てしなく上の500レベルにいてもわかるのだ。演じる力の凄まじさに、本当に痺れるように感動した。

『菊花輪舞』のメロディを歌う声。荒木さんの声は、微かなゆらぎも含めて本当に美しい…。哀切に満ちた歌声に乗って、暗闇の中にライトで描き出される菊の花。壁を伝ってくるくるとまわるその光も含め、一分の隙もないほどに完璧な世界が、そこに構築されていた。
にっかり青江というとらえどころの難しいキャラクターを2.5次元の現場にあそこまでリアルに息づかせることができるのは、絶対に荒木さんだけだと、刀ミュに青江がやってきて3年目だけれど、改めて痛感した。本当に良いものを見たな…!

夏虫の 身をいたづらに なすことも ひとつ思ひに よりてなりけり
夏の虫は、火に飛び込んでわれとわが身を焼き滅ぼしてしまう。それというのも、恋の火にわが身を焼きさいなんでいる私と、そっくりそのままの身の上だからだ。
古今和歌集 第十一巻 恋歌一:544*3

刀として振るわれるばかりで僕は交わりを知らない、と冒頭に語る青江。しかし彼が詠み上げる歌は、恋の激情に身を焦がすさまを歌ったものなのがまた、ある種の矛盾をはらんでいてぐっと来る。矛盾を抱えるのもまた、刀剣男士、心を持つもの所以なのだ。

◆第四首:「梅の花 折りてかざせる 諸人は 今日の間は 楽しくあるべし」

四首目は、梅の花香る陽気に誘われて、誰もいない本丸の庭先に現れた明石によって「戯れにしゃべくりでもしてみまひょか」と披露される、落語のパートだ。


主が大事にしていた梅の枝を誤って折ってしまった…と明石によって思い込まされた今剣と小狐丸が、明石の口車に乗って最終的には「枝が折れたことをなかったことにする」ために、梅の木そのものを切り倒してしまう、というお話。
そもそもの発端は明石自身が枝を折ってしまったことであり、それをごまかそうとくくりつけた手ぬぐいを取ってくれるように今剣に頼むところから、この騒動は始まっている。

…正直に言うと、この話だけは最初見ていて、とにかくハラハラした。何にハラハラしたかというと、刀剣男士の描かれ方についてである。
最後はもちろん「明石が暇つぶしに考えた作り話」だったという種明かしがされるのだけど、そして見ながらもそうあってほしいと願ってはいたものの、はっきりと作り話だと明かされたときは、ものすごくホッとした。
二人を騙して木を切らせてしまう明石も、明石に乗せられて主の大切な木を切り倒してしまう今剣も小狐丸も、けっこう見ていて心がひやっとする描写ではあったな、と思うのだ。わりとギリギリなラインを攻めたなぁという印象。


ただ、ここで狙って描き出されていたのは、おそらくはその見ていて「ハラハラする」部分だったのではないか、と思うのだ。
たぶん、刀剣男士が内包する「人間くささ」みたいなものを、敢えて表に出そうとしたパートだったのではないだろうか。(M2の『神遊び』に”炙り出される本性”という歌詞があったことを、ここでちらりと思い出す。)


明石国行は、初登場となった本公演「葵咲本紀」での描写において、いろんな謎が残されている刀剣男士である。
篭手切江に詰め寄るときの彼は、時間遡行軍について(おそらくは本質を捉えた)独自の解釈を持っている様子を見せるし、
出陣先の時代に生きる人間を協力者に仕立てる三日月のやり方には「ありえへんで」と真っ向から反発しながらも「いや…まだや。まだ終わってない。じっくり見届けさせてもらいましょ」と、含みをもたせた言葉を残している。
現時点では、刀ミュの観客にとってもどこかまだ掴みどころのない明石というキャラクターが、少しこちらの心をひやりとさせるような描写をぶつけてくることには、なんとも言えない納得感があるような気がしたのだ。

人と同じように心を持つ刀剣男士たちが、常に清く正しくあるとは、もちろん限らないのだ。
彼らが本質的に誤った道に陥ることは、しっかりしたあの本丸のことだからきっとないのだろうけれど、それでも彼らが心を持つゆえに、どこか自分勝手な行動に走ることがあったとしても、さほど不思議ではないのである。
この梅の花の物語は、そんな事実をこちらに向かって、ぽんと無造作に投げてきたような気がする。

梅の花 折りてかざせる 諸人は 今日の間は 楽しくあるべし
梅の花咲く枝を折って髪にかざして飾る人びとは、今日のあいだはみな、楽しくすごすことでしょう。
万葉集 第五巻:832*4

「どうですか。もしかするとこれもまた、ひとつの現実なんですよ。ちょっとドキッとしたでしょう。でもひとまず今のところは、この美しい梅の花を愛でて楽しもうじゃありませんか。」
…投げかけられたのは、そんなふうにどこかちょっぴり毒のある、ビターなメッセージだったのかもしれない。刀ミュにしてはかなり珍しいかつ、新しい試みだったな、と思う。

◆第五首:「ぬばたまの 我が黒髪に 降りなづむ 天(あま)の露霜 とれば消につつ」

兼さん・青江・はっち3振りの軽装お披露目となったパート。
とくにはっちに関しては、軽装が発表になったのが、原作ゲームのサービス開始五周年であった1月14日だった。
その時点で歌合は全9都市のうちすでに7都市での公演が終わっていたのだが、それでもしっかりラスト2箇所にはっちの軽装を間に合わせてきたところに、刀ミュの本気度が表れていた。(それまでの公演では、ひとりだけ見慣れた内番姿だったので、軽装で初登場したときの悲鳴や歓声が高橋くんはすごく嬉しかったらしい。笑*5
初日、まず最初に兼さんが軽装で登場したときの、会場に響き渡ったたくさんの悲鳴。その後に続けて表れた青江についても同様で、まさかこの目で見られるなんて…!?と言葉を失った人が多数だったと思う。


このエピソードは、とても穏やかな優しさに満ちていた。
髪の長いもの同士、風呂上がりに一緒になることが多いなと和やかに語り合い、日常の手入れ方法について話に花を咲かせる3人。
その話の途中で、同じく髪の長い刀剣男士仲間である千子村正からもらった椿油を手に、「願掛けだよ」と言って青江が微笑む。
青江は一足先に任務での役割を終えて本丸に戻ってきているのだが、戻ってきた後も、引き続き出陣先で長い戦いを続けている村正と蜻蛉切の無事を祈って、願掛けと称してその椿油を使い続けていたのだ。
つまりこれは「葵咲本紀」とイコールの時間軸なわけで、そんな風に新しく、優しい時間を描き出してくれたことが、すごく嬉しかった。


ここで3振りによって歌われる『夕涼み 時つ風』で、刀ミュ史上前代未聞の大事件が起こる。
伴奏に達者なアコースティックギターの音色が聞こえてきた…と思ったら、まさかの演奏者が、堀川国広その人だったのである…!
メインステージでギターを華麗にかき鳴らして微笑む堀川くんがライトアップされた瞬間、客席からは動揺した悲鳴と同じくらいのボリュームで、笑い声が上がっていた。
…いやだって、意外がすぎるでしょ!!!笑
そんな、内番姿でアコギを弾いちゃう堀川くんって…現実世界に存在していいのかよ!?ってなるよね!?刀ミュの堀川くん、ギターで兼さんに寄り添える系国広さんだった…!?
と、そうやってこっちは全力で混乱してるのに、こんぺいとうパートと同じで、あまりにもしょごたん演じる堀川くんのギターがうますぎて、その完璧さに逆に笑いが出てしまう…といった状況になっていたように思う。
しょごたん…ギターがうますぎるよ!さすがのアーティスト活動の賜物だよ!かっこよすぎるよ!気のせいかもしれないけど、公演の終盤で若干アレンジ増やしたりしてなかったですか!?笑
演出の自由度の高さに本当に度肝を抜かれたし、そんな意外な演出にも全力で「…あり!これは、ありよりのあり!!!」ってなっている客席と刀ミュとの信頼関係も、すごく楽しかった。

ぬばたまの 我が黒髪に 降りなづむ 天(あま)の露霜 とれば消につつ
わたしの黒い髪に天から降りてきた露霜を、取るとそのまま消えていった。
万葉集 第七巻:1116*6

馬に乗れればすぐに髪が乾くと言い張る兼さんが足をガッと開きすぎて、ちょっと!もも引き見えてるよ!状態になってたり、切なくて美しいのにおかしさもところどころに滲んでいて、すごく楽しいパートだったな。
軽装の青江のヘアスタイルの優雅さったらなかったよね…。はっちは相変わらず天女のような美しさだった。
刀ミュがおたくたちの想像をまたしても軽々と超えてきた歴史的な1ページだったと思う。

◆第六首:「ふたつなき ものとおもひしを 水底に 山の端ならで 出づる月影」

今回の六首の中で、わたしが一番好きだったのはこれ…!
なんて粋なことをするんだろうというか、今だからできる表現だったなというか…。

この物語の主人公は小狐丸。
見事な満月を庭で眺める小狐丸と明石。小狐丸は、庭の池に映ったもうひとつの満月を見て、明石がやってくる前に本丸で起きたという、ちょっと不思議な話を語り聞かせる。


長曽祢虎徹御手杵堀川国広の3振りが、立て続けに「ついさっき、別な場所で小狐丸の姿を見た」と言う場面から回想は始まる。
そこへ「面白そうな話をしているじゃないか」と賑やかしにやってきた鶴丸国永。
見に覚えのない自分の目撃情報を次々に口にする仲間に対し、自分はずっとここにおり、厨にいったりもしていないし、油揚げを食べたりもしていないと反論する小狐丸。
そうして「小狐丸が二振り、か…」と考え込む面々に、鶴丸は「狐にでも化かされてるんじゃないのか?」とおかしそうに言うのだが、それを受けた小狐丸ははっと何かに気づいた様子になり、突然刀を抜く。
「あなたがた全員、いつもと何かが違う。…足りないのですよ、刀が。」
小狐丸がそう言い放つと、4振りはさっと姿をかき消し、次の瞬間、それぞれが狐の面をつけた状態で再び現れる。
狐にゃ表と裏がある、と歌い踊る彼らの最後に姿を表したのは、もう一振りの、やはり面をつけた小狐丸だった。


―小狐丸が二振り。
この表現だけで、言葉にするにはあまりある感情が湧く人は、きっととても多い。

2018年の夏に上演された「阿津賀志山異聞2018巴里」において、小狐丸を演じる北園涼くんはパリ公演の本番直前に思いがけず網膜剥離と診断され、出演することができなくなってしまう。そしてパリ公演の1ヶ月後の東京公演の千秋楽まで、彼が小狐丸として舞台に戻ってくることは、その夏の間じゅう叶わなかった。
その時に小狐丸の代役を務めていたのが、刀ミュのトライアル公演からアンサンブルとして参加し続けている岩崎大輔さんである。


歌合の舞台上で、面をつけたもう一振りの小狐丸と、涼くん演じる小狐丸とが正面から相対した様子を目撃したとき、息を呑むような思いになった。
顔はもちろん見えないのだけれど、もう一振りの小狐丸を演じているのが岩崎さんであることは、その姿ですぐにわかる。
青年館で、皆が言葉にできないたくさんの感情を抱いて駆け抜けた夏が一気にフラッシュバックして、ただただ言葉を失った。


そうして己とそっくりなもうひと振りと並び立って向かい合いながら小狐丸が歌うのは、「ひとつはわたし ひとつもわたし」という歌詞なのだ。どちらも自分自身なのだと、分離した心に呼びかける歌。
歌は最後、さらに「ヒトナリヤ モノナリヤ」と続けられる。これは言うまでもなく、らぶフェス2016の流れを汲んだ歌詞。

この「ふたつなきものをおもひしを」の物語は、これまでの偶発的な、決して幸運とは呼べなかった歩みも含めて、その全てがかけがえのない時間なのだと、正面から「今」を肯定するようなものだったと思うのだ。
あの夏に残してきた思いと、それを支え続けた人の存在、そのどちらにも等しく光があたっていて。
どう言い表しても陳腐になってしまいそうだし、二人の築き上げたものを尊ぶには足りないので、わたしにはこれ以上の言葉が使えない。
刀ミュが歩んできた道の確かさと、その場に結ばれてきた様々なかたちの信頼関係が、ありありとそこに浮かんできているように思えた。
千秋楽のあとに、二人で並んだ写真を更新してくれたこと、本当に嬉しかったな。

ふたつなき ものとおもひしを 水底に 山の端ならで 出づる月影
まさか二つはないものだと思っていたが、いまこの池の水底に、山の端からではなくて見事な月が昇ってきた。
古今和歌集 第十七巻 雑歌上:881*7

何が本当に起きたことなのか、結局は結論を煙に巻いてみせたような、答えを出しきらずに不思議な余地を残して閉じた語り口も、三条派らしさが溢れていてものすごく好きだった。



しつこく書いてきた歌合振り返り記事もたぶん次回でラスト。
最後は気が済むまで鶴丸かっこいい国永さんの話をします!

▼歌合について書いた過去記事はこちら
anagmaram.hatenablog.com

anagmaram.hatenablog.com

anagmaram.hatenablog.com

*1:万葉集に関してはこちらのサイト( https://art-tags.net/manyo/thirteen/home.html )を参考にさせていただいた。上の句については、”天地の神を祈るように”あなたを恋しく思うことが日常的であるということなのかな…と解釈した。うまく訳に落とせなかったけど。「やも」は反語の係助詞であるので、=必ずあなたにお会いしましょう、という意味でとれるかと思い、そのように訳してある。

*2:奥村恆哉『新潮日本古典集成 古今和歌集』(2017)新潮社

*3:現代語訳出典は注2と同様。

*4:https://art-tags.net/manyo/five/m0832.html 訳は自分でつけてみた。シンプルな歌で万葉集らしいなと感じた。

*5:ミュージカル刀剣乱舞2.5ラジオ第44回 2020年2月8日放送回より。https://youtu.be/Sl-LvVHx72g

*6:https://art-tags.net/manyo/seven/m1116.html 訳は自分でつけてみた。これも四首目同様、万葉集だなぁと感じる素朴さ。

*7:現代語訳出典は注2と同様。

刀ミュ2部ライブ曲より、勝手に「このイントロが好きだ!」選手権(個人戦)

エンタメを深く愛する我々にとってはあまりにも明るい気持ちになりにくい今の状況。
…だったらセルフでなにか楽しいことを自分に供給してやる~!と思い、金曜の出勤中に思いついたのがコレです。
刀ミュの曲、ほんとうに全てが大好きなんですが、その中でも特に「このイントロに弱い…!」みたいな楽曲がいくつかあるので、アホみたいにニッチなテーマですが、いちど「好きなイントロ縛り」で記事を書いてみたいと思いつきました。
好き放題できるのがブログのいいところだよね!笑


選手権と書いたはいいものの、全曲好きすぎて順序を決められないので、順不同で喋ります。そしてわたしが勝手に好きなものを喋るだけなので、個人戦としました!笑(つまり、どこにも勝ち負けが存在しない戦いである。)
まとめるにあたっての前提はこんな感じです。
ーーーーー

  • キリがなさそうなので、①「10曲におさめる」②「本公演の曲に限る」というルールを科しました
  • トライアルから歌われている曲は、2016年の「阿津賀志山異聞」本公演に寄せて紹介しています
  • せっかくなのでiTunesの楽曲紹介を貼ってるのですが、試聴パートってサビあたりなので…肝心のイントロは聞けないです!うける!笑
  • 音源未販売の「葵咲本紀」は、音の構成要素を細かく聞き直せないので含めていません

ーーーーー

…では参ります!




◆エントリーNo.1「Love Story」(阿津賀志山異聞/2016年より)

Love Story

Love Story

わたしはピアノイントロにものすごく弱いという弱点を抱えているのですが、ほんとにも~~このLove Storyのイントロ、群を抜いてとくにだめなんですよね。どうしてなんだろう…。
実際の公演で思いがけずにかかった瞬間は、過去に漏れなく泣いてきている(らぶフェス2016、単騎2017、単騎2018)。
どことなく、和を感じさせるテイストがある気がするんですよね。でも音とってみたら音階はシ♭から始まる変ロ長調B dur/B Flat major)だったし、とくにヨナ抜きというわけでもなかった。なので、なぜここに「和」を感じるのかは自分でも不思議。

控えめに始まったピアノに乗って、しゃらららら…ときらやかに流れていくウインドチャイム。
そこからぐっと勢いをつけるように、ドラムと共に意志を持って力強く駆け上るピアノの「シ♭レミ♭ファラシ♭ド」の8音が、なんとも言えずドラマティックな展開で、すごく好きです。
ここで頂点にあがった「ド」の音を受けて、今後はHa…の刀剣男士のユニゾンがひとつ下の「シ♭」から降りてきて、美しい音の橋がかかっていく。
なんと表現したら良いか難しいのですが…物語性の強さが随一なイントロだなぁと思うのです。
”切なさ”がぎゅっと詰まった16小節。

◆エントリーNo.2「Get Your Dream」(幕末天狼傳/2016年より)

Get your Dream

Get your Dream

第一音はシンバルから。始まりを予感させる、小刻みにかき鳴らされるエレキギター
その中に突っ込んでくる、ギュイーーーーンと空気を前に思い切り引っ張るように鳴る二本目のギター。ここからはじまるソロが、このイントロの主役という感じがします。ものすごくかっこいい!
どうしても幕末天狼傳という作品の性質が脳裏によぎるからか、このイントロにはすごく「男気」みたいなものをビシバシと感じてしまうんですよね。。
捨て身とまではいかないけど、とにかく後ろを一切振り返らないでがむしゃらに飛び出していく、っていう雰囲気に満ちている気がして。…うん、作品への印象と切り離して語ることができてないな。笑
ドラムも最初から重ためにずっしり遠慮なく刻まれているし、Aメロ直前のイントロラストに刻まれる8音の勇ましさにも、なんというか”生きる戦い”に迷いなく突っ込んでいく姿を想起します。

◆エントリーNo.3「Can you guess what?」(三百年の子守唄/2017年より)

Can you guess what?

Can you guess what?

  • 刀剣男士 formation of 三百年
  • J-Pop
  • ¥255

ベースとドラムでじわじわと世界が開き、そこへ満を持して!といった形で華々しく入ってくるギターソロ。
かっこよさのベクトルが明確なタイプのイントロだなと思います。ある種、芝居がかっているとでも言いましょうか。
イントロなので「始まり」であることは当たり前なのですが、なんというか…「今からかっこいい何かが、来るぞ、来るぞ、……来たァ~!!!」みたいなベタな感じがして、そこがすごく好きなんです。笑
展開にいい意味でのわかりやすさが炸裂していて、イントロだけでもなんだかカタルシスがあるタイプの曲かなと。ライブ会場でかかったときのテンションの上がり方が半端ない。
らぶフェス2018の初日では、まさかまた聞けると思わなかったので、嬉しくなりすぎてものすごい勢いでペンライトを振りました。

◆エントリーNo.4「FLOWER」(つはものどもがゆめのあと/2017年より)

FLOWER

FLOWER

  • 刀剣男士 formation of つはもの
  • J-Pop
  • ¥255

改めて聞き直して気づいたのですが、わたしの中の「Love Story」愛の派生形でもある気がしました。ピアノイントロ+ウィンドチャイム!
サビのメロディをふんわりと優しく奏でるソロピアノに、徐々にギターとドラムが加勢して、そこから一気に明るくシンセが鳴り響いて。
イントロの18小節から伝わってくるテーマは「ただそこに在る優しさ」だなぁと思う。

うまくいえないんだけど、明るくてシンプルにメジャーコードなのに、奥に切なさがこみ上げてくるパターンのメロディがこの世にはあるように思っていて、わたしの中ではFLOWERもそこに属しています。
イントロ・サビと、ABメロで転調しているのもツボなんだよな~。(イントロの話じゃなくなっちゃったけど)。
あまりに好きすぎて、1年以上目覚ましのアラームに設定していたにもかかわらず、思いがけないタイミングでシャッフルで出会うとガチで涙ぐんでしまうイントロです。

◆エントリーNo.5「響きあって」(三百年の子守唄(再演)/2019年より)

響きあって

響きあって

  • 刀剣男士 formation of 三百年
  • J-Pop
  • ¥255

こちらもとてもドラマチックな展開がすごく好きなイントロです!
頭の一拍目をガツンと叩くベース・ドラム、そのブレスを艷やかに埋めるストリングス。
刀ミュ2部曲の中では実はめずらしいと思ってるんですが、ストリングスがとても目立つアレンジ。イントロの第一音から、ABメロ~サビにかけてもずっと弦の音が聞こえてくる。
ある意味でのわかりやすさを持っているところ、Can You Guess What?と似ているなと思ってて、そうなると1部のミュージカルパートのストーリーと2部はやはり密接にリンクしているというか…各作品を担う6振りのチームの色合いが、楽曲に反映されているんだろうな、という気が改めてします。
「Can you guess what?」と「響きあって」には、どちらにも真ん中をまっすぐに攻めてくる、王道のイントロ感があるように思えます。やっぱり、徳川だからかしら…!?

◆エントリーNo.6「Brand New Sky」(結びの響、始まりの音/2018年より)

Brand New Sky

Brand New Sky

  • 刀剣男士 team幕末 with巴形薙刀
  • J-Pop
  • ¥255

構成はごくごくシンプルなんですが、シンプルだからこその説得力がある気がしてる。
鍵盤で「シ♭ラファ」の3音が4回繰り返されることが柱になっていて、3回目からはそこに同じ音でのギターが重なり、ドラムスが加わる。
音の要素は本当にすごく少なくて、みんなのユニゾンで歌が始まる「Brand New Sky, Go to the Space」までにはたった4小節しかないんだけれど、でもそこまでにちゃんとたっぷりと明るい”予感”が満ちているところがすごく好き…!

いわゆる頭サビの曲でもあるので、引きは当然強いほうだと思うんですが、むすはじ公演中に全員曲の2曲目としてこのイントロを聞いたとき、なんてワクワクした気持ちにさせてくれるんだろう!?ってびっくりしたことを覚えています。絶対に楽しいことがやってくるに決まってる!って確信できるというか、勝手に聞いてて笑顔になってしまう。
らぶフェス2018では聞けなかったので、歌合で聞けたのすごく嬉しかった。

◆エントリーNo.7「まばたき」(阿津賀志山異聞/2016年より)

これはMVがあるので動画を貼ります!(なぜならイントロが聞けるから。)使われているのは2015年11月のトライアルの映像…!泣けるなぁ。。

これもなんか、わけもわからずイントロに泣けてしまう曲なんだよな~!
音をとってみたら嬰ハ長調でした。シャープが5音についてる、すごくキラキラした音階、というイメージが勝手に自分の中にあるので、なんだかすごく納得した。
最初の1小節は、ピアノと(おそらくは)グロッケンでごく小さく、ささやかに幕を開けるのに、2小節目になった途端にいきなり要素全投入!って感じで、同時にギターもストリングスもドラムスも一気に鳴り始める。この展開の、なんというかちょっと大げさなところも好きです。
切なげな曲調ではあるけれど、ドラムが遠慮なく前に前にと進めてくれるのも大きいのかなぁ。前を向こうとする空気や意志が伝わってくる気がします。
「明るい、だけどどこか切ない」には、わたしはたぶん一生勝てない。

◆エントリーNo.8「断然、君に恋してる!」(阿津賀志山異聞2018巴里/2018年より)

断然、君に恋してる! song by 石切丸・岩融・今剣

断然、君に恋してる! song by 石切丸・岩融・今剣

聞いてるだけでウキウキしてくる、天才のイントロ!
断然はまじで全てが神曲だと思ってるんですが、こんなにウキウキできるイントロ他にないよね、と思う。粋なギターから始まり、4小節目おわりからの第二展開でぶぁっと一気に音が増える。ホーンっぽい音を出すシンセ、uh~のコーラス、まるでお祭り騒ぎみたいな賑やかさ。
ラスト4小節で繰り返されるシンコペーションで、思い切りよくAメロに突っ込んでいく様子がたまりません。客席でおなじリズムを刻んでペンライトを振るのがとにかく楽しすぎた!

◆エントリーNo.9「Lost The Memory」(阿津賀志山異聞2018巴里/2018年より)

Lost The Memory

Lost The Memory

まさかの鐘の音から始まるイントロ…。このなんともいえない荘厳さったらないよ!涙
パリ現地公演がある作品だったので、パリの都の大聖堂の鐘の音をイメージしたんじゃないかな、という気もしますよね。
イントロの間じゅう、とにかくずっとシンコペーション。前へ前へとつっこみ続けるリズムの刻み方が、ひたすらに意志を歌った歌詞の前奏として、ものすごくしっくり来る。
鐘の音から始まるのに次を受けるのがバリバリの近未来なシンセ音なギャップもたまらないし、最後を小刻みに駆け上がるトレモロっぽい処理も好き…。
このイントロ、好きすぎて言語化が困難になってしまう…。好きです!涙

◆エントリーNo.10「解けない魔法」(阿津賀志山異聞/2016年より)

解けない魔法

解けない魔法

刀ミュ2部曲の中で唯一、刀剣男士のセリフから始まるイントロ。
この曲が生まれたトライアル公演当時は、作品作りの全てがまだ手探り。いわゆる「乙女ゲー」要素も持つ刀剣乱舞をモチーフとしたミュージカルだからこそ、プレイヤー側に刀剣男士が愛を語りかける演出を取り入れてみた…のだと推測しています。
でも今は、その「僕と一緒に行こう。」のセリフが、逆にものすごくしっくり来ていて…。
これは単騎アジアツアー凱旋の感想で書いたことだけれど、刀ミュの深紅の薔薇にしか見せられない景色を、加州清光はいつだって、わたしたちに見せてくれる。僕と一緒に、まだ見ぬ景色を見に行こうって、ずっとわたしたちを新しい世界に誘い続けてほしい。

清光のセリフの裏でピアノによって奏でられるサビと同じメロディー。セリフ後半に差し掛かるとそこにドラムスが加わり、Laの音で歌う清光の声で歌はAメロへと続いていく。
構成音の要素がすごく多いイントロなんですよね。Laの音の裏に聞こえる16分音符も欠かせない存在だと思う。一言でいうとゴージャス…!清光のために作られた曲にこの豪華さ、納得しかない。
刀ミュの加州清光の全てはここから始まったわけですが、誰よりも愛らしく、力を持って真っ赤に咲き続ける清光の魅力が、このイントロにすでに詰まっているなと思います。
わーん、ずっと大好き…!



「なんでこれが好きなんだろう?」って理由を掘り下げたり、言葉に置き換えようと試みる作業がすごく好きなので、イントロという狭い領域についてフォーカスするのは楽しかったです!
とくに音楽については深い知識を持ち合わせているわけではないゆえ、使える語彙の不足を痛感しているのですが…!(18歳までそこそこガチで習っていたピアノ+吹奏楽での合奏経験に頼って書いています。致命的な誤りがあったら申し訳ない。)

好きなものについて考えるだけで、ぜったいに元気が出る。せっかくなら言葉はそういうことに使いたいから。

皆さんはどのイントロが好きですか?